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クレジットカードの繰り上げ返済とは?メリットやデメリット、対応方法を解説

クレジットカードの繰り上げ返済とは?メリットやデメリット、対応方法を解説

クレジットカードの繰り上げ返済は、利用可能額の回復やリボ払い手数料の削減などのメリットが得られる方法です。

ただし、デメリットもある返済方法のため、繰り上げ返済を検討している方は事前に確認しておきましょう。

本記事では、クレジットカードの繰り上げ返済のメリットやデメリット、具体的な返済方法などを解説します。

クレジットカードの繰り上げ返済とは?

クレジットカードの繰り上げ返済とは?

クレジットカードの繰り上げ返済とは、ショッピング枠やキャッシング枠の利用金額を、本来の引き落とし日よりも早くクレジットカード会社に支払う(返済する)ことです。

口座残高などに余裕がある月に早めに支払いを済ませることで、次回の引き落とし日の支払い額を小さくすることができる方法になります。

クレジットカードの繰り上げ返済をするメリット

クレジットカードの繰り上げ返済をするメリット

クレジットカードの繰り上げ返済をするメリットは、主に以下のとおりです。

● 利用可能額を回復できる
● リボ払いの手数料を抑えられる

それぞれ順番に解説します。

利用可能額を回復できる

1つ目のメリットは、利用可能額を回復できることです。ショッピング枠やキャッシング枠の利用金額を繰り上げ返済すると、支払いが完了した分だけ利用可能額を回復できます。

つまり、繰り上げ返済をすることで、そのあとのショッピング枠やキャッシング枠に余裕を生むことが可能です。

クレジットカードを利用する際に、ショッピング枠やキャッシング枠をギリギリまで使ってしまい、自由にクレジットカード支払いができず困ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

利用可能額の上限に達してクレジットカード支払いができなくなると、本当に必要なときにショッピング枠やキャッシング枠が利用できなくなり、とても不便です。

また、せっかくショッピングをするときに、本来ならクレジットカード支払いでポイントを貯めることができるのに、やむを得ず現金払いにすることでポイントを失ってしまうというデメリットもあります。

もし、余裕があって利用可能額を回復させたいと思っている場合は、引き落とし日を待たずに繰り上げ返済する方法を実践してみてはいかがでしょうか。

リボ手数料を抑えられる

2つ目のメリットは、リボ手数料を抑えられることです。クレジットカードの支払方法のうちリボ払いを利用する場合、リボ手数料という利息を元本と併せて返済する必要がありますが、繰り上げ返済をすることでリボ手数料の負担を抑えることができます。

なぜなら、リボ手数料はリボ払いの利用残高に応じて発生する仕組みだからです。繰り上げ返済をして1日でも早く利用残高を減らせば減らすほど、リボ手数料の負担は小さくなり、返済期間を短くできます。

毎月の支払金額を一定にでき、支出管理が楽になるリボ払いですが、利用する場合は余裕が出た時点で少しずつ繰り上げ返済を行い、利用残高を減らしていくことが大切です。

クレジットカードの繰り上げ返済をするデメリット

クレジットカードの繰り上げ返済をするデメリットは、主に以下のとおりです。

● 手数料が発生する可能性がある
● 現金が減少する

それぞれ、順番に解説します。

手数料が発生する可能性がある

クレジットカードの繰り上げ返済は便利な反面、手数料が発生する場合があります。

例えば、指定口座への銀行振込で返済を行う場合、振込手数料が利用者負担となることがあります。

少額の返済でも手数料がかかることで、実質的な返済額が増えてしまう可能性を否定できません。

繰り上げ返済を検討する際は、手数料の有無や返済方法ごとのコストを事前に確認しておくことが重要です。

現金が減少する

繰り上げ返済は、利用可能枠の回復やリボ払いの手数料軽減などのメリットがありますが、返済額に応じて現金が減少します。

まとまった金額を一括で返済する場合、口座残高や手持ち資金から一気に資金が引き出されるため、生活費や急な出費に支障が出る可能性があることに注意しましょう。

家計のバランスを崩さないためには、繰り上げ返済後も十分な余裕資金を確保しておくことが重要です。

クレジットカードの繰り上げ返済をする方法

クレジットカードの繰り上げ返済をする方法

クレジットカードの繰り上げ返済をする方法はクレジットカード会社によりますが、主に以下のとおりです。

● 口座引き落とし
● コンビニATM
● 銀行振込

口座引き落としは、クレジットカード会社に登録してある引き落とし口座から直接支払う方法です。インターネットや電話での手続きが必要ですが、支払うための手間が少なく済みます。

コンビニATMの場合は、クレジットカード会社が指定したコンビニのATM、または提携金融機関のATMから繰り上げ返済が可能です。クレジットカード会社によって対応が異なるので、確認しましょう。

銀行振込の場合は、クレジットカード会社に連絡して、繰り上げ返済をしたい旨を伝えます。すると、振込先を教えてもらえるので、指定口座に振り込めば完了です。

注意点として、繰り上げ返済は締め日が到来して請求額が確定してからでないと行うことができません。

また、クレジットカード会社によって返済方法や返済対象となる利用分が異なります。ショッピングでの利用分を口座振替やコンビニATMで繰り上げ返済したいと考えても、対応していないケースもあるでしょう。

繰り上げ返済をしたいと思っても、ご自身の希望するタイミングや方法で返済できない可能性があることを覚えておきましょう。

セゾンカードで繰り上げ返済をするには?

