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クレジットカードをまとめるメリットやデメリットを解説

クレジットカードを2枚ぐらい所有する場合、使い分けはそれほど難しくはないでしょう。また、クレジットカードを2枚程度にまとめれば、優待特典の仕様や、口座管理などが楽になります。
そのため、クレジットカードを3枚以上持っている方は、不要なカードを解約してまとめることを検討してみましょう。
本記事では、クレジットカードをまとめるメリットを解説します。複数枚持つことのメリットやデメリット、まとめる際におすすめのクレジットカードなども紹介するので、参考にしてください。
Contents
記事のもくじ
即日発行可能なクレジットカード
クレジットカードをまとめるメリット
複数枚持っているクレジットカードをまとめるメリットは下記のとおりです。
● 支払日や支払金額の管理がしやすくなる
●特定のクレジットカードに集中してポイントを貯められる
● クレジットカードを持ち歩くときにかさばらない
上記のメリットを順番に解説します。
支払日や支払金額の管理がしやすくなる
クレジットカードの支払日はクレジットカード会社によって異なります。
例えば、セゾンカードの場合、支払日は毎月4日ですが、クレジットカードによっては、2日、あるいは15日、27日であったりします。支払日がバラバラだと管理の手間が増えてしまい、銀行口座の残高不足で引き落としできないトラブルが起きる可能性もあります。
また、複数枚のクレジットカードを使っていると、各クレジットカードの利用額を把握するのも難しくなり、クレジットカードの使い過ぎにつながる場合もあります。
クレジットカードを2枚程度にまとめておけば、支払日が少なくなり、クレジットカードで支払った金額を把握しやすくなります。
特定のクレジットカードに集中してポイントを貯められる
クレジットカードのポイント還元率は、クレジットカードの種類やランクによって異なります。
例えば、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalだとショッピングの支払い時に1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント付与されますが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードだと国内ショッピング利用でポイントが1.5倍、海外ションピング利用だと2倍になります。
ポイント還元率に換算すれば、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalは0.5%(※)ですが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは国内ショッピング利用だと0.75%、海外ショッピング利用は1.0%になり、ポイント還元率の高いクレジットカードです。
毎月10万円ずつカードで支払った場合、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードのほうがセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalで支払うよりも3,000円分のポイントが多く貯まります。
ポイント還元率の高いクレジットカードに支払いをまとめておけば、同じ金額を支払ったときに付与されるポイントが多くなります。
(※)1ポイント約5円相当のアイテムと交換した場合となります。
クレジットカードを持ち歩くときにかさばらない
1枚や2枚ではそれほど気になりませんが、クレジットカードの枚数が多くなると財布がパンパンになってしまいます。
財布のなかでかさばるのが気になるなら、クレジットカードをまとめてみましょう。
クレジットカードをまとめるデメリット
クレジットカードをまとめるデメリットは下記になります。
● クレジットカードごとの特別な特典が減ってしまう
● 突然のトラブルに対応できない
上記のデメリットを順番に解説します。
クレジットカードごとの特別な特典が減ってしまう
クレジットカードは会社やクレジットカードの種類やランクによって優待内容や還元率が異なります。
今回はセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードとセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの優待内容の違いを表にしてまとめました。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | |
---|---|---|
プライオリティ・パスへの登録 | 優遇年会費(11,000円/税込) | 無料 |
SAISON MILE CLUBへの登録 | 年会費優遇 ※別途ご登録が必要です。 | 無料 |
コンシェルジュサービス | なし | あり |
ハイヤー送迎サービス | なし | あり |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(※) | 最高5,000万円 |
