実は漢字じゃなくてもよい?
クレジットカード利用時に注意したい、確実なサイン方法
2016.11.28
最近ではインターネットからもクレジットカードの申し込みができ、誰でも手軽にカードを作れるようになりました。しかし、カード裏の署名欄を空欄にしたままカードを使っている方はいらっしゃいませんか?
今回はつい曖昧にしてしまいがちなクレジットカードのサインの役割や注意点をまとめてみました。普段からよくカードを利用している方も、これから作ろうと考えている方も、ぜひ今後の参考にしてください。
クレジットカードの歴史から見るサインの役割
クレジットカードは19世紀後半から20世紀にかけて発展してきました。英語の「Credit」は日本語で信用を意味し、そのままカード所持者の信用やステータスを表しています。
日本ではネットショッピングや、高額の買い物の際に使われることが多いクレジットカードですが、発祥地であるアメリカでは、日々の少額の買い物でも頻繁に利用されています。その際に気をつけなければいけないのは、カード利用者が本人であるときちんと確認できること。そのために「間違いなく本人である」と確認できるその人唯一のサインが必要なのです。
クレジットカードが届いてもそのまま使うことができない理由は、ここにあります。カードが届いたらまず、自分のサインを書くこと。カード裏にサインをすることで初めて、自分がカードの持ち主本人であるということを証明できるのです。
サインは誰にも真似できないものがベスト!
クレジットカードを利用するとき、ほとんどの場合でお店からサインを求められます。その場合、カード裏のサインと同じものを再現してみせる必要があります。カード裏に署名したサインと同じサインを伝票に書くことで、お店側も本人のカードだと確認することができるのです。
最近では日本でも海外でも、暗証番号を入力するだけで利用できるICチップカードが普及してきています。しかし、暗証番号を忘れてしまった場合にはサインで対応することになりますから、「自分にしか書けない、カードの裏と同じサイン」をしっかり再現できるようにしておきたいですね。
サインがないカードでは買い物ができない!?
このケースは、海外旅行で特に多いので注意が必要です。特に欧米ではクレジットカードというのは個人の信用を表すステータスになっていますので、カード裏にサインがない場合、そのカードでお買物をすることはできません。うっかりサインを書き忘れないように注意しましょう。
また、カードの使用権利を保証するためでもある本人のサインが無いのですから、当然使用したときの責任が問えません。もし仮にカードが不正利用されたとしても、損害額が補償されなくなってしまうというリスクも。盗難や紛失の際のトラブルを防ぐ危機管理の意味でも、カードのサインはとても重要なものなのです。
サインの文字は、文字に見えなくてもOK!?
サインをするとき、漢字のフルネームや英語の筆記体で書く人が多いと思いますが、実は特に決まりはありません。クレジットカードのサインで重要なのは、先程も書いたように「自分しか書けないものであること」。平仮名やカタカナ、ローマ字でも、もちろんOK。
外国人のサインを参考に筆記体のサインを考えてみても楽しいかもしれません。
今までサインが面倒だと思っていた方は次回からサインを新しく書きやすいものに変えてみると、時間の節約もでき、クレジットカードでの買い物がより楽になりそうですね。
サインをする際の注意点
しかし、いくら自由なサインが認められているからといって、あまりにも凝ったものにしてしまうと、サインを求められたときに時間がかかってしまいます。うまく再現できないと店舗側から怪しまれることにもなりかねません。また、絵文字や記号をサインとして禁止しているわけではないようですが、真似されやすいのと店舗によっては対応できない可能性もあるのでおすすめはできません。
海外でカードを使用する場合は、クレジットカードが身分証のような役割を果たすこともあるので、パスポートと同じ署名が望ましいそうです。また、外国人にとっては真似や偽造がしにくいことから、漢字のサインが適しているとも言われています。
■□まとめ
これまでクレジットカードの署名欄にサインをしていないまま使っていた人は、今すぐサインを書き込んでくださいね。また、新規でカードを作ろうと考えている方も、この機会に自分のサインを考えることから始めてみてはいかがでしょうか。
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