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クレジットカードの引き落とし日はいつ?締め日との違いや支払方法変更のやり方を解説
クレジットカードの引き落とし日や締め日は、カード会社ごとに定められています。うっかり支払いを滞納してしまわないためには、引き落とし日や締め日の意味を理解したうえでスケジュール管理をすることが大切です。
本記事では、クレジットカードの引き落とし日について詳しく解説していきます。紛らわしい締め日との違いや引き落とし日までにやっておくべきこと、引き落とし日にお金がないときの対処法もご紹介します。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードの締め日と引き落とし日の違いは?
クレジットカードの利用料金の支払いにあたっては、「締め日」および「引き落とし日」という2つの節目を意識してください。
特に発行カード会社が異なるクレジットカードを複数枚保有している方は、カードごとに締め日や引き落とし日が違う場合があるので、より管理に気を配る必要があります。
以下で締め日と引き落とし日、それぞれの概要をご紹介します。
締め日とは「支払金額が決定される日」
カード会社は利用者に対して、1ヵ月に1度、請求を行います。請求金額(支払金額)を決定するためには、「16日から翌月15日まで」などと期間を区切って利用料金を集計しなければなりません。「締め日」とは、この利用金額を集計する期間の最終日を指します。
例えば、締め日が6月15日の場合、7月16日以降の利用分は次の締め日(8月15日)に支払金額が決定します。締め日は1ヵ月ごとに到来しますが、カード会社によって10日、15日、月末など設定日が異なるので利用規約を確認しましょう。
ちなみに、セゾンカードの締め日は以下のとおりです。
● ショッピングの締め日:毎月10日
● キャッシングの締め日:毎月末日
なお、締め日は、土日祝日に重なっても変更されません。また、締め日の直前に利用した分については、店舗からカード会社への請求処理が実行されるまでにタイムラグが生じた場合、翌月の支払金額に含まれる可能性があります。
引き落とし日とは「決定された金額を支払う日」
引き落とし日とは決定された請求金額を支払う日のことで、「支払い日」や「返済日」と呼ばれることもあります。カード会社ごとに異なる日付が設定されており、詳しい日程については利用規約から確認ができます。
例えば、「締め日が月末、引き落とし日が翌月15日」というカードで「6月1日から6月30日までの期間に5万円分、7月1日から7月15日までの期間に3万円分」のお買物をした場合、7月15日に引き落とされる金額は6月1日から6月30日までに利用した「5万円」となります。
7月に入ってからの利用分は、「7月末が締め日、8月15日が引き落とし日」となるので、7月15日には引き落とされません。締め日直後にカードを利用すると、利用分の引き落としを1ヵ月以上先に延ばすことが可能です。
ちなみに、セゾンカードの引き落とし日は以下のようになっています。
● ショッピングの引き落とし日:締め日の翌月4日
● キャッシングの引き落とし日:締め日の翌々月4日
引き落とし日の引き落とし時間
引き落とし日当日になると、決まった時間に請求予定の代金が口座から引き落とされます。引き落とし時間は金融機関によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
また、残高不足によって正常に引き落としができなかった場合は、後日複数回にわたって引き落としが行われることもあります。
ただし、残高不足の場合の対応方法は金融機関によって異なり、引き落としが1回限りの場合は支払いの滞納につながってしまうので気をつけてください。請求予定の代金は引き落とし日当日に入金するのではなく、数日〜前日までに入金しましょう。
引き落とし日が土日祝日の場合はいつ引き落とされる?
土曜日・日曜日・祝日は銀行の休日にあたるため、基本的に引き落としは行われません。引き落とし日が土日祝日の場合は、次の平日である翌営業日に引き落とされるのが一般的です。
ただし、クレジットカードによっては、引き落とし日が土日祝日の場合に支払い日を前倒して設定している可能性もあるので気をつけてください。引き落とし日が土日祝日だった場合の対応については、クレジットカードの会員規約から確認しておくと良いでしょう。
引き落とし日に支払いが間に合わない場合のリスク
クレジットカードの引き落とし日を把握していないと、支払いを忘れてしまう可能性があるので気をつけてください。引き落とし日に支払いが間に合わなかった場合は、下記のようなリスクが生じる可能性があります。
● クレジットカードの利用停止
● 遅延損害金が発生する
● 審査に悪影響が及ぶ可能性がある
特にクレジットカードの利用停止は、ほかの支払いの遅れにつながる可能性もあるため避けたいところです。カードの利用停止に気づかないまま過ごしていると、クレジットカード払いに設定している光熱費、家賃などの支払いを延滞してしまう可能性があります。
また、クレジットカードの支払いが遅れると遅延損害金を請求されるため、経済的な負担が増えてしまいます。どうしても支払いが間に合わない場合は、早めにカード会社に相談しましょう。
支払い遅延にならないための対策方法
引き落とし日を把握していても、支払いの遅延を完全に防げるとは限りません。例えば、請求金額が想定よりも高額だった場合、手持ちのお金によっては残高不足で支払いができなくなってしまう可能性があります。
このように高額な請求が原因で生じる支払いの遅延は、あらかじめ支払方法を変更することで対策ができます。
カード会社によっては、一括払いで支払った代金をあとからリボ払いに変更できるサービスを用意しています。高額な代金の支払いを一括払いからリボ払いに変更しておけば請求の負担が分散され、引き落とし日当日に残高不足が起きる可能性を減らせます。
ただし、あとからリボ払いに変更できるサービスの有無や変更期限、手数料はカード会社ごとに異なります。リボ払いを利用する前に、詳しいサービス内容を公式サイトから確認しておきましょう。
なお、セゾンカードには「あとからリボ」(リボ変更)というサービスがあります。支払金額決定後でも、1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで支払った分に関してはリボ払いに変更可能です。ただし、リボ払いには手数料が発生し加算されます。
支払金額が未確定の場合は毎月14日まで、確定している場合は毎月23日ごろ(※)までであれば、Netアンサーやパーソナルアンサー、セゾンPortalからお手続きいただけます。
