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クレジットカードの利用停止後に支払いはどうなる?再開するための方法も詳しく解説
お店でクレジットカード決済を行おうとしたところ、カードが利用できずに慌ててしまった経験はありませんか。ほかのクレジットカードや現金を持っていない場合は、ショッピング自体を諦めるしかありません。
クレジットカードが利用停止になる理由はさまざまですが、対処法を知っていれば慌てる必要はありません。本記事では、クレジットカードが利用停止になった場合の支払いや、利用停止になる原因と対処方法について詳しく解説します。なお、セゾンカードを例に取り上げてわかりやすくお伝えします。セゾンカードの発行を急いで検討したいという方は、「利用停止から再開の手続きがスマートなセゾンのクレジットカード」をご覧ください。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードの利用停止後、支払いはどうなるのか
返済が遅れたことが原因でクレジットカードの利用が停止されてしまうと、サブスクリプションサービスなどの支払いも実行されなくなります。
延滞状態が解消されると利用停止措置が解除されますが、解消に時間がかかりそうな場合は、別の支払方法(口座引き落としや納付用紙による支払いなど)に変更しておくこともご検討ください。
また、紛失・盗難といった理由でクレジットカードの再発行を依頼するケースもあるでしょう。再発行後はカード番号や有効期限が変わるため、原則として再度登録手続きが必要です。
ただし、支払先によっては、自動的に再発行後のカード情報に切り替わるため、手続きが不要な場合もあります。詳細は、各支払先の公式サイトで確認しましょう。
セゾンカードでも、紛失・盗難を理由とする再発行ではカード番号が変更されます。公共料金などの継続決済を利用している方は、再発行カードを受け取ってから各契約先に連絡してカード番号の変更手続きを行ってください。
クレジットカードが利用停止されていても、ETCカードは使える
ETCカードの番号は、クレジットカードが再発行されたあとでも変わりません。クレジットカードが利用停止されている状態でも、ETCカードを利用することは可能です。
ただし、クレジットカードが解約になった場合は、付帯カードであるETCカードも解約となり、利用できなくなります。
クレジットカードが利用停止になる原因と再開の方法
クレジットカードが利用できない場合、カード裏面に記載された会員用のインフォメーションセンター(カスタマセンター)に連絡して、利用停止になった理由をご確認ください。
また、利用停止が解除される条件や方法を聞いて、対応できるものは迅速に行ってください。ここではクレジットカードが利用停止になる代表的な6つの原因と対処法をご紹介します。
①支払いの遅延
クレジットカードの利用停止で代表的な原因と考えられるのが「支払いの遅延」です。クレジットカードの支払いは毎月決められた支払日に、登録した銀行口座からの自動引き落としで実施されます。つまり、支払日にもかかわらず口座の残高が不足している場合は、自動引き落としができず、支払いができません。
支払いが遅延した場合、クレジットカードは利用停止になり、再開するには遅延した金額を全額支払わなくてはなりません。ただし利用停止からの再開にかかる手続きと時間は、クレジットカード会社により違いがあり一律ではありません。
セゾンのクレジットカードでは、「Pay-easy(Net入金)」を利用することで入金直後からの再開が可能です。また、「振込入金」や「コンビニATMでの入金」の場合は、入金の確認ができた時点で再開します。入金確認ができるまで数日かかることがあるので、再開を急ぐ場合はコンビニATMやPay-easyを利用しましょう。
②有効期限切れ
クレジットカードには有効期限が設定されており、有効期限が過ぎたクレジットカードを利用しても、エラーになり決済が完了しません。カード情報の読み取りができない場合は、カード券面に記載された有効期限を確認してください。
基本的にクレジットカードは、有効期限が近づいた時点で新しい更新カードが郵送されます。自宅で郵便物を再確認して、クレジットカード会社からの郵送物を確認しましょう。
郵送がない場合は、クレジットカードに登録している住所を間違えている可能性があります。転居により住所が変更になった場合、新しい住所を登録していないと更新カードが届きません。会員サイトなどの個人情報を確認して住所が合っているかを確認します。間違っていればすみやかにインフォメーションセンターへ連絡して、住所変更手続きをしてください。
また場合によってはクレジットカード会社から更新を見送られることがあります。セゾンカードでは、以下の内容において更新カードを見送る場合があります。
● 一定期間、クレジットカードの利用がない
● 割賦販売法の「支払見込可能額」が設定できない
● セゾンカードの規約に抵触する
有効期限が切れたクレジットカードは再発行ができないため、再度新規のお申し込みが必要です。
セゾンカードでは、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」が利用でき、クレジットカードの有効期限はもちろんのこと、利用金額をいつでも確認できます。
③利用限度額(利用可能枠)いっぱいまで使っている
クレジットカードに設定された利用限度額を超えた場合は、その時点で利用が停止されます。例えば利用限度額が30万円のクレジットカードで未返済の利用残高が20万円ある場合、利用可能枠は10万円です。つまり10万円を利用した時点で利用限度額に達するため、利用停止になります。
次回の支払日が近い状態で利用停止になった場合は、支払いが完了することで自動的に利用が再開されます。
セゾンのクレジットカードの場合は、支払い遅延と同様に「Pay-easy(Net入金)」を利用することで、簡単に繰り上げ支払いが可能です。またショッピング枠を増枠することで、利用停止を解除できる場合があります。
セゾンカードでは4種類の方法で増枠の申し込みが可能です。
● ウェブサイト(Netアンサー)による申し込み
● クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」による申し込み
● 郵送での申し込み
● インフォメーションセンターへ電話で申し込み