海外旅行傷害保険 | 最高5,000万円(※) | 最高1億円(※) |
クレジットカードの優待サービスや特典は、クレジットカードごとに特化した内容のものもあり、クレジットカードをまとめてしまうと、破棄したクレジットカードにしかなかった優待サービスを受けられなくなるデメリットがあります。
突然のトラブルに対応できない
クレジットカードを1枚にまとめてしまうと、下記のような突然のトラブルに対応できません。
● クレジットカードの磁気やICチップが破損した
● クレジットカードに通信障害が発生した
上記のトラブルは、クレジットカードを1枚にまとめてしまうと回避するのは難しいです。そのため、クレジットカードをまとめるときは、2枚にすると良いでしょう。
クレジットカードを複数持つメリット・デメリット
クレジットカードを複数持つことは、メリット・デメリットがあります。クレジットカードを複数持つことのメリット・デメリットを順番に解説します
メリット
クレジットカードを複数枚持つことのメリットは下記の3つになります。
● 支払いの種類ごとにクレジットカードを使い分けられる
● クレジットカードごとの特別な特典が利用できる
● トラブルがあったときに対処できる
上記のメリットを順番に解説します。
支払いの種類ごとにクレジットカードを使い分けられる
クレジットカードを複数枚持っていれば、支払い用途別に分けられます。
支払い用途別の一例
● プライベートの支払いの個人用カードとビジネスの経費などを支払うためのビジネスカード
● 日常のお買物の支払い用と公共料金や家賃などの固定費の支払い用
特に個人事業主やフリーランスの方は確定申告のために支払った費用を帳簿付けしなければなりませんが、プライベートの支払いとビジネスのための支払いを特定のクレジットカードで行っていると整理するのも手間がかかってしまいます。
そのため、支払い用途別に複数のクレジットカードを使い分けると、帳簿付けや経理の管理などの効率化が図れます。
クレジットカードごとの特別な特典が利用できる
上記でも触れましたが、クレジットカードは会社やランクによって優待内容や還元率が異なります。クレジットカードを複数枚持つことで、特定のカード限定の優待サービスを受けられるメリットがあります。
トラブルがあったときに対処できる
クレジットカードはすべての国、すべての店で使えるとは限りません。自身の利用した店が持っているクレジットカードの加盟店でないため決済できない経験は珍しくありません。
また、クレジットカードは通信障害や利用限度額まで利用してしまったなど、利用できなくなるトラブルが起きる可能性はあります。クレジットカードを複数枚持っていれば、突然のトラブルに対処できます。
デメリット
クレジットカードを複数枚持つことのデメリットは下記の2つになります。
● 利用明細書が増えるため、支払いの把握や管理が手間取る
● 持ち歩くクレジットカードが増えると財布のなかがいっぱいになる
上記のデメリットを順番に解説します。
利用明細書が増えるため支払いの把握や管理が手間取る
クレジットカードを複数枚持つことは、支払いの利用明細書が増えることになります。利用明細書が増えれば、支払いの把握や管理が手間取ってしまいます。
また、クレジットカードによって支払日は異なるため、口座残高の管理のような余分な手間が増えるデメリットがあります。
持ち歩くクレジットカードが増えると財布がかさばる
クレジットカードは硬質なプラスチック製の素材のため、複数枚あるとそれなりの厚みとなります。そのため、複数枚持ち歩くと財布のなかを圧迫する恐れがあります。
また財布がかさばってしまうと、クレジットカードが折り曲がったり、磁気テープやICチップが傷ついてしまい、支払ができなくなる可能性もあります。複数枚カードを持ち歩くかたはカードの損傷にも注意しましょう。
なお、最近はSAISON CARD Digitalのような、カード番号が発番されるデジタルカードが普及しています。クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」に発番されるため、財布がかさばるのを避けたい方は検討をおすすめします。
今のクレジットカードをまとめる、解約するときの注意点

クレジットカードをまとめるために、不要なクレジットカードを解約するときは3つの注意点があります。
● 貯まったポイントは解約前に使い切る
● 支払い済みの年会費は返金されない
● 新しいカードが発行される前に解約しない
気を付けないと損をする場合があるため、注意点をきちんと把握しましょう。
貯まったポイントは解約前に使い切る
クレジットカードを解約すると、クレジットカードに紐づいているポイントは失効されます。そのため、なるべく貯まったポイントは解約前に使い切りましょう。
ただし、セゾンカードでは、同じ名義でクレディセゾン発行の永久不滅ポイント対象カードを所有している場合、解約予定カード分の永久不滅ポイントを合算することが可能です。
支払い済みの年会費は返金されない
クレジットカードを解約しても支払い済みの年会費は返金されません。セゾンカードの場合は入会月の翌々月4日(土日祝日の場合は翌営業日)に請求されるので、解約を検討している方は注意しましょう。
