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デビットカードの上限額はいくら?自分で決めることはできる?
デビットカードをこれから契約したい、あるいは既にデビットカードを使用していて上限額は自分で決められるのか知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
デビットカードは「口座残高以上に使用できない」「ご自身で上限額を設定できる」など、使い過ぎを防止しやすいのがメリットです。とくに上限額が設定できる点は、デビットカードならではの特徴といえます。
本記事では、デビットカードの上限額の詳細や、クレジットカードの限度額との違いについて紹介していきます。
Contents
記事のもくじ
デビットカードの上限は自分で設定できる
デビットカードは、決済が完了と同時に銀行口座から利用金額が引き落としされる仕組みのカードのことです。
デビットカードの上限は、自分で設定できます。設定可能な範囲内であれば、自由に上限額を設定することが可能です。1回あたり、1日あたり、1ヶ月あたりなど、細かく限度額を設定できるカードも多いです。
そのほかデビットカードの特徴としては、現金を持ち歩かずに決済ができる、ポイントが貯まるカードもあるといった点が挙げられます。現金に比べると便利に使えて、お得に支払いが可能です。
また、デビットカードでは、銀行口座の残高以上の金額は使用できないので、使い過ぎが心配な方も安心して使用できます。
デビットカードの上限は決めた方がいい?
デビットカードの上限額については、ご自身で利用する金額の範囲内に設定しておくのがおすすめです。上限額を設定することで使い過ぎを防げるほか、万が一の不正利用の際に補償が受けられなかったケースでも被害が少なく済みます。
デビットカードの上限は決めた方が良い理由について、詳しく見ていきましょう。
使い過ぎが防げる
デビットカードでは上限額を設定しておくことで、使い過ぎを防止できます。
デビットカードは確かに銀行口座以上の金額を使用することはできません。ただ、口座残高がかなり少なくなるほど使いこんでしまうのではないかと、不安な方もいるかと思います。
一方で、貯金額が多い方については、思っていたよりも使ってしまうということがあるでしょう。
上記のどちらのケースについても上限額を設定しておけば、使い過ぎに歯止めをかけられます。お金を使い過ぎてしまう心配がある方は、上限額を設定しておきましょう。
万が一不正利用の補償がされなかった時も被害が少なく済む
デビットカードでは盗難・紛失などで不正利用されてしまった際には、被害額に対して補償が受けられます。
ただし補償については、多くのカードで2カ月程度前までしか補償されない規定となっていて、かつ補償額も100万円など上限が決まっています。
被害に気付くのが遅くて補償が受けられなかったり、被害額が大きすぎて全額は補償されなかったりといったケースは想定されます。
万が一の不正利用を考えると、上限額を設定しておいた方が安心できるでしょう。上限額を低くしておくほど、不正利用で補償が受けられなかった際の被害額は少なく済みます。
デビットカードの中にはかなり高額な上限額を設定できるカードもありますが、不正利用が心配な方は、上限額は高めに設定せずに、必要な金額に抑えておきましょう。
デビットカードの上限額の確認・変更方法
デビットカードの上限額の確認・変更は、各カードの会員ページからが可能です。申し込み時に通知されたIDと、ご自身で決定したパスワードをご準備の上、会員ページにログインして確認や変更を進めていきましょう。
銀行が発行するデビットカードの中には、アプリからデビットカードの上限額の確認・変更が可能なものもあります。また一部のカードでは電話窓口からも、上限額の確認・変更を受け付けています。
お手持ちのカードでどの方法が利用できるかについては、各カードの公式サイトなどから確認してみましょう。
デビットカードとクレジットカードの上限の違いは?
デビットカードについては、既にご紹介の通り、少額から高額なところまでご自身で上限額を設定できます。
一方で、クレジットカードでは、上限額として「利用可能枠」が設定されています。利用限度枠については、ショッピング枠とキャッシング枠が別枠で設定されるカードもあれば、合算で設定されているカードもあります。
利用可能枠の金額については、申し込みの審査の際に個人の信用力から算出して設定されます。信用力は職業や年収などの属性情報やこれまでの個人信用情報から判断されるものです。
なお利用可能枠については法律上の制限もあり、この上限を超えて金額が設定されることはありません。
枠の種類 | 法律による上限 |
---|---|
ショッピング枠 | 割賦販売法により、支払可能見込額の90%以内が上限(※1) |
キャッシング枠 | 貸金業法により、借入総額は年収の3分の1を超えてはならない(※2) |
(※2)貸金業法における借入総額には、他の貸金業者からの借入れも含まれます
クレジットカードの利用可能枠を増額するためには、増枠申請をして審査を受けるのが基本的な方法です。ただし利用実績に応じて、自動的に利用可能枠が増枠されるケースもあります。
クレジットカードの現在の利用可能枠については、利用明細書を受け取っている場合には、その紙面上で確認できます。Web明細に切り替えている方は、各カードのインターネットサービスなどで確認が可能です。
使い過ぎを防止できるクレジットカードもある
上限額が設定できないために、クレジットカードの利用に不安を感じている方は、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」を検討してみるのがおすすめです。
こちらはお申し込み開始から最短5分で発行できるデジタルカードで、公式サイトから申し込みをして審査・初回登録まで済ませばすぐにカードを利用できます。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalでは、「いつ・いくら決済したか」を、カード決済の度にほぼリアルタイムでスマートフォンへのプッシュ通知で受け取ることができます。決済の度に利用金額を目で見て確認することで、使い過ぎを防止できます。
利用金額については、スマートフォンアプリ「セゾンPortal」内でも確認が可能です。こちらはポイントの獲得状況や、各種キャンペーン情報なども確認できる便利なセゾンカード専用アプリです。
デジタルカードは、発行後すぐにネットショッピングや実店舗での非接触決済で利用できます。カード番号は「セゾンPortal」から確認が可能です。カードの利用金額1,000円(税込)ごとに永久不滅ポイントが1ポイント(最大5円相当)が貯まります。
注目の特典としては、QUICPayでの支払金額の最大2%相当のポイント還元があります。(※)コンビニ、スーパー、ドラッグストア、ガソリンスタンドなど普段の支払いでお得に永久不滅ポイントが貯まります。
そのほか、アメリカン・エキスプレス・カードならではの優待特典「アメリカン・エキスプレス・コネクト」も付帯します。ショッピング、グルメ、旅行など様々なシーンで割引や特典が受けられます。
なお、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalでは、後日プラスチックカードも自宅に届きます。こちらはカード番号の記載がないナンバーレスカードです。券面からカード番号を盗み見される心配がないので安心して使用できます。
年会費は初年度無料、2年目以降は通常1,100円(税込)で、前年に1回でも利用があれば2年目以降も年会費は無料になります。
(※)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
デビットカードの上限額のまとめ
デビットカードの上限額は、ご自身で設定できます。
上限額を設定しておくことで、使い過ぎを防止したり、万が一の不正利用で補償がされなかった時に被害が少なく済んだりと、いくつかメリットがあります。どれぐらいデビットカードを利用するかを想定した上で、必要な金額に上限額を設定しておくのがおすすめです。
なお、クレジットカードだと使い過ぎが心配でデビットカードを検討中という方については、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」のような、使い過ぎを防止できる機能のあるカードを選ぶのも選択肢です。通知やアプリ内での利用金額の確認によって、使い過ぎが防止できます。
ぜひデビットカードの上限額や、使い過ぎを防止できるクレジットカードを理解してもっと便利にカード決済を活用していきましょう。