増枠には審査が必要で、審査が問題なければ申し込みから1週間程度で増枠できます。
詳しくは、「利用停止から再開の手続きがスマートなセゾンのクレジットカード」をご覧ください。
④暗証番号を複数回間違える
クレジットカードの利用時に入力する暗証番号を一定回数以上間違えると、セキュリティの観点からセキュリティロック(一時的な利用停止)がかかります。
セゾンのクレジットカードの場合は、複数回暗証番号を間違えるとロックがかかり、以降のカード決済が利用できません。再開するにはインフォメーションセンターへ連絡し、クレジットカードの再発行手続きが必要です。
対処法としては暗証番号を事前に確認することが挙げられます。クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」を利用すると画面上で暗証番号が確認できるので、打ち間違えが不安な方は事前に確認しましょう。
⑤紛失・盗難
クレジットカードの紛失・盗難が疑われる場合、気が付いた時点でインフォメーションセンターへの届け出が必要です。またクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」やNetアンサーにて届け出を行うことも可能です。
例として、セゾンのクレジットカードが紛失・盗難にあった場合の流れをご紹介します。
1. 紛失・盗難に気が付いた時点で届け出を行う
2. 同時に最寄りの警察へ紛失・盗難届を提出
3. ただちにセゾンカードに連絡し、クレジットカードの無効手続きを行う(無効手続き後に発見されたカードは利用不可)
4. 再発行の受付後、10日ほどで登録住所へ新しいカードが送付される
クレジットカードが盗難にあった可能性が高い場合や、覚えのない利用が確認できる場合は、ネットではなく電話での相談が必要です。
ご自身の意思で一時停止することも可能
どこかにカードを置き忘れていて回収できる可能性が高い(盗難の可能性が低い)と判断できるケースもあるでしょう。その場合は、すぐに再発行を依頼するのではなく、ご自身の意思でカードの利用を一時的に停止することもご検討ください。
セゾンカードでは、Netアンサーの「カード一時停止」から手続きをすることで、カードの利用を最長24時間停止できます。なお、ETCカードに関しては、一時停止対象外です。
クレジットカードの利用停止から再開まではどれくらいかかる?
一般的にクレジットカードが利用停止になると、再開までには一定期間が必要です。期間はクレジットカード会社によって異なりますが、セゾンカードでは、紛失による利用停止の場合、再発行の受付完了後から10日ほどで新しいクレジットカードが登録住所へ送付されます。
また紛失が原因でない利用停止については、原因が解決してから確認するまでの時間が必要です。
利用停止から再開の手続きがスマートなセゾンのクレジットカード
クレジットカードが利用停止になると、クレジット決済が利用できずに現金を持ち歩いたり、ネット決済ができなかったりして、不便な生活を強いられるでしょう。
セゾンカードなら原則として支払いの遅延が発生しても、Pay-easyで入金すれば即時に利用が再開できるので安心です。また、手続きを行うことで増枠の相談ができるので、利用限度額が迫った時には増枠を検討するのもおすすめです。
さらにセゾンのクレジットカードは紛失・盗難にあった場合も24時間・年中無休で対応しており、サポート体制が整っているので安心して利用できます。セゾンのクレジットカードのなかから、おすすめの2枚をご紹介します。
SAISON CARD Digital
SAISON CARD Digitalは、お申し込み開始から最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上で発行されるデジタルカードです。国際ブランドは、Visa、Mastercard(R)、JCB、American Expressの4つから選べます。
年会費は無料です。ETCカードも発行手数料無料、年会費無料で発行できます。
「セゾンPortal」上でカード番号を確認すれば、すぐにネットショッピング、スマホ決済などで利用できます。
セゾンPortalでは、カード番号のほか、利用明細やキャンペーン情報も確認できます。いつも持ち歩くスマホ端末で、スマートに日々の支払いを管理できます。
また、セゾンPortalにてデジタルカードの券面デザインの変更も可能です。気分に合わせて、気に入ったデザインに変更できます。
>>詳細はこちら
セゾンカードインターナショナル デジタル
セゾンカードインターナショナル デジタルは、年会費無料のデジタルカードです。お申し込み開始から最短5分で、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にデジタルカードが発行されます。
後日届くプラスチックカードは「完全ナンバーレスカード」なので、セキュリティの面で安心です。券面にカード番号などの記載がないため、実店舗で利用する際に盗み見をされる心配がありません。
なお、Visa、Mastercard(R)、JCBから好きな国際ブランドを選べます。また、年会費無料・発行手数料無料でETCカードの発行も可能です。
>>詳細はこちら
まとめ
クレジットカードの利用停止を解除するためには、スムーズな手続きを行うことが大切です。そのためには利用停止になるさまざまな原因を確認して、それぞれを解決しなければなりません。
普段から支払い日や登録情報などの確認を行っていれば、クレジットカードが利用停止になるリスクは大幅に少なくなるでしょう。また、住所の変更など個人情報の届け出を怠ることで、トラブルに発展する可能性があるので注意してください。
なお、紛失・盗難が原因でカードの再発行を依頼するケースもあるでしょう。再発行後は、カード番号や有効期限が変わるため、原則として支払先(電力会社・ガス会社・電話会社など)で手続きが必要です。
支払先によっては、自動的に新しいカード情報に切り替わるため、手続きが不要な場合もあります。詳細は、各支払先の公式サイトなどで確認しましょう。
セゾンカードでも、紛失・盗難を理由とする再発行ではカード番号が変更されます。公共料金などの継続決済を利用している方は、再発行カードを受け取ってから各契約先に連絡してカード番号の変更手続きを行ってください。
どこかに置き忘れてしまって、すぐに回収できる見込みがある場合は、再発行を依頼する前に、自らの意思で一時的に利用停止することも検討しましょう。