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個人事業主が各種税金をクレジットカードで払うメリット

個人事業主が各種税金をクレジットカードで払うメリット

2017年1月4日(木)から、所得税などの国税の納付がクレジットカード払いに対応したことから、利便性が大幅に向上しました。個人事業主が各種税金をクレジットカードで支払うメリットや、使用上の注意点などを解説します。

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個人事業主が税金をクレジットカードで支払うメリット

■現金を取り扱うリスクの軽減

クレジットカードで税金を支払うようになれば、税務署や金融機関の窓口に足を運ぶ必要がなくなります。現金を持ち歩くことがないため、犯罪や過失などのリスク軽減につながるというメリットがあります。

■税金を一元的に管理できる

個人事業主の支払う税金は、上記の通り、納付時期にタイムラグが発生します。また納付先も異なるので、一元的な管理がし難いものでした。

しかし、税金をクレジットカード払いにすることで、支払い先の窓口がクレジットカード1本に集約されます。また、明細書が発行されるので、支払いの確認などもひと目で分かるようになるというメリットがあります。

■税金の額に応じてポイントが貯まる

個人事業主がクレジットカードで税金を支払うと、個人が日常的に使用するクレジットカードの額よりも大きな金額になりがちです。

クレジットカードを利用すれば、その額に比例してカードのポイントが貯まるので、経費の節減にもつながるというメリットがあります。また、カードによってはポイントをマイルに交換できるので、出張が多い個人事業主にとっては非常に有効です。
ランクが高いカードなら、主要空港のラウンジを使うこともできます。

個人事業主が事業で支払う法人税などが高額になる場合は、ご利用可能枠に余裕がある「法人カード」の導入をおすすめします。

■24時間いつでも税金の支払いが可能

税金を現金で支払う場合、税務署や金融機関の窓口に足を運ぶ必要があります。支払い窓口の多くは、開設時間が限られ、しかも平日に限られるので、多忙な個人事業主にとっては不便です。
税金をクレジットカードで支払う場合、コンビニの窓口やインターネット経由で支払うことができるようになります。24時間いつでも支払うことができるので、非常に便利になるメリットがあります。

■税金の分割・リボ払いが可能

税金を現金で支払う場合、原則として分割払いは想定されていません。「所得税の延納・納税猶予」、「住民税の分割払い」など方法もなくはないですが、どれも期限や支払い回数が決められていて、融通がききません。
何よりも、これらの分割払いは「一括納付ができない人のための救済措置」のようなもので、あまり気分がいいものではありません。

個人事業主が税金をクレジットカード払いにすることで、税金の分割払いやリボ払いが可能になります。まとまった現金を用意する必要がなくなり、毎月の出費を抑えることができるというメリットがあります。

ただし、税金によっては分割払いやリボ払いができない場合もあります。また分割払いやリボ払いには、決済手数料に加えて利息がかかり、トータルで支払う金額は一括払いよりも高くなりますので注意しましょう。

自動車税に関しては、分割払いの支払い期間中は自動車税の未納付状態となっています。車検が近づいている場合には、分割払いの取り扱いに注意しましょう。

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個人事業主が各種税金をクレジットカードで払うときの注意点

個人事業主が各種税金をクレジットカードで支払うと、非常に多くのメリットを享受できます。その一方で、多少のデメリットも存在します。以下の点には注意して、上手にクレジットカードを使いましょう。

■手数料が必要になる

クレジットカードで税金を支払う場合、手数料が必要となります。金額によっては、付与されるポイントよりも手数料がかかってしまう場合もあります。

例えば、国税をクレジットカードで支払う場合は、以下の手数料がかかります。

<国税をクレジットカードで支払った場合の決済手数料>
納付税額 決済手数料(税込)
1円~10,000円 82円
10,001円~20,000円 164円
20,001円~30,000円 246円
30,001円~40,000円 328円
40,001円~50,000円 410円
(引用|国税クレジットカードお支払サイト「ご利用に当たっての注意事項」)

■クレジットカードで支払えない税金もある

所得税や法人税といった国税は、クレジットカードでの支払いシステムが整備されています。しかし、住民税や個人事業税といった地方税は、各市区町村によっては、クレジットカード払いシステムが整備されていない場合もあり、事前の確認が必要です。

■領収書が発行されない

個人事業主が税金をクレジットカード払いすると、個別の領収書が発行されることはありません。そのため、支払明細書を代わりに残しておきましょう。
また、納税証明書の発行を依頼した場合、発行されるまで3週間ほどかかりますので、早めに依頼しましょう。

まとめ

スマートな税金の支払いや管理に努めてみては

法人でなくても、個人事業主が事業で支払う税金は高額になりがちです。
また、金額が大きいほど消費税や個人事業税の支払い義務も発生するので、管理も複雑になる傾向があります。
クレジットカードで税金を支払うメリットを生かして、スマートな税金の支払いや管理に努めてみてはいかがでしょうか。

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