(※)正確な受付期間はセゾンの公式サイトでご確認ください。
クレジットカードの引き落とし日までにやっておくべきこと
ここからは、クレジットカードの引き落とし日までにやっておくべきことを2つご紹介します。引き落とし予定の代金を確実に支払うためにも、ぜひチェックしてください。
ご利用明細の確認
クレジットカードを利用して支払った代金は、カード会社から発行されるご利用明細から確認が可能です。ご利用明細の詳細はWEBやアプリ、書面から確認できます。
ご利用明細を事前に確認しておけば引き落とし予定の金額を把握でき、支払いに備えられます。ご利用明細はクレジットカードの引き落とし日まで、可能であれば請求金額が決定する日に確認しておきましょう。
セゾンカードの場合、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」から簡単にご利用明細が確認できます。
銀行口座の残高確認
引き落とし日が近づいてきたら、クレジットカードの引き落とし先に設定している銀行口座の残高を確認しておきましょう。口座にいくら入っているのか、残高が不足していないかを事前に確認しておけば、支払いの遅延を防止できます。
引き落とし日の確認や利用額の確認が簡単にできるセゾンカード
引き落とし日や利用額を簡単に確認したい方には、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」を利用できるセゾンカードがおすすめです。
「セゾンPortal」を使えば、アプリ内にあるカレンダーで締め日や引き落とし日、利用額を一目で把握することが可能です。また、支払方法の変更やポイント利用の手続きも簡単に実行できます。
ちなみに、セゾンのクレジットカードのなかにはアプリ内にデジタルカードを発行できるものがあり、その場合は締め日や引き落とし日だけでなくカード番号もアプリ上で一括管理できるので便利です。
以下ではおすすめのデジタルカードをご紹介するので、ぜひ発行をご検討ください。
SAISON CARD Digital
経済的な負担をかけずにクレジットカードを保有したい方には、SAISON CARD Digitalがおすすめです。年会費無料のSAISON CARD Digitalなら、経済的な負担を気にせずに発行できます。
本カードはセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalと同様にデジタルカードになっており、お申し込み開始から、最短5分発行でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にカードが発行されます。後日郵送されるプラスチックカードはタッチ決済に対応しており、スムーズにお買物を楽しめます。
また、プラスチックカードは、券面にカード番号や有効期限の記載がいっさいない完全ナンバーレスカードになります。デジタルカードの券面はアプリ内の「着せ替え」ボタンから好きなデザインに変更できるため、見た目を重視する方や気分を変えたい方にもおすすめです。
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セゾンカードインターナショナル
「セゾンカードインターナショナル」は、オンラインでの申し込み後、セゾンカウンターでの受け取りで最短即日発行が可能な年会費無料のカードです。ETCカードも年会費無料で利用できます。国際ブランドは、Visa、Mastercard(R)、JCBから選択可能です。
また、カードの利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(最大5円相当(※))が貯まります。永久不滅ポイントは有効期限がないため、知らないうちに失効することもありません。
即日でプラスチックカードを利用したい方、スタンダードなクレジットカードを希望する方に、おすすめのカードです。
ちなみに、家族カードの年会費も無料です。家族カードを利用した分に対しても永久不滅ポイントが貯まり、本カード会員のポイントと合算されます。
※交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。
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セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
セゾンが発行するデジタルカードのなかで特におすすめの1枚は、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」です。
お申し込みが完了してから最短5分で「セゾンPortal」上にデジタルカードが発行されるので、すぐにオンラインショッピングでご利用いただけます。後日プラスチックカードも発行されるため、デジタルカードを使いこなせるか心配な方でも安心です。
初年度の年会費は無料で、2年目以降の年会費は1,100円(税込)です。ただし、前年に1円以上の利用があれば翌年の年会費が無料になります。
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まとめ
クレジットカードの引き落とし日とは、1ヵ月ごとにクレジットカードの利用金額を締め切って決定された支払金額が銀行口座から引き落とされる日のことです。利用金額を締め切る日のことは締め日といいます。
引き落とし日と締め日はカード会社によって異なります。引き落とし日に関しては銀行の稼働が必要になるため、土日祝日に重なった場合は翌営業日などに変更されることがある点に注意しましょう。
また、利用明細をこまめに確認して、利用金額や締め日、引き落とし日を把握しておけば、「残高不足によって支払いができない」という事態を回避できます。
万一、「予想よりも請求額が多くて今月は支払いが厳しい」と感じる場合は、支払方法をリボ払いに変更するなどして対処しましょう。
セゾンカードであれば、ご利用になったお支払いをあとからリボ払いに変更できる「あとからリボ」が利用できます。あとからリボは、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」からも簡単に手続きができ、たいへん便利です。スマホ1台で決済から支払方法の変更まで簡単に行える「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」と「SAISON CARD Digital」の申し込みをぜひ検討してみてください。