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キャッシング可能なおすすめ法人カードを紹介!メリットや注意点についても解説

キャッシング機能付き法人カードを保有しておけば、ビジネスで急に現金が必要になった際に役立ちます。しかし、具体的にどのカードを作ればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、キャッシング機能付き法人カードのメリットや注意点、キャッシング方法、おすすめの法人カードをご紹介します。
Contents
記事のもくじ
キャッシング機能付きの法人カードはあまり多くない

大企業向けのコーポレートカードや中小企業向けの法人カードの多くは、キャッシング機能を利用できません。
ただし、個人事業主を本会員として発行されたビジネスカードであれば、キャッシング機能を利用できるケースがあります。
なお、ビジネス関連の特典が充実している「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」や年会費が永年無料の「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、個人事業主でも法人代表でもキャッシング機能を利用可能です。
キャッシング機能付き法人カードのメリット

キャッシング機能付き法人カードのメリットとして、急に現金が必要になった場合に対応できることが挙げられます。緊急時に備えて、キャッシング機能付き法人カードを保有しておくと安心です。
キャッシング機能の付いているカードをあらかじめ保有しておけば、手続きなどをせずにATMから現金を引き出すことができます。
また、海外出張の際に急に現金が必要になっても、キャッシング機能付き法人カードがあれば現地のATMを操作してスムーズに用意できます。
法人カードのキャッシングを利用する際の注意点
法人カードのキャッシング機能は便利な一方で、いくつか注意しなければいけないポイントもあります。主な注意点は下記の3つです。
● 利用限度額に注意する
● 手数料が発生する
● 利息が発生する
以下で詳しい内容を解説します。
利用限度額に注意する
法人カードをはじめとしたクレジットカードのキャッシング機能には、利用限度額が設けられています。利用限度額を超えたキャッシングはできないので、計画的に利用しなければいけません。
また、一般的なローンと比べると、法人カードのキャッシング利用限度額は低めに設定される傾向があります。必要な金額を確実に借りるためにも、キャッシングを利用するときは利用限度額に余裕があるかどうかを確認しておきましょう。
このほか、キャッシング機能はショッピング利用可能額の範囲内でしか利用できない点にも注意してください。
例えば、ショッピング利用限度額が50万円、キャッシング利用限度額が30万円の場合、ショッピング利用がなければキャッシング利用限度額の30万円を引き出せます。
しかし、30万円分のショッピング利用がある場合は、ショッピング利用可能額が20万円となります。この状態でキャッシング機能を利用するときは、20万円までしか引き出せません。
このように、ショッピング利用可能額によってキャッシングできる金額は変わってきます。キャッシング機能に頼る場合は、ショッピングの利用状況もチェックしましょう。
手数料が発生する
キャッシング機能で現金を引き出すためにATMを利用する場合は、ATM手数料が発生するので気をつけてください。1回分の手数料は大きな金額ではありませんが、ATMから現金を引き出す回数が多い場合は手数料がかさんでしまい、経済的な負担となる可能性もあります。
なお、手数料が発生するかどうかは、キャッシング方法や法人カードの種類によって変わります。
例えば、セゾンカードで利用できる振込キャッシング(ONLINEキャッシング)は、手数料を負担せずに利用が可能です。ATM手数料が気になる場合は、手数料無料で利用できるキャッシング方法を選びましょう。
利息が発生する
キャッシング機能にはそれぞれ融資利率が設定されており、返済期間中は利率に応じた利息が発生します。返済期間が長引くと、それだけ利息の負担が増えてしまうので注意してください。
融資利率はカードの種類によって異なりますが、一般的には借り入れる金額が少額であるほど高い利率が設定される傾向があるといわれています。キャッシング機能に頼るときは事前に融資利率を確認し、利息の負担を考慮したうえで利用しましょう。
キャッシングの利息を抑える方法
キャッシングの利息を抑えるには、繰り上げ返済が効果的です。繰り上げ返済とは、借り入れているお金を前倒しで返済する方法を指します。
通常、キャッシングを利用する場合は、毎月の返済にあわせて利息の支払いが必要です。そのため、返済期間が長いほど利息の負担も増えていきます。
