更新日:
|公開日:
クレジットカードは番号だけで悪用される?情報流出が疑われる際の対処法もご紹介
クレジットカードで決済をするためにはクレジットカード番号などの情報が必要ですが、カード番号をはじめとした決済に必要な情報が流出してしまうと、不正利用される恐れがあります。
「第三者に情報を見られた」などの理由から、悪用の心配をする方もいるのではないでしょうか。
本記事では、クレジットカード番号が流出しただけで悪用されるのかどうか、番号が流出した際の対処法などを紹介します。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードは番号だけでは悪用される可能性は低い
クレジットカードには、券面に記載されたクレジットカード番号をはじめ、有効期限やセキュリティコードなど、さまざまな情報が登録されていますが、これらの情報のいずれかひとつが流出したとしても、悪用される可能性は低いです。
ネットショッピングで商品を購入をする際やオンラインサービスの申込時には、クレジットカード番号と併せて有効期限やセキュリティコードの入力が必要となります。
そのため、いずれかひとつだけを把握していても決済できません。
ただし、クレジットカード番号だけでなく有効期限やセキュリティコードも流出してしまうと、不正利用される可能性があります。
これらの情報はクレジットカードに記載されていますので、必要以上に他人に見られないよう、普段の取り扱いや保管場所には十分注意してください。自分では大丈夫だと思っていても、思わぬ場面で情報が流出する可能性もあります。
情報が流出するシーンとしては、「店頭での決済時にクレジットカードを盗み見された」、「クレジットカードの情報をWebサイトに入力している画面を見られた」など、さまざまなケースが考えられます。
クレジットカードを利用した決済時には、情報の流出を防ぐために周囲の状況にも注意しましょう。
クレジットカードの番号が流出した際の対処法
クレジットカードの番号が流出したとしても、番号だけで不正利用が行われる可能性はとても低くなっています。
しかし、「有効期限やセキュリティコードは絶対に流出していない」という確信がない限りは、悪用を防ぐためにも対処が必要です。
ここでは、クレジットカードの番号が流出した際に取るべき行動を2つ紹介します。
カード会社に連絡して番号流出や不正利用について確認する
クレジットカードの番号が流出した可能性のある方は、まずカード会社に連絡を入れましょう。不正利用されている可能性がある場合、必要に応じてクレジットカードの一時停止などの対応を取ってくれます。
なお、近年では、第三者がカード会社を装ってメールや電話などで「不正利用の疑いがある」と連絡し、情報を聞き出そうとする「フィッシング詐欺」が報告されています。
こちらから連絡をしていないのにカード会社から情報流出について連絡が来た際は、メールアドレスや電話番号などの連絡先が正しいものかどうかを確認し、公式サイトやクレジットカードに記載された正しい連絡先から折り返すようにしましょう。
クレジットカードの番号を変更する
クレジットカードの不正利用が確認された際や、情報流出によって不正利用される恐れがある場合は、クレジットカードの再発行で番号変更を行いましょう。
セゾンカードは、クレジットカード裏面に記載されたインフォメーションセンター、またはセゾンカード紛失受付係、セゾンカウンターにて再発行手続きができます。このほか、会員専用サイト「Netアンサー」からも手続き可能です。
なお、クレジットカードを再発行する際は、再発行手数料が発生する場合があります。
また、番号変更後は、普段利用しているネットショッピングや公共料金支払いサービスに登録しているクレジットカード情報の更新を忘れずに行いましょう。
クレジットカードの番号流出や悪用を防ぐポイント
クレジットカード番号の流出や悪用を防ぐためのポイントは以下のとおりです。
● 店頭では番号や有効期限などを見られないように注意する
● 本人認証サービスを導入したサイトを利用する
● クレジットカードの悪用を狙う「フィッシング詐欺」に注意する
● ナンバーレスカードやデジタルカードに切り替える
● カードの利用通知が届くように設定する
● こまめに利用明細を確認する
これらのポイントを意識するだけでも、番号流出や悪用を防げる可能性が高まります。それぞれの内容について、順番に紹介します。
店頭ではカード番号や有効期限などを見られないように注意する
店頭でクレジットカードを使う際は、クレジットカード番号や有効期限などを第三者に見られないように注意してください。
店頭で情報を盗み見されると、悪用に繋がる可能性があります。決済時は、周囲に不審な人物がいないか確認してからクレジットカードを出すと良いでしょう。
