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法人カードは個人利用しても大丈夫?利用時に発生する問題と注意点を解説
便利に使える法人カードをお探しの方は「使い分けにおすすめの法人カード2選」で紹介していますので、あわせてご覧ください。
法人カードと個人向けカードの違いとは?
クレジットカードは契約形態により個人向けクレジットカードと法人カードの2つに分類されます。それぞれの特徴をご紹介します。
個人向けクレジットカード
個人向けクレジットカードとは、個人名義で発行されたもので、以下の例のような日常的な個人の支払いに利用します。
・公共料金の支払い
・食料品などの日用品
・趣味や娯楽費用
契約は個人で、個人名義の銀行口座から引き落とされます。
なお、セゾンでおすすめの個人向けクレジットカードは、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」です。お申し込み開始から、最短5分でスマホ上にクレジットカード番号が発番されます。
また、お買物の際、QUICPay™(クイックペイ)で支払うと、いつでも永久不滅ポイントが最大2%相当還元(※)されます。
(※)1,000円(税込)につき4ポイント獲得(還元率が最大2%相当になるのは、永久不滅ポイントを「1ポイント=最大5円相当のアイテム」に使用した場合)。なお、適用には、諸条件があります。詳細はカードお申し込みページをご確認ください。
法人カード
法人カードには、会社(法人)が契約する「法人契約」と法人代表者や個人事業主が契約する「個人契約」の2つのタイプがあります。利用限度額(与信)に違いがあるため、用途に合わせた選択が必要です。
また一般的に、大手企業向けの「コーポレートカード」中小企業向けの「法人カード」個人事業主や小規模事業者向けの「ビジネスカード」の3種類に分かれています。
なお、便利に使い分けできる法人カードをお探しの方は、年会費無料のセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードと、ビジネス特典(空港ラウンジ利用、旅行傷害保険、ビジネスサービス割引優待など)が豊富なセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。
どちらの法人カードも、申し込みの際の決算書・登記簿謄本の提出が不要となっています。詳しくは、
「使い分けにおすすめの法人カード2選」をご覧ください。
法人カードは個人利用しても問題ないのか?
法人カードを個人利用しても問題ないのでしょうか?法人カードであってもクレジットカードとしての機能に差はないことから、個人利用は可能です。しかし安易に個人利用することで、あとから会社や業務に負担を生じさせる可能性があります。
法人カードは一部のカード(ビジネスカードなど)を除き、引き落とし口座は法人名義です。法人カードを個人利用することで、個人の支出を法人が立て替えることになり、経理が複雑になります。
せっかく経理処理の負担を軽減させるために導入した法人カードでも、個人利用したことでかえって負担が増える恐れがあります。法人カードは個人利用も可能ですが、会社の負担を考えると個人利用しないほうがよいでしょう。
もしも、個人でクレジットカードを利用したいのなら、別でクレジットカードを作りましょう。個人向けのクレジットカードの「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」なら、QUICPayで支払うと、いつでも永久不滅ポイントが最大2%相当還元(※)されます。
(※)1,000円(税込)につき4ポイント獲得(還元率が最大2%相当になるのは、永久不滅ポイントを「1ポイント=最大5円相当のアイテム」に使用した場合)。なお、適用には、諸条件があります。詳細はカードお申し込みページをご確認ください。
法人カードを個人利用する際の注意点
法人カードの個人利用は基本的におすすめできませんが、一定の注意点をクリアすることで、トラブルを防いだ利用が可能です。個人利用する際の注意点をご紹介します。
個人利用は個人口座を設定できる法人カードを利用
法人カードには引き落とし口座に法人口座だけでなく個人口座を登録できるものもあります。
個人口座を登録できる法人カードを個人利用しても、個人口座から引落とされることから経理的(返済)な問題は多くはありません。しかし会社決済型の法人カードを個人利用すると、返済の経理処理などの問題が発生するので利用は控えましょう。
なお、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの場合、支払い口座を「法人」か「個人」かを選べます。
「ポイント」や「マイル」の取り扱いに注意
法人カードの利用でも個人向けクレジットカードと同じく、ポイントやマイルがたまります。しかし会社の業務で獲得したポイントやマイルの所有権はあくまで会社です。
法人カードを活用するメリットとして、ポイントによる経費削減があることから、勝手に使うとトラブルになるでしょう。ポイントやマイルの取り扱いは、事前に規定を設けて一元管理するのが望ましい対応です。
利用控えや領収書を保管する
法人カードを個人利用する場面で注意したいのが、利用控えや領収書の保管です。法人カードを使用したときには、レシートや領収書とともにクレジット利用控えが発行されます。
これらの書類は単に経理処理の精算だけでなく、決算時の添付書類としても使用する可能性があるので、必ず保管して経理担当者へ渡してください。これらを提出できないと、経費処理が遅れてしまうので注意しましょう。
使い分けにおすすめの法人カード2選
法人カードを個人利用することでさまざまな問題がおこる場合がありますが、個人口座登録が可能なビジネスカードなら、個人利用できる場合があります。
そこでおすすめしたいのが、個人口座の登録も可能なセゾンのビジネスカード「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」と「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」です。