新しいカードが発行される前に解約しない
新しく申し込んだカードが届く前に、現在所有しているクレジットカードを解約するのはやめたほうが良いかもしれません。
なぜなら、クレジットカードには発行の際に審査があり、必ず審査に通るとは限りません。
所有しているクレジットカードをすべて解約したのに、新しいクレジットカードの審査に通らなければ、手元にクレジットカードは1枚も残りません。新しいクレジットカードが発行されてから、解約手続きを行いましょう。
カードをまとめるときにおすすめのクレジットカード
この項目では、さまざまなシーンで使えるおすすめのクレジットカードを紹介します。クレジットカードを1枚にまとめようと考えている方は検討してみてください。
審査完了後最短5分でカード番号が発番される「SAISON CARD Digital」
SAISON CARD Digital(セゾンカード デジタル)は審査完了後、最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にカード番号が発番されるデジタルカードです。デジタルカードが発番されるので、財布がかさばる心配はありません。
年会費は永久無料で、国際ブランドをVisa、Mastercard(R)、JCB、American Expressの4種類から選べます。また、アプリ上でデジタルカードのデザインはいつでも着せ替えられます。
後日、カード券面にカード番号や有効期限、セキュリティコードなどの情報が記載されていないICチップ付きの完全ナンバーレスカードが郵送されます。一般的なクレジットカードと同様に、コンビニやスーパーで利用でき、カード番号が第三者に盗み見される心配が少ないです。
SAISON CARD Digitalの優待特典は以下のとおりです。
● セゾンポイントモールを経由してオンラインショッピングをすると永久不滅ポイントが最大30倍
● 全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる(優待のあるお店)
● 35万冊以上の作品を配信中の「まんがセゾン」で月額550円(税込)のセゾンコースに登録し、ポイントを購入すると、50%分のサイト内ポイント還元が受けられる
国際ブランドをAmerican Expressにすると、対象ストアでの利用金額の最大30%までキャッシュバックされる「セゾン・アメックス・キャッシュバック」の対象となります(※)。
SAISON CARD Digitalはデジタルカードが発番されるので財布が圧迫される心配が少なく、お買物がお得になる優待特典が付帯します。審査完了後、最短5分で発番されるので、クレジットカードがすぐに必要な方にもおすすめのカードです。
(※)店舗、サービスごとにキャッシュバックの上限額がございます。
初年度年会費無料で無駄なく使える「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費初年度無料で、日常の買物をサポートするクレジットカードです。
2年目以降の年会費は1,100円(税込)ですが、年1回以上の利用で翌年年会費が無料になるため、実質無料で下記の優待サービスを含めて利用できます。
また、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード DigitalをQUICPay™(クイックペイ)として利用するごとに2%相当(※1)の永久不滅ポイントが還元されます。
● 永久不滅ポイントが海外利用で通常の2倍
● 対象ストアでご利用金額の通常の最大30%がキャッシュバックされる「セゾン・アメックス・キャッシュバック」(※2)
● セゾンポイントモールを経由してオンラインショッピングをすると永久不滅ポイントが最大30倍
● 全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる(優待のあるお店)
● 35万冊以上の作品を配信中の「まんがセゾン」で月額550円(税込)のセゾンコースに登録し、ポイントを購入すると、50%分のサイト内ポイント還元が受けられる
また、本カードもクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にカード番号が発番されるデジタルカードがあります。日常のお買物がお得になる優待特典が付帯し、財布がかさばらないデジタルカードがあるので、クレジットカードをまとめたい方は検討してみましょう。
(※1)1ポイント約5円相当のアイテムと交換した場合となります。適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
(※2)店舗・サービスごとにキャッシュバックの上限額がございます。また、事前エントリーが必要です。
お買物にも旅行にも便利に使える「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは買物から旅行まで幅広いシーンで活躍するクレジットカードです。
初年度の年会費無料、2年目以降の年会費は11,000円(税込)で、下記のような豊富な優待サービスが利用できます。
