【クレジットカードのことならCredictionary】

ETCパーソナルカードなら審査不要で発行できる!ETCカードの入手方法も紹介

ETCパーソナルカードなら審査不要で発行できる!ETCカードの入手方法も紹介

ETC専用カードは通常、クレジットカードに付帯されて発行されるため、クレジットカードの審査に通過する必要があります。
しかし、審査が不安な方でも、発行できる「ETCパーソナルカード」を利用したり、ご家族がクレジットカードを持っていれば家族カード経由でETCカードを発行したりといった方法があります。

本記事では、審査不要の「ETCパーソナルカード」の特徴やメリット・デメリット、家族カードを活用したETCカード発行方法を詳しく解説します。また、おすすめのクレジットカードも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ETC初めてETC初めて

ETCカードには2つの種類がある

個人向けETCカードには、2つの種類があります。

●ETC専用カード
●ETCパーソナルカード

「ETC専用カード」はクレジットカード会社が発行するETCカードで、「ETCパーソナルカード」は高速道路6社が共同で発行するETCカードです。

ETC専用カードとETCパーソナルカードの主な違いは、以下のとおりです。

ETCカード ETC専用カード ETCパーソナルカード
発行会社 クレジットカード会社 高速道路6社
お申し込み年齢 18歳以上 16歳以上
年会費 クレジットカード会社によって異なる 1,257円(税込)
審査の有無 必要 必要なし
デポジットの有無 必要なし 必要

なお、2種類のETCカードで、審査をせずに発行できるのは、ETCパーソナルカードのみです(※)。

ETC専用カードはクレジットカードが必要なため、クレジットカードの審査を受ける必要があり、審査に通過しないとETC専用カードを発行できません。

一方、ETCパーソナルカードは審査をせずに発行できるため、16歳以上の方ならどなたでもお申し込みが可能です。

(※)ETCパーソナルカード利用規約に基づく審査はありますが、クレジットカードのような審査とは異なります。

ETCパーソナルカードは審査不要のETCカード

ETC専用カードの利用金額は、クレジットカードの利用金額と合わせてお支払い日に引き落としされるため、クレジットカードの発行が前提となります。そのため、ETC専用カードを持つためには、クレジットカードの審査を通過しなければなりません。

一方、ETCパーソナルカードは、審査の代わりにデポジット(保証金)を預けることを条件としています(※)。

発行元の高速道路事業者としては、デポジットを預かることで未払いのリスクを避けることができるため、クレジットカードのように与信審査をせずに発行できる仕組みです。

(※)デポジットは、未払いなどがなければ解約時に全額返金されます。

出典元: ETCパーソナルカードWebサービス「ETCパソカとは」

ETCパーソナルカードのメリット

ETCパーソナルカードを作るメリットは3つあります。

・クレジットカードなしでも発行できる
・ETCカード各種割引が受けられる
・ETCマイレージサービスでポイントを貯められる

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

クレジットカードなしでも発行できる

ETC専用カードはクレジットカード会社が発行元になっていることから、クレジットカードとセットで発行されるのが一般的です。

しかし、ETCパーソナルカードは、首都高速道路株式会社を含む全国の高速道路会社6社が共同で発行元になっているため、クレジットカードを契約しなくても発行できます。

そのため、ETCパーソナルカードであれば、18歳未満の方や無職の方などクレジットカードがつくれない方でも、デポジットを預けることでETCカードを持つことができます。

ETCパーソナルカードは、事情によりクレジットカードを持てない方でもETCカードを保有できる手段のひとつです。

ETCカード各種割引が受けられる

ETCパーソナルカードもETC専用カードと同様に、ETC時間帯割引による各種割引が受けられます。具体的な割引内容は以下のとおりです。

・深夜割引
・平日朝夕割引
・休日割引

ETC時間帯割引は、特定の時間帯と地域で高速道路を利用することで受けられる割引です。ただし、割引を受けるためには、ETCマイレージサービスへの登録が必要な場合があります。

