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生活費を節約できるお得なクレジットカードおすすめ3選!現金払いと比較したときのデメリットも紹介
生活費を少しでも節約したいと思う方は多いことでしょう。現金払いからカード払いに切り替えることで生活費を節約できる可能性があります。
しかし節約できると聞いても、毎月の生活費がどの程度変わるかピンとこない方もいらっしゃるでしょう。そこで、この記事では以下の内容についてお伝えします。
・カード払いに切り替えることで、生活費がどれくらいお得になるのか
・生活費を節約するためにおすすめのクレジットカード
・カード払いに切り替えるメリットとデメリット
・カード払いで生活費を節約するコツ
今すぐおすすめのクレジットカードを知りたい方は「生活費を節約できるクレジットカードおすすめ3選」をご確認ください。
Contents
記事のもくじ
クレジットカード払いと現金払いを比較!どれだけ生活費を節約できる?
現金払いからカード払いにすることで、どれだけ生活費がお得になるかを知るために、実際に以下の条件でシミュレーションをしました。
その結果、1ヵ月あたり1,082円、1年間あたり12,984円も現金払いと比較してお得になります。
・生活費の平均値は「総務省統計局」の2020年のデータを参照
・還元率0.5%のクレジットカードですべての支払いを行った場合を想定
・2人暮らし以上の家族を想定
・年会費無料のクレジットカードを利用
・1ポイント=1円相当で交換できる場合を想定
・セゾン・アメックス入会サイトのポイント・マイルシミュレーションで計算
2人暮らし以上の家族の場合、生活費の返金と内訳、カード払いでもらえるポイントは下表の通りです。
支出内容 | 支出金額(円) | 付与ポイント |
---|---|---|
食料 | 80,198 | 400 |
住居 | 17,374 | 86 |
光熱・水道 | 21,836 | 109 |
家具・家事用品 | 12,708 | 63 |
被服及び履物 | 9,175 | 45 |
交通・通信 | 39,972 | 199 |
教育 | 10,293 | 51 |
教養娯楽 | 24,987 | 124 |
合計 | 216,543 | 1,082※ |
※端数が合算されるため、個別の生活費ごとに計算したポイントの合計より多く表示されています。
上記ポイントに加えて、各クレジットカードには付帯特典がつきます。例えば、セゾンが発行しているセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードには以下のような特典があります。
・キャッシュバック専用キャンペーンプログラム「セゾン・アメックス・キャッシュバック」
・QUICPayの利用でポイント4倍(還元率最大2%相当)(※)
そのため、利用するクレジットカードによっては、さらにお得になる可能性もあります。
(※)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります。
(※)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
生活費を節約できるクレジットカードおすすめ3選
ここからは、おすすめのクレジットカードとして以下の3枚をご紹介します。
・セゾンカードインターナショナル
・セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
・セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
上記の3枚はそれぞれ特徴が異なります。しかし生活費の支払いでコツコツポイントを貯めたい方に向いている点は、3枚とも同じです。なぜなら有効期限が設定されていない「永久不滅ポイント」が貯まるからです。 それぞれのカードの特徴について詳しくチェックしていきましょう。
セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナルの特徴は、下表の通りです。
カード名 | セゾンカードインターナショナル |
---|---|
ランク | 一般カード |
国際ブランド | ・VISA ・JCB ・MasterCard |
デジタルカードの発行 | あり |
ポイント有効期限 | なし |
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | 無料 |
発行スピード | ・プラスチックカード:最短即日発行 ・デジタルカード:お申し込み開始から最短5分 |
付帯サービス | ・オンライン・プロテクション* ・全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる「優待のあるお店」 |
対応スマホ決済・電子マネー | ・セゾンQUICPay ・iD ・Apple Pay |
メリット | ・年会費が無料 ・最短即日で発行できる |
おすすめの人 | ・年会費が無料のカードを利用したい人 |
セゾンカードインターナショナルは、年会費が無料なので維持コストを気にする必要がありません。
また発行スピードが比較的早いため、すぐに利用したい方におすすめです。例えば、セゾンカードインターナショナルのプラスチックカードは、最短で即日発行が可能です。デジタルカードは、お申し込み開始から最短5分で発行可能になります。
