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留学生にクレジットカードが必要な理由とは?選ぶときのポイントも解説

日本人が留学する際の費用で最も大きいのは授業料ですが、滞在費用や食費、交通費、衣類費の割合も少なくありません。滞在費用や食費をすべて現金で持ち歩いていると、紛失するリスクや犯罪被害に遭う可能性があります。
また、海外留学中に病気になったり、事故で怪我をしたりしたときに備えて、保険にも加入しておく必要があります。これらの問題は、クレジットカードを所有することで解決できます。
そこで今回は、留学生にクレジットカードが必要な理由を解説します。クレジットカードを選ぶときのポイントや、留学生にピッタリなクレジットカードも解説します。
Contents
記事のもくじ
留学生にクレジットカードが必要な理由とは?
日本人留学生が海外に留学するときに、クレジットカードを持っていくべき主な理由は次の4つになります。
・現金の紛失リスクを回避できる
・両替よりもクレジットカードの方が手数料が安い
・クレジットカードには海外利用時の付帯保険がある
・海外ではクレジットカードが重視されている
それぞれ、どのようなことなのか順番に解説します。
現金の紛失リスクを回避できる
海外で大量の現金を持ち歩いていると、現金を落としたり、現金目当ての犯罪被害に遭うケースがあります。邦人の強盗・窃盗・詐欺被害件数は過去2年で増加しており、2018年(平成30年)海外邦人援護統計によれば「2018年度は4,488件の被害件数が発生しており、前年比増減率5.20%」となっています(※)。
現金を必要最低限しか持ち歩かず、支払いをクレジットカードにしておけば、現金を紛失するリスクを抑えられます。
クレジットカードを紛失・盗難されると現金よりも多くの金額を不正利用されるイメージもありますが、クレジットカードには不正利用に対する保険があります。
現金を紛失・盗難されても被害金額は補償されませんが、クレジットカードはカード会社が不正利用と認めれば補償されます。留学生を狙った盗難事件も珍しくないため、現金よりもクレジットカードを持ち歩くことで、トラブルが起きたときのリスクを抑えられます。
(※)出典元:2018年 外務省 領事局 海外邦人安全課「海外邦人援護統計」
両替よりもクレジットカードの方が手数料が安い
海外でクレジットカードを利用すると、換算日の交換レートに為替処理などの事務手数料をプラスして円に換算して請求されます。現地通貨の両替でも同様の手数料は発生しますが、実は現金で両替するよりもクレジットカードの方が換算レートは安くなる傾向にあります。
また、クレジットカードには現地のATMで現地通貨を借りられる海外キャッシングという機能があります。クレジットカードによって金利は異なりますが、現地で両替するよりもお得になる場合もあります。
つまり、同じ金額を両替した現金で支払いするよりも、クレジットカードで支払ったり、海外キャッシングで現地通貨を引き出した方が交換レートや手数料は安くなる可能性が高いということです。
クレジットカードには海外利用時の付帯保険がある
クレジットカードによって異なりますが、海外旅行保険の付帯があるクレジットカードでは、留学中に起きた傷害や病気に対する補償が受けられます。
セゾンカードでは24時間年中無休、日本語対応の海外メディカルヘルプラインを用意しています。英語や現地の言葉に慣れていない留学生でも、日本語に対応したスタッフがサポートしてもらえるため安心です。滞在地によってセンターの電話番号は異なるため、留学前にセンターの電話番号は調べておきましょう。
また、病気や怪我だけでなく、所有しているカメラやパソコンが破損・盗難されたときの補償や、自分が起こした事故で他人に怪我を負わせたり、所有物を壊した場合の賠償責任の補償が付帯しているカードもあります。
カードのランクや種類によって、自動付帯なのか利用付帯なのか、補償限度額は違いますが、クレジットカードを使っていれば補償が受けられるというのは心強いでしょう。
海外ではクレジットカードが重視されている
クレジットカードを所有していることは、自分に支払能力があるという証明になります。そのため、海外ではホテルのチェックインやレンタカーの利用時にクレジットカードを要求されるシーンが多いです。
クレジットカードがなければ保証金を支払うことでサービスを受けられますが、クレジットカードがあればそのような手間は省けます。
留学生がクレジットカードを選ぶときのポイント

留学生がクレジットカードを持っていくと、現金の紛失リスクや病気・怪我の補償が受けられるなどのメリットがあります。だからといって、闇雲にクレジットカードを選んではいけません。
留学生がクレジットカードを選ぶときのポイントは、以下の5つをご確認されるとよいでしょう。
・年会費を確認する
・海外で利用しやすい国際ブランドを選ぶ
・海外旅行保険の内容や条件を確認する
