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クレジットカードの利用限度額(利用可能額)の確認方法・利用できない時の対処法を紹介

クレジットカードには「利用限度額」と呼ばれる上限額が設定されています。しかし実際にカード利用する方のなかには、利用限度額を知らない方もいらっしゃるかもしれません。
気がつかない間に利用限度額がオーバーすると、クレジットカードが利用停止になり、決済できません。公共料金やスマートフォンの使用料金を支払っていたクレジットカードが利用停止になると、利用していたサービス自体も停止になってしまうおそれがあります。
上記のような状況に陥らないように、クレジットカードの利用限度額の概要や、確認方法、利用限度額を増減させる方法、クレジットカードが急に利用できない時の対処方法などを解説します。
クレジットカードによっては、スマートフォン1台で利用限度額の確認や増枠申請も簡単な操作で行えるものもあります。使い勝手が良く、便利なクレジットカードを探している方は「限度額の確認や増枠申請が簡単にできるセゾンカード」を参考にしてみてください。
なお、ポイント還元率が2%(QUICPay利用時)のセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalもあわせてご検討ください。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードの利用限度額・利用可能額とは?
クレジットカードの利用限度額は、クレジットカード決済が利用できる最大金額を表します。
一般的なクレジットカードは「ショッピング枠」と「キャッシング枠」が付帯されており、個別に利用限度額が設定されることもあれば、「ショッピング枠」のなかに「キャッシング枠」が設定されることもあります。
利用限度額はあくまでクレジットカードで利用できる最大の合計枠であり、現時点で利用できる「利用可能額」のことではありません。
利用可能額は利用限度額から現時点で利用している「利用残高」を引いたもので、利用残高が増えると利用可能額は減少します。
【 利用可能額 】 = 【 利用限度額 】 - 【 利用残高 】
利用可能額は利用限度額をこえることはありません。利用可能額と利用限度額を混同しないようにしましょう。
なお、本会員と紐づいている家族カードの利用限度額は、本会員カードとの合算になります。
例えば、利用限度額が70万円の場合、本会員カードで50万円利用していると家族カードの利用可能額は20万円までになります。
本会員カードと家族カードの利用限度額は共通なため、支払いが多い月は家族会員のご利用金額に注意しましょう。
カードによって利用限度額は異なる
クレジットカードの利用限度額はカード会社や申し込みの審査、クレジットカードの種類によって異なります。
カード会社にもよりますが、一般カードよりもゴールドカードやプラチナカードなどのランクが高いカードの方が、利用限度額も高い傾向にあります。
ただし、利用限度額は申込者の属性や年収に基づいて決定されます。そのため、同じクレジットカードでも申込者によって、利用限度額が異なる場合もあります。
同じクレジットカード会社では利用限度額が統合される
一般的に同じクレジットカード会社のカードを複数枚保有している場合、カードごとに利用限度額が設定されるのではなく、個人(会員)に対して利用限度額が設定されます。
例えば、セゾンカードを2枚保有していて、利用限度額が80万円で、1枚のカードで50万円、もう1枚のカードで30万円利用した場合、利用限度額に達したことになるため、セゾンのすべてのクレジットカードは利用できなくなります。
ただし、クレジットカード会社によっては利用限度額が統合されない場合もあります。同じ会社が発行するクレジットカードを複数枚保有する方は、利用限度額の統合に関する規約を確認してください。
クレジットカードの利用限度額は審査により設定される
クレジットカードの利用限度額は個別の審査により設定されます。クレジットカードの申し込みを行うと、職業、年収、資産などの属性情報や、個人信用情報による審査が実施され、各クレジットカード会社の規定による利用限度額が算出されます。
また、クレジットカードをすでに保有している既存の会員は属性が高まった、あるいはクレジットカードを使い続けたことで信用度が高まったと判断されると、利用限度額が上がる可能性があります。
年収が上がると利用限度額も上がる?
