【クレジットカードのことならCredictionary】

クレジットカードをグレードアップする方法|メリットや注意点についても解説

クレジットカードをグレードアップする方法|メリットや注意点についても解説

「クレジットカードをグレードアップしたいけれど、どうすれば良いのだろう」そのような思いを感じたことはありませんか?

初めのうちは違和感なく利用できていたカードであっても、ライフステージが変化していくなかで、機能や特典に物足りなさを感じるケースは珍しくないでしょう。

この記事では、クレジットカードをグレードアップする方法とグレードごとの特長から、グレードアップのタイミング、グレードアップのメリットと注意点まで詳しく解説します。ぜひ、ご自身に最適な1枚をご選択ください。

クレジットカードをグレードアップする方法

クレジットカードをグレードアップするためには、下記の3つの方法があります。

● 所有しているクレジットカードを切り替える
● 新規でグレードの高いクレジットカードを申し込む
● クレジットカード会社からインビテーションを受ける

以下で、それぞれの方法を具体的に見ていきましょう。

所有しているクレジットカードを切り替える

グレードアップを比較的簡単な手続きで済ませる方法は、現在所有しているカードを上位カードへ切り替えることです。

各クレジットカードの公式サイトや会員サイトのメニューなどから「カードの切り替え」が申し込めるので、該当する箇所から申し込みましょう。すでに登録した情報を利用して、入力できるケースもあります。

ただし、切り替えには審査があり、カード会社によっては切り替えに対応していない場合もあるためご注意ください。

新規でグレードの高いクレジットカードを申し込む

所有しているカードの切り替え以外にも、新規でグレードの高いクレジットカードを申し込むことも可能です。申し込み手続きには、本人確認や口座登録に関する書類が必要です。

近年、多くのゴールドカードやプラチナカードなどがWEB申し込みに対応しています。そのため、スマホやパソコンを使ってから自宅にいながらにして申し込むことが可能です。

セゾンのゴールドカードやプラチナカードもご自身でWEB申し込みができます。

クレジットカード会社からインビテーションを受ける

プラチナカードやブラックカードの場合、インビテーション制(招待制)を採用しているものがあります。

インビテーション(招待状)を受けるためには、各クレジットカードの下位カードを継続利用し、それぞれのクレジットカード会社がそれぞれに定める条件を満たすことが必要です。

インビテーションは郵送で送付されるのが一般的です。近年では、メールや会員サイト、公式アプリのお知らせで通知されるケースも多くなっています。

クレジットカードのグレード4種類の主な審査基準

クレジットカードのグレード4種類の主な審査基準

一般的に、クレジットカードは4つのグレードから選択できます。細かい分類はカード会社によって異なりますが、大まかな特長を把握すればどのグレードがご自身に適しているか判断しやすくなります。

ここでは、ノーマル、ゴールド、プラチナ、ブラックの4種類についての基本的な特長と主な審査基準を解説します。

ノーマルカード

クレジットカードのなかでも、スタンダードなグレードとして知られているのが「ノーマルカード」です。「一般カード」とも呼ばれています。

ノーマルカードは「18歳以上の方(高校生を除く)」など、主に年齢を審査基準としているカードが多く、比較的手軽に申し込めるカードといえます。

全グレードのカードのなかでも、年会費が最も安い場合がほとんどです。さらに、カード会社によっては入会費・年会費ともに無料で利用できるものもあります。維持コストを抑えたい方や「とりあえずクレジットカードを持っておきたい」と考えている方にもおすすめです。

ゴールドカード

ノーマルカードの1つ上のグレードは「ゴールドカード」と呼ばれています。グレード名のとおり金色にデザインされたものが多く、見た目から高級な印象を与える点が特長です。

ゴールドカードの主な審査基準はノーマルカードと異なり、「安定した収入」などが申し込み資格に記載されるケースが多くなります。「20歳以上」など、ノーマルカードより対象となる年齢が高く設定されているゴールドカードもあるため、事前の確認が必要です。

また、ゴールドカードは多くの場合で入会費や年会費が必要になります。ゴールドカードの年会費は10,000円前後が相場です。年会費はかかりますが、クレジットカードに付帯する「空港ラウンジサービス」や「旅行傷害保険」、「ノーマルグレードよりもポイント還元率が良い」などの特典が充実しています。

プラチナカード

ゴールドカードよりもさらに上のグレードが「プラチナカード」です。カードの色はシルバーのものがよく見られます。年会費は10,000円以上がほとんどで、カード会社によっては50,000円前後かかる場合もあります。

プラチナカードの主な審査基準は「安定した収入」と記載されるケースが大半です。また、「25歳以上」や「30歳以上」など年齢制限のあるケースも存在します。

その分、旅行中に起こった事故の補償や、海外空港ラウンジサービスといった特典内容が充実しています。クレジットカードの利用頻度が低い方には向きませんが、月々の支払額が多い方や海外旅行・出張の頻度が高い方は、プラチナカードならではの魅力を実感できるでしょう。

