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ユナイテッド航空のマイルの特長・ため方を徹底解説!
「せっかく今まで少しずつマイルをためてきたのに、有効期限が切れるのは避けたい」と考える方は多いと思います。
しかし、特典航空券と交換する前に、マイルの有効期限が切れてしまったり、あきらめて航空券以外の特典に交換したりした経験がある方もいるのではないでしょうか。
そういう方にこそ、ユナイテッド航空のマイルがおすすめです。ユナイテッド航空のマイルには、日系航空会社のマイレージプログラムにはない独自の魅力があります。
ここでは、ユナイテッド航空のマイレージプラス・マイルの特長やため方について解説します。ユナイテッド航空のマイルの魅力を知り、家族や友人、もしくは自分のためにマイルをためて、特典航空券を手に入れましょう。
Contents
記事のもくじ
ユナイテッド航空のマイルとは?
そして、ユナイテッド航空にも、ANAやJALと同じようにマイレージプログラムが存在し「マイレージプラス」という名前が付けられています。このマイレージプラスに入会することで、対象となるフライトやホテルへの宿泊などでマイルをためることが可能になります。
ためたマイルは特典航空券への交換やフライトのアップグレードで使うことができます。
国内航空会社では一般的にフライトの距離でボーナスマイルが付与されますが、ユナイテッド航空の場合、運賃に対してマイルの獲得数が決定します。
一般会員は運賃額1米ドルあたり5マイルを獲得することができ、一定のフライト利用回数や航空券の金額の条件をクリアできれば、プレミア会員として通常よりも多くのマイルが付与されます。会員のグレードに応じた、マイルの付与については以下のとおりです。
例えばプレミア1Kの方が1000米ドル(約15万円(※))のユナイテッド航空券を購入した場合、11,000マイルも付与されることになります。
一般会員 | 1米ドル=5マイル |
プレミアシルバー | 1米ドル=7マイル |
プレミアゴールド | 1米ドル=8マイル |
プレミアプラチナ | 1米ドル=9マイル |
プレミア1K | 1米ドル=11マイル |
ユナイテッド航空のマイルの特長
ユナイテッド航空が提供するマイレージプラスには、利用者としてうれしい特典・サービスがいくつもあります。
なかには、ANAやJALのマイルにはない独自の魅力もあります。ユナイテッド航空のマイルの特長をひとつずつ見ていきましょう。
マイルの有効期限が無期限
マイレージプラスのマイルには、有効期限がありません。一度獲得したマイルが失効することはないため、時間をかけてじっくりとマイルをためることができます。
一方、ANAやJALのマイルには36ヵ月という有効期限が設けられています。
そのため、例えば、年1回くらいしか飛行機を使わない方の場合、特典航空券に交換できる分までマイルがたまる前に、有効期限が切れてしまい、マイルが流れたという事態に陥る可能性があります。
その点、マイレージプラスなら、有効期限がないため、フライトの回数が少ない方でも安心してマイルをため続けることが可能です。「せっかくためていたマイルが流れた…」という悲しい事態を避けられるのも、マイレージプラスのメリットのひとつです。
スターアライアンス加盟航空会社でもマイルがたまる
マイレージプラスでは、ユナイテッド航空やユナイテッド・エクスプレス、スターアライアンスおよびそのほかの提携航空会社でのフライトでマイルがたまります。
スターアライアンスには世界各国の26社の航空会社が加盟しています。数ある選択肢のなかから航空会社を選択し、マイルを獲得することが可能です。
ちなみに、提携ホテルや交通機関での利用でもマイルをためることができます(一部条件あり)。あまり飛行機を利用しない陸マイラーにもうれしいサービスです。
ユナイテッド航空の特典航空券に交換可能
マイレージプラスでためたマイルは、ユナイテッド航空の特典航空券と交換ができます。特典航空券に交換すれば世界中の1,000以上の都市に、ためたマイルを利用して旅行できるため、お得です。
また、一般的に特典航空券のキャンセルや変更には、手数料が発生します。
しかし、ユナイテッド航空の特典航空券は変更やキャンセルが生じても、手数料を支払う必要がないため、いつでも気軽に交換ができる点もうれしいメリットです。
ANAなどスターアライアンス加盟航空会社のマイルとして利用できる