店員にクレジットカードを渡すのが不安な方は、スマートフォンと紐付けてタッチ決済を利用する、または情報が記載されていないナンバーレスカードを利用すると安心です。
本人認証サービスを導入したサイトを利用する
近年、第三者がサイトのシステムに侵入し、個人情報が盗まれるといった被害が発生しています。
クレジットカード情報の入力が必要なサイトを利用する際は、情報暗号化技術や本人認証サービス「3Dセキュア」を導入しているサイトを使うようにしましょう。
情報暗号化技術とは、解析しにくい形式にデータを変換する技術のことです。第三者は暗号が分からないと情報にアクセスできないため、情報流出の防止につながります。
URLが「https」から始まっており、アドレスバーに鍵のマークが表示されているサイトには情報暗号化技術が用いられていますので、決済前にチェックしておきましょう。
もうひとつのセキュリティ対策「3Dセキュア」とは、決済時にカード会社に登録したオンラインID・パスワードを追加で入力することで、より安全に認証を行うシステムです。
クレジットカード記載の情報に加え、「自分しか知らないパスワード」を合わせて認証する3Dセキュアは、クレジットカード情報を不正利用した「なりすまし」を未然に防止できます。
オンラインで決済をする際は、ショッピングサイトの会社情報と併せて、これらのセキュリティ対策が採られているかも確認してみましょう。
クレジットカードの悪用を狙う「フィッシング詐欺」に注意する
フィッシング詐欺とは、第三者がカード会社やオンラインショップの業者を装ってメールを送信し、クレジットカード情報を抜き取る詐欺のことです。
「不正利用の疑いがあるのでクレジットカード情報を確認したい」「情報に不備があるので内容を修正してください」などとメールを送信し、偽のサイトに誘導して情報を抜き取るのが典型的な手口です。
また、詐欺用に作られた偽のサイトは本物そっくりに作られているケースが多く、簡単に見分けがつかないようになっている点にも注意が必要です。
詐欺の被害に遭わないためにも、カード会社やオンラインショッピングの業者からメールが来た際は、記載されたURLが正しいものかよく確認しましょう。
また、お支払いやクレジットカード情報の更新のためにサイトにアクセスする際は、URLをWEBブラウザに直接入力するか、入力先のサイトをブックマークに登録しておくなど、「正しいURL」にアクセスできる方法を採るのがおすすめです。
ナンバーレスカードやデジタルカードに切り替える
クレジットカード番号の流出や悪用のリスクを減らすためには、カード番号やセキュリティコードが印字されていない「ナンバーレスカード」や、スマートフォン上で発行される「デジタルカード」への切り替えがおすすめです。
クレジットカード番号を見られる心配や、紛失や盗難のリスクを低減できます。デジタルカードはカード会社の専用アプリを通じて提供されていることも少なくありません。
例えば、クレディセゾンが発行するデジタルカード「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital」は、セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」で発行できます。
アプリ上では利用明細の確認や各種手続きも可能です。カード利用一時停止・解除やカード紛失・盗難・再発行手続きもできるため、カードの不正利用のリスクを低減できます。
カードの利用通知が届くように設定する
クレジットカードが利用された際に通知が届くように設定しておくと、第三者から悪用された場合やカード番号が流出した場合の早期発見につながります。
通知設定はカード会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。例えば、セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」では、プッシュ通知をONに設定することで、ご利用通知が届くようになります(※)。
(※)ご利用先によって、ご利用のタイミングと通知タイミングが一致しない場合があります。
(※)カードの有効性を確認するため、少額の利用通知が送られる場合がございます。この金額がお客様に請求されることはありませんのでご安心ください。
(※)ご利用先によっては、通知が届かない場合がございます。
こまめに利用明細を確認する
定期的に心当たりのないお支払いがないか確認することも大切です。会員サイトやアプリを通じて明細を確認できるケースも多いため、有効活用しましょう。
毎月の請求金額が確定する数日前に確認する習慣をつけ、不審なお支払いがある場合はすぐにカードの利用を停止し、カード会社へ連絡してください。
クレジットカードが不正利用された分の金額は補償される?