また、多くのプラチナカードに「コンシェルジュ・サービス」が付帯しています。これは、国内・海外のレストランやホテルの予約、航空券やJR特急券の手配などを電話1本で行えるというもので、少しでも時間短縮をしたい方にはもってこいのカードです。

ブラックカード

4種類のなかでも、最上級のグレードとして知られるのが「ブラックカード」です。年会費は50,000円以上のものが多く、なかには100,000円以上かかるクレジットカードも存在します。また、入会するだけで100,000円以上の費用が必要なケースもあります。

また、カード会社にもよりますが、新規の申し込み不可で、カード会社から招待された方やブラックカードの所有者に紹介された方のみが入会できる招待制が取られていることが多いです。

カードに付帯する保険の補償額はプラチナよりも高く、高級ホテルやショップでの優待サービスはブラックカードならではの魅力といえるでしょう。

クレジットカードをグレードアップするタイミング

クレジットカードをグレードアップするタイミングとしては、以下のケースが考えられます。

● 現在のグレードの特典やサービスに満足できていない
● ライフステージが変化したとき

現在利用しているクレジットカードの特典やサービスに満足できない場合は、クレジットカードをグレードアップすることで、特典やサービスが以前より充実しやすくなります。今よりも上のグレードにした場合の特典やサービスを確認して、グレードアップを検討しましょう。

また、仕事で出世したときや、節目となる年齢を迎えたときなど、ライフステージが変化するタイミングでは、今よりもステータス性の高いクレジットカードを入手したい場合もあるかもしれません。グレードアップが必要ない場合でも、ライフステージの変化をきっかけにクレジットカードを見直すのも良いでしょう。

クレジットカードをグレードアップするメリット

クレジットカードをグレードアップするメリットは4つあります。

● ポイント還元率が高くなる
● 付帯サービスが充実する
● 利用可能額が上がる
● コンシェルジュ・サービスが利用できる

以下でそれぞれ詳しく解説します。

ポイント還元率が高くなる

クレジットカードをグレードアップするとポイント還元率が高くなる場合があります。クレジットカードをグレードアップすると年会費も高くなりますが、還元率の上昇により獲得できるポイントが増えれば、年会費の支払いを差し引いてもお得に利用できる場合があります。

ただし、クレジットカードのグレードアップによって、必ずしもポイント還元率が高くなるわけではありません。現在のカードのグレードとそれより上のグレードのカードのポイント還元率を比較したうえで、年会費を差し引いてもお得であるかどうかを判断すると良いでしょう。

付帯サービスが充実する

クレジットカードをグレードアップすると付帯サービスが充実しやすくなります。クレジットカードをグレードアップすると、空港ラウンジサービスなどの特典や、旅行傷害保険の補償内容が充実するなどのメリットがあります。

グレードアップによりご自身が利用できる付帯サービスが充実するのであれば、現在のクレジットカードからグレードアップするメリットがあるといえるでしょう。

利用可能額が上がる

クレジットカードをグレードアップすると利用可能額が上がる場合があります。クレジットカードはグレードによって利用可能額の上限が決まっていることもあり、グレードにおける上限の利用可能額で利用している場合は、グレードアップによって利用可能額の上昇が期待できます。

利用可能額が上がれば、高額の支払いがあってもクレジットカードを利用しやすくなります。現在のグレードで利用可能額の上限が設定されており、上限に不満がある場合は、グレードアップを検討しましょう。

コンシェルジュ・サービスが利用できる

一部のクレジットカードは、ゴールドカードやプラチナカードにグレードアップすると、コンシェルジュ・サービスが利用できるようになります。レストランやホテルの予約、交通機関のチケットの手配など、秘書のようなサービスを受けることが可能です。

旅行先で発生したトラブルなども相談でき、基本的には24時間365日いつでも利用できます。海外旅行を頻繁に行う方は、慣れない地域で交通機関や宿泊先を手配する手間が省けるだけでなく、いざというときに相談できる窓口になるため、ぜひ利用したいサービスといえるでしょう。

クレジットカードをグレードアップする際の注意点

クレジットカードをグレードアップする際の注意点は以下のとおりです。

● グレードアップには年会費・入会費などのコストがかかる場合がある
● グレードアップでカード番号が変わる場合がある

クレジットカードをグレードアップすると年会費・入会費などのコストがかかる場合があるため、ポイント還元や付帯サービスの充実をコストと比較するとご自身にとって割りに合わない場合があります。

そのため、年会費を踏まえたうえで、ポイント還元率や付帯サービスなどがお得であるか総合的に判断してグレードアップを検討すると良いでしょう。

また、同じクレジットカード会社でノーマルカードからゴールドカードにグレードアップする場合でも、カード番号などの支払いに必要な情報は変わることがあります。カード番号が変わった場合は、よく利用するECサイトなどを中心にグレードアップしたカード情報を登録しましょう。