マイレージプラスでためたマイルは、スターアライアンスに加盟する航空会社の特典航空券への交換が可能です。
スターアライアンス加盟航空会社にはANAも含まれているため、マイレージプラスでためたマイルを利用してANAの特典航空券と交換することもできます。
マイレージプラスでためたマイルを直接ANAのマイルに交換することはできませんが、特典航空券と交換することで、間接的にANAのマイルとして利用できる点は、ANAをよく利用する方にとっても大きなメリットでしょう。
また、特典航空券の交換に必要なマイル数は、時期やフライトの混み状況により変動しますが、日本国内線の場合、おおむね片道5,500マイル・往復10,000マイルから交換できます。
国内の航空会社では6,000マイルから特典航空券を発行している場合が多いので、5,500マイルから発行できるマイレージプラスはよりお得といえます。
国際線も片道から特典航空券を発行できるので、3区間以上の周遊旅行を検討している方はマイレージプラスを上手く活用すると最高の旅行を実現できます。
マイレージプラスを活用して、お得にANAの航空機に搭乗してみてはいかがでしょうか。
【5,500マイルから発行可能な特典航空券例(※)】
羽田⇔福岡、羽田⇔新千歳、伊丹⇔那覇、福岡⇔那覇、中部国際⇔新千歳
(※)2023年12月現在、必要マイル数は変更する可能性があります。ユナイテッド航空公式ウェブサイトより確認ください。
片道予約が可能
マイレージプラスでは、スターアライアンスに加盟するすべての提携航空会社において「片道予約」が可能です。個々の旅行の予定に合わせて柔軟に対応することができる点もメリットのひとつといえます。
例えばANAのマイルの場合、国際線の特典航空券を交換するのであれば、復路の交換しかできません。
しかし、マイレージプラスでためたマイルであれば、ANAの国際線特典航空券でも、片道予約が可能です。
家族以外にもマイルがプレゼントできる
ユナイテッド航空のマイレージプラスなら、たまったマイルをどなたでも特典航空券として利用することができます。ANAやJALの場合は、会員の配偶者・二親等以内の家族しか、マイルを使って特典航空券を予約することはできません。
一方、マイレージプラスであれば、上記の方に加えて、友人など誰の名前でも特典航空券を予約することが可能です(※)。これなら、家族以外にもためたマイルを使って特典航空券をプレゼントすることができます。
(※)相手がマイレージプラスのアカウントを持っている場合に限ります。移行できるマイル数は、500~100,000マイルで、500マイルごとに手数料・処理料がかかります。
マイルが購入できる
マイレージプラスのマイルは、フライトで獲得できるだけでなく、購入も可能です。
これは、ANAやJALのマイレージプログラムにはないメリットです。ANAやJALのマイレージプログラムではマイルの購入はできません。特典航空券交換まであと少しマイルが足りないときには、マイルを購入して足りない分を埋め合わせすることができます。
ユナイテッド航空のマイルのため方
ユナイテッド空港のマイレージプラスマイルをためる方法としては、以下の4つが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。
● フライトでマイルをためる
● 「MileagePlus Shopping Japan」経由でオンラインショッピングをする
● 「kaligo.com」から宿泊予約する
● ユナイテッド航空のマイルが稼げるクレジットカードを使う
フライトでマイルをためる
まず、フライトでマイルをためる方法です。
マイレージプラスのマイルは、ユナイテッド航空、ユナイテッドエクスプレス、スターアライアンスの提携航空会社、あるいは2社間で独自に提携している航空会社を利用した際に、獲得できます。
獲得できるマイルの数は、航空会社や航空券の種類によって異なります。例えば、ユナイテッド航空の場合、運賃、飛行距離および購入の運賃クラスで獲得できるマイルが決まります。航空券を購入する際は、利用する航空会社の獲得マイル数についてのルールは、事前にチェックしておきましょう。
「MileagePlus Shopping Japan」経由でオンラインショッピングをする
MileagePlus Shopping Japanは、オンラインショッピングを通して、マイレージプラスのマイルをためることができるサイトです。