ETCマイレージサービスは、割引以外にもメリットがあるため、高速道路をお得に利用したい方は登録しましょう。

ETCマイレージサービスでポイントを貯められる

ETCパーソナルカードの所有者も登録できるETCマイレージサービスでは、高速道路料金の支払額に応じてポイントが貯められ、ポイントは通行料金のお支払いに利用できます。

ETCマイレージサービスは、登録するだけでポイントが貯まるだけでなく、利用する時刻によっては「ETC時間帯割引」も受けられます。さらに、登録料・年会費は無料です。

ETCパーソナルカードのデメリット

メリットがある一方で、ETCパーソナルカードには以下のデメリットがあります。

・デポジットや年会費がかかる
・発行までの手続きに時間がかかる
・複数枚の発行ができない

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

デポジットや年会費がかかる

ETCパーソナルカードを発行するには、一定のデポジットを預けなければなりません。

デポジット額は申告制となっており、最低3,000円からご自身で有料道路の月平均利用額を予想し、その4ヵ月分を事前に振り込む仕組みです。

例えば、月に750円ほど有料道路を利用しようと考えている方であれば、最低の3,000円(750円×4ヵ月分)を事前にデポジットとして預けます。

また、ETCパーソナルカードはデポジットのほかに、1,257円(税込)の年会費も必要なため、発行にはある程度の初期費用が必要です。

発行までの手続きに時間がかかる

ETCパーソナルカードの手続きは郵送のみに対応しており、発行までに時間がかかります。

ETCパーソナルカードを発行するには、「ETCパーソナルカード利用申込書」をETCパーソナルカード事務局に郵送し、そのあとに届く「デポジット振込ご依頼書」を利用してデポジットの振り込みが必要です。

デポジットの振り込みからETCパーソナルカードが手元に届くまでは、さらに2週間程度の時間がかかるため、すぐに発行することはできません。

複数枚の発行ができない

ETCパーソナルカードは1人で複数枚発行することができません。家族用のETCカードも発行できないため、家族がETCカードを利用したい場合は、本人が契約する必要があります。

一方、ETC専用カードであれば、クレジットカード会社によっては1人で複数枚発行できる場合があり、家族用のETCカードも発行可能な場合があります。

ETCカードを複数枚発行したい場合は、ETC専用カードを選ぶと良いでしょう。

ETCパーソナルカードの作り方

ETCパーソナルカードは郵送での手続きとなり、流れは下記のとおりです。

1.ETCパーソナルカード利用申込書を作成する
2.ETCパーソナルカード利用申込書を事務局へ郵送する(※)
3.デポジット払込用紙を受け取り、デポジットを振り込む
4.ETCパーソナルカードを郵送で受け取る

