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個人事業主は銀行口座を事業用に開設するべき?屋号付き口座開設のメリットや流れを紹介

個人事業主は銀行口座を事業用に開設するべき?屋号付き口座開設のメリットや流れを紹介

個人事業主として活躍している方や、これから事業を始めようと思っている方のなかには、事業に関するお金の出入りに必要な銀行口座を新しく開設するべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

個人事業主は個人用口座とは別に事業用の銀行口座を開設した方が、事業を運営していくうえでさまざまなメリットがあるのでおすすめです。

なかでもおすすめなのが、口座の名義に屋号をつけられる「屋号付き口座」です。本記事では、事業用口座を開設するべき理由や屋号付き口座のメリット、開設の流れなどを詳しく解説します。

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個人事業主は事業用の銀行口座を開設するべき理由は2つ

個人事業主は、個人用とは別に事業用の銀行口座を開設するべきです。以下では、その理由を2つ解説します。

●プライベートでの支出と区別するため

1つ目の理由は、プライベートでの支出と区別するためです。

個人事業主は、事業を行っていくうえでさまざまなお金を支払ったり受け取ったりします。なかでも、支払うお金のうち事業に直接かかわったお金は「経費」として正確に計上する必要があります。

つまり、銀行口座が1つしかなくその口座で事業での支出と併せてプライベートでの支払いも行われていては、各支出が経費なのかそうでないのかがすぐに判別できなくなってしまうのです。

そこで、プライベートでの支出専用の個人用口座とは別に事業用口座を開設し、事業用口座では事業にかかわるお金の出入りがだけが行われるようにすることで、経費管理がスムーズになります。あらかじめ、出どころを分けるために必要です。

●青色申告に必要な記帳の手間を減らすため

2つ目の理由は、青色申告に必要な記帳の手間を減らすためです。個人事業主のなかには、最大65万円の特別控除という大きなメリットのために、青色申告を行う方もいます。

65万円控除を受けるには青色申告に伴い、申告期間における銀行口座の入出金を複式簿記で記帳したのち、それを基に作成した貸借対照表の提出が必要です。

もし銀行口座が1つしかなかったら、事業には関係のないプライベートでの支出についても「事業用ではない支出である」として仕訳を行う必要が出てきてしまいます。

事業用口座を開設すれば、仕訳を行う必要のあるそもそもの取引数のボリュームを抑えることができるので、記帳の手間を減らせます。

個人事業主は屋号付き口座を開設するのがおすすめ

個人事業主は屋号付き口座を開設するのがおすすめ

個人事業主が事業用口座を開設するべき理由を上記でご説明しました。もし事業用口座を開設する場合は、ただ単に個人名義で銀行口座を開設するのではなく、「屋号付き口座」を開設するのがおすすめです。

屋号付き口座とは、銀行口座の名義が「屋号名+氏名」となっている口座のことをいいます。屋号とは、事業を行う上での個人事業主の名前のことです。法人でいう、企業名のようなものです。

個人事業主が屋号付き口座を開設するメリット

ここでは、個人事業主が屋号付き口座を開設するメリットを4つ解説します。口座の名義に、氏名と併せて屋号がついているからこそのメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

●取引先や顧客に信頼感・安心感を与えられる

1つ目のメリットは、取引先や顧客に信頼感・安心感を与えられる点です。

例えば、取引先や顧客に売上や手数料などの入金をお願いする際、個人事業主側は入金口座を指定することになります。

その際指定する口座は、個人名義の個人用口座よりも屋号付き口座である方が、相手に「実際に事業を行っているのだな」という信頼感・安心感を与えられます。

●事業別に口座を分けることができる

2つ目のメリットは、事業別に口座を分けることができる点です。

個人事業主のなかには、1つではなく複数の事業を展開している方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、それぞれの事業に屋号をつけて、複数の屋号付き口座が開設できます。

