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携帯料金はクレジットカードで支払うとお得?カードを利用するメリットと注意点も解説
携帯電話の料金を現金や口座引き落としで支払っても、支払った金額以上の還元は受けられません。しかし、クレジットカードで支払えば、携帯料金の支払額に応じてポイントが還元されます。
貯まったポイントを、クレジットカードの利用金額に充てる事ができるクレジットカードもあるので、その分お得です。
本記事では、携帯料金をクレジットカードで支払うメリットや、携帯料金の支払いにおすすめのクレジットカードなどを解説します。
Contents
記事のもくじ
携帯料金をクレジットカードで支払うメリット
携帯料金の支払方法は、クレジットカード・口座振替・払込用紙の3種類があります。以下では、携帯料金をクレジットカードで支払うメリットをご紹介します。
ポイントが貯まる
携帯料金をクレジットカードで支払うメリットは、やはりカードのポイントを貯めることができる点です。残念ながら口座振替や払込用紙による支払いでは、ポイントを貯めることはできないため、クレジットカードで支払った方が何倍もお得になります。
携帯料金は毎月ある程度の金額で発生するものなので、せっかく支払うからにはポイントが貯まるクレジットカード支払いをおすすめします。
支払いをまとめることができる
携帯料金をクレジットカードで支払うと、ほかの出費と支払いをまとめることができ、家計の管理が簡単になります。
例えば、携帯料金や電気・ガス・水道などの公共料金、インターネットのプロバイダ料金などをそれぞれ口座振替にすると、引き落とし日は各会社ごとにバラバラとなります。しかし、クレジットカード払いで統一しておくと引き落とし日を1日に集約でき、お金の管理がとても楽になります。
また、クレジットカードの利用明細を見れば毎月の出費を把握しやすくなり、家計簿代わりに利用できます。
携帯電話の支払いとあわせて確認したい公共料金
クレジットカードは携帯料金以外にも、次のような公共料金の支払いにご利用できます。
● 電気料金
● ガス料金
● 水道料金
また、公共料金以外にも、月々に支払いが発生する次のようなサービスにも対応しています。
● インターネット回線サービス
● 新聞
● 放送料金
● 生命保険・損害保険など
クレジットカードは一度登録すれば、更新期限を迎えるまでは自動で支払えるので、余計な手間を減らせます。また、支払金額に応じてポイントも貯まるため、口座振替での支払いよりお得です。
支払いの手間がかからない
クレジットカード払いは、支払いの手間がかからないことも大きなメリットです。例えば払込用紙で支払う場合は、コンビニや金融機関の窓口へ毎月足を運ぶ必要があります。
クレジットカード払いなら、毎月口座から自動的に携帯料金分が引き落とされます。やるべきことは、引き落とし口座への入金だけです。引き落とし口座を給与口座と一本化しておくと、入金の負担も軽減できます。余計な手間を省略できるうえ、支払い忘れの防止にも役立ちます。
携帯料金をクレジットカードで支払う注意点
携帯料金をクレジットカードで支払うときは、携帯料金分の引き落としができるよう口座残高に注意しましょう。また、クレジットカードには利用限度額が設定されています。利用限度額を超える支払いはできないため、事前の確認をおすすめします。
ほかには、クレジットカードには有効期限があり、期限を過ぎると支払いに利用できません。携帯料金の支払いに利用するときは、カードの有効期限が切れていないか確認しておきましょう。
携帯料金の支払いが遅れてしまうと、最悪の場合、携帯電話の利用停止につながる可能性もあります。カード利用の基本をおさえることで防げるため、上記の注意点に十分にご留意ください。
携帯料金の見直しでさらにお得
携帯料金のクレジットカード払いは、ポイントが貯まるためとてもお得ですが、さらに支払いをお得にしたい方は、携帯料金を見直してみてはいかがでしょうか。
携帯料金の見直しには、いくつかのポイントがあります。1つ目は、料金プランの見直しです。現在契約している料金プランを確認し、自分の使い方にあった料金プランへ変更すれば、携帯料金を抑えることができます。
ほかには、使用していない不要なオプションの解約、無料通話アプリの活用などでも携帯料金の節約が可能です。近年は格安料金プランを提供する携帯会社もあるため、乗り換えも有効な手段となります。
料金プランを見直す際は、携帯電話会社の乗り換えも検討してみましょう。大手キャリアに比べて格安SIMは料金プランが安い傾向にあり、1ヵ月1,000円~2,000円のプランがあります。現在、携帯料金に月額6,000円~8,000円ほど支払っているなら、格安SIMに乗り換えれば大幅の節約が可能です。
ほかには、利用していない不要なオプションの解約、無料通話アプリの活用などの方法もあります。
総務省の「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査 令和3年」によれば、携帯電話会社への平均支払総額は月額約5,824円です(※)。自分の携帯料金と平均支払総額を比較して、払いすぎだと思ったら、上記の方法を試してみましょう。
(※)総務省「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(概要) (2022年8月19日)
携帯料金の支払い方法をクレジットカードに変更するには?
