【クレジットカードのことならCredictionary】

カードローンとは?メリットや注意点、選び方のポイントから申込方法まで解説

カードローンとは?メリットや注意点、選び方のポイントから申込方法まで解説

カードローンは、個人向け融資サービスです。さまざまな用途に利用できるため、上手に活用できれば、とても便利です。しかし、カードローンを利用したいけど、初めて使うから不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、そんな方のためにカードローンのことを1から丁寧に解説します。カードローンの利用目的や、利用するメリット、注意点のほか、クレジットカードのキャッシングとの違いもご紹介します。ぜひ参考にしてください。

セゾンパールアメックス新規入会キャンペーンセゾンパールアメックス新規入会キャンペーン

カードローンとは現金の借り入れができるサービス

カードローンとは個人向け融資サービスのことを指します。銀行や消費者金融などが商品を出しており、銀行振込や専用のローンカードを利用して借入れを行います。

コンビニや金融機関のATMで現金を引き出したり、銀行口座に振り込んでもらったりして、借入れができます。

基本的には、申込者の「年収1/3以内」の貸付となるため、安心して利用できます。

カードローンを利用する理由

金融庁の委託を受けて株式会社インテージが調査(※)したところによると、クレジットカードのキャッシング・カードローンの利用目的は「生活費不足の補填」が40.1%で最多です。

次いで「欲しいもの購入への資金不足の補填」26.3%、「クレジットカードの支払い資金不足の補填」22.4%となります。

以下にカードローンの使い道と利用例をまとめましたので、参考にしてください。

使い道 利用例
急な出費 給料日前に友人や知人などから食事に誘われたときの一時的な借入れとして利用する
資格取得費用 資格取得のための講習費用として利用する
冠婚葬祭費用 結婚式のオプションを付ける際、足りない予算の補填として利用する
介護費用 介護施設の入居一時金や入居保証金などに利用する
医療費用 急な入院や手術の費用として利用する
趣味・娯楽費用 オートバイやゴルフ、釣りなどの趣味を楽しむために利用する
受験・入学費用 こどもの大学受験の交通費や宿泊費として利用する

このように、カードローンはさまざまな目的で使用できるため、必要に応じて利用を検討してみてもよいでしょう。

(※)参考:貸金業利用者に関する調査・研究<調査結果>

カードローンを利用するメリット

カードローンを利用するメリットとして、主に3つが挙げられます。それぞれのメリットを詳しくご紹介します。

利用目的が自由

先ほどご紹介したカードローンを利用する理由でもわかるとおり、カードローンは利用目的が自由です。趣味や旅行など娯楽資金に使っても構いません。

住宅ローンや自動車ローンの場合は利用目的が限られていますが、カードローンは比較的使い道が自由なので、利用しやすくなっています。

ただし、比較的使い道が自由とはいえ、原則、一般的なカードローンは事業性資金としての借入れはできません。そのため、事業性資金を目的とする場合は、それに対応したカードローンやローン契約を結ぶ必要があります。

セゾンマネーカードは、個人のプライベートなことから事業性資金での借入れも可能な数少ないカードローンです。そのため、用途を選ばずに利用できるメリットがあります。

担保や保証人不要で契約できる

カードローンは担保や保証人不要で契約できる点もメリットです。担保や保証人が不要なので用意する書類も少ないですし、審査にかかる時間も比較的短くすみます。

カードローンを利用するときには身分証明書と所得証明書類(借入額が50万円以下の場合は不要なことが多い)のみなので、手早く申し込みができます。

好きなタイミングで借入・返済ができる

カードローンは契約限度額の範囲内であれば、いつでも借入れができます。そのため急な出費にも対応できるメリットがあります。

一般的にATMと銀行口座への振り込みで借入れができ、返済時は口座振替・口座振込・ATM振込のいずれかで返済できることが多いです。ご自身に合った借入・返済方法が選べるので、利便性が高いのもメリットです。

カードローン利用時の注意点

カードローン利用時の注意点

利用目的が比較的自由であったり、担保・保証人不要で契約ができたと多くのメリットがあるカードローンですが、一方で注意点もあります。利用前に注意点をチェックしておきましょう。

目的別ローンに比べて上限金利が高めに設定されている

カードローンは住宅ローンや自動車ローンなどの目的別ローンに比べて、金利が高めに設定されています。

利用目的が自由なため、目的別ローンに比べると支払う利息が多く、結果として支払総額が多くなる可能性があります。

希望通りの限度額にならない可能性がある

大手消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシングなど、一部の借入れについては「総量規制」の対象となります。