なおデジタルカードは、国内初のナンバーレスカードとなっており、券面にカード番号やセキュリティコードなどの記載はありません。そのため、カード情報を他者に見られるリスクを下げることができ、紛失したときの不正利用を防ぐこともできます。
そのためセゾンカードインターナショナルは、初めてクレジットカードを利用する方でも安心して持てる1枚と言えるでしょう。
ここからは、セゾンカードインターナショナルのメリットについて詳しく見ていきましょう。
年会費無料
セゾンカードインターナショナルは、年会費が無料となっています。
年会費が有料の場合、獲得ポイント以上に維持費がかかってしまい損するケースが出てきます。しかしセゾンカードインターナショナルは、想定よりポイントが貯まらない場合でも、年会費無料なので損をすることはありません。
そのため、セゾンカードインターナショナルは「現金払いからカード払いに切り替えて、少しでも生活費を節約したいと考えている方」や「初めてクレジットカードを持つ方」でも負担なく導入できると言えるでしょう。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴は、下表の通りです。
カード名 | セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
---|---|
ランク | 一般カード |
国際ブランド | AMERICAN EXPRESS |
デジタルカードの発行 | あり |
ポイント有効期限 | なし |
ポイント還元率 | 0.5% |
年会費 | ・初年度無料 ・2年目以降1,100円(税込) ※年1回以上の利用で翌年無料 |
発行スピード | ・プラスチックカード:最短3営業日発行 ・デジタルカード:お申し込み開始から最短5分 |
付帯サービス | ・オンライン・プロテクション* ・アメリカン・エキスプレス・コネクト ・キャッシュバック専用キャンペーンプログラム「セゾン・アメックス・キャッシュバック」 ・QUICPay利用でポイント4倍 ・「三井のカーシェアーズ優待」 |
対応スマホ決済・電子マネー | ・セゾンQUICPay ・iD ・Apple Pay |
メリット | ・年会費が実質無料 ・QUICPayが利用できる店舗で利用するとポイントを貯めやすい |
おすすめの人 | ・QUICPay加盟店で生活用品を定期的に購入する人 |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、QUICPay加盟店で買物をした場合、ポイント還元率が4倍(還元率最大2%相当)になります。
また、全国約25,000ヵ所の店舗・施設利用が最大60%オフの優待価格になる「優待のあるお店」がご利用いただけます。
ここからは、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットについて詳しく見ていきましょう。
年1回の利用で年会費無料
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、初年度は年会費無料で、2年目以降は1,100円になります。しかし、年1回1円以上利用することで翌年度の年会費が無料になることから、実質無料と考えていいでしょう。
そのため生活費をクレジットカードで支払うのであれば、年会費無料のカードとして利用することが可能です。
コンビニやドラッグストアなどQUICPay加盟店でポイント4倍
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、QUICPay加盟店で以下いずれかでお会計した場合、ポイント還元率は通称の4倍になります。
・セゾンQUICPay
・Apple Pay
・Google Pay
なおQUIQPay加盟店には、コンビニエンスストアやドラッグストア、ホームセンターなどがあります。
例えば、毎日1,000円ほどコンビニエンスストアでお買物している場合、1ヵ月30,000円の出費になります。その場合、もらえるポイントは下表の通りです。
お会計の種類 | 付与ポイント |
---|---|
現金払い | 0円 |
還元率0.5%のクレジットカード | 150円相当のポイント※ |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | 600円相当のポイント※ |
上記表のように、コンビニエンスストアでのお会計を現金払いからセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードに切り替えた場合、1ヵ月で600円もお得になります。
また、生活費の支払いでQUICPayを使うほどお得です。なお利用できるお店が近くにあるか調べたい方は、以下サイトをご覧ください。
関連:QUICPayの使えるお店
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴は、下表の通りです。
カード名 | セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
---|---|
ランク | ゴールドカード |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
