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クレジットカードの本人確認は住民票でも問題ない?必要書類や対処法を解説

クレジットカードの本人確認は住民票でも問題ない?必要書類や対処法を解説

クレジットカード発行のために本人確認書類を準備しておきたいけど、どの書類が実際に使えるのかわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本人確認に使える書類は、カード会社や申込方法によって異なります。いざ手続きを始める前に、どの書類が実際に使えるかは一度確認しておきたいところです。

また、現在の住所と住民票の住所が異なる場合、どのようにすれば良いのか疑問を抱く方もいると思います。

本記事では、クレジットカードの申し込みに利用できる本人確認書類の種類や、現住所と住民票の住所が異なるときの対処法、クレジットカードの申し込みの流れなどについて解説します。

原則、クレジットカードは本人確認なしではつくれない

原則、クレジットカードは申込者の本人確認ができないとつくることができません。

「犯罪による収益の移転防止に関する法律」により、クレジットカード会社はクレジットカードの発行時に申込者の本人確認を行い、提出された本人確認書類の一定期間の保存を義務付けられています。

そのため、クレジットカードを申し込む際には本人確認書類の提示、あるいはコピーした書類を郵送するなどの手間が必要です。

なお、本人確認書類としてマイナンバーカードが便利です。本人確認書類には運転免許証がよく利用されますが、運転免許証の取得には、一般に教習所へ通う必要があるため、時間と費用がかかります。

一方、マイナンバーカードは交付申請をすれば1ヵ月程度で受け取ることができるほか、初回は手数料無料で交付できるため、費用もかかりません。

本人確認書類がなくて悩んでいる方は、この機会にマイナンバーカードの作成を検討してみてはいかがでしょうか。

クレジットカードをつくるときに必要な本人確認書類

クレジットカードの申し込みでは、本人確認書類の提出が必要です。

クレジットカード会社ごとに求められる本人確認書類は異なるため、公式サイトや申請書類などを確認して準備を進めておきましょう。

本項目では、セゾンカードの申し込みでの本人確認書類の種類や、確認方法を紹介していきます。

セゾンカードをインターネットで申し込む場合は、本人確認書類に加えて、顔写真を撮影する必要があります。

また、郵送で申し込む場合は、申し込み用紙のほかに本人確認書類を送付しますが、運転免許証や運転経歴証明書の有無によって書類の組み合わせが変わります。

「運転免許証」または「運転経歴証明書」を持っている場合

運転免許証または運転経歴証明書を持っている場合は、下記の2点を提出します。

どちらか片方を1点 ①~⑨のいずれか1点



運転免許証
または運転経歴証明書(※)
①各種健康保険証
②パスポート
③在留カードまたは特別永住者証明書
④マイナンバーカード
⑤住民基本台帳カード(写真付き)
⑥住民票の写し(原本)
⑦公共料金の領収証書
⑧社会保険料の領収書
⑨国税・地方税の領収証書または納税証明書

例えば、運転免許証と健康保険証のコピーを郵送すれば、本人確認書類の提出は完了します。

(※)運転経歴証明書は平成24年4月1日以降に交付されたものに限ります。

「運転免許証」または「運転経歴証明書」を持っていない場合

運転免許証や運転経歴証明書を持っていない場合は、下記の2点、または住民票の写し(原本)を提出します。

①~⑤のいずれか1点 左記①~⑤のいずれかをもう1点
または下記⑦~⑨のいずれか1点
①各種健康保険証
②パスポート(※)
③在留カードまたは特別永住者証明書
④マイナンバーカード
⑤住民基本台帳カード(写真付き)
⑦公共料金の領収証書
⑧社会保険料の領収書
⑨国税・地方税の領収証書または納税証明書

例えば、健康保険証とパスポート(※)、あるいは健康保険証と電気料金の領収書のような組み合わせで本人確認書類を提出します。注意すべきポイントは、本人確認書類は計2点必要で、表の左側にある書類は最低でも1点、必ず提出する必要があることです。