MileagePlus Shopping Japanには、楽天市場やYahoo!ショッピングなど人気のオンラインショッピングサイトからヤマダモールやダイソンなどの家電通販サイトまでさまざまあり、お買物でマイルをためられます。
● 楽天市場:1,000円=最高6マイル
● Yahoo!ショッピング:1,000円=3マイル
● ヤマダモール:1,000円=3マイル
● ダイソン:1,000円=6マイル
また、MileagePlus Shopping Japanには旅行予約サイトもあるため、旅行時はサイトを経由して予約するのがおすすめです。
● 楽天トラベル:最高242マイル
● じゃらんnet:1,000円=2マイル
そのほか、スマホやパソコン関係の通販サイトもあるので、状況に合わせて利用すると効率的にマイルをためられるでしょう。
なお、サイトを利用する際は、まずMileagePlus Shopping Japanのサイトでログインし、そのなかからお好みのショップを選択し、「今すぐ買う」をクリックします。
すると、ショップに遷移するので、そのままオンラインショッピングを行うだけで完了です。
楽天市場なら1,000円=2マイル、Yahoo!ショッピングなら1,000円=3マイルでマイルがたまります。これなら普段のお買物で、マイルを獲得することも難しくないでしょう。
「kaligo.com」から宿泊予約する
kaligo.comとは、さまざまな航空会社のマイルをためることができる宿泊予約サイトです。
サイトに遷移すると、マイレージを選択できるようになっていますので、そちらでマイレージプラスを選んでください。
その後、宿泊予約を済ませると、マイルが付与されます。たまるマイルは、宿泊施設によって異なりますが、おおむね100円=10マイルでマイルを獲得することができます。
ユナイテッド航空のマイルが稼げるクレジットカードを使う
上記で紹介した方法でもマイルをためることはできますが、最も効率よく稼げるのは、マイレージプラスがたまるクレジットカードを使う方法です。
毎日のお買物でカード利用すれば、自然とマイルをためていくことができますし、携帯電話料金や公共料金など毎月の固定費をカード決済にしておけば、知らぬ間にどんどんマイルが増えていきます。
飛行機をよく利用する方はもちろん、陸マイラーにもおすすめの方法です。しかも、クレジットカードには付帯保険も付いていますから、マイルがたまって、保険も付いて、これなら一石二鳥です。
そのため、マイレージプラスでマイルをためようと思ったら、まずは高還元率でマイルがたまるクレジットカードを探してみてください。
ユナイテッド航空のマイルを使うときの注意点
マイルの使い道として人気が高い特典航空券への交換ですが、ユナイテッド航空特典航空券のルールは、2019年11月に一部変更となっている点に注意が必要です。
以前は、特典航空券への交換に必要なマイル数が固定されていましたが、現在は変動制が採用されています。そのため、シーズンや座席の空席状況などに応じて必要マイル数が変化することを覚えておきましょう。
このルールの変更によって、閑散期は通常より少ないマイル数で特典航空券への交換が可能になりましたが、繁忙期は必要マイル数が多くなる可能性が高くなっています。
また、出発直前の予約もマイル数が多くなる傾向があるため、早めの予約を心がける必要があるでしょう。
なお、ルールの変更以前に必要だった、最大75米ドルの直前発券手数料は、廃止になっています。この点は、ルール変更による大きな改善点といえます。
ユナイテッド航空のマイルが高還元率でたまるクレジットカード3選
クレジットカードを使うと効率よくマイルが獲得できることはすでに説明したとおりですが、どのカードを選ぶべきかわからない方も多いでしょう。
そこでユナイテッド航空のマイルが高還元率でたまるクレジットカードを3枚厳選しました。年会費やマイル還元率、付帯保険など、それぞれの特長について1枚ずつ詳しく見ていきましょう。
MileagePlusセゾンカード
MileagePlusセゾンカードは、ユナイテッド航空との提携カードのなかでも、「年会費の安さ」と「マイル還元率の高さ」の点で、頭ひとつ抜けているといえるクレジットカードです。
年会費は1,650円(税込)で、基本となるマイル還元率は0.5%ですが、オプションプランのマイルアップメンバーズに登録することで業界最高水準の1.5%まで還元率を引きあげることができます(※)。
マイルアップメンバーズへの登録には別途年会費5,500円(税込)が必要ですが、基本の年会費と合計しても7,150円(税込)です。
