キャッシュレス決済は、大きく「前払い」「後払い」「即時決済」に分類できます。それぞれの主な特徴は以下のとおりです。

前払いと即時決済は、あらかじめチャージした金額や口座残高の範囲内で利用するため、お金の管理が苦手な方でも比較的安心して利用できます。

一方、後払いは、手元に現金がなくてもお支払いができる利便性がある反面、使いすぎるリスクもあるため、お金の管理が不可欠です。

決済方法ごとに特徴があるため、それぞれの違いを理解し、ご自身に最適なキャッシュレス決済を利用しましょう。

前払いは、事前にお金をチャージし、その金額の範囲内でお支払いをする方式です。Suicaをはじめとする交通系電子マネーなどで採用されています。

以下で、メリットとデメリットを解説します。

前払いのメリットは、入金した分しか決済できないため、使いすぎを防げる点です。使いすぎが心配な方には、前払い方式のキャッシュレス決済をおすすめします。

なお、前払いの決済手段には、原則として年齢制限がないため、どなたでも利用できる点もメリットです。

前払いのデメリットとしては、毎回チャージをする手間がかかる点が挙げられます。サービスによってはチャージする場所が限られるため、残高を常に確認しておきましょう。

また、チャージをするには基本的に現金が必要です。手持ちの現金がなければ、事前にチャージした金額の範囲内でしかお支払いができないため、不便に感じることがあります。

なお、一部の電子マネーには、自動的にチャージされる「オートチャージ」機能を備えたものがあります。オートチャージ機能が備わった電子マネーであれば、チャージの手間が省けるため、チャージが面倒に感じる方におすすめです。

後払いとは、クレジットカード会社などが一時的にお金を立て替え、後日精算する支払い方式です。主にクレジットカードで採用されている方式で、利用するには審査があります。

以下で、メリットとデメリットを解説します。

後払いを利用するメリットは、手元に現金がなくても商品を購入できる点です。

例えば、セゾンカードの場合、締め日は毎月10日、支払日は翌月4日です。4月11日に購入した商品のお支払いは6月4日になるため、最大1ヵ月以上お支払いの準備期間を確保できます。

さらに、後払い方式の代表格であるクレジットカードは、ポイントや特典を受けられる点もメリットです。そのほか、QUICPay™(クイックペイ)などの後払い型電子マネーは、おサイフケータイやApple Payに追加して、スマートフォンでの決済が可能です。

後払いは、利用限度額内であれば自由にお支払いができるため、無計画に利用すると使いすぎてしまう恐れがあります。お支払いのタイミングや金額を把握していないと、口座残高以上に使ってしまう恐れがあるため、計画的に利用しましょう。

また、クレジットカードの場合、18歳以上(原則として高校生を除く(※))でなければ利用できません。さらに、お申し込み時には審査が実施されるため、利用に制限がある点はデメリットといえます。

(※)卒業間近の場合など、一部高校生のお申し込みを認めているクレジットカード会社もあります。

お支払いのタイミングで、都度銀行口座から引き落としが行われるのが即時決済方式です。デビットカードや銀行系QRコード決済では、即時決済が採用されています。

以下で、メリットとデメリットを解説します。

即時決済のメリットは、事前のチャージが不要な点です。また、基本的には後払い方式のような審査が不要なため、手軽にサービスを利用できます。

そのほか、チャージする手間がかからず、口座残高を超えてお支払いができないため、使いすぎを防止できる点もメリットです。

即時決済は、ポイント還元や特典が充実していない場合があります。また、銀行口座に残高がないと使えないため、レジでスムーズにお支払いができず、慌てる場面があるかもしれません。

そのため、連動した銀行口座の残高を確認しておく必要があります。

また、即時決済の代表的な決済手段であるデビットカードは、原則として15歳以上でなければ利用できません。

ただし、年齢制限はあるものの、クレジットカードとは異なり、高校生でも利用可能です。

主なキャッシュレス決済には、以下の4つが挙げられます。

● クレジットカード
● デビットカード
● 電⼦マネー
● QRコード決済

それぞれ解説します。

キャッシュレス決済で最も普及しているのがクレジットカードです。

一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ 2024」によると、キャッシュレス全体額に占めるクレジットカードの割合は、83.5%と最も高くなっています。

クレジットカードは利用できる店舗が多く、日常的に使いやすい点が魅力です。店舗ではレジ前の決済端末を通じて、ネットショッピングではカード情報の登録により、それぞれ決済が可能です。

デビットカードは、決済と同時に銀行口座から利用金額が引き落とされるカードです。銀行口座の残高による決済のため、チャージ不要で利用できます。

銀行口座の残高内での利用となるため、使いすぎのリスクがない点もメリットです。クレジットカードとは異なり、原則として審査なしで発行が可能です。

電子マネーとしては、Suicaなどの交通系、コンビニやスーパーなど普段のお買物で便利に利用できる流通系、QUICPayやiDなどのクレジットカード系があります。

電子マネーは、現金でチャージして前払いするタイプのほか、クレジットカードによる後払いに対応したものもあります。

店舗での支払い方法としては、Androidスマートフォンの「おサイフケータイ」やiPhoneの「Apple Pay」に追加し、非接触決済を行う方法があります。

そのほか、QUICPayやiDによる非接触決済に対応したクレジットカードもあり、カードをかざして支払うことも可能です。

QRコード決済は、スマートフォンにダウンロードしたアプリを利用してお支払いを行う方法です。スマートフォンの画面に表示されたQRコードを提示、または店舗に設置されたQRコードを読み取ることで決済ができます。

また、小規模店舗の場合、店舗側が提示する金額をご自身で入力してお支払いを行う場合もあるため、覚えておきましょう。

なお、QRコード決済には、前払いのほか、クレジットカードや携帯電話料金合算による後払い方式に対応したものもあります。スマートフォンでお支払いができる点は便利ですが、操作に慣れていない場合は手間がかかる可能性があります。

