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個人賠償責任保険って何?クレジットカードのオプション保険に加入する際の確認事項とは
個人賠償責任保険とは、個人が日常生活のなかで他人にけがをさせてしまったり(対人賠償事故)、他人のものを壊してしまったり(対物賠償事故)して法律上の損害賠償責任を負ったときに、賠償金などの損害を補償してくれる保険のことです。
一般的には何らかの保険の特約として加入することが多いのですが、セゾンカード会員の方は月々300円で個人賠償責任保険に加入することが可能です。
本記事では個人賠償責任保険の概要から、クレジットカードの個人賠償責任保険に加入するときの確認事項、セゾンの保険プランについて詳しくご紹介します。
Contents
記事のもくじ
即日発行可能なクレジットカード
個人賠償責任保険って何?
個人賠償責任保険とは、個人が日常生活のなかで他人にけがをさせてしまったり(対人賠償事故)、他人のものを壊してしまったり(対物賠償事故)して法律上の損害賠償責任を負ったときに、賠償金などの損害を補償してくれる保険のことです。
一般的には、1世帯の中で同居している1人が加入していれば、ご家族全員が補償を受けることができ、少額の保険料で手厚い補償を受けられます。
ちなみにここでの「家族」とは、配偶者、本人またはその配偶者の同居の親族(6親等内の血族および3親等内の姻族)、本人またはその配偶者の別居の未婚の子を指します。
個人賠償責任保険の補償対象となる事故の例
個人賠償責任保険の補償対象となる事故の例としては、以下のようなものがあります。
■対人賠償事故
例1:自分や子どもが自転車に乗っている時に、人とぶつかってけがをさせてしまった。
例2:散歩中に、飼い犬が歩行者にかみついてけがをさせてしまった。
■対物賠償事故
例1:買い物中にお店の商品を壊してしまった。
例2:自転車に乗っていて停車中の車にぶつかり傷をつけてしまった。
ちなみに個人賠償責任保険は、単体でも加入可能ですが、自動車保険、火災保険や傷害保険などの特約として申し込むことができるものも多いです。
個人賠償責任保険はクレジットカードに付帯できる場合もある
個人賠償責任保険は単体、または各種保険の特約として申し込むことができますが、クレジットカードの保険として付帯できる場合もあります。
例えばセゾンカードの場合は、月々300円で日常生活の賠償事故による損害を補償する「Super Value Plus」に加入できます。個人賠償責任の補償限度額は最高で1億円まで補償されるため、万が一のことがあっても安心です。
お持ちのクレジットカードの保険として付帯する場合、加入手続きに必要な個人情報はカードを申し込む際に申告済みのため、一般的な保険に加入する場合に比べて、手続きを省略することができます。
「個人賠償責任保険に加入したいけれど、手続きを簡単にしたい!という方は、クレジットカードの保険として付帯できないか検討してみると良いでしょう。
セゾンカード会員様限定の個人賠償責任保険
クレジットカードに付帯する個人賠償責任保険に申し込む際は、補償内容をよく確認しておきましょう。カード会社によって補償内容が異なる場合があるため、内容を確認せずにいると思わぬトラブルに発展する可能性があります。
例えばセゾンカードが提供する個人賠償責任保険は、日本国内で日常生活において他人にけがをさせてしまったり、他人の物を壊して法律上の賠償責任を負った場合に保険金を支払う、という内容のものです。
補償が適用される例としては、下記のようなシーンが挙げられます。
●自転車走行中に人とぶつかってけがをさせてしまった
●子どもがボール投げをしていて他人の車を傷つけてしまった
●洗濯機の水漏れで階下に被害を与えてしまった
●ペットが他人に噛みついてけがをさせた
このようなトラブルが発生して賠償責任を負った場合、1回の事故につき1億円を限度額として保険金が支払われます。また、弁護士電話相談費用が無料(※)なので、法律に関するトラブルが起きた際にも役立ちます。
なお、「Super Value Plus」には、お車やお住まいなどを対象とした多くのプランが用意されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
(※)一事案につき1回、30分程度の相談とさせていただきます。
クレジットカードの個人賠償責任保険に加入するときの確認事項
上記でも触れたように、個人賠償責任保険に加入する1つの方法として、クレジットカードのオプションとして申し込むという方法があります。これからクレジットカードを申し込みしようと思っている方はもちろん、すでにクレジットカードをお持ちの方も加入することができます。
そこで以下では、クレジットカードのオプションで個人賠償責任保険に加入する前に確認しておきたい事項についてご説明します。
補償の重複にならないかどうか
1つ目に確認しておくべきなのが、補償の重複にならないかどうかです。個人賠償責任保険はクレジットカード以外でもさまざまな保険の特約として申し込むことができるので、ご自身が意識していなくてもすでに加入している可能性があります。
補償が重複をしていても損害額以上の保険金は支払われませんので事前の確認が必要です。
十分な補償金額が設定されているかどうか
2つ目に確認しておくべきなのが、十分な補償金額が設定されているかどうかです。
補償金額には上限があるのですが、事故の内容や規模によっては、賠償金額が高額になってしまう可能性もあります。個人賠償責任保険の補償金額があまりにも少額だと、ご自身で負担いただくことが必要となる場合があります。
万が一に備えて、十分な補償金額が設定されている個人賠償責任保険を選んで加入しておくと安心です。
