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クレジットカードの支払い方法を徹底解説!万が一、支払いができない場合の対処法も紹介
クレジットカードは、現金がなくても商品の購入やサービスの利用ができる便利なものです。クレジットカードを利用する際は、一括で支払う方法や支払額を分割にする方法など、いくつか支払い方法があることをご存じでしょうか。
今回は、クレジットカードの支払い方法について徹底解説していきます。また、クレジットカードでの支払いができない場合の対処法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードの仕組みを理解する
クレジットカードは、日常の買物はもちろん、ネットショッピングや公共料金の支払いなど、さまざまなシーンで利用できます。クレジットカードを利用した場合、実際の支払いは後日、銀行の口座から引き落とし(後払い)となるため、手持ちの現金がなくても支払いできて便利です。
しかし、「そもそもなぜクレジットカードで支払いができるのか」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。そこで、まずはクレジットカードの仕組みについて解説していきます。
現金の場合は、購入者と店舗の間で直接取引が行われますが、クレジットカードの場合は、購入者と店舗のほかにカード会社が入るため、3者で取引が行われることになります。
● 店舗:購入者へ商品やサービスの提供
● カード会社:店舗へ購入者の代わりに代金の立て替え
● 購入者:カード会社へ利用金額を支払う
クレジットカードと現金では、そもそもの支払経路が異なり、現金の場合は購入者が直接店舗にお金を支払いますが、クレジットカードの場合は、カード会社が購入者のお金を一時的に立て替えますので、実際に購入者がお金を支払うのは、カード会社になります。
クレジットカードの種類
ひとことでクレジットカードといっても、年会費の有無、ポイントの還元率、付帯する特典やサービスなど、カードによってさまざまな違いがあります。
クレジットカードを選ぶ際は、年会費やポイントの還元率に注目しがちですが、一般的に、年会費が高額になるほど、カードに付帯する特典やサービスが充実する傾向にあるため、用途に合ったカードを選べば、年会費を必要とするカードでも、年会費以上の価値を実感できる可能性があります。
クレジットカードには審査がある
クレジットカードの申し込みを行った際は、必ず審査が行われます。
クレジットカードは、カード会社が一時的にカード利用者の代金の立て替えを行うことで取引が成立しています。
カード会社による代金の立て替えは、カード利用者が「支払いをしっかりしてくれる」という信用のもと成り立っています。そのため、クレジットカードを保有する方に向けて審査が行われ、信用力を確認されることになります。
クレジットカードの締め日と支払日とは?
クレジットカードには、締め日と支払日が決まっています。
● 締め日:クレジットカードを利用した金額が締め切られる日
● 支払日:確定した金額を実際に支払う日(口座から引き落としされる日)
例えば、セゾンの場合であれば、締め日が毎月10日、支払日が翌月の4日です。毎月10日までに確定した金額が翌月の4日に登録した口座から引き落としになります。締め日と支払日は、カード会社によって異なりますので、事前に確認しておくようにしましょう。
また、締め日と支払日のほかに、カードを利用した店舗からカード会社へ請求が行われる確定日もあります。
確定日に関しては、カード利用者に直接関係するわけではありませんが、確定日までに請求処理がされない場合は、締め日までにクレジットカードを利用していても翌月の支払い分として扱われることもありますので、覚えておきましょう。
クレジットカードの支払い方法と特徴
一般的にクレジットカードには、締め日までの利用料金を一括して支払う1回払いのほかにも、いくつかの支払い方法が設けられています。
クレジットカードの支払い方法に関してもカード会社によって異なりますが、一般的には下記のような支払い方法あります。
● 1回払い
● 分割払い
● リボ払い
● ボーナス払い
ここでは、それぞれの支払い方法の特徴について解説していきます。
1回払い
クレジットカードで支払う際によく利用される、最も一般的な支払い方法です。毎月の締め日までのカード利用金額を支払日に一括で支払う方法で、手数料などが発生せず、実際に利用した分のみの金額を支払うことになります。
分割払い
毎月の締め日までの利用した金額を分割回数に応じて均等に分割し、毎月の支払日に支払う方法です。例えば、30,000円の買物をクレジットカードで行い、3回払いで支払った場合は、毎月のカード支払日に10,000円とそれに加えて手数料を3ヵ月間支払うことになります。
一般的に、2回払いまでは手数料を必要としませんが、3回払い以上になると、カード会社が定める所定の手数料が発生しますのでご注意ください。
また、カード会社によっては、分割払いに制限があるケースもあります。例えば、セゾンが発行するクレジットカードでは、2回払いは可能ですが、ショッピングの3回以上の分割払いは、一部のカード・特定の店舗のみとなります。
このように、カード会社によって支払い方法が異なりますので、事前にご確認いただくことをおすすめします。
※国際ブランドがアメリカンエキスプレスの場合は、分割払い方法が異なるケースがあります。
リボ払い
リボ払いは、設定した支払額やご利用残高に応じて、毎月決められた金額を支払う方法です。
例えば、セゾンカードでは、前月の14日時点のリボ払い残高に応じて、
・月々3,000円からお支払ができる長期コース
・月々10,000円からお支払いができる標準コース
・5,000円以上、5,000円単位で自由に設定ができる定額コース
の3種類のコースがあります。
また、クレジットカードによっては、1回払いなどで支払ったあとに、リボ払いに変更できるケースもあります。
セゾンが発行するクレジットカードでは、「あとからリボ」というサービスを利用すれば、1回払いなどからリボ払いへ変更することが可能です(※申込可能期間がございます)。
リボ払いは、計画的に支払いができるメリットがありますので、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