・海外キャッシングが可能か
・現地で日本語のサポートがあるか
それぞれ、どのようなポイントなのか解説します。
年会費を確認する
留学の費用は滞在期間や国で異なりますが、アメリカの場合は3カ月で100万円前後、半年で200万円前後掛かります。
留学はお金が掛かるため、なるべく年会費が無料のクレジットカードを選んで、少しでも節約をするべきです。
例えばセゾンカードのなかには、1年に1回でも利用すると翌年の年会費が無料になったり、一定の年齢までは年会費が無料になるカードがあるのでおすすめです。
海外で利用しやすい国際ブランドを選ぶ
国際ブランドとは世界中をつなぐ決済システムをもつブランドのことで、同じ国際ブランドの加盟店なら、日本で発行したクレジットカードでも世界中で利用できます。
国際ブランドの代表格は5つあり、なかでもVisaとMastercard、アメリカン・エキスプレスは世界トップクラスのシェアを誇っております。留学生がクレジットカードを選ぶときは、海外で利用しやすい国際ブランドが付いたクレジットカードがおすすめです。
海外旅行保険の内容や条件を確認する
海外旅行保険には自動付帯と利用付帯の2種類があり、自動付帯なら手続きをしなくてもクレジットカード会員ならカードを保有しているだけで病気やケガの補償がされます。
しかし、利用付帯の海外旅行保険だとクレジットカード会社の要件を満たさないと補償が受けられない可能性があります。
なるべく、自動付帯の海外旅行保険が付いているクレジットカードを選びましょう。
海外キャッシングが可能か
海外のすべての店でクレジットカードを利用できるとは限りません。使用できるクレジットカードの国際ブランドが限定されていたり、お店がカード会社への手数料が発生するため、クレジットカードの決済システムを、導入していない場合もあります。
そのため、ある程度の現金を用意していないと支払いができないというケースも想定されます。しかし、現地で両替すると交換レートや手数料が高く付くというデメリットがあります。
クレジットカードに海外キャッシングの機能があれば、現地で両替するよりも手数料が安くなる可能性があります。急に現金が必要になったというときに備えて、クレジットカードに海外キャッシング機能が付いているものを選びましょう。
現地で日本語のサポートがあるか
クレジットカード会社によって異なりますが、留学中のカード会員をサポートするサービスがあります。セゾンカードの場合、24時間年中無休で日本語対応可能な海外アシスタンスデスク
が、世界40以上の都市に設置されています。
事故やトラブルに遭遇したときの手配やアドバイス、現地の日本人医師や日本語が話せる医師の案内などを行っているため、英語など現地の言葉に不慣れな留学生にとって安心できるサービスです。
留学生にピッタリなクレジットカード「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」
留学生がクレジットカードを選ぶ5つのポイントを満たしているのは「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」です。
・26歳まで年会費は無料(26歳以上の方は初年度年会費無料、以降年会費3,300円(税込))
・国際ブランドはアメリカン・エキスプレス
・海外旅行保険が自動付帯
・海外キャッシング可能
・日本語対応可能なサポートデスクが利用できる(24時間年中無休)
上記で解説した5つのポイントをすべて満たしており、かつ海外ショッピングでは永久不滅ポイントが1,000円(税込)の支払いにつき通常の2倍の2ポイント(約10円相当)になるといったポイント優遇があります。
留学生にピッタリな5つの特徴を備えており、海外ショッピングで利用すると永久不滅ポイントが2倍にアップするなど、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは留学生にピッタリなクレジットカードです。
留学生にクレジットカードが必要な理由のまとめ
留学生が海外に行くときにクレジットカードを持っていくと、現金の紛失や盗難などの被害に遭うリスクを抑えられ、もしものトラブルがあっても保険で補償されるなどのメリットがあります。
留学生がクレジットカードを選ぶときのポイントは次の5つです。
・年会費が無料
・海外で利用しやすい
・海外旅行保険が自動付帯
・海外キャッシングが可能か
・現地で日本語のサポートがあるか
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードは上記のポイントをすべて満たしており、留学生におすすめなクレジットカードです。留学に行く際は、一緒に申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
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