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クレジットカードの整理方法を紹介!整理する際の注意点も紹介
お得な入会特典などがあり、つい増えていってしまうクレジットカード。整理をしたくても、どのクレジットカードを残すべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
実は、クレジットカードを持ちすぎるとさまざまなデメリットがあります。場合によっては、カードを持ちすぎているが故に不正利用などの心配もあります。
本記事ではクレジットカードを整理する際のポイントを詳しく紹介していくので、確認しながらクレジットカードの整理をしていきましょう。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードの持ちすぎはデメリットが多い
冒頭でも触れたように、クレジットカードの持ちすぎにはデメリットが多いです。以下では、どのようなデメリットがあるのかを具体的に見ていきましょう。
使っていないクレジットカードにも年会費がかかる
クレジットカードによっては、年会費がかかるものがあります。
クレジットカードを持ちすぎてしまうと、最初は必要だと思って入会したものでも、いずれはまったく使っていないカードが出てきてしまうでしょう。使っていないにもかかわらず年会費を負担していては、無駄にお金を払っているだけになってしまいます。
支払日の把握ができなくなる
クレジットカードの利用金額が銀行口座から引き落とされる支払日は、カード会社によって異なります。
クレジットカードを持ちすぎてしまうと、いつ・どのカードから・いくら引き落とされるのかの把握ができなくなってしまう可能性があります。把握できずにいると、支払い遅延の原因になってしまう恐れがあるので、注意が必要です。
ポイントの有効期限が切れてしまう
クレジットカードで貯まるポイントには、有効期限が定められていることが一般的です。カード会社によって採用されているポイントプログラムはちがうので、店舗ごとに相性の良いカード会社のクレジットカードを使い分けている方は多いのではないでしょうか?
ポイント還元率を高めるために店舗ごとにクレジットカードを使い分けるのはお得で良いのですが、あまりにも分散させてしまうと有効期限の管理ができなくなってしまう可能性があります。
クレジットカードで貯まるポイントには1ポイント数円の価値があるので、有効期限が切れてしまっては、せっかく得た価値を失ってしまいます。
クレジットカードの紛失や不正利用に気付きにくくなる
クレジットカードを持ちすぎて、かつ使っていないクレジットカードが出てきてしまうと、どれか1枚がなくなったり不正利用に遭ったりしたとしても、なかなか気付けなくなってしまう可能性があります。
また、財布にたくさんカードを入れて持ち運んでいて盗難に遭った場合、枚数が多ければ多いほど不正利用のリスクが高まるので注意が必要です。
クレジットカードの保有枚数は何枚がベスト?
ここまで、クレジットカードを持ちすぎることによるデメリットを見てきました。では一体、クレジットカードの保有枚数は何枚がベストなのでしょうか?
参考までに、一般社団法人日本クレジット協会が毎年実施しているクレジットカード発行枚数調査からクレジットカードの平均保有枚数を算出してみましょう。
調査結果によると、2020年3月末のクレジットカード発行枚数(調査回答社数253社)は、2億9,296万枚(総数)です(※1)。そのうち、家族カードは2,290万枚、法人カードは1,037万枚となりました。成人人口(※2)比より、クレジットカードの平均保有枚数は1人当たり2.8枚であることがわかります。
(※1)出典元:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」
(※2)総務省統計局「人口推計」2020年3月1日現在の20歳以上の総人口1億505万人
クレジットカードの整理方法
上記で算出したクレジットカードの平均保有枚数を鑑みると、クレジットカードを持つなら2~3枚が目安だといえます。複数枚保有するなら、メインカードとサブカードという位置づけで使い分けるのがおすすめです。
メインカードとは、普段のショッピングにおける支払い手段として頻繁に利用するカードのことです。メインカードには、ポイントが効率よく貯まるようなポイント還元率が高いカードを選ぶようにします。なぜなら、せっかく頻繁に利用するのに、ポイントが貯まりにくくてはもったいないからです。
ちなみにポイント還元率とは、クレジットカードをいくら利用するとどれだけポイントが還元されるのかをパーセンテージで数値化したものです。一般的に1%以上だとポイント還元率が高いと見なされる傾向があるので、カード選びの際は参考にしてみてください。
次にサブカードとは、メインカードよりも利用頻度は低い2枚目のカードのことです。サブカードはメインカードよりも利用頻度は低いものなので、年会費が安いものや、普段よく利用する特典やサービスが付帯しているカードがおすすめです。
もう1つ大切なのは、メインカードとは国際ブランドが異なったものを選ぶということです。海外でも利用しやすいブランド、優待が充実しているブランドなど、国際ブランドはそれぞれ特徴が異なります。同じ国際ブランドのカードを複数所有するよりも、異なるブランドを所有している方が利用できる幅が広がります。