ただし、リボ払いを利用する際は、お手数料が発生します。計画的にご利用ください。
ボーナス一括払い・2回払い
ボーナス払いは、年2回(夏・冬)のボーナス時に、まとめてカード利用金額を支払う方法です。夏または冬に一括で支払う「ボーナス一括払い」と年2回のボーナス時期に半額ずつ支払う「ボーナス2回払い」があります。
例えば、セゾンが発行するクレジットカードでボーナス一括払いを利用した場合は、12月~翌年6月のカード利用分は8月4日、7月~11月の利用分は1月4日が支払日となります。
一般的に、ボーナス一括払いは手数料を必要としませんが、ボーナス2回払いは手数料が必要となることが多いためご注意ください。
クレジットカードの使い方
クレジットカードは、国際ブランドに加盟している店舗で利用することができます。
国際ブランドとは、決済システムを提供している会社のことで、代表的なブランドには、VisaやMastercard、アメリカン・エキスプレス、JCBなどがあります。
利用可能な国際ブランドの表記は、店舗のレジや出入口付近、ネットショッピングの場合は公式ページ内などにありますので、クレジットカードを使えるのか迷ったときは、確認することをおすすめします。
店舗での利用
一般的に、店舗でクレジットカードを使う場合は、支払う際に「カードでお願いします」など、クレジットカードで支払う旨を店員の方に伝えるだけで支払いが可能です。ただし、店舗や支払う金額によっては、暗証番号やサインを求められることもあります。
サインに関しては、カード裏面に署名したご自身のお名前を記入いただければ問題ありません。また、暗証番号については、クレジットカードの申し込み時に設定した番号をご入力ください。
万が一、暗証番号を忘れてしまった場合は、カード会社へご連絡ください。
暗証番号の確認方法は、カード会社によって異なりますが、電話やインターネット、郵送で確認が可能です。
セゾンが発行するクレジットカードの暗証番号は、会員専用のアプリ「セゾンPortal」を使って、画面上ですぐに確認することができます。そのため、会計時に暗証番号がわからなくなってしまっても、その場で確認することが可能です。
その他の方法に関しましてはこちらをご確認ください。
ネットショッピングでの利用
ネットショッピングでクレジットカードを使う場合は、カード番号、有効期限、ご自身のお名前(アルファベット表記)を入力することになります。
サイトによっては、支払いの際にセキュリティコードと呼ばれる不正利用防止のためのコードを入力しなければいけないケースもあります。
セキュリティコードとは、基本的にクレジットカードの裏面の署名欄内に記載された番号の下3桁です。国際ブランドがアメリカン・エキスプレスのクレジットカードに関しては、表面に記載された数字4桁となります。
海外ショッピングでの利用
海外での買物に関しても、国際ブランドの表記がある場所であれば、クレジットカードを使うことができます。一般的に海外での支払い方法は、原則、1回払いのみとなることが多いですので、覚えておきましょう。
また、海外でクレジットカードを利用した場合は、国際ブランドごとの所定のレートによって、現地通貨を円換算した金額で請求が行われます。その他、国際ブランドごとに決められた事務手数料も必要となりますので、現地で利用した金額と実際に請求となる金額が異なります。
万が一、店舗で支払いができない場合の対処法
クレジットカードを店舗で利用する際、カードが利用できないというケースもあります。クレジットカードを利用できない場合は、下記のような理由が考えられますので、対処法とともに覚えておきましょう。
理由 | 対処法 |
---|---|
カードの利用が停止になっている | 前回の引き落としができていない可能性がありますので、カード会社に連絡をおこない、支払いをしましょう。 |
利用限度額を超えている | Webやアプリ、電話、郵送にて増枠申請を行うか、次回の支払日まで待ちましょう。 |
カードの磁気不良 | カード会社へ連絡を行い、再発行してもらいましょう。 |
支払いができない状態を放っておくとどうなるのか?
クレジットカードでの支払いができない理由にもよりますが、前回の支払日に引き落としができておらず、カードが利用停止になっている場合は、早めの対処が必要です。
クレジットカードの支払日に引き落としがされていない場合は、支払日の翌日からカード会社が定める遅延損害金が発生することが多いため、ご注意ください。
また、クレジットカードの支払いが滞った状態を放置しておくと、最悪カードの強制解約となる場合もあります。
支払日に引き落としとならなかった場合の対応は、カード会社よって異なりますので、まずはカード会社に連絡ください。
クレジットカードを初めて持つ方にもおすすめの「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度の年会費が無料、2年目以降は1,100円(税込)です。ただし、年1回のカード利用で1,100円(税込)の年会費が無料になります。
国際ブランドは、アメリカン・エキスプレスです。アメリカン・エキスプレスは、JCBとパートナーシップを結んでいるため、JCB加盟店でも利用が可能です。
また、会員限定のキャンペーンや優待プログラムをまとめて紹介する専用サイト「アメリカン・エキスプレス・コネクト」の閲覧ができるなど、魅力的な特典が付帯しています。
充実した特典を利用できる使いやすいカードとなっていますので、初めてのクレジットカードとして検討してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードの支払い方法についてのまとめ
一般的に、クレジットカードの支払い方法は、1回払いのほかに分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどがあります。各支払い方法は、メリット、デメリットがありますので、状況に合わせて支払い方法を選択することをおすすめします。
また、クレジットカードでの支払いができない場合は、前回の支払日に引き落としがされていないケースや利用枠を超えているケースなどが考えられますので、それぞれ対処法を実践してみてください。