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Visa、Mastercard(R)、JCBの違い|どれが良い?国際ブランド選びの注意点も解説

Visa、Mastercard(R)、JCBの違い|どれが良い?国際ブランド選びの注意点も解説

クレジットカードを申し込む際は、VisaやMastercard(R)、JCBなどの国際ブランドを選択しますが、国際ブランドによって特長が異なるのをご存じでしょうか?

国際ブランドの違いを把握しておくことで、クレジットカードを選ぶ際の参考になり、用途に合ったカードを選択できる可能性が高くなります。

本記事では、国際ブランドの簡単な説明と国際ブランドのなかでもVisa、Mastercard(R)、JCBの違いを解説していきます。

また、国際ブランドを選ぶ際の注意点も紹介しますので、参考にしてください。

国際ブランドはクレジットカードの決済システムを提供

国際ブランドとは、カード決済システムやライセンスを提供している会社のことで、世界中に加盟店のネットワークを持つクレジットカードのブランドを指す言葉です。

代表的な国際ブランドには以下の5つがあります。

● Visa
● Mastercard(R)
● JCB
● American Express
● ダイナースクラブ

クレジットカードは国内外問わず、各国際ブランドに加盟している店舗でしか利用できません。

例えば、国際ブランドのVisaのみに加盟している店舗では、Mastercard(R)のクレジットカードを持っていてもカード決済はできないことになります。

ただし、一般的に多くの店舗が複数の国際ブランドに加盟しているため、さまざまなクレジットカードに対応しているケースがほとんどです。

Visa、Mastercard(R)、JCBはどれが良い?違いを理解しよう

Visa、Mastercard(R)、JCBはどれが良い?違いを理解しよう

国際ブランドにはVisaやMastercard(R)、JCBなど複数ありますが、国際ブランドによってシェア率やクレジットカードに付帯する特典などに特長があります。それぞれの国際ブランドに特長があり、どの国際ブランドが適しているのかは利用者ごとに異なります。

ここではVisa、Mastercard(R)、JCBの3つの国際ブランドの特長とどのような人におすすめなのかをご紹介します。

Visaの特長とおすすめな人

Visaの歴史は古く、1958年にアメリカの銀行「Bank of America」が発行した「バンクアメリカード」が前身です。

その後、1976年すべての言語で同じように発音される「Visa」に名称変更され、2007年にグローバル企業としてのVisaが発足しました。

現在では、知名度・シェア率ともにトップクラスの国際ブランドで、国内外問わずクレジットカードやプリペイドカード、デビットカードを利用できる店舗が多く、特にアメリカ方面の加盟店が豊富といわれています。

また、Visaはタッチ決済対応カードまたは、スマートフォンやウェアラブル対応の加盟店も多いのが特長です。これらの決済では、専用の端末にクレジットカードやデバイスをかざすだけで支払いが完了するため、非接触かつスムーズな会計ができます。

Visaの国際ブランドは知名度・シェア率の高い定番の国際ブランドであることから、クレジットカードを初めてつくる方におすすめです。また、アメリカの加盟店が多いため、アメリカへの旅行や出張が多い方にも特におすすめです。

Mastercard(R)の特長とおすすめな人

Mastercard(R)は、1966年にニューヨーク州のバッファローで設立された「Interbank Card Association」が前身です。1968年にはメキシコのBanco Nacional、欧州のEurocardと提携しており、日本でも初めてInterbank Card Associationに加盟しています。

その後、1970年代後半に、世界規模での成長への決意を表すため、Mastercardに変更しました。

現在では、Visaと並んで、世界で最も多くの場所で利用できる国際決済ネットワークブランドです。50年以上にわたり、安全でスマートかつシンプルな決済システムを提供してきた国際ブランドで、210を超える国や地域でMastercard(R)ブランドのカードを利用できます。

また、Mastercard(R)もタッチ決済を導入しており、コンビニエンスストアや百貨店など、対応店舗が増えています。

Mastercard(R)の国際ブランドは、ヨーロッパへの旅行や出張が多い方や、優待特典で外食やエンタメを楽しみたい方におすすめです。また、コストコで利用できる唯一の国際ブランドであるため、コストコの利用を予定している方にもおすすめです。