どのキャッシュレス決済を利用するか迷っている方は、まずクレジットカードから始めてみるのがおすすめです。

クレジットカードは、発行後すぐに利用でき、基本的に事前の設定などは不要です。そのため、キャッシュレス決済が初めての方でもスムーズに利用できます。

また、利用できる店舗数も多く、お支払いのたびにポイントも貯まるため、普段のお買物でも便利に利用できます。さらに、割引優待や旅行向けサービスなど、各種特典が付帯している点も魅力です。

なお、電子マネーやQRコード決済の種類によっては、後払い用にクレジットカードを設定できるため、ほかの決済方法を併用するときにも役に立ちます。ほかのキャッシュレス決済を利用する際も、クレジットカードを発行しておくことで、利用の幅が広がります。

決済手段としてクレジットカードの利用を考えている方には、セゾンカードがおすすめです。

セゾンカードは、お支払いのたびに有効期限がない「永久不滅ポイント」が貯まります。貯めたポイントは、2万点以上の人気アイテムが出品中のセゾンカードの総合通販サイト 「STOREE SAISON」で利用可能です。

また、海外旅行傷害保険が付帯し、国内空港ラウンジの利用も可能など、充実した特典が付帯したクレジットカードもご用意しています。

以下では、おすすめのセゾンカードとして「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の特長を紹介します。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料で保有できるセゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの上級グレードに該当するゴールドカードです。

また、2年目以降の年会費は11,000円(税込)ですが、年1回(1円)以上のカードご利用で翌年度年会費も無料で保有できます。

ショッピング利用時のポイント還元率は国内で1.5倍、海外で2倍(※1)(※2)となっており、通常カードと比べて効率良く永久不滅ポイントを貯められます。「セゾンポイントモール」でのショッピングなら最大30倍の永久不滅ポイントを貯めることも可能です。

また、普段使いに役立つお得な特典も豊富です。例えば、「セゾンの木曜日」の利用で映画がお得に楽しめたり、「セゾンフクリコ」が入会費・年会費無料で利用できたりします。

「セゾンの木曜日」とは、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズでお好きな映画を1,200円(税込)で鑑賞いただけるお得なサービスです。

セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」からクーポンを取得いただき、WEB(インターネットチケット販売“vit®”)または劇場でのチケット購入時にクーポンをご利用いただくことで、特別料金で映画を鑑賞できます。

「セゾンフクリコ」とは、全国25,000以上の施設を最大66％OFFで使える優待割引サービスです。特別優待として映画鑑賞券が1,300円(税込)からご購入可能です(お1人様20枚/年まで)。

ほかにも、レジャーやグルメ、トラベルなどさまざまな優待割引を専用サイトからいつでもご利用いただけます。

さらに、国内主要空港ラウンジを年2回まで無料で利用できるほか、世界中の空港ラウンジをご利用いただける「プライオリティ・パス」の優待価格利用など、充実した特典・優待も付帯しています。

普段使いから旅行まで幅広く利用可能で、利便性の高いクレジットカードをお探しの方におすすめのゴールドカードです。

(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)小数点以下は繰り上げになります。

>>詳細はこちら

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの年会費は33,000円(税込)です。家族カード(ファミリーカード)は1枚につき3,300円(税込)の年会費で4枚まで発行可能で、国内主要空港などのラウンジが無料で利用できます。

また、ショッピング時に本カードの利用で国内・海外ともに通常の2倍永久不滅ポイントが貯まります(※1)(※2)。

なお、本カードでは、「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル／プレステージ会員)」に年会費無料で登録が可能です。

そのほか、プラチナカードならではの特典として「コンシェルジュ・サービス」が利用できます。ホテル・航空券の手配、国内レストランの案内・予約をはじめ、カード会員のさまざまな相談に専任のスタッフが応えます(※3)。

海外旅行の宿泊では「Tablet(R) Hotels」の優待も利用できます。Tablet(R) Hotelsの有料メンバーシップに年会費無料で登録でき、世界約1,000件のホテルで客室アップグレードや無料朝食サービスなどの特典が利用可能です。

そのほかにも、「セゾンの木曜日」や「セゾンフクリコ」が利用できたり、レジャーやグルメ、トラベルなどさまざまな優待割引を専用サイトからいつでも利用できたりします。

プラチナカードの豪華特典で旅行を楽しみたい方に、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードはおすすめです。

(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)小数点以下は繰り上げになります。
(※3)「カードのご利用に関するお問い合わせ」のみ、10:00〜17:00の対応とさせていただきます。

>>詳細はこちら

キャッシュレス決済の方法には、前払い・後払い・即時決済の3種類があります。前払いと即時決済は、現在の支払い能力を超えて利用することができないため、やや利便性に劣りますが、使いすぎを防止できる点がメリットです。

一方、後払いは利便性に優れているものの、計画的に利用しなければ使いすぎる恐れがあります。

それぞれの決済方法にはメリットとデメリットがあるため、特徴を把握したうえでご自身に最適なキャッシュレス決済を選びましょう。

なお、お金の管理がしっかりとできる方であれば、キャッシュレス決済としてクレジットカードの利用がおすすめです。

クレディセゾンでは、幅広いニーズに対応したクレジットカードを提供しています。

クレジットカードの利用を考えている方は、この機会に「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」や「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」のお申し込みをご検討ください。

(※)「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。
(※)「QUICPay」「QUICPay＋」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
(※)Apple Payは、Apple Inc.の商標です。TM and © 2020 Apple Inc. All rights reserved.
(※)「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
(※)QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
(※)iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。