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ETCパーソナルカードなら審査不要で発行できる!ETCカードの即日入手方法も紹介

ETC専用カードはクレジットカード会社がカード会員に対して発行するので、まずクレジットカードに申し込む必要があります。
しかし、クレジットカードは発行の際に審査があります。審査に通過しないとクレジットカードは発行されず、ETC専用カードも発行することができません。
本記事では、審査不要のETCカードである、ETCパーソナルカードについて解説していきます。また、審査不要でクレジットカードが作れる家族カードに関しても「すぐにETCカードが必要なら最短即日発行が可能なセゾンのETCカードがおすすめ」で紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
記事のもくじ
ETCカードには2つの種類がある
個人向けETCカードには次の2つの種類があります。
●ETC専用カード
●ETCパーソナルカード
ETC専用カードはクレジットカード会社が発行するETCカードで、ETCパーソナルカードは高速道路6社が共同で発行するETCカードになります。
2種類のETCカードのなかで、審査をせずに発行できるのは、ETCパーソナルカードのみです(※)。
ETC専用カードはクレジットカードが必要なため、クレジットカードの審査を受ける必要があり、クレジットカードの審査に通過しないとETC専用カードを発行できません。
一方で、ETCパーソナルカードは審査をせずに発行できるため、16歳以上の方ならどなたでも申し込みができます。
なお、家族にクレジットカードをすでに所有している方がいれば、家族カード(ファミリーカード)を発行してから、自分名義のETC専用カードを発行する方法もあります。セゾンカードインターナショナルであれば、年会費無料で家族カード(ファミリーカード)が発行でき、ETCカードも無料で発行できます。
(※)ETCパーソナルカード利用規約に基づく審査はあるが、クレジットカードのような審査とは異なる。
ETCパーソナルカードは審査が不要のETCカード
ETCパーソナルカードはデポジット制になっています。デポジットとは保証金のことで、ETCパーソナルカードに最低20,000円から、20,000円単位で入金でき、解約時には全額返金されます。
デポジット額は申告制となっていて、自分で有料道路の月平均利用額を予想し、その4ヵ月分を事前に振り込む仕組みです。
例えば、月に約5,000円ほど有料道路を利用しようと考えている方なら、5,000円の4倍、20,000円を事前にデポジットとして振り込み、ETCパーソナルカードを利用します。
注意点は、ETCパーソナルカードはデポジット額の80%までしか利用できない点です。
特にデポジット額を最低限の20,000円に設定した場合、有料道路利用額の未決済残高が70%を超えた段階で、デポジットの自動積み増しの対象となります。
そのため、有料道路を頻繁に利用する方、長距離を利用する方などは、余裕を持った金額に設定しておくと良いでしょう。
なお、ETCパーソナルカードの利用金額は、事前に登録した金融機関口座から1ヵ月単位で引き落とされます。
ETCパーソナルカードはデポジットとしてお金を預けているため、高速道路業者としては未払いを防げるので、審査が不要となっています。
出典元:ETCパーソナルカードWebサービス「ETCパソカとは」
ETCパーソナルカードの作り方
1.ETCパーソナルカード利用申込書を作成する
2.ETCパーソナルカード利用申込書を事務局へ郵送する
3.デポジット払込用紙を受け取り、デポジットを振り込む
4.ETCパーソナルカードを郵送で受け取る
ETCパーソナルカード利用申込書は、ETCパーソナルカードWebサービスで作成できるほか、サービスエリアのインフォメーションでも配布しています。
なお、申し込みからETCカード受け取りまでの期間は約1ヵ月です。デポジットは最寄りのコンビニエンスストアで振り込みましょう。
ETCパーソナルカードのメリット
ETCパーソナルカードを作るメリットは3つあります。
・クレジットカードなしでも発行できる
・ETCカード各種割引が受けられる
・ETCマイレージサービスでマイレージを貯められる
以下でそれぞれ詳しく紹介します。
クレジットカードなしでも発行できる
通常のETCカードはクレジットカード会社が発行元になっていることから、クレジットカードとセットで発行するのが一般的です。
しかし、ETCパーソナルカードは、首都高速道路株式会社を含む全国の高速道路会社である6社が共同で発行元になっているため、クレジットカードを契約せずに発行できます。
ETCパーソナルカードは事情によりクレジットカードを発行できない方もETCカードを保有できる方法です。
ETCカード各種割引が受けられる
ETCパーソナルカードもETCカードと同様にETC時間帯割引による各種割引が受けられます。具体的な割引内容は以下のとおりです。
・深夜割引
・平日朝夕割引
・休日割引
ETC時間帯割引は、特定の時間と地域で高速道路を利用することで受けられる割引のことです。ただし、各種割引を受けるためには、ETCマイレージサービスへの登録が必要です。割引を受けるなら必ず登録するようにしましょう。