しかし、繰り上げ返済を活用すれば返済期間が短縮され、その分利息の負担を抑えられます。経済的に余裕がある月は、繰り上げ返済を心がけましょう。
法人カードのキャッシング方法
法人カードの主なキャッシング方法には、国内ATMキャッシング・海外キャッシング・ネットキャッシングの3つが存在します。
国内ATMキャッシングは、クレジットカード会社が提携している金融機関のATMで利用可能です。提携先であれば、銀行のATMだけでなくコンビニエンスストア設置のATMからも現金を引き出せます。
海外キャッシングは、海外のATMから現金を引き出せるキャッシング方法です。現地通貨を引き出せるため、海外で急に現金が必要になった場合や、現地通貨への両替を忘れてしまった場合に便利です。
ネットキャッシングは、電話やインターネットからキャッシングを申し込むことによってカードの引き落とし口座へ現金が振り込まれるサービスです。例えば、セゾンカードの場合は、ネットキャッシングサービスの「振込キャッシング(ONLINEキャッシング)」を利用できます。
振込キャッシング(ONLINEキャッシング)は24時間手続きが可能で、手続きをすると最短数十秒で銀行口座に希望の金額が振り込まれます(※1、2、3)。
(※1)メンテナンスなどによりご利用いただけない時間帯がございます。
(※2)振込手数料は当社負担です。
(※3)ご利用可能枠の範囲内で1,000円以上、1,000円単位でお振込みいたします。
法人カードのキャッシング以外で資金調達をする手段
資金調達には、法人カードのキャッシング以外の手段もあります。特に代表的な例が、銀行が取り扱うビジネスローンの利用です。
銀行のビジネスローンは法人カードのキャッシングに比べて融資利率が低い傾向があるため、利息を抑えつつ長期間で返済をしたい方に向いています。また、まとまった金額を借りやすい点もビジネスローンならではのメリットです。
ただし、ビジネスローンは「会社の業歴〇〇年以上」「代表取締役の連帯保証が必要」など、申し込み資格が厳しめに設定されている傾向があるため、気軽に利用したい方には向いていません。また、融資までにはある程度時間がかかるデメリットもあります。
一方、法人カードのキャッシングは少ない手間で利用できるうえ、必要な場面ですぐに資金調達できます。また、いつでも好きなタイミングで現金を引き出せるので、万一の備えにもなります。急な資金調達に備えたい方は、法人カードのキャッシングを利用すると良いでしょう。
キャッシング機能付きおすすめ法人カード
キャッシング機能付きの法人カードを探している方には、振込キャッシング(ONLINEキャッシング)を利用できるセゾンカード発行の法人カードがおすすめです。
振込キャッシング(ONLINEキャッシング)を利用すれば、パソコンやスマートフォンから24時間いつでも好きなタイミングで資金調達ができます。また、必要に応じて増枠も可能(※)なので、まとまった金額を準備したい場面でも安心です。
以下では振込キャッシング(ONLINEキャッシング)を利用できるカードのなかでも、特に使い勝手に優れた法人カードを2枚ご紹介します。
(※)審査により、増枠のご希望に添えない場合もございます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは年会費初年度無料、翌年度以降は22,000円(税込)で利用できます。
入会資格は「個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く)」です。また、申込時の決算書や法人登記簿の提出は不要です。
>>詳細はこちら
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年会費永年無料の法人カードです。フリーランスやスタートアップ企業が効率的に事業を営むための優待・付帯サービスが充実しています。
また、本カードだけでなく、追加カードも年会費永年無料です。追加カードは最大9枚まで発行が可能で、従業員用に発行しておけば経費がまとまり、精算業務を効率化できます。
>>詳細はこちら
キャッシング機能付き法人カードのまとめ

キャッシング機能が付いている法人カードはあまり多くは存在しません。
ただし、セゾンが発行している「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」や「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」なら振込キャッシング(ONLINEキャッシング)を24時間いつでも利用できます。振込手数料は無料で、1,000円単位で設定できます。
キャッシング機能付き法人カードを持っていれば、ビジネスで急に現金を用意する必要が生じた場合に役立つので、ぜひ申し込みを検討してみてください。