JCBの特長とおすすめな人

JCBは、日本発祥となる唯一の国際ブランドで、前身は1961年に設立された (株)日本クレジットビューロー(略称JCB)です。

(株)日本クレジットビューローは設立同年に日本初の汎用型クレジットカードの発行を開始し、その後、カード盗難保険制度の開始やカード会員向け通信販売を経て、1978年、(株)ジェーシービーに社名を変更しました。

1981年には国際クレジットカードブランドとして海外へ展開開始し、業界初のポイントサービスやサインレス取引を実現しています。

JCBの大きな特長は、日本国内での加盟店数が多く、日本人向けのサービスが充実している点です。

また、海外旅行関係のサービスにも力を入れており、国際ブランドがJCBのクレジットカードだと、以下のようなサービスを利用できます。

● 一部の海外主要都市に設置された「JCBプラザ ラウンジ」の利用
● JCB加盟店のホテルやレストラン、オプショナルツアー・各種チケットなどの予約を日本語で対応してくれる海外のサービス窓口「JCB PLAZA」の利用
● ハワイの「ワイキキ・トロリー」の乗車賃が無料

なお、VisaやMastercard(R)は各カード会社と提携して発行する提携カードのみとなりますが、JCBは提携カードのほかに、自社でもクレジットカード(プロパーカード)を発行しています。

JCBの国際ブランドは、国内での加盟店が多く幅広い店舗で利用できるため、国内利用がメインの方におすすめです。

Visa、Mastercard(R)、JCBはスマホ決済にも対応

Visa、Mastercard(R)、JCBはスマホ決済にも対応

近年はスマホ決済も普及しており、Apple Payなどを利用する方も増えています。

Visa、Mastercard(R)、JCBは、Apple Payに対応しているので、クレジットカードをスマホ決済アプリに登録すれば、ちょっとしたお買物ならスマホ1台で完結できて便利です。

また、Visa、Mastercard(R)、JCB の3つの国際ブランドは、タッチ決済にも対応しているので、非接触かつスピーディな支払いができる点も魅力です。

Visa、Mastercard(R)、JCBは安全に利用できる?

クレジットカードを選ぶときは、支払いの機能だけではなく、セキュリティ面も考慮することが大切です。特に、オンラインショッピングは「なりすまし」のリスクもあるので、セキュリティが気になる方も多いのではないでしょうか。

Visa、Mastercard(R)、JCBの各国際ブランドでは、名称こそ異なりますが、インターネットを介した取引時は支払いの際に本人認証が行われます。

● Visa:Visa Secure
● Mastercard(R):Mastercard ID Check
● JCB:J/Secure™

本人認証によって、第三者による不正利用を防止できるため、オンラインショッピングでも安全に利用できます。

国際ブランドを選ぶときに確認すべき点

国際ブランドを選ぶときに確認すべき点

クレジットカードの申し込みを行う際は国際ブランドを選択する必要がありますが、国際ブランドを選ぶ際に覚えておきたい注意点がいくつかあるので、確認しておきましょう。

海外と国内のどちらで利用するかを考える

クレジットカードは、利用目的や利用する地域を考えて選ぶことが大切です。

日本国内はもちろん、海外旅行や海外のECサイトなどを利用する方は、基本的に世界シェア率の高いVisaやMastercard(R)のクレジットカードが向いているでしょう。

一方、主に国内でクレジットカードを利用するなら国内加盟店が多いJCBがおすすめです。また、JCBは日本人向けのサービスが多いので、ハワイやグアム、台湾、香港などの日本人に人気の国に行くならJCBカードのほうが良い場合もあります。

例えばハワイ旅行ならトロリーバスを利用する際、JCBカードを見せるだけで乗車賃が無料になります。

なお、一般的に多くのチェーン店や家電量販店、大手ECサイトなどは、複数の国際ブランドに加盟しているので、Visa、Mastercard(R)、JCBのどの国際ブランドを選択しても利用できることがほとんどです。

国際ブランドだけでなくクレジットカードの特典の内容もチェックする

国際ブランドだけでなくクレジットカードの特典の内容もチェックする

クレジットカードにはさまざまな特典が付帯しています。そのため、クレジットカードを選ぶ際は国際ブランドだけでなく、カードに付帯する特典の内容も確認するようにしましょう。