また、サブカードには、よく利用する店舗と相性が良いクレジットカードや、ある店舗で利用するとポイント還元率が高くなるものや割引を受けることができるカードもおすすめです。
このように、クレジットカードを複数枚持つにも、カードの選び方がとても大事になってきます。
クレジットカードの整理をしていて解約するか悩んだ場合の確認事項
「クレジットカードを作りすぎたから、整理しよう」そう思っても、なかには解約するべきか悩んでしまうカードがあるかもしれません。以下では、解約するか悩んだ場合の確認事項について見ていきます。
年会費がかかっているか
年会費は、クレジットカードを持つのにかかる、いわば維持費です。
年会費が有料であるにもかかわらず利用頻度が低いカードについては、今後も使わない可能性があるので解約を検討してもいいでしょう。ただし年会費が有料のクレジットカードには、有料なりのサービスが付帯しています。そのサービスも必要のないものなのか、再度確認するようにしましょう。
ポイント還元率は何%か
ポイント還元率は、一般的に1%以上だと高いといわれています。
ポイントが貯まりにくいという理由で利用頻度が低くなっている場合は、多くの場合解約を検討した方がいいでしょう。
ただし、もしポイント還元率1%未満でも、付帯特典やサービスが充実しているカードは多いです。すぐに日常生活に取り入れて活用できるようなものならメリットはあるので、持ち続けてもいいかもしれません。「魅力的だけど使うことはなさそう」と感じるような特典やサービスばかりであれば、解約しても問題ないでしょう。
残すカードの国際ブランドと重複していないか
クレジットカードは、カード会社が国際ブランドと提携して発行されています。そしてそのクレジットカードは、提携先の国際ブランドと契約を結んだ加盟店で利用できる仕組みです。つまり、利用できる地域や店舗の数を左右するのが国際ブランドです。
国際ブランドが異なるクレジットカードを持っていればそれだけ利用できる地域や店舗の数が増えるので、残すカードの国際ブランドと重複していないなら、解約せず置いておくという決め方もおすすめです。ただしその際も、年会費・ポイント還元率については確認しておきましょう。
もし海外に行く機会があるなら、VISAとMastercardは海外でのシェア率が高いので残しておくと便利です。
クレジットカードを整理する際の注意点
クレジットカードを整理するときは、上記でご紹介した確認事項に加えて、ここで見ていく注意点についても見ておくようにしてください。
早まって解約することで、トラブルが起きてしまったり、かえって損をしてしまったりすることがあるので、以下のような場合については注意しましょう。
公共料金などの支払いに利用しているクレジットカード
電気やガス、水道などにかかる公共料金、携帯電話料金やインターネット料金などをクレジットカードで毎月支払っている方は要注意です。
もしクレジットカードを整理したうえで、毎月料金を支払っているクレジットカードを解約してしまうと、これらの料金の請求は自動的には止まらず延滞扱いになります。
よって、クレジットカードを整理するときは、利用明細などを見ながら「このカードから毎月支払っている料金はあるか」を確認する必要があります。確認したうえで、解約することが決まった場合は、解約する前に各業者に問い合わせて支払方法の変更手続きを行い、変更手続きが完了してから解約するようにしましょう。
年会費を支払ったばかりのクレジットカード
年会費が有料のクレジットカードの場合、年に1回の更新月に年会費を支払う仕組みになっています。支払ったあとすぐにクレジットカードを解約することになっても、1度支払った年会費は払い戻されないのが一般的です。
もし解約したいと思ったタイミングの直前で年会費を支払っていた場合は、もったいないので次の更新月が来るまで利用しても良いかもしれません。ただしその際は、年会費の元を取れるように工夫して利用しましょう。
ポイントが貯まったままのクレジットカード
クレジットカードで貯まるポイントには1ポイント1円~数円の価値があるので、解約することでせっかく得た価値を失ってしまうのはもったいないです。
貯まっているポイントがある場合は、支払いに利用したりアイテムと交換したりして使いきってから解約するようにしましょう。
利用残高があるクレジットカード
利用残高とは、現在クレジットカードで利用している金額から、すでに支払い(返済)が済んでいる金額を差し引いたもののことです。簡単にいうと、未返済金額を指します。
つまり、利用残高分はカード会社に返さなければいけないお金なので、解約するとしたら一括で返済しなくてはなりません。一括返済が厳しい場合は、返済が完了するまで解約しない方がいいでしょう。
まとめ
本記事では、クレジットカードを持ちすぎるデメリットやおすすめの保有枚数、整理方法などについて解説してきました。「持ちすぎているかも…」と心当たりのある方は、本記事を参考にクレジットカードの整理に取り組んでみてはいかがでしょうか?
クレジットカードを複数枚持つときは、メインカードとサブカードを意識するのがおすすめです。
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整理して新たなクレジットカードがほしいという方は、保有を検討してみてはいかがでしょうか。
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