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クレジットカードに関係する会社は3種類!カードのランクやおすすめカードもご紹介

クレジットカードに関係する会社は3種類!カードのランクやおすすめカードもご紹介

「クレジットカード会社とは何?」と質問された際、すぐに回答できるでしょうか。VisaやJCBなどの国際ブランドとセゾンカードのような発行会社を混同してしまっている方もいると思います。

クレジットカードの発行や利用には、いくつかの会社が関わっており、違いを理解すればクレジットカードの正しい知識が身につき、自身に合ったカードを選べる可能性が上がります。

この記事では、クレジットカードに関わる会社の違いや役割を解説します。また、発行会社のセゾンカードがおすすめするクレジットカードも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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クレジットカードに関係する会社は3種類存在する

クレジットカードの発行や利用に関わる会社は、発行会社・国際ブランド・加盟店管理会社の3種類です。この3種類の会社がなければクレジットカードの発行や利用はできません。

それぞれの会社がどのような役割があって、どう違いがあるのか、以下では、詳しく説明していきます。

①発行会社の特徴

発行会社はその名のとおり、クレジットカードの発行を担っている会社で、イシュアと呼ばれることもあります。一般的に「クレジットカード会社は?」と聞かれたら、セゾンカードなどの発行会社を指します。

発行会社では、クレジットカードに関わる以下のような業務を行っています。

● クレジットカードの発行
● クレジットカード申込者の審査や入会手続き
● ポイントの付与
● 保険の整備
● 利用明細の送付など

また、発行会社によって異なることもさまざまあります。ここでは、発行会社ごとに違いがある主なものをご紹介します。

ポイント

クレジットカードで貯められるポイントは、発行会社ごとに異なります。

ポイントによって交換できる商品や提携ポイントなどは異なりますし、有効期限も異なるので、貯められるポイントに着目してクレジットカードを選ぶのも、ひとつの方法でしょう。

例えば、セゾンカードでは、有効期限のない「永久不滅ポイント」が貯められるので、ポイントの失効を気にすることなく、じっくり腰を据えてポイントを貯められます。

ただし、同じ発行会社でも提携している会社によっては、ポイントが異なることもあるので注意しましょう。

特典・サービス

クレジットカードの魅力のひとつには、カードごとに付帯する特典・サービスがあります。付帯する特典・サービスも発行会社によって異なるので、覚えておきましょう。

例えば、クレジットカードの利用で割引や特別なサービスを受けられる加盟店であったり、旅行傷害保険の有無や補償内容であったりといったことが挙げられます。

また、同じ発行会社であっても、クレジットカードの種類によって特典・サービスは異なるので、カードを選ぶ際は事前に確認しておくことをおすすめします。

支払回数・締め日・引き落とし日

クレジットカードを利用する際は、1回払いのほかに分割払いやリボ払い、ボーナス払いなどの支払方法を選択できます。支払方法は発行会社によって異なるので、覚えておきましょう。

また、クレジットカードでは、一定期間に利用した金額が決められた日にまとめて口座から引き落とされますが、発行会社が異なるとその締め日および引き落とし日も異なります。

特に引き落とし日と給料日の関係は重要であり、給料日の前に引き落とし日が来てしまうと引き落としがたいへんな場合もあるので、給料日のあとに引き落とし日が来るクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

参考までにセゾンカードでは、ショッピング利用の場合、締め日が毎月10日、引き落とし日が翌月4日となっています。

セキュリティ・補償

クレジットカードに関わるセキュリティ対策や補償の範囲・内容は、発行会社によって異なります。

基本的には、どの発行会社もセキュリティ対策を行っているほか、クレジットカードには不正利用された際に受けられる保険が付帯しているため、安心してカードを利用できますが、事前に確認しておくと良いでしょう。

例えば、セゾンカードでは、以下のようなセキュリティ対策を行っています。

セキュリティ対策 内容 
不正検知システム 第三者による不審な利用がないかをチェックしています。
本人認証サービス(3Dセキュア) オンラインショッピングの際に本人認証を行うことで、第三者による「なりすまし」などの不正利用を防止できます。
ICチップ搭載カードの発行 カードの偽造やスキミング防止のため、ICチップ搭載カードをお届け(一部のカードを除く)しています。

また、補償に関しては、一般的なクレジットカードに付帯する不正利用の補償に加え、心当たりのないインターネット上での不正利用による損害を補償する「オンライン・プロテクション」が付帯しています(※)。