例えば、セゾンカードのクレジットカードは国際ブランドに関係なく、以下のような特典が付帯しています。

● ネットショッピングの際にセゾンポイントモールの経由で、通常の最大30倍の永久不滅ポイントが貯まる
● インターネット上での不正利用による損害を補償する「オンライン・プロテクション(※)」が付帯しているため、安心してネットショッピングを楽しめる

(※)補償を受けるには、以下条件があります。
・当社が実施する調査で不正利用による被害が確認できること
・当社に連絡した日を含めて61日前までさかのぼったご利用分

2枚以上のクレジットカードを持つときは別の国際ブランドを検討する

すでにクレジットカードを持っている方のなかには、2枚目、3枚目のカードの申し込みを考えている方もいるかもしれません。そのような方は、現在持っているクレジットカードの国際ブランドとは異なる国際ブランドを検討しましょう。

先述しているように、クレジットカードは各国際ブランドの加盟店でのみ利用できます。異なる国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、カード決済ができる店舗数が増えて利便性が増します。

Visa、Mastercard(R)、JCBが選べるおすすめのセゾンカード

ここからは、Visa、Mastercard(R)、JCBが選べるおすすめのセゾンカードをご紹介します。

● SAISON CARD Digital
● セゾンカードインターナショナル

セゾンカードの大きな魅力となるのが永久不滅ポイントです。普段のお買物で支払いのたびに有効期限のない永久不滅ポイントが貯まります。

さらに、オンラインショッピングでは、最大30倍ポイントが貯まるセゾンポイントモールが利用可能です。お買物したショップのポイントと永久不滅ポイントのダブルでポイントが貯まり、お得にお買物ができます。

また、クレディセゾン発行カードでお買物すると必ずポイントが付与される「ポイント安心保証」もあるので、安心してポイントを貯めることが可能です。貯まった永久不滅ポイントは、1ポイント最大5円相当で2万点以上の人気アイテムが出品中のセゾンカードの総合通販サイト STOREE SAISONで使えます。

Visa、Mastercard(R)、JCBが選べるおすすめの2券種を、以下で詳しくご紹介します。

SAISON CARD Digital

SAISON CARD Digital

SAISON CARD Digitalは、お申し込み開始から最短5分で発行できる年会費無料のデジタルカードです。クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にカード番号が発番され、すぐにスマートフォン決済やオンラインショッピングに利用できます。

国際ブランドは、Visa、Mastercard(R)、JCB、American Expressの4つから選択が可能です。

デジタルカードの発行後には、ナンバーレスのプラスチックカードも後日届きます。プラスチックカードは完全ナンバーレスカードで、カード番号やセキュリティコードの記載がないため、カード情報を盗み見されるリスクが少なく、安心して利用できます。

>>詳細はこちら

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルは、年会費無料で利用できるセゾンカードです。家族カード(ファミリーカード)とETCカードも年会費無料で発行できます。WEB申し込み後にセゾンカウンターから受け取りをすれば、最短即日で発行・受け取りも可能です。

国際ブランドは、Visa、Mastercard(R)、JCBの3つから選べます。なお、Visa、JCBならタッチに対応しているので、サインも暗証番号も不要でスピーディにお支払いが可能です。

>>詳細はこちら

まとめ

VisaとMastercard(R)は、世界トップクラスのシェア率を誇る国際ブランドのため、国内外問わずクレジットカードを利用できる店舗が多くあるのが特長です。一方、JCBは日本人向けのサービスが充実している特長があります。

また、クレジットカードを申し込む際は国際ブランドも大切ですが、セキュリティ面やカード自体に付帯する特典も確認しておくのがおすすめです。

セゾンカードではVisa、Mastercard(R)、JCBのほか、American Expressの国際ブランドのクレジットカードを選択できます。

今回ご紹介した「SAISON CARD Digital」と「セゾンカードインターナショナル 」は、Visa、Mastercard(R)、JCBの3つからお好みの国際ブランドが選択できるので、ぜひ申し込みをご検討ください。

(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
(※)Apple、Appleのロゴ、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and © 2020 Apple Inc. All rights reserved.

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