ETCマイレージサービスでマイレージを貯められる
ETCパーソナルカードの所有者も登録できるETCマイレージサービスは、高速道路料金の支払額に応じてポイントが貯められます。
貯まったポイントは、通行料金の支払いに利用できます。ETCマイレージサービスは登録するだけでポイントが貯められるだけでなく、ETC時間帯割引も受けられ、登録・年会費は無料です。
ETCパーソナルカードのデメリット
メリットがある一方で、ETCパーソナルカードには以下のデメリットがあります。
・デポジットや年会費がかかる
・発行までの手続きに時間がかかる
・複数枚発行ができない
以下でそれぞれ詳しく紹介します。
デポジットや年会費がかかる
ETCパーソナルカードはデポジットと年会費がかかるので、高速道路を利用するのに初期費用がかさみやすいです。
クレジットカードに付帯するETCカードであれば、初期費用をかけずに無料でETCカードを発行できる場合があります。できる限り初期費用をかけずにETCカードを発行したい方は、クレジットカードに付帯するETCカードの発行を検討しましょう。
発行までの手続きに時間がかかる
ETCパーソナルカードの手続きは郵送のみに対応しており、発行までに時間がかかります。「ETCパーソナルカード利用申込書」をETCパーソナルカード事務局に郵送すると、「デポジット振込ご依頼書」が届きます。
デポジット振込ご依頼書を郵送してから、郵便局またはコンビニエンスストアでデポジットの振込を行い、デポジットの振込からカードが手元に届くまでさらに2週間程度の時間がかかるので、ETCパーソナルカードはすぐに発行できません。
ETCカードの発行を急ぐならETCパーソナルカードよりも、クレジットカードとセットで即日発行できるETCカードの発行を検討しましょう。
複数枚発行ができない
ETCパーソナルカードは1人が複数枚発行できません。家族用のETCカードも発行できないので、家族がETCカードを発行したい場合は、本人が契約する必要があります。
クレジットカード会社によっては1人で複数枚のETCカードを発行できる場合があり、家族用のETCカードも発行できることがあります。ETCカードを複数枚発行したい場合は、ETCカードを複数枚発行できるクレジットカードに付帯するETCカードを選ぶと良いでしょう。
家族がクレジットカードを持っているとETCカードが作れる
例えば、夫のクレジットカードの家族カードで、妻名義のETC専用カードを作ることができます。
発行手続きは本会員、または家族会員本人が申し込むことができますが、家族カードがなければ家族名義のETC専用カードは発行できません。家族カードを発行していない場合は、先に家族カードを発行することになります。
すぐにETCカードが必要なら最短即日発行が可能なセゾンのETCカードがおすすめ

セゾンカードはETCカードが無料で発行できます。そのなかでもおすすめの2券種を紹介します。
セゾンカードインターナショナル
ETCパーソナルカードは発行まで約1ヵ月と時間がかかるので、すぐにでもETCカードが必要なら最短即日発行可能なセゾンカードインターナショナルがおすすめです。
クレジットカードなので審査はありますが、インターネットから申し込みが可能で、全国のセゾンカウンターで受け取ることを選択すると、最短即日でカードを受け取れます。
セゾンインターネットサービス「Netアンサー」からなら、カード番号、住所などの入力が不要となり簡単にお申し込みができます。
「ETCカード即日発行サービス」実施対象のセゾンカウンターで申し込めば、ETCカードも一緒に最短即日発行が可能です。
セゾンカードインターナショナルは年会費が永久無料で、次の条件をすべて満たす方ならどなたでも申し込めます。
● 18歳以上
● 連絡が可能
● 提携する金融機関に決済口座を持っている
ETCカードも永久無料で利用でき、カード1枚につき5枚まで発行可能です。
>>詳細はこちら
SAISON CARD Digital
年会費は永久無料で、手元にプラスチックカードがなくてもクレジットカード決済が行えます。
後日簡易書留で自宅に届くプラスチックカードは、カード番号や有効期限、セキュリティコードなどの情報が券面に一切記載されていない、完全のナンバーレスカードです。
SAISON CARD Digitalはデジタルカードですが、ETCカードの同時申し込みが可能で、1枚につき5枚まで年会費無料で発行可能で、ETC利用分も永久不滅ポイントが貯まります。
>>詳細はこちら
まとめ
審査を受けずに発行できるETCカードはETCパーソナルカードです。ETCパーソナルカードはデポジット(保証金)を先に預けることで、ETC専用カードと同じように有料道路利用料金を支払えます。
また、家族の誰かがクレジットカードを持っている場合、家族カードを発行すると、審査を受けずに、自分名義のETC専用カードを発行可能です。
ただし、ETCパーソナルカードや家族カード(ファミリーカード)でETC専用カードを発行するには、ある程度の時間が必要です。
ETCカードを即日発行したい場合、「ETCカード即日発行サービス」実施対象のセゾンカウンターでセゾンカードインターナショナルと一緒に発行手続きをするのがおすすめの方法です。