なお、どちらのビジネスカードも、申し込みの際に決算書・登記簿謄本の提出が不要となっています。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
経費を抑えて高機能な法人カード(ビジネスカード)を使いたい方は、「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」がおすすめです。
セゾンコバルトは国際ブランドとしてAmerican Expressが搭載されているにもかかわらず、年会費が無料です。
また、下記のサービスでは、1,000円(税込)ごとに1ポイント(最大5円相当)付与される(※)永久不滅ポイントが4倍(1,000円ごとに4ポイント)になります。
・アマゾン ウェブ サービス(AWS)
・エックスサーバー
・お名前.com ドメインサービス
・クラウドワークス
・cybozu.com
・さくらインターネット
・マネーフォワード
・かんたんクラウド(MJS)
・モノタロウ
・Yahoo!ビジネスセンター
これらは、フリーランスやスタートアップ企業が利用しやすいインターネットサービスが中心で、利用する際にポイントを効率よく貯められるでしょう。
そのほかにも、会員限定の割引料金で利用できる、Business advantage(ビジネス・アドバンテージ)もあります。
主な内容は、以下の通りです。
・電話代行サービス「e秘書(R)」月額基本業務料が12%オフ
・「DHLエクスプレス」のワールドワイド輸送料金が10%オフ
・「TKP貸会議室ネット」会議室室料が10%オフ
・文具やオフィス関連商品が購入できる「オフィス・デポ」の商品代金が3%オフ
・ビジネス総合誌「PRESIDENT」の年間購読料が46%オフ
さらに、会計・給与のクラウドサービス「かんたんクラウド(MJS)」を2ヵ月無料で利用もできます。
追加カードは9枚まで無料で発行可能です。サーバーやインターネット関連のサービス用の決済カードを探している方は、ぜひ検討してみてください。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料、2年目以降は22,000円(税込)で利用できます。
追加カードは社員、家族に対して、1枚につき9枚まで年会費3,300円(税込)で発行可能です。
プラチナならではの充実したサービスがあり、国内旅行傷害保険が付帯。条件を満たすことで海外旅行傷害保険も付帯(※1)しています。世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス(通常469米ドルのプレステージ会員)」への無料登録や、手荷物無料宅配サービスなどが利用できます。
このカードの大きな魅力のひとつとして、コンシェルジュ・サービスがあります。ホテルやレストランの手配などの代行を依頼でき、忙しいビジネスパーソンをサポートします。
コンシェルジュ・サービスの主な内容は以下のとおりです。
・国内レストランの予約
・航空券・JR特急券の手配
・海外出発前の渡航先情報の案内
・国内・海外ホテルの予約
・ハイヤー送迎サービスの手配
・フラワーギフトの手配
また、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、マイルを効率よくためることが可能です。
SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)に別途登録(※2)することで、JALのマイル還元率が最大1.125%になります。ショッピングの利用金額に応じて1,000円(税込)で自動的にJALのマイルが10マイルたまります。
マイルがたまることに加えて、永久不滅ポイントが、2,000円(税込)で1ポイントたまります。貯まった永久不滅ポイントは、200ポイントで500マイルへ移行できます。
また「セゾン弁護士紹介サービス」や「リーガルプロテクト(※3)」の優待など、ビジネスサポートも充実しています。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの申し込み対象は、「個人事業主または経営者の方(学生、未成年を除く)」です。インターネットから申し込みができ、インビテーション(招待状)が不要で、決算書・登記簿謄本の提出も不要です。
ビジネス関連の特典が充実している法人カードをお探しの方は、ぜひご検討ください。
(※1)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
(※2)SAISON MILE CLUBのサービス年会費は5,500円(税込)となります。
(※3)顧問契約に関するご相談ではない場合、弁護士との面談時に、相談料金が発生する可能性がございます。相談料金につきましては、ベリーベスト法律事務所のスタッフにお問合せください
まとめ
法人カードを個人利用するのは基本的にはNGです。ただし個人決済型で会社の確認がとれる場合は、問題のないケースもあります。
法人カードを個人利用するには、保有する法人カードの詳細を確認して、会社の了解を得ることが大切です。
またセゾンの法人カードなら個人名義口座も選べるので、個人利用の機会が多い方にはおすすめです。
この機会に、年会費無料のセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード、あるいは、コンシェルジュ・サービス、空港ラウンジ利用特典、海外旅行傷害保険および国内旅行傷害保険が付帯しビジネスに使える優待が充実しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの発行をご検討してみてはいかがでしょうか。
また、個人向けクレジットカードでは、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」がおすすめです。QUICPayで支払うと、いつでも永久不滅ポイントが最大2%相当還元(※)されます。
(※)1,000円(税込)につき4ポイント獲得(還元率が最大2%相当になるのは、永久不滅ポイントを「1ポイント=最大5円相当のアイテム」に使用した場合)。なお、適用には、諸条件があります。詳細はカードお申し込みページをご確認ください。