(※)補償を受けるためには、「当社が実施する調査で不正利用による被害が確認できること」「当社に連絡した日を含めて61日前までさかのぼったご利用分」という条件を満たす必要があります。

②国際ブランドの特徴

国際ブランドは、世界のどこでも決済できるシステムを提供している会社で、特に日本でも有名な国際ブランドとしては以下の5つが挙げられます。

国際ブランド 特長
Visa 世界シェア率トップクラスの国際ブランド。加盟店数が多く、日本国内はもちろん、全世界200以上の国と地域で利用できます。
Mastercard(R) Visaと同様にシェア率トップクラスの国際ブランドで、国内外問わず、幅広い国や地域で利用できます。なお、日本ではコストコで唯一使える国際ブランドとしても知られています。
JCB 日本で誕生した唯一の国際ブランド。日本のブランドならではの安全・安心と、高品質できめ細やかなサービスを提供しており、国内外約3,700万店できます。
American Express 「アメックス」の通称でも知られ、ホテルやレストラン、旅行関係などの特典が充実している国際ブランド。JCBとパートナーシップを締結しているため、日本全国で利用できます。
Diners Club 世界初となるプラスチック製のクレジットカードを発行した国際ブランド。JCBと提携しているため、JCBを利用できるほとんどの店舗で利用できます。

上記のほか、近年は中国発祥の銀聯(銀聯)とアメリカ発祥のDiscoverを加えて「7大国際ブランド」と呼ばれているので、覚えておきましょう。

発行会社がクレジットカードの発行を行うのと並行して、世界中に決済機能を張り巡らせるのはたいへんなことです。

そこで、世界中で利用できる決済機能を有している国際ブランドから決済システムをレンタルすることで、クレジットカードを幅広く利用できるようにしています。

店舗によって、対応している国際ブランドが異なる

「クレジットカードが利用できる」ということは、「特定の国際ブランドが提供している決済システムを導入している」ということを意味します。

つまり、Visaの決済システムを導入しているからこそ、そのお店ではVisaのクレジットカードが利用できるのです。

そのため、クレジットカードが利用できるお店ではどこの国際ブランドのカードでも利用できるというわけではなく、VisaやMastercard(R)のカードは利用できても、Diners Clubのカードは利用できない、というようなケースはあり得ます。

レジ付近には利用できるクレジットカードのマークが表示されていることも多いので、クレジットカードを利用する際は、あらかじめ確認しておくと安心です。

③加盟店管理会社の特徴

加盟店管理会社はクレジットカードの加盟店管理や新規加盟店の開拓を行う会社で、アクワイアラと呼ばれることもあります。

加盟店管理会社は、クレジットカードの加盟店と発行会社や国際ブランドの間を取り持つような役割を担っており、加盟店から売上データを受け取って発行会社に渡し、売上代金を発行会社から徴収して加盟店に渡しています。

加盟店管理会社が間に入ってくれているおかげで、クレジットカードの加盟店は発行会社などに対して自ら手続きを行わずに済んでいます。

なお、発行会社と加盟店管理会社は分業になっているのが一般的ですが、日本では発行会社が加盟店管理会社を兼ねている場合もあります。

加盟店管理会社が異なることで起きることを、以下で説明します。

決済手数料は、加盟店管理会社によって異なる

クレジットカードで支払いを行う場合、決済のたびに決済手数料が発生しており、決済手数料は加盟店管理会社によって異なることがあります。

ただし、一般消費者が普段クレジットカードを利用する際に、店舗側の決済手数料を気にする必要はありません。

決済手数料に関しては、クレジットカード加盟店が加盟店管理会社に支払うものだからです。

発行会社の種類に基づいてクレジットカードを分類する方法

クレジットカードは、「どのような会社から発行されているのか」という切り口で、以下のように分類することが可能です。

● 銀行系クレジットカード:1982年の改正銀行法施行により、銀行の取り扱い業務が拡大されたことを契機に、銀行がクレジットカードの発行業務を開始。銀行本体の取引と組み合わせた特典(※)が提供されている場合がある。
● 信販系クレジットカード:信販会社(分割払いなどで商品を購入するサービス(ショッピングクレジット)を提供している会社)が発行しているクレジットカードで、長い歴史を有する。
● 交通系クレジットカード:鉄道会社など、交通事業者が発行しているクレジットカード。交通系ICカードの残高へのオートチャージが可能な場合がある。
● 流通系クレジットカード:百貨店やスーパーマーケットを展開している会社が発行しているクレジットカード。発行主体の店舗で利用すると、他店舗で利用した場合よりもポイント還元率が上昇する場合がある。近年、シェアが拡大傾向にある。