● 永久不滅ポイントが国内ショッピング利用で1.5倍、海外ショッピング利用で2倍にアップ
● JALのマイルを効率よくためられる「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に入会可能
● 国内主要空港ラウンジが無料
● 世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスに優遇年会費で登録可能
● 条件を満たすことで、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が付帯(※1)
● 毎月月末の金・土・日にはロフトでのお買物が通常の5%OFF(※2)
● 対象ストアでご利用金額の通常の最大30%がキャッシュバックされる「セゾン・アメックス・キャッシュバック」(※3)
● セゾンポイントモールを経由してオンラインショッピングをすると永久不滅ポイントが最大30倍
● 全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる(優待のあるお店)
● 35万冊以上の作品を配信中の「まんがセゾン」で月額550円(税込)のセゾンコースに登録し、ポイントを購入すると、50%分のサイト内ポイント還元が受けられる
本カードでは、永久不滅ポイントが国内ショッピング利用だと通常の1.5倍、海外ショッピング利用だと通常の2倍に常にアップします。特別な手続きをしなくても適用されるので、クレジットカードを本カードにまとめれば、お買物がお得になります。
また、ショッピングご利用金額1,000円(税込)ごとにJALのマイルが10マイル、ご利用金額2,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント付与される「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」へ有料で登録もできます(※4)。
クレジットカードをまとめるなら、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードのように、さまざまなシーンで役立つ優待特典が付帯しているクレジットカードを選ぶと良いです。
(※1)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
(※2)1回のお買い上げ金額が合計1,000円(税抜)以上のロフト店頭商品が対象で、Netアンサーログイン後に取得できるWEBクーポンを会計時にレジにて提示
(※3)店舗・サービスごとにキャッシュバックの上限額がございます。また、事前エントリーが必要です。
(※4)SAISON MILE CLUBにご登録の場合は、永久不滅ポイント優遇サービスの対象外となります。
クレジットカードをまとめることに関するよくある質問
クレジットカードをまとめる際によくある質問をまとめて紹介します。
Q1 どんな方がクレジットカードをまとめたほうが良い?
使わないクレジットカードがたくさんある方は、クレジットカードをまとめたほうが良いです。クレジットカードによっては年会費を支払うことがあるので、不要なクレジットカードをまとめればコストを抑えられます。 また、複数のクレジットカードで別々の銀行口座に登録しており、引き落とし残高の確認が正しく管理できていない方も、クレジットカードをまとめれば口座管理がしやすくなり、節約につながるのでおすすめです。
Q2 残高の支払いが残っていてもクレジットカードをまとめることはできる?
クレジットカード会社によりますが、残高の支払いが残っていてもクレジットカードを解約できます。
例えば、セゾンカードの場合では、支払いが済んでいないご利用分は、今まで通り口座から自動引き落としされます。
Q3 クレジットカードをまとめると継続的な支払いはどうなるの?
クレジットカードで支払っていたサブスクや定額サービスの契約は、カード解約後も請求が続く場合があります。そのため、クレジットカードをまとめるためにカードを解約するなら、支払い方法の変更や停止の手続きが必要です。
状況にあわせてクレジットカードをまとめよう
クレジットカードをまとめておけば、ポイント還元率の高いカードに支払いを集中でき、持ち運ぶ際のストレスも少なくなります。
ただし、クレジットカードをまとめるときは、財布にかさばらないデジタルカードや、さまざまなシーンで役立つ優待特典が付帯するカードを選ぶと良いでしょう。
● 審査完了後、最短5分でデジタルカードが発番される「SAISONCARD Digital」
● 初年度年会費無料で、お買物がお得な「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」
● お買物から海外旅行まで幅広く活躍する「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」
上記は、カードをまとめるときにおすすめの特徴や優待特典が付帯するクレジットカードなので、申し込みの検討をしてみましょう。
(※)「QUICPay」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。