ポイント有効期限 | なし |
ポイント還元率 | 0.75% |
年会費 | ・初年度無料 ・2年目以降11,000円(税込) |
発行スピード | 最短3営業日で発行 |
付帯サービス | ・オンライン・プロテクション* ・ショッピング保険200万円まで補償 ・海外・国内旅行傷害保険が最高5,000万円 ・アメリカン・エキスプレス・コネクト ・キャッシュバック専用キャンペーンプログラム「セゾン・アメックス・キャッシュバック」 ・全国のロフトでのお買物が5%OFF(月末の金・土・日のみ) |
対応スマホ決済・電子マネー | ・セゾンQUICPay ・iD ・Apple Pay |
メリット | ・永久不滅ポイントが1.5倍 ・旅行保険が充実している |
おすすめの人 | ・より効率的に生活費の支払いでポイントを貯めたい人 ・旅行好きな人 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、ポイント還元率が0.75%と既に紹介した2枚よりも高く設定されており、同じ利用金額でもより多くのポイントを貯められます。
またオンライン・プロテクション*やショッピング保険などの補償も充実しているため、安心して利用できる1枚です。
さらに海外旅行で便利なサービスが多数用意されています。例えば、現地通過引き出しサービスや空港ラウンジサービス、手荷物無料宅配などがあります。海外ではポイント還元率が2倍になるため、海外旅行へ出かける機会の多い方は、旅の時間を快適に過ごしながらポイントを貯められます。
上記の内容を中心に、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを発行するメリットについて詳しく見ていきましょう。
永久不滅ポイント1.5倍
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、永久不滅ポイントが国内利用で1.5倍、海外利用で2倍になります。
例えば、国内ショッピング利用であれば1,000円で1.5ポイント、海外ショッピング利用であれば1,000円で2ポイントの永久不滅ポイントが貯まります(1ポイント最大5円相当)。
つまり、毎月の生活費として20万円分をポイント還元率0.5%のカードで支払う場合は1,000円相当のポイントが貯まりますが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードで支払う場合は1,500円相当の永久不滅ポイントが貯まります。
また本カードと同様のポイントプログラムが適用される家族カードを年会費1,100円(税込)で最大4枚まで発行することができ、家族カードのポイントは、本カードに合算されます。
例えば、家族カードを大学生のお子さんが利用した場合、普段の買物やガソリンの給油、飲み会などの支払いで獲得した永久不滅ポイントは本カードに合算されます。
家族の決済手段をセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードに統一することで、より効率的にポイントを貯めることが可能です。
充実した旅行特典
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、旅行特典も充実しているため家族旅行でも活躍する1枚です。
旅行特典の一例として、以下が挙げられます。
・空港ラウンジの利用
・手荷物宅配サービス
・現地通貨引き出し(海外キャッシング)
・海外アシスタントデスク
・海外国内旅行傷害保険が最高5,000万円
例えば海外アシスタントは、海外の現地情報の案内やホテル・レストランの予約などを日本語でサポートします。他にもパスポートの紛失や現地での事故など海外でトラブルが発生した場合、施設や手続きの案内やアドバイスを受けられます。
また家族カードにも、同様の特典が付帯します。そのため、海外留学や卒業旅行などで海外に行く機会がある家族がいる場合でも安心です。
生活費をお得にできるクレジットカードの選び方
生活費をお得にできるクレジットカードを選ぶコツとして、下記の3つが挙げられます。
・どれだけ節約できるか(ポイント還元)
・用途に合ったカードを選べているか(利用範囲など)
・追加カードの発行が可能か
自分に最適なカードを見つけるために、それぞれのポイントを詳しくチェックしていきましょう。
どれだけ節約できるか(ポイント還元)
生活費をお得にできるクレジットカードの選び方として、生活費をどれだけ節約できるかが大切です。そのときに考慮するポイントとして、年会費や特典、ポイント還元率などが挙げられます。
一般的に年会費無料のクレジットカードは、有料クレジットカードと比較してポイント還元率が低く設定されていたり、割引特典を含む付帯特典が少なかったりします。しかし、利用しない特典が多いカードに対して年会費を支払う場合は、かえって年会費分損してしまうこともあります。
そのため生活費の支出割合を整理して実際にシミュレーションすることで、よりお得なクレジットカードを選べるようになります。その際は、年単位でシミュレーションすることが大切です。なぜなら、月々の支払いは時期により大きく変わるためです。
実際に生活費に関わるポイント還元率をクレジットカードごとにシミュレーションしたい場合、以下をご利用ください。
関連:ポイント・マイルシミュレーション
用途に合ったカードを選べているか(利用範囲など)