ただし、セゾンカードはカードのグレードアップを行った場合でも、カード番号は変わらないため、上記のような手続きは不要です。

グレード別おすすめのクレジットカード

グレード別おすすめのクレジットカード

セゾンカードでは、ノーマルやプラチナに相当するクレジットカードを数種類展開しています。それぞれの維持コストやサービス内容をチェックして、収入と利用シーンに合ったカードを選びましょう。具体的なクレジットカードの種類は以下のとおりです。

● セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
● セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

以下でそれぞれ詳しく紹介します。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital

一般的なクレジットカードのノーマルカードにあたるセゾンカードが「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital」です。年会費は1,100円(税込)ですが、年1円以上のカード利用で年会費が無料になるため、定期的に利用することで年会費無料のクレジットカードとして利用できます。

お申し込み開始から最短5分で発行できるデジタルカードであり、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にカード番号が発番されるため、すぐにキャッシュレス決済やネットショッピングで使えます。

年会費などのコストをかけたくない方や、初めてクレジットカードを保有する方にもおすすめです。

>>詳細はこちら

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

ゴールドカードに相当するセゾンカードが「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」です。年会費は11,000円(税込)ですが、初年度は無料で利用できます。
ノーマルグレードのものと比較して、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、永久不滅のポイントが貯まりやすくなります。国内では通常の1.5倍、海外で利用した際は2倍のポイントが獲得できます(※)。

また、空港利用時には手荷物宅配無料サービスやプライオリティ・パスの優遇サービスも付帯されるので、旅行や出張が多い方には特におすすめのクレジットカードです。

>>詳細はこちら

(※)SAISON MILE CLUBへご入会いただいている方は、本サービスの対象外となります。

セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードセゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年に1度でも利用すれば翌年の年会費は無料になるクレジットカードです。
主な優待特典は以下のとおりです。

●初年度年会費無料
●年1回以上の利用で翌年無料
●永久不滅ポイント優遇 国内1.5倍、海外2倍
●国内・海外旅行傷害保険 最高5,000万円
●ETCカード無料発行
●さまざまなお店・サービスの優待

セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、条件を満たせば年会費が無料になるゴールドカードです。
さらに永久不滅ポイントの還元率は国内1.5倍、海外2倍と高還元率なので、効率よくポイントを貯められます。

特典も充実しているので、この1枚で、様々な優待を受けられます。

>>詳細はこちら

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンカードのなかで最もグレードが高いカードはプラチナカードである「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」です。年会費は22,000円(税込)で、ファミリーカードは1枚につき年会費3,300円(税込)で発行できます。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードならではの特長は、コンシェルジュ・サービスが利用できる点です。レストランの案内やギフトの手配といった問い合わせにも24時間365日対応可能です(※1)。

プラチナカードならではの特典や優待が充実しているので、ぜひ申し込みを検討してみてください。

>>詳細はこちら

(※1)「カードのご利用に関するお問い合わせ」のみ、9:00~21:00の対応とさせていただきます。

よくある質問

最後に、クレジットカードのグレードアップでよくある質問を解説します。グレードアップの際の参考にお役立てください。

Q1 グレードアップするとカード番号は変わる?

所有しているクレジットカードを切り替えた場合、カード番号が変更されるケースと変更されないケースがあります。

カード番号が変更されるケースで、携帯電話料金やインターネットなどでの継続的な支払いを利用している場合は、登録変更の手続きが必要となるためご注意ください。

なお、セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでカードの切り替えを行った場合、現在利用しているカード番号で新しいカードを利用できます。

Q2 グレードアップすると前のカードは利用停止になる?

所有しているカードを切り替えた場合、基本的に前のカードは利用停止となります。新しいカードが届いたら、ハサミで切断した上で処分してください。

なお、カードによっては退会手続きが必要なケースもあります。各カードの手続きに従って対応しましょう。

Q3 グレードアップするタイミングは?

クレジットカードをグレードアップするタイミングは、現在所有しているカードに物足りなさを感じたとき、優待特典のグレードやポイント還元率を上げたいときなどがあります。

また、グレードの高いカードには旅行傷害保険が付帯するケースが多いため、旅行や出張が増えた際もおすすめのタイミングです。

まとめ

まとめ

クレジットカードは、年会費やサービス内容がカード会社によって異なるため、満足して使い続けられるものを選ぶことが何より大切です。グレードアップのタイミング、メリットや注意点を理解して、少しでも多くの魅力を感じるクレジットカードを選びましょう。

充実したサービスを利用したい方は、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードやセゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードをぜひご検討ください。

また、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、さらに上級なサービスをご提供しております。クレジットカードに関して不安や疑問がある方は、Creditionaryのコラムをお役立てください。

おすすめのクレジットカード

人気記事