「属性が高まる」とは、会員の年収が上がることも含まれます。しかし、年収が上がることで、すぐに利用限度額が上がるとは限りません。
利用限度額は、カード会社から会員への信用度とも考えられます。信用度には、年収や居住環境、勤務先などの属性だけではなく、クレジットカードを利用した頻度や金額、継続年数、トラブルの有無なども関わってきます。
カード会社にもよりますが、年収が上がることよりも、クレジットカードを長く愛用していることの方を評価されて、利用限度額が上がるケースは多いです。
長く愛用するクレジットカードであれば、使い勝手が良いカードを選ぶことが大切です。
例えば「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」は、デジタルカードとしても利用でき、通常のクレジットカードも後日届くため、使い分けができます。長く利用するクレジットカードにおすすめの1枚です。
ショッピング枠とキャッシング枠の限度額
多くのクレジットカードでは、利用限度額としてショッピング決済で利用する「ショッピング枠」と、現金を借り入れる「キャッシング枠」の2種類が設定されます。カード会社によって双方が完全に独立した利用限度額になることもあれば、ショッピング枠のなかにキャッシング枠が含まれることもあります。
ショッピング枠のなかにキャッシング枠が含まれるケースでは注意が必要です。例えば、ショッピング枠が50万円のなかに、キャッシング枠が20万円含まれている場合、15万円キャッシングすると利用できるショッピング枠は35万円に減ります。
あるいは、ショッピングに40万円利用していると、キャッシング枠は10万円に下がってしまいます。キャッシング枠がショッピング枠に含まれているクレジットカードを利用する際は、上記のようなケースに注意しましょう。
設定上限は法律で決められている
利用限度額はクレジットカード会社の審査により設定されますが、割賦販売法や貸金業法により上限が定められています。
【ショッピング枠】
割賦販売法により「年収」から「生活維持費」と「年間請求予定額」を差し引いた「支払可能見込額」の90%以内までが上限です。例えば年収400万円で生活維持費が200万円、クレジット債務が50万円の場合、最大で135万円までショッピング枠が設定できます。
【キャッシング枠】
貸金業法の総量規制により借入残高が年収の1/3までと規定されています。複数の金融業者からの借入れであっても、合計で年収の1/3をこえてはなりません。
なお、カードの審査が心配な方は、入会の資格が「18歳以上のご連絡可能な方」となっているセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalもおすすめです。
クレジットカードの利用限度額・利用可能額の確認方法

保有するクレジットカードの利用限度額や利用可能額は、クレジットカードの送付時に添付された案内を確認します。案内には利用限度額(ショッピング枠・キャッシング枠)が記載されているので、忘れないように保管してください。
しかし、送付された案内を紛失してしまったり誤って破棄してしまったりするかもしれません。紙の明細書を発行しているのであれば、紙の明細書で確認ができますが、申込時に明細書の送付を不要としていた場合、利用限度額の確認ができません。
そのような場合は一定の手続きを行うことで、簡単に利用限度額を確認できます。
以下で、具体的な手続きについて説明します。
クレジットカード会員ページから確認する
クレジットカード会員は、会員ページにログインすることでさまざまな情報を確認・閲覧することができますが、そのなかにクレジットカードの利用限度額も含まれています。
コールセンターやサポートセンターは営業時間が決まっており、夜中や早朝などには電話をかけることができません。
その点会員ページの場合は、24時間いつでも確認することができます。
クレジットカード専用アプリから確認する
最近はカード会社が提供しているアプリを利用することでも利用限度額や利用可能額の確認が可能です。
アプリでの確認は会員ページにログインしての確認より簡単で、会員ページ同様に24時間いつでも確認することができます。
セゾンカードであれば、セゾンPortalという専用アプリから利用限度額はもちろん、請求額や支払日まで簡単に確認することができます。さらに、セゾンのデジタルカードを利用すれば、ショッピングの決済までスマホ1台でできるので、たいへん便利です。
カード会社に電話で確認する
カード会社では、カード会員からの質問などに対応するコールセンターやサポートセンターを設けています。
そちらに電話をかけて利用限度額を確認したい旨を伝えれば、本人確認を行った後に利用限度額を教えてもらうことができます。
コールセンター・サポートセンターの電話番号は、カード会社のホームページで確認することができますし、カードの裏面に記載されていることも多いです。
ショッピング枠を増減する方法
利用限度額はクレジットカード会社の審査により設定されますが、あとからでも限度額の増減を申し込むことが可能です。
ショッピング枠の増枠および減枠の手続きについて、以下で説明します。
増枠の手続き
ショッピング枠の増枠を行う場合は、利用限度額を確認する場合と同様に、コールセンターやサポートセンターに電話をして増枠したい旨を伝え、増枠のための審査を受けることになります。
会員ページやアプリから増枠申請を行うことも可能ですが、その場合でも増枠審査を受けなければならないことに変わりはありません。
セゾンの場合は、会員サービスの「Netアンサー」やセゾンPortal(会員用スマホアプリ)、ご利用枠増枠申込書の郵送などによる手続きが可能なため、自身が申し込みやすい方法で手続きを行うことができます。
手続き自体は簡単ですが、あくまで増枠の手続きは相談・依頼であり、審査により増枠ができない場合もあることには、注意しておきましょう。
減枠の手続き
ショッピング枠の減枠は、増枠同様にコールセンターやサポートセンターへの電話、会員ページやアプリからの申請という形で手続きできることが多いです。
減枠は増枠とは異なり審査が必要ないので、申請すれば必ず手続きが行われます。
