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JCBのメリットや会員限定特典・おすすめのカードを紹介
スーパーやコンビニエンスストア、レストランなどでお買物をする際に、クレジットカードに対応している国際ブランドのなかに「JCB」という記載があるのを目にした経験がある方は多いでしょう。
しかし、「ほかの国際ブランドとの違いがよくわからない」「JCBの特長は何なのだろう」と感じている方がいらっしゃるかもしれません。
本記事では、JCBという国際ブランドの概要やメリット、特典について解説します。おすすめのクレジットカードも紹介するので、ぜひご一読ください。
JCBは日本発唯一の国際カードブランド
「JCB」とは、株式会社ジェーシービーによる日本発唯一の「国際カードブランド」です。
「国際カードブランド」とは、世界中をつなぐペイメントカードの決済システムのブランドであり、代表的な国際ブランドとして「JCB」、「Visa」、「Mastercard(R)」、「American Express」、「Diners Club」、「銀聯」、「ディスカバー」の7つが存在します。
なお、「国際カードブランドがJCBのクレジットカード」を発行しているのは、株式会社ジェーシービーだけではありません。
JCBの発行ライセンスはさまざまなカード会社に付与されており、ライセンスを取得したカード会社ではJCBの国際カードブランドが付帯したクレジットカードを発行しています。
JCBのメリット
JCBは数多くのメリットがある国際カードブランドです。主なメリットとしては、下記の6つが挙げられます。
● 加盟店数が多い
● タッチ決済やモバイル決済に対応
● 会員限定特典がある
● JCB PLAZAが利用できる
● ワイキキ・トロリー(ピンクライン)の乗車賃が無料
●豊富な提携先からカードを選べる
以下で詳しい内容を紹介します。
加盟店数が多い
JCBの加盟店数は、2025年3月末現在で約5,600万店存在します。
国際カードブランドが付帯したクレジットカードは、該当の加盟店で利用できる仕組みになっています。約5,600万の店舗で利用できるJCBのクレジットカードがあれば、国内外のさまざまな場所でカード決済ができます。
タッチ決済やモバイル決済に対応
JCBのタッチ決済が搭載されたクレジットカードがあれば、カードをお店の端末にかざすだけで支払いができます。通常のカード決済と違って暗証番号の入力は不要で、スムーズにお買物を楽しめます。
また、スマートフォンにカード情報を設定すると、スマートフォンをかざすだけで支払いができる「QUICPay™(クイックペイ)」も利用できるようになります。
会員限定特典がある
JCBの会員になると、さまざまな限定特典を利用できます。下記は会員限定特典の一例です。
● テーマパークのチケットが当たるキャンペーンやイベントへの招待
● コンサート、演劇・イベントなど公演チケットの先行受付や割引
● 会員専用のトラベルデスクなど
JCBは人気テーマパークのオフィシャルスポンサーということもあり、テーマパーク関連の特典が充実しています。また、公演チケットの先行受付・割引など、お得な特典も満載です。
JCB PLAZAが利用できる
JCBの国際カードブランドが付帯するクレジットカードを持っている方は、JCB PLAZAを利用できます。
JCB PLAZAは、海外に設置されているサービス窓口です。JCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせなどを、窓口のスタッフが日本語で対応してくれます。海外旅行先で現地の言語が話せない方にとっては、心強いサービスです。
また、一部主要都市には、JCB会員専用の自由にくつろげる空間「JCBプラザ ラウンジ」が設置されています。JCB PLAZA共通サービスに加え、ドリンクやインターネットなど、ラウンジならではのサービスを利用できます。
ワイキキ・トロリー(ピンクライン)の乗車賃が無料
JCBの国際カードブランドが付帯するクレジットカードを持っている方は、乗車時にカードを見せるだけでワイキキ・トロリー(ピンクライン)の乗車賃が無料になります(※)。
ワイキキ・トロリーとは、ハワイのオアフ島で運行している観光バスのことです。合計で4路線のワイキキ・トロリーが運行しており、このうちピンクラインは主要ホテル〜ハワイ最大のショッピングセンター間を走っています。
(※)キャンペーン期間:2028年3月31日(金)まで
豊富な提携先からカードを選べる
クレジットカードは、国際ブランドやカード会社が独自に発行する「プロパーカード」と、提携先の企業が発行する「提携カード」に分けられます。JCBはプロパーカードに加え、さまざまな企業と提携し、豊富な種類の提携カードを発行しています。
クレジットカードのお支払い機能に違いはありません。しかし、用意されているカードの種類や付帯特典はカード会社によって異なります。
例えば、JCBのプロパーカードはJCBが直接発行・管理しており、上位カードが用意されているため、ステータスが高いとされています。
一方、提携カードは企業ごとの独自の特典が付帯している点が特徴的です。豊富な種類から選べるのはJCBの魅力のひとつです。
JCBの注意点とは?
