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SOHO(ソーホー)の意味や事務所との違い・メリットやデメリットを詳しく解説

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SOHO(ソーホー)の意味や事務所との違い・メリットやデメリットを詳しく解説
働き方の多様化が進んでいる昨今、SOHOとして働く方が増えてきています。SOHOは一般的な会社員に比べて自由度が高く、自身のペースで働きたい方には特におすすめの働き方です。

本記事ではSOHOの意味や事務所との違い、SOHOに向いた職業などを解説します。SOHOのメリットやデメリットもご紹介するので、SOHOとして働くかどうか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

SOHO(ソーホー)とは?

SOHOは「Small Office Home Office」の略で、一般的には「受託した委託業務を自宅や小さなオフィスで行う働き方」を指します。

SOHOに該当する代表的な例としては、在宅で仕事をしているフリーランス・個人事業主が挙げられます。「場所を選ばずに働ける」、「時間に縛られない」など自由度の高さがSOHOの魅力です。

このほか、「在宅で働く方の仕事場や事務所」を意味する用語として「SOHO」が使われることもあります。

SOHO(ソーホー)に向いている職種の例

受託した委託業務を自宅や小さなオフィスで行うSOHOは、パソコン1台で仕事を完結できるような職種が向いています。下記はSOHOに向いている職種の一例です。

職種 主な業務内容
ライター 記事の執筆や編集
エンジニア サービスやシステムの開発・設計・保守
デザイナー 製品や広告、ポスターなどのデザイン
動画編集 渡された映像素材の編集
YouTuber 動画の配信や編集
翻訳 外国語で記録されているデータや資料の翻訳

オンラインで会議やチャットができるツールが広く普及している昨今では、SOHOとして働ける職種が増えてきています。一見SOHOに向かない職種でも、工夫すれば在宅で取り組めるかもしれません。

SOHO(ソーホー)として働くメリット・デメリット

SOHOは自由度の高さをはじめとしたさまざまなメリットがある働き方ですが、その一方でいくつかデメリットもあるので注意が必要です。以下では、SOHOとして働くメリットとデメリットを順番に解説します。

メリット

SOHOとして働く主なメリットとしては、下記の3つが挙げられます。

● 作業量を調整できる
● 自身のペースに合わせて労働時間を設定できる
● 通勤のストレスがない

SOHOは働き方の自由度の高さによるメリットが大きいです。仕事の作業量を自身で調整できるのはもちろん、一般的な会社員と違って労働時間を自由に設定できます。

また、SOHOとして働く場合は会社に通勤する必要がありません。そのため、「毎朝満員電車に乗るのがつらい」、「通勤時間が長すぎる」といった通勤が原因で生じるストレスを感じなくなります。

デメリット

続いて、SOHOで働くデメリットをご紹介します。

● 収入が不安定
● 仕事に関わるすべての業務を自分で行う必要がある
● オン・オフの切り替えが難しい

SOHOは個人事業主なので、自分で仕事を獲得しなければいけません。常に一定の仕事量を保つのは中々難しく、収入が不安定になりやすいです。

また、個人事業主として働く以上、事務や営業など仕事に関わるすべての業務を自分で行う必要があります。計画的に仕事を進めるのが苦手な方だと、業務に追われてプライベートの時間を確保するのが難しくなるかもしれません。

このほか、オン・オフの切り替えが難しいのもデメリットのひとつです。在宅で業務に取り組むSOHOは仕事とプライベートのメリハリがつきにくく、人によっては生産性が低下することがあります。

SOHO(ソーホー)物件と事務所(オフィス)の違い

不動産業者によっては、事務所兼住居として借りられる物件を「SOHO物件」と呼称して入居者を募集しています。

SOHO物件と事務所の主な違いは、賃貸契約の形態にあります。SOHO物件は事務所兼「住居」なので契約の形態は「住居契約」となり、事務所の場合は「事務所契約」になります。各契約の違いは下記のとおりです。

  住居契約 事務所契約
寝泊まりの可否 ×
法人登記の可否 ×
宣伝広告(看板や表札)設置の可否 ×
家賃の課税・非課税 家賃は非課税 家賃は課税対象

上記のように住居契約では看板や表札の設置、法人登記ができません。その代わり寝泊まりができるため、自宅としても使えます。また、家賃は課税対象とならないので、事務所契約に比べると経済的な負担が少ないです。

一方、事務所契約は「家賃が課税対象になる」、「寝泊まりができない」といったデメリットがあるものの、法人登記や宣伝広告の設置が行えるメリットがあります。

SOHO(ソーホー)物件を借りるメリット・デメリット

独立をきっかけにSOHO物件を借りるか悩んでいる方は、メリットとデメリットを把握したうえで検討しましょう。ここからは、SOHO物件を借りるメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

まずはSOHO物件を借りるメリットから見ていきましょう。

● 事務所を借りる場合に比べると初期費用や家賃を抑えやすい
● 寝泊まりができる

仕事をするために事務所を借りる場合は、自宅と事務所の家賃を両方支払わなければいけません。家賃の支払いが気にならないほどの収入があれば良いのですが、そうでない場合は経済的に大きな負担となります。

