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スタートアップ企業には法人カードがおすすめ!メリットや審査基準について詳しく解説

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スタートアップ企業には法人カードがおすすめ!メリットや審査基準について詳しく解説
スタートアップ企業の経営者のなかには、「設立直後なので、決算書などを用意できない」という事情を抱えていたり、「実績がないので、審査に通過できないのではないか」という不安を感じていたりするために、法人カードの申し込みを躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 しかしながら、法人カードのなかにはスタートアップ企業でも申し込みが可能なカードもあるので、発行をあきらめる必要はありません。 本記事では、スタートアップ企業の経営者や開業したばかりの個人事業主に向けて、法人カードを発行するメリットや、審査基準について徹底解説します。そのうえで、おすすめの法人カードもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

スタートアップ企業が法人カードを利用するメリット

スタートアップ企業が法人カードを発行することで得られる主なメリットは、以下の6つです。

● 経理業務の効率化につながる
● 一般的なクレジットカードよりも利用限度額が大きい
● 法人口座を引き落とし口座として登録できる
● 利用に応じてポイントが貯まる
● キャッシュフローに余裕が生まれる
● ビジネスに役立つサービス・優待特典が数多く付帯している

それぞれについて詳しく説明します。

経理業務の効率化につながる

さまざまな商品・サービスを法人カードで購入すると、利用明細によって経費が可視化され、計上漏れを防止できます 。

また、会計システムと連携して、自動的にデータを取り込むことも可能 です。経理処理が効率化されるので、ぜひご活用しましょう。

一般的なクレジットカードよりも利用限度額が大きい

法人カードの利用限度額は、一般的な(個人向けの)クレジットカードよりも高く設定されている傾向 があります。

なお、カード会社によっては、納税などの際に一時的に限度額を引き上げてもらうことも可能 です。詳細については、各カード会社の公式サイトをご確認ください。

法人口座を引き落とし口座として登録できる

法人カードの場合、引き落とし口座として、法人名義の銀行口座を登録できます 。プライベートのお金とビジネスのお金を区別する手間がかからなくなることが魅力です。

なお、追加カードを発行することも可能なので、従業員の方に付与することも可能です。 追加カードで支払いを行えば、利用額が法人口座から引き落とされ、立替払いが不要になります。経費精算業務を省力化するために、追加カードをお役立てください 。

利用に応じてポイントが貯まる

事業用の物品・サービスを購入する際に法人カードで支払いを行うと、利用額に応じてポイントが貯まることもメリットです。法人カードによっては、税金の納付でもポイントを獲得できたり、ビジネスシーンで利用する機会が多いウェブサイトにおいて支払いを行うと通常よりも多くのポイントが付与されたりする場合もあります 。

なお、仕入先に銀行振込で支払う場合には「振込手数料」が発生しますが、法人カードで支払えば、自動的に登録口座から引き落とされるため、振込手数料の負担が削減される ことも魅力です。

貯まったポイントを使って事業用の物品・サービスを購入すれば、経費削減が できます 。現金払いや口座振込で物品・サービスを購入した場合は、ポイントが貯まりません。なるべく法人カードで購入することを心がけると良いでしょう。

キャッシュフローに余裕が生まれる

手元になるべく多くの現金を残しておくことは、企業を安定的に経営するうえで重要です。法人カードで支払いを行うと、登録口座から引き落とされるまでに一定の時間的な猶予が生まれ、キャッシュフローにゆとりができる でしょう。

なお、支払方法として「リボ払い」を選べる法人カードもあります。毎月の支払額が一定になり、負担を時間的に分散できる ので、活用を検討してはいかがでしょうか。

ビジネスに役立つサービス・優待特典が数多く付帯している

一般的な(個人向けの)クレジットカードと異なり、法人カードにはビジネスに役立つサービス・優待特典が数多く付帯しています。以下は、その具体例です。

● 福利厚生サービスの利用料金が割引される
● 補助金・助成金コンサルティングサービスの利用料金が割引される
● ビジネス情報サービスを一定期間無料で利用できる
● クラウド会計ソフトを一定期間無料で利用できる

付帯する優待特典の内容は、法人カードによって異なります。詳細については、各カード会社の公式サイトをご覧ください。

スタートアップ企業におすすめの法人カードとは?

以下は、スタートアップ企業に適している法人カードの例です。

● 決算書や登記簿謄本の提出が不要な法人カード
● 設立直後でも申し込みが可能な法人カード
● 年会費無料の法人カード

それぞれについて詳しく説明します。

決算書や登記簿謄本の提出が不要な法人カード

法人カードのなかには、申し込みを行う際に「決算書」や「登記簿謄本」の提出が不要なものがあります。代表者個人の信用情報に基づいて審査が行われるため、事業規模の大小は問われません。

個人事業主でも申し込みが可能な法人カードも存在 します。プライベート用のお金と事業用のお金を区別するために、カードの発行を検討してはいかがでしょうか。

設立直後でも申し込みが可能な法人カード

法人カードでは、一般的に法人与信で審査が行われます。決算書や事業規模などが審査の対象となる ため、設立直後のスタートアップ企業の場合、「審査に通過できないのではないか」と不安を感じるかもしれません。

しかしながら、法人カードによっては、設立直後でも申し込みが可能だったり、スタートアップ企業の申し込みをすすめるケースもあります 。設立直後のスタートアップ企業は、そのような法人カードを申し込むと良いでしょう。