事業内容から連想しやすい屋号がついている銀行口座と取引する方が顧客や取引先も安心ですし、個人事業主自身もお金の出入りを管理しやすくなるのでおすすめです。

●アルバイトなどスタッフと共有できる

3つ目のメリットは、アルバイトなど、スタッフと共有ができることです。

アルバイトなど人を雇うこともあるかもしれませんが、通帳記帳や預入、出金など事業用の通帳であればお願いしやすいです(個人用の場合と比べ)。

●税理士に税務申告をお願いする場合、個人用通帳より事業用通帳の方が便利

4つ目のメリットは税理士に税務申告をお願いする場合、個人用通帳より事業用通帳の方が便利なことです。

税理士に通帳コピーなどを渡すこともあるため、屋号付きの口座を開設しておくと、より便利になります。

個人事業主が屋号付き口座を開設する流れ

ここでは、個人事業主が屋号付き口座を開設する流れを見ていきます。あくまでも一般的な流れなので、詳細は口座を開設する各銀行の公式ホームページなどで確認するようにしてください。

1.屋号付き口座を開設する銀行を選ぶ

まずは、屋号付き口座を開設する銀行を選びましょう。屋号付き口座はリアル銀行やネット銀行など、ほとんどの銀行で開設が可能です。

ただし、選ぶ銀行によって特徴が異なっているので、ビジネススタイルや口座開設後どのように銀行と付き合っていくか(融資の希望有無)などを考慮して、適切な銀行を慎重に決めるようにしてください。

ここからは、各銀行のメリット、デメリットを紹介していきます。

銀行のメリットとデメリット
銀行のメリット・デメリットをまとめると、次の通りです。

銀行のメリット 銀行のデメリット
・顧客や取引先から信頼感を与えることができる
・実店舗があるので直接窓口で相談できる
・振込手数料やATM手数料がネット銀行に比べてかかる
・預金金利が低い傾向がある

銀行のメリットとしては、顧客や取引先から信頼感を得やすい点が挙げられます。特に信頼感の高いメガバンクの口座を開設する場合、銀行を選ぶことになります。

そのほか、実店舗がある点も、ネット銀行と比較した時のメリットです。何か困ったことや相談したいことがあった時には、直接窓口で尋ねられます。

なおネット銀行と比べると、振込手数料やATM手数料がかかり、預金金利は低めの傾向があります。

取引先からの信頼感や、実店舗でのサービスを重視する方は、銀行を検討しましょう。

ネット銀行のメリットとデメリット
続いて、ネット銀行のメリット・デメリットとしては、次の通りです。

ネット銀行のメリット ネット銀行のデメリット
・パソコンやスマホから簡単に口座開設や取引ができる
・振込手数料やATM手数料が銀行に比べて安い
・預金金利が高い傾向がある
・実店舗がない

ネット銀行のメリットとしては、パソコンやスマホから簡単に口座開設や取引ができる点です。利便性の高さに注目して、ネット銀行を検討している方も多いでしょう。

ただし通常の銀行も、最近ではネットバンキングが充実していて、パソコンやスマホからの取引自体は可能です。口座開設も自宅から行えるようになってきています。

ネット銀行との違いとして大きいのが、手数料が銀行に比べて安く、預金金利が高い傾向があります。店舗でのコストがかからない分、手数料や金利で利用者に還元しています。一定の回数まで振込手数料やATM手数料が無料になるところも多いです。

実店舗でのサービスが必要なく、ネット銀行ならではの利便性や、手数料・金利の条件の良さに魅力を感じる方は、ネット銀行を検討しましょう。

2.必要なもの準備して提出する

屋号付き口座を開設する銀行が決まったら、口座開設に必要なものを準備して提出します。一般的には、以下4点が必要です。

■本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど

■個人事業主であることが確認できる書類
開業届(提出時に屋号を届け出ていない場合は、あらためて届出が必要)や青色申告承認申請書、確定申告書など

■屋号を使って事業を行っていることが確認できる書類
納税証明書や領収書、賃貸契約書など

■印鑑
シャチハタ不可の場合が多い

所定の方法で必要書類などを銀行に送付すると、審査が開始されます。審査に通過すれば、屋号付き口座の開設は完了です。

個人事業主が屋号付き口座以外にあると便利なもの

屋号付き口座があれば、プライベートでの支出と区別がしやすくなり、青色申告の手間も軽減できます。

屋号口座にプラスして、個人事業主としてあると便利なものとしては、ビジネスカードがあげられます。

ビジネスカードに事業の支払いを集約すれば、利用明細で経費を一元管理でき、会計処理が楽になります。銀行口座と同様に、クレジットカードについても、事業用・プライベート用を分けておくと管理がしやすいです。