ETCパーソナルカード利用申込書は、ETCパーソナルカードWEBサービスで作成できるほか、サービスエリアのインフォメーションでも配布しています。

なお、お申し込みからETCパーソナルカード受け取りまでの期間は約1ヵ月です。デポジットは最寄りのコンビニエンスストアで振り込みましょう。

(※)ETCパーソナルカード利用規約に基づく審査があります。

家族カードがあれば審査なしでETCカードの発行が可能

家族にクレジットカードをすでに所有している方がいれば、家族カードを発行してから、自分名義のETCカードを発行する方法もあります。

例えばセゾンカードインターナショナルであれば、年会費無料で家族カード(ファミリーカード)が発行できます(※)。

家族カード(ファミリーカード)で発行したETCカードの利用分は、本会員カードのお支払いと一本化されるため、クレジットカード自体のポイントも貯まりやすくなります。

(※)家族カード(ファミリーカード)は、本会員と生計をともにする18歳以上の同姓のご家族の方がお申し込みいただけます。

家族カードでETCカードを発行する方法

家族カードでETCカードを発行するには、本会員または家族会員本人が手続きをしなければなりません。

手続きの流れはクレジットカード会社によって若干異なりますが、セゾンカードの場合は、基本的に以下の流れです(※)。

1. 家族カード(ファミリーカード)を発行する
2. 本会員または家族会員本人がNetアンサーでお申し込み
3. 1週間~10日程度で郵送にてお届け

セゾンカードであれば、家族カード(ファミリーカード)の発行後はNetアンサーから簡単にETCカードのお申し込みが可能です。

セゾンカードを保有している場合は、状況に合わせて家族カード(ファミリーカード)・ETCカードの発行もご検討ください。

(※)カードの種類によって申込方法が異なります。

ETCカードを作るならセゾンカードのETCカードがおすすめ

ETCカードを作るならセゾンカードのETCカードがおすすめ

クレジットカード付帯のETCカードなら、審査は必要ですが、ETCパーソナルカードと異なりデポジットや年会費の負担を抑えられるケースが多く、お得に利用できます。

高速道路料金をクレジットカード利用分としてまとめることで、家計管理もスムーズになります。

ここでは、ETCカードを作るのにおすすめのクレジットカードを紹介します。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料で保有できるセゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの上級グレードに該当するゴールドカードです。

また、2年目以降の年会費は11,000円(税込)ですが、年間1回(1円)以上のカードご利用で翌年度年会費も無料で保有できます。

本カードに付帯するETCカードは、年会費・発行手数料ともに無料です。本カードの審査に通過すれば、追加費用なしでETCカードを発行でき、ETCパーソナルカードのようなデポジットの負担もありません。

また、家族カード(ファミリーカード)を発行すれば、ご家族もETCカードを追加で発行できます。家族カードの年会費は通常1,100円(税込)ですが、本会員様が年会費無料期間中は無料です。

ショッピング利用時のポイント還元率は国内で1.5倍、海外で2倍(※1)(※2)となっており、通常カードと比べて効率良く永久不滅ポイントを貯められます。

ETC利用分もポイント付与の対象となるため、高速道路を利用するほどお得にポイントが貯まります。「セゾンポイントモール」でのショッピングなら、最大30倍の永久不滅ポイントを貯めることも可能です。

また、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズで映画を1,200円(税込)で鑑賞できる「セゾンの木曜日」や、全国25,000以上の施設を最大66%OFFで使える「セゾンフクリコ」など、日常生活でお得に使える特典も充実しています。

さらに、世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジをご利用いただける「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」(通常年会費99米ドル/スタンダードプラン)に年会費無料でお申し込み可能です(※3)(※4)。

ETCカードを無料で発行でき、家族カードを通じてご家族分のETCカードも追加できます。年1回の利用で年会費も実質無料となるため、家族で車移動が多い方や、高速道路を頻繁に利用する方におすすめのゴールドカードです。

(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます
(※2)小数点以下は繰り上げになります。
(※3)別途「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」へのお申し込みが必要となります。
(※4)プライオリティ・パスのプラン内容はカードによって異なります。


>>詳細はこちら

よくある質問

ETCカードの審査・発行に関するよくある質問をまとめて紹介します。

Q1 ETCカードの発行に年会費や手数料はかかる?

ETCカードの年会費や発行手数料は、クレジットカードやクレジットカード会社によって異なり、有料の場合もあれば無料の場合もあります。

Q2 ETCカードが発行されるまでの期間は?

クレジットカード会社によって異なりますが、一般的にETCカードの発行には、お申し込みから1週間~2週間程度必要となるケースが多いです。

まとめ

審査を受けずに発行できるETCカードがETCパーソナルカードです。ETCパーソナルカードはデポジット(保証金)を先に預けることで、ETC専用カードと同じように有料道路利用料金を支払えます。

また、家族の誰かがクレジットカードを持っている場合、家族カードを発行すると自分名義のETC専用カードを発行可能です。

ただし、ETCパーソナルカードや家族カードでETC専用カードを発行するには、ある程度の時間が必要なため、早めのお申し込みを心がけましょう。

(※)「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。

おすすめのクレジットカード

人気記事