年会費の安さとマイル還元率の高さを両立させたい場合は、MileagePlusセゾンカードが最適といえるでしょう。
「>>詳細はこちら」
(※)年間上限30,000マイルまで。30,000マイルを超えた場合、超えた分のご利用は1,000円につき5マイル。
MileagePlusセゾンゴールドカード
MileagePlusセゾンゴールドカードは、「マイル還元率の高さ」と「充実の付帯保険」が魅力のクレジットカードです。
年会費は22,000円(税込)で、マイル還元率は1.5%です。普段のお買物から固定費の支払いまで、幅広い場面で1,000円(税込)=15マイルでマイルを獲得することができます(※)。
また、適用条件を満たすことで国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が付帯するほか、、最高1,000万円の家族特約も付いています。家族特約があるため、ご家族を保険の対象範囲に含めることができます。
「>>詳細はこちら」
(※)年間上限75,000マイルまで。75,000マイルを超えた場合、超えた分のご利用は1,000円につき5マイル。
MileagePlusセゾンプラチナカード
MileagePlusセゾンプラチナカードは、「マイル還元率の高さ」や「最高級の付帯保険」、「豊富な特典」など、総合的に優れているクレジットカードです。
年会費は55,000円(税込)で、マイル還元率は業界トップクラスの1.5%です。プラチナカードは年間の獲得上限マイルがないので上限を気にせず、マイルをためられます。
また、ユナイテッド航空のラウンジ「ユナイテッドクラブ」の利用パスが毎年2枚進呈されます(118米ドル分。2023年12月現在)。
そのほか、ユナイテッド航空運航便優先搭乗やコンシェルジュ・サービス、適用条件を満たすことで国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険が付帯するなど、プラチナカードならではの充実した特典も魅力です。
「>>詳細はこちら」
よくある質問
ここからは、ユナイテッド航空のマイルに関して、よくある質問をまとめて解説していきます。
Q1:ユナイテッド航空のマイルとは?
ユナイテッド航空とは、スターアライアンスに加盟している米国の航空会社です。
ユナイテッド航空にも、ANAやJALと同じようにマイレージプログラムが存在し「マイレージプラス」という名前が付けられています。
このマイレージプラスに入会することで、対象となるフライトやホテルへの宿泊などでマイルをためることが可能になります。
Q2:ユナイテッド航空のマイルの特長とは?
ユナイテッド航空が提供するマイレージプラスには、「マイルの有効期限が無期限」や「ANAなどスターアライアンス加盟航空会社を使ってもマイルがたまる」「マイルは5,000マイルから特典航空券と交換可能」など利用するうえでのメリットが複数あります。
Q3:ユナイテッド航空のマイルをためる方法とは?
ユナイテッド航空、ユナイテッドエクスプレス、スターアライアンスの提携航空会社、あるいは2社間で独自に提携している航空会社を利用する以外に、毎日のお買物やオンラインショッピングを利用することでためられます。
ユナイテッド航空のマイルがたまるクレジットカードを利用することで自然とマイルをためていくことができ、携帯電話料金や公共料金など毎月の固定費をカード決済にしておけば、効率的にマイルがためられます。
ユナイテッド航空のマイルをためるならマイレージプラスがおすすめ
ユナイテッド航空のマイルには、ANAやJALのマイルにはない魅力的なメリットがあります。なかでも、マイルの有効期限がない点は、マイルをためている方にとって大きなメリットといえるでしょう。
また、ユナイテッド航空のマイルは、ANAの特典航空券との交換もできるため、ANAをよく利用する方にとっても、おすすめのマイルです。
マイルはフライトでためる以外にも、MileagePlus Shopping Japanでオンラインショッピングをしたり、クレジットカードの利用でためることができます。
なお、有効期限のない、ユナイテッド航空のマイルをためるには、業界最高水準1.5%のマイル還元率を誇るMileagePlusセゾンカード、MileagePlusセゾンゴールドカード、MileagePlusセゾンプラチナカードの利用がおすすめです。高還元率のカードを賢く使い、特典航空券を手に入れて、お得に空の旅を楽しみましょう。