また、ビジネスカードでも、支払いの度にポイントが貯まり、支出の削減にも役立ちます。貯めたポイントは次回以降の支払いで利用可能です。

ぜひ、屋号付き口座の開設と合わせて、ビジネスカードの発行を検討しましょう。

屋号付き口座に紐づけておきたいセゾンのビジネスカード

屋号付き口座に紐づけておきたいセゾンのビジネスカード

ビジネスカードの発行を検討するなら、セゾンのビジネスカードがおすすめです。

セゾンのビジネスカードはWEBで申し込みができ、その際決算書や登記簿謄本は一切不要です。必要なのは、本人の確認資料だけとなっています。

個人契約カードなので審査は個人に対して行われるため名義人も個人となりますが、引き落とし口座に屋号付き口座や法人口座を設定することが可能となっています。

以下では、屋号付き口座と紐づけるのにおすすめの、セゾンのビジネスカードを2種類ご紹介します。

●セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

1つ目は、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」です。プラチナランクのビジネスカードであるため、年会費は22,000円(税込)です。ただし、年間200万円以上のショッピング利用により、次年度の年会費が11,000円(税込)になります(※)。追加カードは1枚につき年会費3,300円(税込)で、9枚まで発行できます。

永久不滅ポイントが1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まり、海外利用ではその2倍が付与されます。事務用品やレンタカーなど、ビジネス関連のさまざまな割引が受けられる「ビジネスアドバンテージ」をはじめ、青色申告の際に必要となる経費管理に役立つクラウド型経費精算サービスStaple(ステイプル)の優待など、多種多様な優待特典が魅力です。

プラチナカードなので、コンシェルジュ・サービスやホテル・ゴルフの優待、プライオリティ・パスに無料で登録できるなど、特典も豪華となっています。最高1億円の海外旅行傷害保険、最高5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯しているので、出張時も安心です。

(※)キャッシング、年会費などは対象外となります。

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セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

2つ目は、「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」です。年会費は無料なのが特徴になります。また、追加カードは9枚まで無料で発行できるので、従業員を抱えている個人事業主にもおすすめです。

ヤフービジネスサービスやアマゾン ウェブ サービスなど、ビジネスシーンで役立つサイトでのカード利用で、永久不滅ポイントが通常の4倍(1,000円ごとに4ポイント)貯まります(※)。

エックスサーバーのレンタルサーバーの初期設定費用無料、青色申告に役立つ会計ソフトのかんたんクラウド(MJS)の月額利用料が3ヵ月無料になるといった優待が利用でき、ビジネスを効率化することができるカードです。

(※)他カードにてSAISON MILE CLUBへご入会いただいている方は本サービスの対象外となります。

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個人事業主は屋号付き口座の開設で経費管理を快適に

本記事では、個人事業主が事業用口座を開設するべき理由や屋号付き口座のメリット、開設の流れを詳しく解説しました。

個人事業主も法人も、大切なのはお金の出入りをプライベートのものと混同させないことです。銀行口座をあらかじめ分けておけば、お金の管理が見違えるくらい楽になります。

口座を分けるという意味では個人名義で事業用口座を作るのも良いのですが、事業を運営していくうえでは屋号付き口座を開設した方がメリットが多いです。ご自身に合った適切な銀行を選んで、屋号付き口座を開設することをおすすめします。

屋号付き口座や法人口座を引き落とし口座に設定できるセゾンのビジネスカードは、WEBから申し込めて、決算書や登記簿謄本は一切不要です。さらに永久不滅ポイントも貯まるので、ぜひ経費の支払いにご利用ください。

監修者

内山 貴博

内山 貴博

内山FP総合事務所株式会社代表取締役。九州共立大学経済学部非常勤講師。大学卒業後、証券会社の本社部門に勤務後、2006年に独立。FP相談業務を中心に、セミナー、金融機関研修、FPや証券外務員の資格対策講座などを担当。専門誌や情報サイトでの執筆も。また、中小企業の経営者向けに経営と家計を融合したコンサルティング業務や、日本での生活やお金のことに疑問を抱える外国人向けのFP相談業務(英語)を開始するなど、FPとしてできることは何でも挑戦すべく、日々活動中。

【保有資格】
CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、MBA(九州大学大学院経済学府 経営修士課程修了)

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