それぞれの特長を把握したうえで、ご自身に適したタイプのクレジットカードを選びましょう。

(※)「給与振込など、銀行取引の頻度や金額に応じて、クレジットカードのポイントを付与する」「クレジットカードの利用実績に応じて、ATM手数料が無料になる」など

クレジットカードのランク

一般的にクレジットカードは、下表に示す「3つのランク」に分かれています。

ランク 説明
一般カード ゴールドカードやプラチナカードに比べて、年会費が低めに設定されています。共通する色やデザインのルールはなく、企業のイメージに合う独自の色やデザインが用いられています。
ゴールドカード 一般カードよりも限度額が高めに設定されており、旅行傷害保険や空港ラウンジサービス、ポイント優遇サービスなど、特典が充実しています。券面のカラーは、一般的に「ゴールド」です。
プラチナカード ステータス性が高く、プラチナカードならではの付帯サービス(コンシェルジュ・サービスやレストランの料理代金優遇サービス)が特長です。多くのプラチナカードでは、券面のカラーが「プラチナ色に近いシルバー」や「ダークグレー」になっています。

カードの申し込みを検討している方は、クレジットカードに関わっている3つの会社(「発行会社」「国際ブランド」「加盟店管理会社」)に加えて、「ランク」についても理解しておきましょう。

クレジットカードを1枚に絞れないときは2枚持ちも検討する

クレジットカードは複数枚持つことが可能です。そのため、クレジットカードを選ぶ際、1枚に絞れないときは、2枚持ちを検討しても良いでしょう。

クレジットカードを2枚持つメリットには、主に以下のようなことが挙げられます。

● 状況に合わせて特典やサービスの使い分けができる
● 万一、メインのカードが使えないときも2枚目のカードを利用できる

なお、クレジットカードを2枚持つ際は、異なる国際ブランドのカードを持つと利用できる店舗数が増えるので、おすすめです。

どのカードを発行するか悩んでいる方にはセゾンカードがおすすめ

「発行会社」にあたるセゾンカードでは、Visa・Mastercard(R)・American Express・JCBの4つの国際ブランドと提携してクレジットカードを発行しています。

セゾンのクレジットカードは、カード利用で有効期限のない永久不滅ポイントが貯まるほか、さまざまなシーンで活用できる特典・サービスが付帯しているので、用途に合わせてカードを選択いただけます。

また、オンラインショッピングの際は「セゾンポイントモール」の経由で最大30倍の永久不滅ポイントを貯められるため、オンラインショッピングをよく利用する方にもおすすめです。

ここでは、おすすめのクレジットカードとして、セゾンカードとAmerican Expressが提携して発行しているセゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードのなかから2券種をご紹介します。

なお、セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードなら、特定の店舗やサービスの利用でキャッシュバックを受けられる「セゾン・アメックス・キャッシュバック(※)」を利用可能です。

公式サイトから実施中のキャンペーン情報の確認やエントリーが可能なので、ぜひご活用ください。

(※) 店舗・サービスごとにキャッシュバックの上限額があるほか、エントリー人数にも上限がございます。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは国内初の完全ナンバーレスカードで、お申し込み開始から最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にカードが発行されます。

発行されてからすぐに利用できるためたいへん便利で、クレジットカードでのショッピングやキャッシングをすぐに行いたい場合には、非常に重宝するでしょう。

後日、国内初の完全ナンバーレスカード(券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードなどの情報記載なし)が届きますが、ナンバーレスカード自体もIC付きのクレジットカードとして利用できます。

カード券面にカード番号の記載がなく、盗み見などによる情報流出を防ぎやすいので、不正利用のリスクが気になる方にはおすすめです。

また、QUICPay™(クイックペイ)加盟店にてQUICPayで支払いをすることで、そのお買物分の合計金額(税込)の最大2%相当(永久不滅ポイント4倍)(※1)の還元も受けられます(※2)。

さらに、American Expressのカード会員のみが利用できるお得な特典やキャンペーンを集約した「アメリカン・エキスプレス・コネクト」や、全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる「優待のあるお店」なども利用可能です。