クレジットカードを不正利用された方は、カード会社に相談しましょう。
調査によって明らかな不正利用が確認された場合、カード会社から返金などによる補償を受けられる可能性があります。
なお、各カード会社では、補償が適用される期間と適用条件を定めています。情報が流出した可能性がある際は、具体的な補償内容に加えて、適用期間と条件を確認しておくと良いでしょう。
ちなみに、クレディセゾンでは連絡日を含んだ61日前までさかのぼった利用分のなかで、クレジットカードの利用規約に違反しておらず、明らかな不正利用があった場合には補償を受けられます。
セキュリティ対策を重視したい方におすすめのクレジットカード
セキュリティ対策をより強化したい方は、「ナンバーレスカード」と「デジタルカード」を利用できる「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」の利用がおすすめです。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalの特長
● 年会費は初年度無料(2年目以降は1,100円(税込))
● 前年に1円以上のカードご利用で翌年度も年会費無料
● お申し込み開始から最短5分でデジタルカードを発行可能
● QUICPay™(クイックペイ)のご利用でポイント還元率最大2%相当(※)
● セゾンポイントモールでのオンラインショッピングがお得
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、お申し込み開始から最短5分でセゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」上に発行されるデジタルカードです。
デジタルカードはオンラインショッピングや電子マネー決済に利用可能になるため、すぐにクレジットカードを利用したい方に役立ちます。
年会費は初年度無料で、2年目以降は通常1,100円(税込)で、前年に1円以上の利用があれば2年目以降も年会費は無料です。
デジタルカードが発番された後、カード番号や有効期限、セキュリティコードなどが記載されていないICチップ付きのプラスチックカードが郵送されるため、一般的なクレジットカードと同様にコンビニやスーパーなどで利用できます。
また、本カードではQUICPay™(クイックペイ)加盟店にてQUICPay™払いを選択すると、合計金額(税込)の最大2%(永久不滅ポイント4倍)相当の還元を受けられます(※)。
さらに優待特典も充実しており、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズでお好きな映画を1,200円(税込)で鑑賞いただけるお得なサービスとして「セゾンの木曜日」があります。
セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」からクーポンを取得いただき、WEB(インターネットチケット販売“vit®”)または劇場でのチケット購入時にクーポンをご利用いただくことで特別料金で映画鑑賞が可能です。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital、SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)どちらもお申し込み開始から最短5分でデジタルカードが使えるようになり、ポイント還元率がアップする優待特典が付帯するため、お買物をお得にしたい方におすすめのクレジットカードです。
(※)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申し込みページをご確認ください。
>>詳細はこちら
まとめ
クレジットカードは、券面に記載された番号が流出しただけで悪用される可能性は低いですが、有効期限やセキュリティコードも流出してしまうと、不正利用される可能性が高まります。クレジットカード番号の流出が疑われる場合、カード会社に連絡して対応を相談しましょう。
流出が不安な方は、普段の使い方にも十分に注意が必要です。特に、オンライン決済を利用する際には、情報暗号化技術や「3Dセキュア」を採用しているショッピングサイトを利用するよう心がけましょう。
また、セキュリティ対策をするうえでは、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalをはじめとした、ナンバーレスカードの利用も効果的です。悪用を防ぎたい方は、この機会にナンバーレスカードの発行を検討してはいかがでしょうか。
(※)「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。