しかし、SOHO物件は事務所兼住居として借りられるため、自宅として利用すれば毎月支払う家賃を抑えられます。また、事務所に比べて初期費用も抑えやすいです。

デメリット

続いて、SOHO物件を借りるデメリットを見ていきましょう。

● 法人登記ができない
● 宣伝のための看板や表札を設置できない

先述したように、SOHO物件は基本的に法人登記や看板、表札の設置ができません。これらのデメリットが気になる場合は、SOHO物件ではなく事務所を借りましょう。

SOHO(ソーホー)として働くまでの流れ

SOHO(ソーホー)として働くまでの流れ

SOHOで働くまでの流れにはさまざまなパターンがありますが、基本的には下記の手順に沿って行動することになります。

● 職種を決める
● 開業届を提出する
● 仕事を獲得する

まずはSOHOとして働く職種を決めます。自身のスキルや得意分野、これまでの経験を活かせるような職種を選びましょう。

職種を決めたあとは、納税地を管轄する税務署に開業届を提出します。開業届の提出期限は事業を始めた日から1ヵ月以内と決められているので、忘れないように気をつけてください。

ここまでの準備が整ったら、仕事を獲得するために行動を起こしましょう。仕事の獲得方法は人によって違いますが、例としては「知人から紹介してもらう」、「クラウドソーシングサイトを利用する」、「SNS経由で仕事を獲得する」といった方法があります。

SOHO(ソーホー)で働く個人事業主の方におすすめのビジネスカード

これからSOHOとして働くなら、ビジネスカードが1枚あると便利です。

ビジネスカードによっては、仕事の効率化や作業に取り組む際に役立つ特典が付帯しています。特典を上手に活用すれば業務の負担を軽減でき、より効率的に仕事に取り組めます。

以下では、便利な特典が付帯するおすすめのビジネスカードを2枚ご紹介します。SOHOの働き方を目指している方は、ぜひご検討ください。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

年会費 無料
入会資格 個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く)
ポイント還元率 ・1,000円(税込)の利用につき1ポイント
・海外でのショッピング利用時は、1,000円(税込)の利用につき2ポイント
国際ブランド American Express
追加カードの発行可能枚数 年会費無料の追加カードを最大9枚まで発行可能
主な特典 ・ビジネスに関するサービスを優待価格で利用できる「ビジネス・アドバンテージ」
・かんたんクラウド(MJS)の月額利用料が2ヵ月無料
・特定の加盟店でカードを利用すると還元率が最大4倍(2%相当)にアップ(※)

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、ビジネスカードの保有コストが気になる方におすすめです。年会費無料なので、「事業を始めたばかりで収入が安定しない」という方でも気軽に申し込むことができます。

また、宅配サービスや電話代行サービスなど、ビジネスに必要なサービスを優待価格で利用できる「ビジネス・アドバンテージ」が特典として付帯します。本特典を活用して経費を削減すれば、より安定して利益を得られます。

このほか、ポイントの貯めやすさも魅力のひとつです。「クラウドワークス」や「お名前.com」などの対象サービスでカードを利用すると、最大4倍の還元率で永久不滅ポイントが貯まります。

(※)他カードにてSAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)へご入会いただいている方は、本サービスの対象外となります。

セゾンコバルトアメックス新規入会キャンペーンセゾンコバルトアメックス新規入会キャンペーン

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

年会費 ・初年度年会費無料
・通常年会費22,000円(税込)
入会資格 個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く)
ポイント還元率 ・1,000円(税込)の利用につき1ポイント
・海外でのショッピング利用時は、1,000円(税込)の利用につき2ポイント
国際ブランド American Express
追加カードの発行可能枚数 年会費3,300円(税込)の追加カードを最大9枚まで発行可能
主な特典 ・レンタルサーバーサービスの割引
・クラウド型経費精算サービスの月額料金が6ヵ月分無料になるクーポンをプレゼント
 

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードには、個人事業主に役立つサービスや特典が豊富に付帯しているビジネスカードです。初年度年会費無料で、翌年度以降は22,000円(税込)になります。

魅力的な特典の例としては、レンタルサーバーサービス「エックスサーバー」の優待が挙げられます。対象プランの初回利用料金が割引される特典が付帯しており、低コストで自身の公式サイトを作ることができます。
また、出張などで飛行機を利用する機会が多い方にとっては、1,000円(税込)のショッピング利用で10マイルが貯まる「SAISON MILE CLUB」に加入できるのも見逃せません。
普段の支払いでためたマイルを利用して特典航空券を購入することで、支出を効率的に抑えられます。

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まとめ

SOHOは一見自由で楽しそうに思える働き方ですが、いくつかデメリットもあります。SOHOとして働くかどうかは慎重に決めましょう。

また、実際にSOHOとして働く方には、仕事に役立つ特典が付帯しているビジネスカードの発行がおすすめです。

どのビジネスカードを発行するか悩む場合は、年会費無料で利用できる「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」、付帯特典が充実している「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」をぜひご検討ください。