個人賠償責任保険以外の付帯保険も充実しているセゾンカード
より安心して生活を送りたい方は、個人賠償責任保険以外の保険も付帯したクレジットカードを発行すると良いでしょう。
カードの種類によっては、旅行先での事故について補償する「旅行傷害保険」、カードで購入した商品の破損や盗難などの損害を補償する「ショッピング補償保険」など、さまざまな保険が付帯しています。
以下ではセゾンカードのなかでも特に保険内容が手厚いクレジットカードを2枚ご紹介するので、万が一に備えておきたい方はぜひ検討してください。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | ・初年度無料 ・2年目以降は11,000円(税込) |
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国際ブランド | ・American Express |
付帯する主な保険 | ・最高5,000万円(※1)を補償する海外・国内旅行傷害保険(家族は最高1,000万円)(※2) ・年間最高200万円を補償するショッピング安心保険 |
主な特典 | ・国内カード利用時はポイント還元率1.5倍、海外利用時は2倍 ・国内主要空港、ダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジの利用が無料 ・海外用Wi-Fi・携帯電話レンタルサービス |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、ゴールドカードならではの充実した補償内容が魅力のクレジットカードです。
最高5,000万円(※1)を補償する海外・国内旅行傷害保険が付帯(※2)しているため、万が一にしっかり備えたうえで旅行を楽しめます。また、家族の方も最高1,000万円(※1)の海外・国内旅行傷害保険が適用されるので、家族旅行に行く機会が多い方には特におすすめです。
このほか、カードで購入した商品の破損・盗難などによる損失を年間最高200万円補償するショッピング安心保険も付帯しています。ショッピング安心保険があれば、高額な商品を購入する際も安心です。
なお、年会費は初年度無料、2年目以降は11,000円(税込)となっています。1年目は保有コストがかからないので、「ゴールドカードを作りたいけれど年会費の負担が心配」という方でも、お試し感覚で発行ができます。
(※1)傷害死亡・後遺障害の保険金額です。
(※2)旅行代金をこのカードで支払うなどの利用条件があります。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | ・22,000円(税込) |
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国際ブランド | ・American Express |
付帯する主な保険 | ・最高1億円(※1)を補償する海外旅行傷害保険(家族は最高1,000万円)(※2) ・最高5,000万円(※3)を補償する国内旅行傷害保険(家族は最高1,000万円) ・年間最高300万円を補償するショッピング安心保険 |
主な特典 | ・プライオリティ・パスの年会費が無料 ・「SAISON MILE CLUB」の年会費が無料 ・コンシェルジュ・サービス |
保険の手厚さに加えて特典の充実度を重視する方には、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。
最高1億円(※1)を補償する海外旅行傷害保険(※2)など、充実した保険が付帯しているだけでなく、プラチナ会員ならではの豪華な特典を活用できます。
例えば、本カードに付帯するコンシェルジュ・サービスはプラチナ会員限定の特典です。国内・海外旅行プランに関する相談やホテルの手配、レストランの予約などを24時間365日サポート(※3)します。
また、ショッピング利用でマイルがたまる「SAISON MILE CLUB」に年会費無料で登録ができるので、マイルをためたい方にもおすすめです。登録をすると、1,000円(税込)のショッピング利用につき10マイルを獲得できます。
(※1)傷害死亡・後遺障害の保険金額です。
(※2)旅行代金をこのカードで支払うなどの利用条件があります。
(※3)「カードのご利用に関するお問い合わせ」のみ、9:00~21:00の対応とさせていただきます。
クレジットカードの個人賠償責任保険についてのまとめ
どんなに気をつけて生活を送っていても数多くの人が住んでいる環境で生きている以上、損害賠償責任を負ってしまう可能性は0ではありません。思わぬトラブルが発生した際に慌てないためにも、個人賠償責任保険には早めに加入しておくと良いでしょう。
また、個人賠償責任保険は個別に申し込むだけでなく、クレジットカードに付帯できる場合もあります。クレジットカード付帯の個人賠償責任保険に加入したい方は、各種保険が充実しているセゾンカードをぜひ検討してください。
監修者
稲村 優貴子
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2001年FP資格を取得し独立。2006年から6年間日本FP協会鳥取支部長。現在FP For You代表として年間500件の相談・講演・執筆・HTBテレビ・HBCラジオ等のメディア出演業務を行っている。余市町出身。二児の母。得意分野はライフプラン、iDeCo、保険、年金、家計節約、不動産。趣味は旅行(ディズニー)、食べ歩き、スカッシュ、ホットヨガ。世界遺産検定勉強中。
【保有資格】
CFP、心理カウンセラー2級、生命保険大学課程(TLC)
審査番号:SA2022-1049(2022.7)