現在携帯料金を口座振替や払込用紙で支払っている方のなかには、支払方法をクレジットカードに変更したいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
次項より、携帯料金の支払方法をクレジットカードに変更する方法をご紹介します。なお、一般的な方法ですので、詳しくは各キャリアの公式ホームページをご覧ください。
WEBサイトから申し込む
1つ目は、WEBサイトから申し込む方法です。パソコンやスマホがあれば、携帯キャリアショップに足を運ばなくても自宅から支払方法を変更できます。多くの場合、各キャリアのWEBサイトにログインするためのID・パスワードが必要です。
支払方法を変更したあと、クレジットカード支払いが当月から反映されるのか翌月から反映されるのかはキャリアによって異なるので、気になる方は事前に確認しておきましょう。
また、お持ちのクレジットカードのWEBサイトから申し込むことも可能です。例えばセゾンカードの場合、セゾンカードの公式サイト「Netアンサー」を利用して手続きできます。
1.「Netアンサー」にログインする
2.「公共料金など各種料金のお支払い申し込み」から、利用しているキャリアを選択する
3.規約にチェックする
4.携帯電話番号を入力する
携帯キャリアショップに足を運んで申し込む
2つ目は、携帯キャリアショップに足を運んで申し込む方法です。携帯キャリアショップではWEBサイトからはできないような契約内容の変更手続きを行うことができます。変更手続きをしたい場合や、直接店員に聞きたいことや相談したいことがある場合に足を運ぶと良いでしょう。
携帯キャリアショップで申し込むときは、携帯料金の支払いに使うクレジットカードと本人確認書類が必要になります。基本的には携帯電話の契約者本人が直接申し込む必要がありますが、代理人による申し込みも可能です。
ただし、契約者本人からの委任状と代理人の本人確認書類を持参するようにしてください。
電話で申し込み、郵送用申込書で手続きをする
3つ目は、電話で申し込み、郵送用申込書で手続きをするという方法です。WEBサイトからの申し込みが困難な場合や携帯キャリアショップに足を運ぶことができない場合は、電話で申し込んで、郵送用申込書を取り寄せることができます。
郵送用申込書が手元に届いたら、必要事項を記入して指定住所に返送するようにしましょう。郵送でのやり取りになるので、ほかの申込方法よりも日数がかかってしまうデメリットがあります。
なお、郵送用申込書は携帯キャリアだけでなく、クレジットカード会社でも取り寄せることが可能です。例えばセゾンカードの場合、セゾンカードの公式ホームページやフリーダイヤルから「携帯電話料金カード支払申込書」の資料請求すると、郵送用申込書が送付されます。
携帯料金の支払いにおすすめのクレジットカード
ここでは、携帯料金を支払うのにおすすめのセゾンカードのクレジットカードを3種類ご紹介します。
セゾンカードでは、有効期限のない永久不滅ポイントが貯まります。そして、その貯まったポイントは、毎月のクレジットカードの利用金額に充当できる「ポイントdeお買物サービス」が利用できるためお得です。
それぞれ異なる特長を持ったクレジットカードですので、ご自身のライフスタイルに合ったカードをぜひご利用ください。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
1枚目は「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」です。初年度の年会費が無料で、2年目以降は1,100円(税込)で利用できます。前年1回以上のカード利用で翌年度の年会費が無料となるため、携帯料金の支払いに使うと、継続して年会費無料で保有できます。
お申し込み開始から、最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にデジタルカードが発番されます。すぐに携帯料金のクレジットカード払いやオンラインショッピング、スマホ決済に利用できとても便利です。
後日、ご自宅へはナンバーレスカードが届きます。国内初の、券面にカード番号の記載がないプラスチックカードです。通常のIC付きクレジットカード同様、カード決済に利用できます。
また、QUICPay(クイックペイ)™の利用でいつでも最大2%相当(※)(1ポイント=最大5円相当の商品と交換した場合)の高い還元率も魅力です(※1)。
また、隙間時間に漫画が読める「まんがセゾン」の特典も利用できます。「まんがセゾン」は35万冊以上を配信しており、毎週更新される電子書籍サービスです。
月額550円(税込)のセゾンコースに登録して、対象のセゾンカードでポイントを購入すれば、いつでも50%のポイント還元を受けられます。スマホでお得に漫画を読めるサービスなので、気になる方はチェックしてみましょう。
ほかにも、セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カード会員様限定で国内・海外で割引優待が受けられるアメリカン・エキスプレス・コネクトが利用できます。
さらにキャッシュバック専用キャンペーンプログラム「セゾン・アメックス・キャッシュバック」も付帯するため、節約したい方におすすめのカードです(※2)
(※)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
(※1)還元率2%は2022年8月1日~10月31日の期間となります。11月1日以降につきましては未定です。
(※2)店舗・サービスごとにキャッシュバックの上限額がございます。
SAISON CARD Digital
SAISON CARD Digital(セゾンカード デジタル)はクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にカード番号が発番されるデジタルカードです。お申し込み開始から、最短5分でカード番号が発番されるので、クレジットカードをすぐにでも必要な方におすすです。