JCBは加盟店が多く、提携カードも豊富な魅力的なカードです。あえて注意点を挙げるとするなら、加盟店数はVisaやMastercard(R)と比較して少ない点があります。
VisaとMastercard(R)の加盟店数は2024年6月末時点で約1.5億店以上です。JCBは日本発祥の国際ブランドのため、日本国内に加盟店が多く存在します。海外戦略では、アジアを中心に加盟店を広げ、世界にネットワークを広げることを目指しています。
ヨーロッパやアメリカでは、VisaやMastercard(R)のほうが対応している加盟店が多いかもしれません。
クレジットカードは審査に通過すれば複数枚所持できるため、もし海外旅行や出張が多い方は、JCBに加えてVisaやMastercard(R)のカードを所持するなど、複数の国際ブランドのカードを発行しておくことをおすすめします。
国際ブランドがJCBのおすすめクレジットカード
国際ブランドが「JCB」のクレジットカードは、「ゴールドカードセゾン」がおすすめです。以下では、ゴールドカードセゾンの特長を詳しく説明します。
ゴールドカードセゾン
ゴールドカードセゾンの基本情報は以下のとおりです。
● 年会費:初年度無料(2年目以降は11,000円(税込))
● 貯まるポイント:永久不滅ポイント(対象店舗でポイント2倍)
● 国際ブランド:Visa、Mastercard(R)、JCB
● そのほか:ETCカード、家族カード(ファミリーカード)、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険付帯、電子マネー対応
ゴールドカードセゾンは、保有するとセゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを年会費2,200円(税込)で利用できるようになる点が特長です。
セゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードならではの特典として、国内利用で1.5倍、海外利用で2倍(※)といったポイント優遇のほか、優待特典を享受できる「アメリカン・エキスプレス・コネクト」のサービスを利用できます。
2枚セットで保有して、特定加盟店ではゴールドカードセゾンを、それ以外の加盟店ではセゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを利用するなどシーンに合わせて活用すると、永久不滅ポイントはより貯まりやすくなります。
そのほか、セゾンカード会員限定の特典も充実しており、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズでお好きな映画を1,200円(税込)で鑑賞いただけるお得なサービスとして「セゾンの木曜日」があります。
セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」からクーポンを取得いただき、WEB(インターネットチケット販売“vit®”)または劇場でのチケット購入時にクーポンをご利用いただくことで特別料金で映画鑑賞が可能です。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※)小数点以下は繰り上げになります。
>>詳細はこちら
まとめ
「JCB」は日本発のクレジットカードの国際ブランドで、国内外で約5,600万店が加盟しています。
プロパーカード保有者だけではなく、他社発行の「JCBのロゴマークが付いたカード」をお持ちの方に対しても、旅行関連のサービスや特典(JCB PLAZA、JCBプラザ ラウンジ、ワイキキ・トロリー優待など)が提供されていますので、旅行が好きな方は保有を検討してはいかがでしょうか。
JCBを選べるクレジットカードは、「ゴールドカードセゾン」がおすすめです。
(※)「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。
(※)「QUICPay」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。