(※)パスポートは、住所のページが必要となりますので、2020年4月以前に発行されたものに限ります。

住民票も本人確認書類として認められる

住民票の写しも本人確認書類として利用できます。ただし、住民票の写しはコピーではなく、発行日から6ヵ月以内の「原本」が必要になるため、注意しましょう。

なお、セゾンカードでは、運転免許や運転経歴証明書がない場合、住民票の写し(原本)であれば1点で本人確認書類として提出が可能です。

本人確認書類の現住所と住民票の住所が違う場合の対処法

クレジットカードの申し込み時に必要な本人確認書類は、現住所が記載されていて、かつ期限内のもののみ有効です。そのため、必要に応じて更新の手続きをしておきましょう。

しかし、学生や単身赴任の方などは、現住所と住民票の住所が異なるというケースが考えられます。

仮に、本人確認書類の記載住所が申込時の現住所と異なる場合は、現住所がわかる健康保険証やパスポート、公共料金の領収証書(※)がさらに1点必要になるため、事前に確認が必要です。

(※)発行日から6ヵ月以内で、ご本人名義のものに限ります。

住民票の住所変更は注意が必要

引越しによって住所が変わった場合、本人確認書類の住所は変更しておきましょう。特に住民票は、住所変更が法律で義務付けられており、正当な理由がない場合、5万円以下の罰金が科せられることもあるので注意しましょう。

住民票の変更方法は、引越し先によって異なります。同一の市区町村内で住所変更がある場合は、「転居した日から14日以内」に自治体の窓口に転居届を提出します。

他の市区町村に引っ越す場合は、まず引越し前の自治体の窓口で転出届を提出し、転出証明書を受け取ります。

その後、引越し先の自治体の窓口で「転入した日から14日以内」に転出証明書を添えて転入届を提出しなければいけません。

クレジットカードの申し込みの流れ

本人確認書類の準備ができたら、実際にクレジットカードの申し込みを進めましょう。

申込方法としては、インターネット申し込み、郵送での申し込み、対面カウンターでの申し込みの主に3つがあります。それぞれの申し込みの流れを見ていきましょう。

インターネットでの申込方法

インターネットでの申込方法の手順は以下のとおりです。

1. クレジットカード会社の申込フォームを開く
2. 画面の指示に従い必要事項を入力する
3. 申込内容の確認の電話を受ける
4. お申し込み完了後、自宅にカードが届く

インターネットで申し込む場合は、各カードの公式サイトの申込フォームから手続きを開始します。

申し込み後は受付完了メールが届き、申し込み内容の確認のための電話連絡があります。さらに審査まで完了すると審査完了メールが届き、自宅にカードが発送されます。

セゾンカードの場合は、お申し込み完了後、最短3~7営業日後にカードが発送されます。郵送のほかに、セゾンカウンターでの受け取りも可能です。本人確認の方法としては、申し込み時に写真を撮ってアップロードします。

対面カウンターでの申込方法

クレジットカードによっては店頭や対面カウンターでの申し込みが可能です。申し込み時にはクレジットカードに関する質問や相談ができます。

対面カウンターでの申し込みの手順は以下のとおりです。

1. クレジットカード会社の対面カウンターに直接行く
2. 申請書類に必要事項を記入する
3. 本人確認書類を提示する
4. 審査が終わるまで待つ、あるいは帰宅する
5. 即日発行されたクレジットカードを受け取る、あるいは郵送されるまで待つ

対面カウンターで申し込む場合は、申し込みに必要な本人確認書類や印鑑などを持参して、申込者本人が来店して手続きします。

審査の状況にもよりますが、即日発行が可能なクレジットカードであれば、当日中にクレジットカードを受け取ることができます(※)。ただし、即日発行ができない場合でも、お申し込み完了後10日~2週間程度で自宅にカードが届きます。

(※)最短即日で発行できるセゾンカードが対象です。

(※)セゾンカウンターはこちらをご覧ください。

郵送での申込方法

郵送での申込方法の手順は以下のとおりです。

1. 申込書を取り寄せる
2. 申込書に必要事項を記入する
3. 本人確認書類を同封して郵送する
4. お申し込み完了後、クレジットカードが自宅に郵送される

郵送で申し込みをする場合は、まずは電話窓口やウェブサイトから申込書を請求して取り寄せます。申込書が届いたら、必要事項を記入の上、本人確認書類と合わせて返送します。返送後、審査が完了すると自宅にクレジットカードが届きます。