初年度は年会費無料で利用可能で、2年目以降は1,100円(税込)です。年に1円以上のカード利用があれば翌年度の年会費が無料となる年会費の優遇もあります。

日常生活でQUICPayを利用する機会が多い方を中心に、非常におすすめのクレジットカードです。

(※1)2万点以上の人気アイテムが出品中のセゾンの総合通販サイト「STOREE SAISON(ストーリーセゾン)」において、1ポイント最大5円相当のアイテムに使用した場合となります。
(※2)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申し込みページをご確認ください。

 

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セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、ポイントの優遇や充実した旅行特典が魅力のカードです。

国内ショッピングでは通常の1.5倍、海外ショッピングでは通常の2倍の永久不滅ポイントが付与されるため、お得にポイントを貯められるでしょう。

また、手厚い補償内容となる国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険(※)が付帯しており、旅行傷害保険は本会員だけではなく、本会員の家族にも適用されます。

(※)国内旅行傷害保険および海外旅行傷害保険は、航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。

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クレジットカードに関係する会社についての「よくある質問」

以下、クレジットカードに関係する会社についての「よくある質問」、および、それに対する「回答」をご紹介します。

Q1 国際ブランドが発行会社を兼ねている場合もある?

国際ブランドによっては、カード発行会社を兼ねている場合があり、例えば、JCBやAmerican Express、Diners Clubは、国際ブランドでありながら、自社でクレジットカードの発行も行っています。ちなみに、国際ブランドが発行するクレジットカードは、「プロパーカード」と呼ばれます。

それに対し、VisaやMastercard(R)は、決済ネットワークの構築・管理に特化しており、自社ではクレジットカードの発行業務を行っておりません。発行業務は、ライセンスを付与した他社(発行会社)に任せています。

Q2 トラブルが発生した場合、どこに連絡すれば良い?

何らかのトラブル(「盗難された」「紛失した」「正常に決済できない」など)が発生した場合は、基本的に「発行会社」に連絡しましょう。ただし、海外旅行中の場合、「日本国内の発行会社に連絡できない」という状況に陥る可能性もあります(「大地震・津波などで拠点が壊滅した」「通信回線・電話回線に障害が発生している」など)。

VisaやMastercard(R)では、「海外旅行中の盗難・紛失」に関しては、「発行会社に連絡する」という選択肢のほかに「直接、国際ブランドの緊急対応窓口に連絡する」という選択肢も用意されているので、万一、海外旅行中に日本国内に連絡できなくなった場合は、発行会社ではなく緊急対応窓口に連絡してください。

Q3 発行会社間で、情報の共有・交換は行われている?

発行会社は「信用情報機関」に加盟しており、各種情報を登録・共有しています。以下は、セゾンカードが加盟している信用情報機関です。

● 株式会社シー・アイ・シー(CIC):割賦販売法及び貸金業法に基づく指定信用情報機関
● 株式会社日本信用情報機構(JICC):貸金業法に基づく指定信用情報機関

発行会社は、カード発行時の審査や増枠などの際に信用情報機関のデータベースに登録されている情報を照会しており、他社での延滞の有無などを把握することが可能です。そして、貸金業法に基づく「総量規制」(「年収の3分の1を超える金額を貸付けてはならない」というルール)を遵守するために、適宜、他社からの借入額(キャッシング利用額)をチェックしています。

クレジットカードの発行・利用には多くの会社が関わっている

クレジットカードの発行・利用には多くの会社が関わっている

クレジットカードの発行や利用には、「発行会社」、「国際ブランド」、「加盟店管理会社」の3種類の会社が関わっています。会社ごとに役割が異なるので、違いを把握しておきましょう。

なお、クレジットカードは、発行会社の種類によって「銀行系」「信販系」「交通系」「流通系」といったタイプに分類することが可能です。

また、クレジットカードには「一般カード」や「ゴールドカード」などのランクもあります。カードのランクによって特長が異なるので、それぞれの特長を理解して、用途に合わせたカードを選ぶのがおすすめです。

セゾンカードでは、さまざまなニーズに対応したクレジットカードを発行しています。今回ご紹介した3券種のセゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、充実した特典・サービスが付帯するカードとなっているので、ぜひ申し込みをご検討ください。

(※)QUICPayおよびQUICPay+は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
(※)Apple、Appleのロゴ、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and © 2020 Apple Inc. All rights reserved.

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