年会費は無料で、国際ブランドをVisa、Mastercard(R)、JCB、American Expressの4種類から選べます。携帯電話会社で国際ブランドの指定がある場合でも対応可能です。また、アプリ上でデジタルカードのデザインはいつでも着せ替えられます。
後日、カード券面にカード番号や有効期限、セキュリティコードなどの情報が記載されていないナンバーレスカードが郵送されます。ICチップ付きのカードなので、コンビニやスーパーなどの実店舗で利用できます。
SAISON CARD Digitalの優待特典は以下のとおりです。
● セゾンポイントモールを経由してオンラインショッピングをすると永久不滅ポイントが最大30倍
● 全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる(優待のあるお店)
なお、American Expressを選択すると、対象ストアでの利用金額の最大30%までキャッシュバックされる「セゾン・アメックス・キャッシュバック」の対象となります(※)。
SAISON CARD Digitalは国際ブランドの選択肢が複数あり、お買物がお得になる優待特典が付帯します。お申し込み開始から、最短5分で携帯料金の支払いに利用できるデジタルカードが発番されるので、クレジットカードがすぐに必要な方は検討をおすすめします。
(※)店舗、サービスごとにキャッシュバックの上限額がございます。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
3枚目は「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」です。年会費は初年度無料で、2年目以降も年間1回(1円)以上のカード利用があれば翌年も年会費11,000円(税込)が無料で利用できます。
国内ショッピング利用で通常の1.5倍、海外ショッピング利用で通常の2倍、永久不滅ポイントが貯まる優遇サービスが魅力です(※1)。携帯料金の支払いにも適用されるため、よりお得にポイントが貯まります。
国内の主要空港ラウンジを無料で年2回まで利用でき、海外空港ラウンジを使えるプライオリティ・パスを優待価格で登録可能です。
また、条件を満たすことで国内旅行傷害保険(※2)・海外旅行傷害保険(※2)が適用されます。全国の厳選されたホテル・旅館・レストランをお得に予約できる「一休プレミアムサービス」を特別体験できるなど、旅行に関する特典も充実しています。
ほかには、セゾンカードの優待のあるお店や、アメリカン・エキスプレスの優待のあるお店など、優待価格で利用できます。充実した特典を利用したい方に最適なカードです。
(※1)国内利用で1,000円(税込)ごとに1.5ポイント、海外利用で1,000円(税込)ごとに2ポイント、1ポイント=最大5円相当。
(※2)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
よくある質問
クレジットカードで携帯料金を支払う際によくある質問をまとめて紹介します。
Q1 携帯電話の料金を支払うと手数料がかかる?
基本的に、携帯電話の料金をクレジットカードで支払っても手数料は発生しません。
ただし、携帯料金に端末購入代金が含まれており、分割払いを行っていれば、分割払いの手数料が発生する可能性はあります。
Q2 支払に指定されている国際ブランドはある?
国際ブランドとは、世界中の国や地域で利用できるクレジットカードのブランドのことで、Visa、Mastercard(R)、JCB、American Expressなどが該当します。
クレジットカードで携帯料金を支払う際は、携帯電話会社が指定した国際ブランドのクレジットカードが必要です。
ただし、国際ブランドはさまざまな国と地域で利用できるブランドなので、ほとんどの場合、Visa、Mastercard(R)、JCB、American Expressのいずれかのクレジットカードなら支払えます。
Q3 携帯電話の契約者以外のクレジットカードで支払える?
基本的に携帯料金の支払いに利用できるクレジットカードは、携帯電話の契約者名義のカードになります。ただし、携帯電話会社によっては条件を満たしていると、契約者名義以外のクレジットカードを携帯料金の支払いに利用できます。
例えば、契約者名義を子どもにして、親名義のクレジットカードで携帯料金を支払うことは可能です。契約者名義が子どもだと、機種変更の手続きを子どもが自分で行える、将来の名義変更の手続きが必要ないなどのメリットがあります。
まとめ
本記事では、携帯料金のクレジットカード払いのことを解説しました。携帯料金をクレジットカードで支払うと、ポイントが貯まる・支払いをまとめることができるなど、口座振替や払込用紙による支払いでは得られないメリットがあります。
携帯料金をクレジットカードで支払う場合には、口座残高や利用限度額を確認するようにしましょう。また、携帯電話の料金プラン見直しや不要なオプションの解約により、出費を抑えることができます。
今すぐに支払方法をクレジットカードに変更したい場合は、最も日数や手間がかからないWEBサイトからの申し込みがおすすめです。WEBサイトにログインするためのID・パスワードと支払いに利用するクレジットカードを手元に準備して、手続きを進めてください。
必要に応じて、キャリアショップや郵送用申込書での申し込みもできます。キャリアショップに代理人が足を運ぶ場合は、委任状と本人確認書類を忘れないように注意しましょう。
毎月発生する携帯料金だからこそ、お得にポイントを貯められるクレジットカード払いをおすすめします。今回紹介した3枚のクレジットカードは、それぞれに魅力的な特長のあるカードです。携帯料金を少しでも節約したいと考えている方は、ぜひセゾンカードの利用をご検討ください。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。