

海外ではクレジットカードを利用する機会も多いと思いますが、あらかじめ知っておくと役に立つ、海外で起こりがちなトラブル例と、その防止策をご紹介します。
どうぞ充分にご注意いただき、楽しく快適な旅をご満喫ください。
ICクレジットカードのご利用には暗証番号が必要となる場合があります。
暗証番号をご存知でないと、ICカードがご利用いただけない場合もございますので、事前にご確認をお願いたします。
磁気カードにつきましては、これまでと同様にサインによりご利用いただけます。
「カードご登録内容の確認・変更」>「カード暗証番号通知状送付のお申し込み」よりお手続きください。
約1週間で暗証番号通知状を登録のご自宅住所へお送りいたします。
0120-052-871 > 1#をご入力ください。
ご本人様確認のため「運転免許証」「保険証」「パスポート」などの本人確認物をご持参ください。
ご来店当日その場で暗証番号を開示いたします。
「カードご登録内容の確認・変更」>「カード暗証番号変更」よりお手続きください。
0120-052-871 > 2#をご入力ください。
カード裏面のサインパネル上に印刷された数字の内、末尾3ケタの数字をあらわします。
海外通販業者によっては「CVC」「CVV」「CVV2」「SECURITY CODE」「CARD VERIFICATION NUMBER」などと表示される場合がございます。
AMERICAN EXPRESSのセキュリティコードは、カード表面の右上にある4ケタの数字です。
海外でお買物の際、現地加盟店で、現地通貨額だけではなく、日本円額に換算した金額もレシートに記載されている場合がございます。
この場合、その時点で加盟店に日本円額でのお支払いを希望しない旨の申し入れを行わないと、現地加盟店から日本円額でVisa/Mastercard決済センターにご利用データが持ち込まれ、決済センターにおいて換算処理は行われません。
現地通貨でお支払いいただいた加盟店と換算レートが相違する恐れがございますので、ご注意ください。
アメリカ圏の一部セルフガソリンスタンドで、カードをご利用になる場合、郵便番号(ZIP-CODE)を入力するよう求められることがございます。
これは、カード取扱端末機にAVS(Address Verification Service)という悪用防止を目的とした本人確認システムが導入されていることによります。そのシステムに日本の郵便番号が存在しないため、日本のカードをお持ちの方は確認不能となり、カードのご利用を拒絶されることとなります。
このような場合には、お手数ですが、別の有人のスタンドをご利用くださいますようお願いいたします。
カード取扱店より現地のカード会社(カード承認窓口)へお電話をしていただくよう、お申し伝えください。
困難な場合はお手数ですが、お客様よりカード裏面のインフォメーションセンターへお問い合わせいただくか、営業時間外等で繋がらない場合は「紛失・盗難連絡先」へお問い合わせください。
レストランのお支払いをカードでされる場合には、カード売上伝票上のご利用金額をご確認いただくとともに、チップ欄、合計欄が空欄の場合は、ご自分でチップの金額と合計金額をご記入いただく必要がございます。
チップ欄と合計欄を空欄のままでサインされますと、レストラン側で好きに記入してよいと認めたことになり、レストラン側が随意にチップの金額を記入して合計金額を請求されることとなります。
なお、現金でチップをお支払いになる場合は、ご自分でチップ欄に「×」などを記入のうえ、合計欄にはチップを含まない合計金額をご記入ください。
商品購入や各種サービス利用をキャンセルした場合、必ずキャンセル伝票やキャンセル証明書を受け取り、大切に保管してください。
後日「カードご利用代金明細」と照合していただき、万が一、金額等が異なる請求が届いた場合は、カード裏面のインフォメーションセンターまでご連絡ください。
金額が間違っている売上票にはサインをせずに新たに正しい金額で売上票を作成してもらいましょう。
間違っている取引の取消(キャンセル)を確認し、念のために返金伝票または返金の同意書を作成してもらうと安心です。
もし誤った金額のままサインしてしまうと、その金額の支払いに了承したことになりますのでご注意ください。
会員様ご本人が、直接交渉いただき、それでも、到着の見込みが立たない場合で、商品到着予定日が特に定めがない場合には取引日(データ上の該当売上発生日)から30日以上経過していることを条件として、請求取消の申し立てが可能です。
商品到着予定日が定められている場合の請求取消の申し立てに当たっても期限があります。
個別案件ごとに異なりますので、別途ご相談ください。
※詳しくはカード裏面に記載のインフォメーションセンターへご相談ください。