セゾンカードの場合、申込書を返送してからカードの受け取りまでの期間は、約3週間ほどです。

受け取りの際に本人確認書類が必要になる

受け取りの際に本人確認書類が必要になる

申し込みの際に本人確認が済んでいない場合は、クレジットカードを受け取るタイミングで本人確認が行われます。

具体的には、簡易書留などの代わりに、日本郵便の「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」、佐川急便の「受取人確認サポート」といった郵送方法でカードが届きます。いずれの郵送方法も受け取り時に本人確認書類の提示が必要です。

インターネット申し込みの場合は、申し込み時に本人確認がない代わりに、本人限定受取郵便(特定事項伝達型)での受け取りとなることも多くあります。

本人確認書類は、それぞれ以下の書類が利用できます。

▼日本郵便「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」
● 運転免許証
● マイナンバーカード
● 在留カード
● 特別永住者証明書

▼佐川急便「受取人確認サポート」
● 運転免許証
● マイナンバーカード
● 在留カード
● 特別永住者証明書

日本郵便の「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」の場合は、自宅へ配送してもらうか、郵便局で直接受け取るかのどちらかを選択できます。

郵便局に郵便物が届くと、自宅に「到着通知書」が送付されます。自宅で受け取る場合は、到着通知書に記載の郵便局へ配達日希望日時を伝えます。郵便局で受け取る場合は、到着通知書と本人確認書類の提示が必要です。

佐川急便の「受取人確認サポート」の場合は、自宅で本人確認書類を提示して受け取ることになります。利用には登録が必要なので、初回の受け取り時には営業所での受取サービスを指定することはできません。

不在で受け取りができなかった場合は、不在配達通知書(日本郵便)や不在連絡票(佐川急便)が投函されます。本人確認書類と不在の通知を持参の上、郵便局や営業所で郵便物を受け取りましょう。

クレジットカードを早くつくりたい方におすすめのクレジットカード

クレジットカードをつくる方法は3種類ありますが、郵送で受け取る場合は、審査が完了してから自宅に届くまでに数日程度かかります。

すぐにクレジットカードを利用したい方には、セゾンのデジタルカードがおすすめです。セゾンのデジタルカードは、お申し込み開始から最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上に発行され、すぐにオンラインショッピングや電子マネーへ登録してお買物を楽しめます。

以下では、おすすめのセゾンカードとして「SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)」と「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」を紹介します。

SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)

SAISON CARD Digitalは、年会費無料で発行できるデジタルカードです。全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる「優待のあるお店」をはじめとしたお得な特典が付帯します。

後日郵送で届くプラスチックカードを利用して、通常のクレジットカードと同様に実店舗でのカード決済も可能です。

プラスチックカードは、カード券面にカード番号やセキュリティコードなどの記載がいっさいない「完全ナンバーレス」のため、第三者による盗み見を防止できます。

>>詳細はこちら 

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、「セゾンPortal」上で利用できるデジタルカードです。

お申し込み開始から最短5分でオンラインショッピングや電子マネー決済に利用可能なカード番号が発行されるため、すぐにクレジットカードでの支払いが可能です。


こちらのカードもデジタルカードのほかに、カード番号や有効期限などがいっさい記載されていない「完全ナンバーレス」のプラスチックカードが自宅に郵送されます。
年会費は初年度無料、2年目以降は通常1,100円(税込)で、前年に1円以上の利用があれば2年目以降も年会費は無料になります。

QUICPayTM(クイックペイ)での利用が最大2%相当(※)の還元率になるほか、セゾンカードの特典とアメックス会員が利用できるお得な特典が付帯するおすすめのカードです。

(※)適用には、諸条件があります。詳細はカードのお申し込みページをご確認ください。

>>詳細はこちら

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital

クレジットカードの本人確認書類に関するよくある質問

クレジットカードの本人確認書類に関するよくある質問を紹介します。

Q1. 顔写真付きの本人確認書類がない場合はどうする?

顔写真付きの本人確認書類がない場合は、複数の本人確認書類を組み合わせて提出します。

例えば、セゾンカウンターでクレジットカードを受け取る際に顔写真付きの本人確認書類がない場合は、各種健康保険証1点に加えて、下記の書類のうち1点の合計2点が必要です。

● 印鑑登録証明書(※1)
● 戸籍の附票の写し(※1)
● 住民票の写し(※1)
● 国民年金手帳
● 児童扶養手当証書
● 特別児童扶養手当証書
● 母子健康手帳
● 公共料金の領収証書(電気・ガス・水道・固定電話・NHK)(※2)
● 社会保険料の領収証書(※2)
● 国税・地方税の領収証書または納税証明書(※2)

ただし、クレジットカード会社ごとに必要な本人確認書類や書類の種類は異なるため、事前に確認しましょう。

(※1)発行日から6ヵ月以内のものに限ります。
(※2)領収証書および納税証明書は発行日から6ヵ月以内で、ご本人名義のものに限ります。

Q2. クレジットカードの本人確認書類は必ず原本が必要?