ただし利用残高が減枠希望額より多い場合は、返済までクレジットカードが利用できなくなる可能性があります。減枠手続きの前には利用残高を確認しておきましょう。
なお、増枠、減枠の手続き簡単なクレジットカードをお探しの方は「限度額の確認や増枠申請が簡単にできるセゾンカード」を参考にしてください。
クレジットカードが急に使えなくなった場合の対処方法
利用残高が利用限度額を超えてしまうと、クレジットカードが使用できなくなります。
引き落とし日になれば、利用金額の支払いが行われ、利用残高がその分減ります。利用残高を減らせれば、再び使用できるようになりますが、引き落とし日までクレジットカードが利用できないのは不便です。
クレジットカードの利用限度額まで利用して、急に使えなくなった場合は、一時的な増枠を検討してみましょう。
セゾンカードの場合、ショッピングご利用可能枠の一時増枠が申請できます。一時増枠に費用は掛からず、カード会員本人がカード裏面に記載されている窓口まで連絡されると申し込めます。
電話口で、審査に必要な「利用目的・利用店舗・利用日」などを説明すれば、1日~2日中に結果が電話で通知されます。
なお、SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)のようなデジタルカードを利用しており、プラスチックカードを持ち合わせていない方は「セゾンPortal」の「電話でお問い合わせ」より連絡しましょう。
注意点としては、セゾンの一時増枠は利用日の1ヵ月前より受け付けており、1回払い以外の利用ができないことです。
また、リボ宣言を利用している方は一時増枠を申し込むことができず、利用目的や利用状況によっては、一時増枠を断られる場合があります。
限度額の確認や増枠申請が簡単にできるセゾンカード
保有するクレジットカードの利用限度額や利用可能額を知ることは大切です。
セゾンカードなら、「Netアンサー」や、スマートフォンアプリの「セゾンPortal」などの会員専用サイトを利用すれば、24時間何処でも利用限度額・利用可能額を確認できます。
また急な出費に対応する増枠の相談や、減枠も対応可能なので、安心して利用できます。次項より、リーズナブルな年会費で充実した特典を利用できる、おすすめのセゾンのクレジットカードをご紹介します。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは初年度の年会費無料、2年目以降は年会費1,100円(税込)で、前年に1円以上の利用があれば翌年も無料で利用できます。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、デジタルカードのため、審査完了から最短5分でセゾンカード専用アプリ「セゾンPortal」に発行され、後日プラスチックカードが発送されます。
カードはナンバーレスカードになっていて、券面にカード番号や有効期限、セキュリティコードなどが記載されていないので、カード番号を第三者に盗み見されるリスクを抑えられます。
デジタルカードであればスマホ1台でクレジットカードの管理ができ、セゾンPortalから簡単に増枠申請やオンラインキャッシングの利用もできます。
そのほかの特長として電子マネー「QUICPay™(クイックペイ)」の利用で永久不滅ポイントが約2%相当(通常時の約4倍相当)還元されることが挙げられます。
QUICPay加盟店でQUICPay払いをするだけで、ご利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが2%相当還元(※1)。普段からQUICPayを利用している方なら、自然と永久不滅ポイントを貯めることができます。
対象ストアでのご利用金額の最大30%がキャッシュバックされる「セゾン・アメックス・キャッシュバック(※2)」の対象カードのため、お得に利用できます。
さらに、このカードでは、漫画がお得に読める「まんがセゾン」の特典を利用できます。
月額550円(税込)のセゾンコースに登録して、対象のセゾンカードでポイントを購入すれば、いつでも50%のポイント還元を受けられます。スマホでお得に漫画を読めるサービスなので、気になる方はチェックしてみましょう。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalはクレジットカードを維持するコストが抑えられつつ、上記のような日常の買物がお得になる優待特典やキャンペーンが利用できるクレジットカードになります。
(※1)1ポイント約5円相当のアイテムと交換した場合となります
(※2)キャッシュバック金額は上限ありで、事前登録制
まとめ
クレジットカードの利用限度額は最大で利用できる合計金額であり、利用残高により変化する利用可能額と同じではありません。また設定はあくまでクレジットカード会社の審査により決定されることから、希望がとおらない場合もあります。
また一時的・継続的な増減枠は、一定の手続きを行うことで相談できますが、審査が必要です。(減枠は審査が不要)
保有するクレジットカードの利用限度額を把握していないと、決済時にトラブルが発生する可能性もあるので、確認方法をしっかりと把握しましょう。
利用限度額の確認はインターネットやスマートフォンのアプリ、パーソナルアンサー(音声自動応答)が利用できるセゾンのクレジットカードが便利です。
おすすめのセゾンカードは、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalで、審査完了から最短5分で発行でき、スマホ1台で増枠申請やオンラインキャッシングも簡単にできます。ほかにも、QUICPay払いにするだけで永久不滅ポイントがアップする優待特典や、特定の店舗でキャッシュバックが貰えるキャンペーンなどが利用できます。
クレジットカードの利用限度額や利用可能額をアプリでいつでも確認できるだけでなく、日常生活の支払いがお得になるおすすめのクレジットカードです。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。