セゾンカードでは、ショッピング枠・キャッシング枠ともに繰り上げ返済(早期返済)を行うことが可能です。繰り上げ返済は、利用金額の全額もしくは一部金額の返済が可能です。銀行振込にて返済を行います。

カード裏面のインフォメーションセンターに連絡して繰り上げ返済をしたい旨を伝えましょう。振込先と振込金額を教えてもらえるので、そちらに従って銀行振込を行います。

また、リボ払いに限ってはATMや銀行振込を利用しなくても、引き落としの際にリボ払いの金額を増額させて繰り上げ返済をすることが可能です。

増額させたい方は、「Netアンサー(インターネット)」やセゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」、「パーソナルアンサー(自動音声案内)」から手続きを行うことができます。

おすすめのセゾンカード

クレジットカードを申し込むなら、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料で保有できるセゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードのワンランク上のグレードに該当するゴールドカードです。

また、2年目以降の年会費は11,000円(税込)ですが、年間1回(1円)以上のカードご利用で翌年度年会費も無料で保有できます。

ショッピング利用時のポイント還元率は国内で1.5倍、海外で2倍(※1)(※2)となっており、通常カードと比べて効率良く永久不滅ポイントを貯められます。「セゾンポイントモール」でのショッピングなら最大30倍の永久不滅ポイントを貯めることも可能です。

また、普段使いに役立つお得な特典も豊富です。例えば、「セゾンの木曜日」の利用で映画がお得に楽しめたり、「セゾンフクリコ」が入会費・年会費無料で利用ができたりします。

「セゾンの木曜日」とは、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズでお好きな映画を1,200円(税込)で鑑賞いただけるお得なサービスです。

セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」からクーポンを取得いただき、WEB(インターネットチケット販売“vit®”)または劇場でのチケット購入時にクーポンをご利用いただくことで特別料金で映画が鑑賞できます。

「セゾンフクリコ」とは、全国25,000以上の施設を最大66%OFFで使える優待割引サービスです。特別優待として映画鑑賞券が1,300円(税込)からご購入可能です(お一人様20枚/年まで)。

ほかにも、レジャーやグルメ、トラベルなどさまざまな優待割引を、専用サイトからいつでもご利用いただけます。

さらに、国内主要空港ラウンジを年2回まで無料で利用できるほか、世界中の空港ラウンジをご利用いただける「プライオリティ・パス」の優待価格利用など、充実した特典・優待も付帯しています。

普段使いから旅行まで幅広く利用可能で、ステータス性の高いクレジットカードをお探しの方におすすめのゴールドカードです。

(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます
(※2)小数点以下は繰り上げになります。


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クレジットカードの繰り上げ返済でよくある質問

次項より、クレジットカードの繰り上げ返済でよくある質問に回答します。

Q1 クレジットカードの繰り上げ返済は信用情報に影響を与える?

繰り上げ返済は、信用情報に悪影響を与えることはありません。

信用情報とは、クレジットカードやローンなどの契約内容や支払い状況を記録した個人の金融履歴のことです。延滞や滞納などの「支払いの遅れ」が記録されると、ほかのローンやクレジットカード審査で不利になります。

しかし、繰り上げ返済はあくまで予定より早く返済する行為であり、信用情報機関にネガティブな情報として登録されることはありません。

Q2 クレジットカードの海外キャッシングは繰り上げ返済できる?

クレジットカードによっては、海外で利用したキャッシングも繰り上げ返済が可能です。

返済方法は国内でのキャッシングと大きく変わらず、口座振替やコンビニATM、銀行振込などがあります。

ただし、利用データがクレジットカード会社に届いてからでないと繰り上げ返済の対象になりません。

利用直後や海外旅行から帰国直後はシステム上に情報が反映されておらず、繰り上げ返済ができない可能性があることを覚えておきましょう。

Q3 クレジットカードの繰り上げ返済はATMからできる?

クレジットカード会社によっては、繰り上げ返済をATMから行うことが可能です。

例えば、セゾンカードの場合、キャッシング利用分に限り、提携金融機関のATMから返済できます。ショッピング利用分はATMでの返済に対応しておらず、コンビニのレジや銀行振込などで繰り上げ返済が可能です。

ATMからの繰り上げ返済は手軽で時間帯を選びませんが、対応しているクレジットカード会社や取扱内容が異なるため、事前にチェックしましょう。

Q4 クレジットカードの繰り上げ返済はいつ反映される?

クレジットカードの繰り上げ返済が反映されるまでの時間は、クレジットカード会社や支払い方法などによって異なります。

例えば、セゾンカードで繰り上げ返済する場合、「Netアンサー」を通じてコンビニのレジで支払えばすぐに反映されますが、銀行振込では反映が順次行われる仕組みです。

繰り上げ返済の反映が遅れると、利用可能額の回復や利息軽減の効果が遅れる可能性があるため、反映タイミングを事前に確認しておきましょう。

Q5 クレジットカードの繰り上げ返済ができない理由は?

クレジットカードの繰り上げ返済ができない場合の理由は、主に以下のとおりです。

● 利用額が確定していない
● 繰り上げ返済が可能な時期を過ぎている

支払い額が確定していない段階や、データがクレジットカード会社に届いていない場合には繰り上げ返済ができない可能性があります。

また、支払い日の直前や直後など、クレジットカード会社が設定している「手続きできない期間」に該当する場合は、繰り上げ返済が実行できません。

返済できない場合は、時期をずらしてから試してみてください。

まとめ

まとめ

クレジットカードの繰り上げ返済をすると、利用可能額を早く回復でき、リボ払いの手数料負担を抑えられるなど、メリットがたくさんあります。

特に、リボ払いの場合は返済期間を1日でも短くすることで出費を抑えることができるため、おすすめです。

クレジットカードの繰り上げ返済は手続きも簡単なため、初年度年会費無料で優待特典が充実しているセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードのお申し込みを検討されてみてはいかがでしょうか。

(※)「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。

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