年会費無料の法人カード

カード会社によっては、年会費が無料の法人カードを取り扱っている 場合もあります。

事業を開始する前後には、「登記を行う」「オフィスを借りる」「従業員を雇い入れる」など、多額のコストが発生するので、少しでも経費を削減するために年会費が無料の法人カードを選ぶことも検討しましょう。

法人カードの審査基準

基本的に法人カードの審査基準は非公開となっていますが、入会資格(申し込み条件)に関してはカード会社の公式サイトに記載されている場合があります。

なお、入会資格は、「個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く)」「個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く)」など、カードごとに異なる ことにご留意ください。あらかじめ条件を満たしていることを確認したうえで申し込みを行いましょう。

スタートアップ企業には、セゾンカードの法人カードがおすすめ

設立直後のスタートアップ企業の経営者や、開業したばかりの個人事業主は、以下に示す法人カードの発行をご検討ください。

● セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

各カードについて詳しく説明します。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

年会費は無料です。追加カードは9名分まで発行可能であり、こちらも年会費が永 年無料 となっています。ETCカードは、最大5枚まで発行可能です(年会費無料) 。

入会資格は「企業の経営者または個人事業主(高校生を除く)」です。決算書や登記簿謄本を提出する必要はありません 。

なお、ビジネスシーンで利用する機会が多い下記サイト・サービスで支払いを行うと、永久不滅ポイントが通常の4倍(1,000円(税込)につき4ポイント)貯まります(※)。

● アマゾン ウェブ サービス(AWS)
● エックスサーバー
● お名前.com ドメインサービス
● クラウドワークス
● cybozu.com
● さくらインターネット
● マネーフォワード
● かんたんクラウド(MJS)
● モノタロウ
● Yahoo!ビジネスセンター

また、以下に示す優待が付帯していることも魅力です。

● 福利厚生サービス「セゾンフクリコ」優待(料金割引)
● 補助⾦・助成⾦コンサルティングサービス優待(料金割引)
● 「G-Searchデータベースサービス」優待(1年間、月会費が無料)
● 「かんたんクラウド(MJS)」優待(2ヵ月間、月額利用料が無料)

ビジネスに役立つ特典が数多く付帯しているので、ぜひご活用ください。

(※)他カードにてセゾンマイルクラブへご入会いただいている方は本サービスの対象外となります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードよりも、さらに良い付帯サービス・優待特典を求める方は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを保有してはいかがでしょうか。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの年会費は初年度無料、2年目以降は22,000円(税込)で利用できます。なお、最大9枚まで追加カードを発行可能です(年会費3,300円(税込)) 。また、ETCカードは、最大5枚まで発行可能になっています(年会費無料) 。

入会資格は「個人事業主・経営 者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く)」となっており、申し込みの際に登記簿や決算書を提出する必要はありません 。

さまざまな特典のなかでも注目したいのが、「コンシェルジュ・サービス」です。レストランやホテルの予約、航空券のチケットの手配の代行を24時間いつでも依頼できます(※1)。

このカードでは、マイルが効率よくたまる「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ) 」に登録できます。登録中は、ショッピング1,000円(税込)につきJALのマイルが10マイル付与され、加えて永久不滅ポイントが2,000円(税込)につき1ポイント獲得 でき、還元率最大1.125%が可能です。

また、空港ラウンジに関する特典が充実。 国内の主要空港のラウンジを無料で利用でき、さらに、 「プライオリティ・パス」のプレステージ会員(年会費469米ドル)に無料で登録することで、海外の主要空港ラウンジも利用できます。

さらに、ビジネス関連のサービスが優待価格で利用できる「ビジネス・アドバンテージ」も魅力です。

そのほかにも、以下に示すようなビジネスに役立つ優待特典が充実しています。

● 福利厚生サービス「セゾンフクリコ」優待(料金割引)
● 補助⾦・助成⾦コンサルティングサービス優待(料金割引)
● 「G-Searchデータベースサービス」優待(2年間、月会費が無料)
● グローバル人材紹介サービス「ユナイテッドワールド」優待(料金割引、返金規定優遇)
● クラウド型経費精算サービス「Staple(ステイプル)」優待(6ヵ月分の無料クーポンをプレゼント)

また、このカードには、国内旅行傷害保険が付帯しており、条件を満たすことで海外旅行傷害保険も付帯 (※2)するので、出張に出かける際も安心です。

(※1)カードのご利用に関するお問い合わせの時間は、9:00〜21:00(年中無休)となります。
(※2)海外旅行傷害保険に関しては、航空券代や宿泊費などをカードで支払った場合に適用

法人カードを上手に活用して、ビジネスの規模を拡大しよう

法人カードには、「経理業務の効率化につながる」「一般的なクレジットカードよりも利用限度額が大きい」「法人口座を引き落とし口座として登録できる」「利用に応じてポイントが貯まる」「キャッシュフローに余裕が生まれる」「ビジネスに役立つサービス・優待特典が数多く付帯している」といったメリットがあります。

スタートアップ企業や開業直後の個人事業主は、決算書を用意できず、事業規模も小さいケースが多いかもしれません。そのため、決算書や登記簿謄本の提出が不要で、設立直後でも申し込みが可能な法人カードを選ぶと良いでしょう。少しでもコストを削減するために、年会費無料の法人カードを発行することも選択肢のひとつです。

なお、一般的に審査基準は公開されていませんが、入会資格(申し込み条件)に関しては記載されている場合があるので、各カード会社の公式サイトをご確認ください。

スタートアップ企業におすすめの法人カードは「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」および「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の2枚です。いずれもビジネスに役立つ優待が多数付帯しているので、上手に活用して業務の効率化や生産性の向上、事業規模拡大につなげましょう。

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