クレジットカードによりますが、原本が必要な場合もあれば、コピーが使える場合もあります。

例えば、セゾンカードの場合は、オンライン申し込みとセゾンカウンターでの申込時には原本が必要ですが、郵送で本人確認書類を提出する際は、住民票の写し以外はコピーで問題ありません。

なお、本人確認書類ごとに次のような注意点があるため、コピーを取るときは間違えないようにしましょう。

本人確認書類 注意点
各種健康保険証 ご本人の名前・生年月日・現住所のページをコピー
(カードタイプの場合は両面をコピー)
パスポート 写真および住所のページをコピー
(国内で発行したものに限る)
マイナンバーカード 表面のみコピー
(個人番号(マイナンバー)の記載がある裏面は不要)
公共料金の領収証書 現住所の記載がある
電気、ガス、水道、固定電話、NHKの領収証書をコピー
(発行日から6ヵ月以内で、本人名義のものに限る)
社会保険料の領収証書 現住所の記載があるものをコピー
(発行日から6ヵ月以内で、本人名義のものに限る)
国税・地方税の領収証書
または納税証明書
現住所の記載があるものをコピー
(発行日から6ヵ月以内で、本人名義のものに限る)
(※)2020年4月以前に発行された住所のページが記載されているパスポートに限ります。

Q3. 本人確認書類の内容が更新された場合は?

引越しや結婚などの理由で、クレジットカードの申し込み時に使用した本人確認書類の情報が変更された場合は、必ず変更手続きを行います。

ただし、クレジットカード会社ごとに変更手続きの方法は異なります。セゾンカードの場合はカード裏面に記載されている電話番号、またはインターネットサービス「Netアンサー」から手続きが可能です。

Q4. 家族カード(ファミリーカード)をつくるときに本人確認書類は必要?

家族カード(ファミリーカード)とは、本会員様と生計をともにする18歳以上の同姓の家族の方が申し込みできる、本会員様のカードに付随するクレジットカードです。

クレジットカードの支払いは本会員様のカードとまとめて登録口座から引き落とされ、本会員様とほぼ同じサービスを受けることができます。

クレジットカードにもよりますが、家族カード(ファミリーカード)をつくる時には家族の本人確認書類は不要です。

セゾンカードの場合は、本会員様のクレジットカード申し込み時に一緒に申し込むか、発行後に以下の手順で「Netアンサー」から申し込みできます。

1. 本会員様が「Netアンサー」にログインする
2. 「クレジットカード」を選択する
3. 「各種サービス・キャンペーン」を選択する
4. 「家族・追加カード」を選択する
5. 申し込みの注意事項を確認して手続きへ進む

セゾンカードの場合、家族カード(ファミリーカード)での支払い分にも永久不滅ポイントが付与されます。永久不滅ポイントを多く貯めたいと考えている方は、家族カード(ファミリーカード)の申し込みを検討してみましょう。

クレジットカードの申し込み・受け取りの際は本人確認書類を準備しておこう!

クレジットカードを発行するためには申込者の本人確認書類が必要です。

必要になる本人確認書類の種類や組み合わせは、クレジットカード会社や申込方法によって異なるため、事前に確認しておくとスムーズに手続きを進められます。セゾンカードの場合は、次のような本人確認書類が必要です。

  必要な本人確認書類
オンライン申込 運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの写真付き公的証明書1点
郵送申込 運転免許証や各種健康保険証などを計2点
セゾンカウンターでの申込 運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの写真付き公的証明書1点
または、各種健康保険証1点と印鑑登録証明書や住民票の写し1点の計2点

なお、郵送での受け取りを選択すると、審査が完了してから届くまでにある程度の時間がかかります。

クレジットカードをすぐに利用したい方は、本人確認書類をスマートフォンの写真で提出でき、お申し込み開始から最短5分でカード番号が発行される「SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)」や「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」の申し込みを検討してみましょう。

(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。

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