契約内容に問題が生じた場合には、弊社にてお手伝いすることはできませんが、お客様が交渉した結果、業者が返品に同意し、お客様が返品されたにもかかわらず返金がない場合は、商品返品発送後、30日以上経過後に請求取消の申し立てが可能です。
申し立てには期限があります。
個別案件ごとに異なりますので、別途ご相談ください。
※詳しくはカード裏面に記載のインフォメーションセンターへご相談ください。
海外ATMでのキャッシング利用時に現地通貨か日本円のどちらで決済するか選択いただける場合があります。日本円を選択した場合、その場で支払い金額を確定できるメリットがありますが、ATM側で高額な手数料を上乗せした為替レートで日本円に換算されることから、割高になる可能性があります。
※日本国外での日本円選択に関しては、ATM事業者の独自提供サービスとなります。為替レートや利用可能なATMなどにつきましては、弊社でご案内できかねますので、ご注意ください。
国や地域によっては、5桁以上の暗証番号入力を求められることがございます。
そういった場合でも4桁の暗証番号をそのまま入力してください。
万が一、次の画面に進まない場合は、別のATMをご利用いただくか、窓口キャッシングをご利用ください。
カードでのお支払い後リファンド(返金)が発生する場合があります。必ずリファンドの証明書を取得してください。
また、帰国後、返金がなされているかをご利用明細書にて必ずチェックしてください。
海外ではご利用から120日を過ぎての申し入れには応じないことがあります。
チェコ、ポーランド、キューバ、ブルガリア、バルト三国などへ渡航する際、入国時に保険加入を証明する「付保証明書」の提示を求められる場合があります。「付保証明書」の提示が無いと、入国出来ない場合もありますので、渡航先の付保証明書提示の有無は、各国の大使館などへ事前にご自身でご確認ください。
なお、付保証明書が必要な場合は、カード名義人のご本人様より、クレジットカード裏面の電話番号までご連絡ください。
ホテル・レンタカー・航空会社などが定める期日内にきちんとキャンセル手続きをされていない場合、請求が発生します。
これは“No Show Charge”と呼ばれるもので、「予約していたのに来なかった(無断キャンセル料)」として、当日分の利用代金が請求されます。
手続きの際に、キャンセル番号をもらって控えておくと、誤って請求されてもキャンセルを立証でき、支払いを拒絶できます。
ご利用伝票のお客様控えに記載されたご利用金額よりも高額の請求がくることがあります。
これは、レンタカーやホテルなどのサービス業者が、精算後に発見されたご利用代金や費用・損害などをカード会員本人のサインなしに別途の契約書や伝票を基に追加請求する“Guarantee”(ギャランティ:支払保証)と呼ばれる、海外では一般的な取り引きです。
レンタカーのご返却・ご精算時には、『ガソリン代も支払料金に入っているか』、ホテルでのご精算時には『ミニバーやサービス料金が入っているか』などを十分にご確認ください。
万一、紛失や盗難に遭われた場合は、現地の警察にお届けのうえ、届出証明書を発行してもらってください。
ホテルの従業員により、お部屋に置いてあるスーツケースの鍵を開けられ、中にある貴重品を盗られてしまうケースも発生しています。貴重品は必ずセーフティボックスを利用しましょう。
ESTA(エスタ)とは、米国国土安全保障省によるアメリカへ渡航する際に必要な電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization)の名称です。ESTAは、在日米国大使館・領事館のWebサイトから申請可能で、費用は処理料金4ドル、認証料金10ドルの合計14ドルとなります。
最近、在日米国大使館・領事館のWebサイトと類似した、代行業者のWebサイトから誤って手続きを行い、所定の費用に加えて代行手数料を請求されてしまう苦情が寄せられております。
インターネットからESTAを検索すると、代行業者のWebサイトが在日米国大使館・領事館のWebサイトよりも、優先されて検索結果へ表示される場合があるため、ご利用の際は、どのWebサイトを閲覧しているかご確認ください。
在日米国大使館・領事館WebサイトからのESTA申請は、決済対象のクレジットカードまたはデビットカードが必要になります。なお、決済対象のクレジットカードを持っていない場合や、インターネット環境をお持ちでない場合は、本人以外の第三者である親族や旅行代理店に申請を代行してもらう必要があり、旅行代理店に依頼する場合は、代行手数料が別途必要になります。
代行業者は海外にあることが多く、解約や返金の交渉が困難なため、くれぐれもご注意ください。