生活費をお得にできるクレジットカードの選び方として、用途に合ったカードを選べているかという点も大切です。
クレジットカードは、国際ブランドにより使える店舗が異なります。また付帯特典やポイントプログラムも各クレジットカードごとに特徴があります。
例えば、生活圏にQUIQPay加盟店が多い場合は、QUIQPay加盟店でポイント4倍になる「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」がお得です。
このように、生活費を節約することを目的にクレジットカードを選ぶ場合は、生活圏でお得に利用できるものを選ぶことが大切です。
追加カードの発行が可能か
生活費をお得にできるカードの選び方として、家族カードやETCカードなどの追加カードを発行できるかどうかも大切です。
例えば、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの場合、追加カードとして家族カードを最大4枚まで無料で発行できます。その場合、家族カードにも本カードと同様のポイントプログラムが適用されます。
またETCカードも最大5枚まで無料で発行できます。
生活費を節約することを目的にクレジットカードを発行する場合、家族分の追加カードを発行できるかどうかも重視するようにしましょう。
生活費をクレジットカード払いにするメリット
生活費を節約できるというメリット以外にも、生活費の支払いを現金払いからカード払いに切り替える利点として、下記の3点が挙げられます。
・①家計管理が楽になる
・②支払い時の手間が省ける
・③ATM手数料が節約できる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
①家計管理が楽になる
生活費をカード払いに変更することで、家計簿を付けなくても家計管理が簡単にできます。
例えば、セゾンカードには「Netアンサー」というレシートを保管したり家計簿を付けたりしなくても、利用状況を簡単に確かめられるサービスがあります。
Netアンサーはカード情報を登録することで、オンラインで利用明細や永久不滅ポイントを確認できるサービスです。ポイント交換や利用可能枠の変更、カードの再発行などの手続きもできます。
このようなサービスを利用することで、以下のようなメリットを実感できるでしょう。
・レシートを受け取る必要がない
・買物のたびに家計簿を付ける手間がなくなる
最小限の労力でお金の流れを把握できるようになり、節約のための方策も考えやすくなります。
また、現在では多くの家計簿アプリが登場しています。そのアプリと連携させることで銀行口座の残高なども合わせて確認でき、引き落としの際の残高不足などのリスクを軽減することも可能です。
②支払い時の手間が省ける
生活費をクレジットカードで支払うことで、店舗での会計が楽になります。例えば現金で支払う場合は、必要となる紙幣や硬貨を財布から出して、お釣りを受け取らなければなりません。
またお釣りが出ないように計算したり、ぴったりの枚数を探したりとお会計の際に煩しさを感じることもあるでしょう。
一方でカード払いの場合、カードをスライドする(挿入する)だけでお会計が完了します。サインレスで会計できる店舗も多く、レシートを受け取るのみで済む場合も多いです。
小銭を探す手間を省けたり、お釣りに過不足がないか確かめたりする必要もなくなるため、スムーズに会計をすることできます。また現金に触れる必要がなくなることで、衛生的にも安心できます。
③ATM手数料が節約できる
生活費をカード払いへ変更することで、コンビニや銀行でのATM手数料を節約することができます。
現金が少なくなるたびに銀行口座から引き落としている場合、その都度ATM手数料を支払わなければなりません。例えば月に平均3回引き出す場合、手数料が220円かかるとすると毎月660円、年単位だと7,920円かかることになります。
しかしカード払いの場合、ATM手数料は必要ないため7,920円分を節約できます。カード決済の手数料は店舗側が支払うシステムなので、利用者がコストを負担する必要はありません。
カード払いにすることで無駄な手数料を支払う必要がなくなり、ATMへ足を運ぶ手間も省くことができます。
生活費をクレジットカード払いにする注意点
生活費を現金払いからカード払いに変更する注意点として、下記の2点が挙げられます。
・使いすぎる恐れがある
・カード払いに対応していない店舗がある
それぞれの注意点を見ていきましょう。
使いすぎる恐れがある
生活費をカード払いにすることで、お金を使いすぎる恐れがあります。
カード払いは目に見える形でお金が減らないため、使っている感覚が薄れてしまいがちです。また財布の中身を確かめて出費を抑えるというような対策もできません。
基本的に利用料金は口座引き落としの後払いになるため、すぐにお金が減らない点にも注意が必要です。お金に余裕があると錯覚して、財布の紐を緩めてしまう可能性もあるでしょう。
もし使いすぎを心配するなら、銀行口座の収支を管理できるアプリを利用することをおすすめします。まだ引き落としが来ていない段階でも、利用分を計算に入れて残高を表示してくれます。
カード払いに対応していない店舗がある
カード決済で買物するときの注意点として、カード未対応の店舗では利用できない点が挙げられます。よく利用する店舗がカード払いに対応しているかを確かめてから、発行の手続きを始めた方がよいでしょう。
