ベトナムをはじめ東南アジアで10年以上にわたり眼科治療を行っている服部匡志先生への支援として、アジア失明予防の会へのポイント交換やクレジットカード決済による寄付をカード会員の皆さまにご協力をお願いしましたところ、たくさんの寄付をお預かりすることができました。
皆さまの温かいご協力、誠にありがとうございました。心より御礼申しあげます。
また、2014年11月、ついにベトナムのハノイに「日本国際眼科病院」(Bệnh viện mắt quốc tế Nhật Bản)が開院となりました。(グランドオープンは12月18日)
なお、永久不滅ポイント・UCポイントの交換によるアジア失明予防の会への寄付は引き続き受け付けておりますので、ご協力をお願い申しあげます。
合計 2,161,500 円
(セゾンカード、UCカード、静銀セゾンカードの計1,878名のカード会員様からの寄付金)
合計 224冊
2015年3月12日(木)に、ベトナムのハノイにて、服部先生へカード会員様からお預かりした寄付のご報告を行いました。
※お預かりしました寄付金は、3月31日(火)に、NPO法人アジア失明予防の会へ贈呈(振込)いたしました。
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- 写真左:株式会社 クレディセゾン
海外事業部 管原 耕治 - 写真右:服部 匡志先生
- 写真左:株式会社 クレディセゾン
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11月に開院した日本国際眼科病院(ハノイ)での報告の様子
このたびは、私のベトナムを中心とした東南アジアでの無償の医療活動のご支援を賜り心からお礼を申しあげます。
アジア失明予防の会(APBA)は私の活動の支援組織で、貧しくて医療が受けられない地域に医療資材を運び込み、無償で白内障手術を行っています。徹底した衛生管理と品質管理の対策ができていないと、術後に感染症などが起こる可能性がありますが、APBAではしっかりと管理しているため、これまで一人も術後の感染症などは発生していません。
また、ベトナムではすでに2万名以上の方の手術を行い、視力が回復しています。手術で視力が回復することで、子供たちは学校に行けるようになり、30~50代の働き盛りの大人は職を失わずに済みます。また、ご年配の方々も家族の手がかかり、働き手が世話をしなければならない状況から独り立ちでき、孫の顔が見えるようになったと大変喜ばれています。このように、この失明予防活動は貧困からの脱出の一助になっています。
今後もより多くの方々を失明から助けるために尽力してまいります。
何卒よろしくお願い申しあげます。
【お知らせ】
2014年12月29日、ベトナム政府より同国で約12年におよぶボランティアの眼科治療を続けた服部匡志医師に、外国人に対する最高位の「友好勲章」が授与されました。
服部匡志(はっとり ただし)
1964年大阪府生まれ。京都府立医科大学卒業後、大阪、京都、熊本、福岡、静岡など各地の病院で経験をつみ、2002年にベトナム国立眼科研究所の網膜硝子体手術指導医として渡越。以降、現在までボランティア医師としてベトナムをはじめインドシナ半島の多くの人たちを失明の危機から救う一方、現地で若手医師の育成に努めている。2006年、ベトナム保健省より「人民保健勲章」を叙勲。2013年、日本政府より「外務大臣表彰」を授与、「読売国際協力賞」を受賞。
服部匡志先生の活動に共感した有志の集まりにより発足した「特定非営利活動法人 アジア失明予防の会」。
同会では、ベトナムを中心とした眼科医療が未発達のアジア諸国に対してチャリティ手術や医療機器提供の支援を行っています。
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【ポイントでの寄付】
永久不滅ポイントまたはUCポイント200ポイント単位で寄付いただけます。
※お申し込みいただいたポイント相当額を「アジア失明予防の会」に寄付いたします。
ベトナムではハノイやホーチミンなどの大都市を除いて多くの地域で、貧困のために適切な時期に治療が受けられず、失明している人が後を絶ちません。
また、白内障のように治療を受ければ失明から光を取り戻す人々は60万人以上います。
そうした患者を一人でも多く救おうと、服部匡志医師はこれまで10年以上にわたり手術費を自ら肩代わりしながら、約1万人以上の無償手術と現地での眼科医療支援を行ってきました。
当社もこれまで、ベトナムを中心としたアジア諸国へ事業展開するにあたり、アジア失明予防の会へのポイント寄付を通して服部先生の活動を応援してきました。この度、ベトナムのハノイに服部先生の活動拠点となる「日本国際眼科病院」が開院することになり、当社としてよりいっそうのサポートをするとともに、カード会員の皆さまからの支援を募集いたします。
皆さまの温かいご協力をお願い申しあげます。