また店舗によって対応している国際ブランドは異なるため、利用可能な国際ブランドも確認してきましょう。
【節約術】クレジットカードで生活費を管理するコツ
生活費をカード払いに変更して、より上手に節約するコツを3点ほどご紹介します。
・生活費を支払うクレジットカードを1枚に絞る
・家族カードを発行して、家族全員で同じカードを使う
・特定店舗を多く利用する場合は、決済をまとめる
それぞれのコツを詳しく見ていきましょう。
生活費を支払うクレジットカードを1枚に絞る
基本的には、生活費を支払うクレジットカードを1枚に絞ることがおすすめです。その理由として、以下が挙げられます。
・年会費を抑えられる
・特定ポイントを貯めやすい
・家計管理がしやすい
クレジットカードを複数枚持つことで、各カードの年会費を支払う必要があります。
また、各クレジットカードにより貯まるポイントが異なるため、複数枚のカードを利用することでポイントが分散します。各カード会社によって、最低交換ポイント数やポイント有効期限が異なる点に注意してください。
複数枚のクレジットカードを使うことで、貯めたポイントを交換できないまま有効期限が切れるケースもあります。また利用明細もバラバラになるため、家計管理も煩雑になります。
一方でクレジットカードを1枚にまとめることで、家計管理が楽になったりポイント失効前に最低交換ポイント数に到達しやすくなったりします。
これらの理由から、生活費の支払い目的で利用する際は1枚のクレジットカードに絞ることをおすすめします。
家族カードを発行して、家族全員で同じカードを使う
家族カードを発行して家族全員で同じクレジットカードを使うことも、上手に節約するコツのひとつです。
基本的に家族カードを利用して獲得したポイントは、本カードのポイントに合算されます。そのため、家族全員で同じカードを利用することで、効率的にポイントを貯められるでしょう。
例えば還元率0.5%の本カードで15万円、家族カードで5万円の生活費を支払った場合、家族カードで獲得した250円分のポイントが本会員のポイントに合算され、合計1,000円分のポイントが獲得できます。
現在、家族が現金払いをしている場合、ひとつのクレジットカードに統一することで、より効率的に生活費を節約できるでしょう。
特定店舗を多く利用する場合は、決済をまとめる
特定の店舗を多く利用する場合は、決済をまとめることも生活費を節約するコツのひとつです。
例えば、QUICPay対応のコンビニエンスストアやドラッグストアで「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」を利用することで最大2%相当の永久不滅ポイントが還元されます。
そのような店舗で家族がそれぞれ決済するのではなく、一緒に買物に行ったり家族カードを発行したりして、1枚のカードに決済をまとめることでよりお得に買物できます。
このように、頻繁に利用する店舗に合わせてクレジットカードを選ぶことも大切です。
ただし枚数を増やした場合、ポイントの利用範囲が狭まるデメリットが生じます。そのため複数枚を使い分ける場合でも、2枚~3枚程度に枚数を抑えておいた方が無難です。
生活費をクレジットカードで支払うときのよくある質問
家族カードを使う場合、引き落とし口座はどこ?
家族カードを使う場合、引き落とし口座は「本カードの引き落とし口座」と同一になります。
基本的に家族カード1枚ごとに別々の引き落とし口座を設定することはできません。利用金額は合算され、まとめて引き落とされます。
利用明細も本会員と共有されるため、家族が何にカードを利用したか伝わってしまう点にも注意しましょう。プライバシーが気になる買物は、家族カードを利用しないことも選択肢のひとつです。
生活費の中でクレジットカードに対応していないものは?
クレジットカードの対応状況は店舗や事業会社によります。例えば、家賃をクレジットカードで支払える不動産会社もあれば、そうでないところもあります。
また以前は、郵便局はクレジットカードに非対応でしたが、2020年2月よりキャッシュレス決済が順次導入されており、窓口によってはクレジットカードで切手台や運賃などを支払うことができます。
そのためクレジットカードに対応しているかどうかは、各店舗に問い合わせてご確認ください。
現金払いからカード払いに切り替えて、生活費を節約しよう
現在、家計で削れる項目がないと感じている方でも、現金払いからカード払いに切り替えることで、節約につなげることができます。
またカード払いには、生活費を節約すること以外にも、以下のようなメリットがあります。
・家計簿を付けなくても家計管理が簡単にできる
・店舗での会計が楽になる
・コンビニや銀行でのATM手数料を節約できる
節約にそれほど熱心でない場合でも、他のメリットを重視してカードを選ぶことで今の生活がより豊かになる可能性もあるでしょう。
なお生活費を支払うためのカードを選ぶ際は、下記の3点を確認しましょう。
・生活費をどれだけ節約できるか
・用途に合ったカードを選べているか
・追加カードの発行が可能か
今回記事中で紹介した内容を踏まえて、もう一度おすすめのカードを検討したい方は「生活費を節約できるクレジットカードおすすめ3選」を参考にしてみてください。
*補償を受けるには、以下条件があります。
・当社が実施する調査で不正利用による被害が確認できること
・当社に連絡した日を含めて61日前までさかのぼったご利用分