総量規制とは、過度な借入れから消費者を守るため、年収の3分の1を超える貸付けを原則禁止とする規制のことをいいます。

この総量規制は、カードローンやクレジットカード1社につきではなく、総額を対象に適用されるため、カードローンなどを複数社利用している方は注意しましょう。

例えば、もし年収が420万円の場合、借入れできるのは総額で140万円となります。

総量規制に抵触しそうな場合、カードローンに申し込んでも、思い通りの限度額が付与されない可能性があります。

審査に通過しなければならない

カードローンを利用する前には、必ず審査があります。審査を通過できなければ、カードローンを使うことはできません。

カードローンの審査にはさまざまな項目がありますが、収入がなければ申し込むことはできません。

返済が長期化する恐れがある

借入金額にもよりますが、カードローンは毎月数千円の返済で利用し続けることができます。毎月の返済額が少ないのは一見うれしいことですが、長期間借入れしている場合、支払う利息が多くなる可能性があります。

毎月最低限の金額を返済するだけでなく、余裕があるときに多めに返済を行いましょう。借入残高がいくら残っているかを意識して、できるだけ早く完済を目指すことが大切です。

返済が遅れると個人信用情報に影響がでる恐れがある

カードローンの返済を滞納し続けていると、遅延損害金が発生するだけでなく、個人信用情報に「延滞」した記録が残る可能性があります。

「延滞」をはじめとした金融事故が記録されている場合、カードローンやクレジットカードの新規申し込み時に審査落ちする可能性が大きくなるだけでなく、滞納を続けたカードローン以外のカードローンやクレジットカードが利用できなくなってしまうこともあります。カードローンを利用するときには、あらかじめ返済計画をしっかり立てておきましょう。

カードローンの申込先を選ぶポイント

カードローンの申込先を選ぶポイントには、大きくわけて4つあります。

・金利
・申込から融資までのスピード
・無利息期間の有無
・借入・返済の利便性

それぞれについて、以降で詳しく解説します。

金利

カードローンは借入れた金額に対して利息が発生しますが、利息は設定された金利によって変わります。

金利はカードローン会社によって異なりますが、法律により定められている金利の上限(上限金利)内で決まります。

借入金額に応じた、上限金利はそれぞれ下記のとおりです。

元本の金額 金利
10万円未満 年20%
10万円以上100万円未満 年18%
100万円以上 年15%

カードローンの利息は一般的に「借入金額×実質年率(金利)×借入日数÷365日(うるう年の場合は366日)」で計算されるため、金利が高く、借入日数が長いほど利息が高くなります。

申し込みから融資までのスピード

カードローンの審査や融資にかかる時間はカードローン会社や商品によって異なります。

最短即日融資可能なサービスや、融資までに1〜2週間の時間がかかるサービスまでさまざまです。

事前にどのくらいの審査時間がかかるのかについては、利用を検討しているカードローン会社のホームページなどで確認しておきましょう。

無利息期間の有無

カードローンのなかには、無利息期間を設定して提供しているサービスがあります。

例えば「はじめての借入れから30日間無利息」といったサービスがあり、このような無利息期間を設定しているカードローンを有効活用すれば、支払う利息を抑えつつ借入れができます。

ただし、無利息期間を設定しているカードローンでは、初回利用者限定など無利息期間を利用するにあたって条件を満たすことが必要な場合もあるため、利用前には条件をよく確認しておきましょう。

借入・返済の利便性

借入方法や返済方法はカードローン会社によって異なります。

一般的なカードローンでは、下記の方法によって借入れや返済が可能です。

・インターネット経由で利用者の口座へ振込
・自社ATM
・提携ATM
・店頭

上記のほかにも、独自の専用アプリを用意している会社もあります。

さまざまな借入方法・返済方法があれば、自分のライフスタイルに合わせて利用できます。

ネット上や専用アプリから借入・返済ができるサービスを選ぶと、仕事など忙しい時でも受付時間などに縛られることがないため、便利です。

カードローンの利用の流れ

ここでは、セゾンマネーカードローンを例に、カードローンの申込方法や契約までの流れを紹介します。申込方法や契約までの流れは、カードローンの契約を行う銀行や消費者金融などによって若干異なる場合がありますが、一般的にはそれほど変わりませんので、覚えておきましょう。

まず、申込方法ですが、セゾンマネーカードは「Web申し込み」、「店頭申し込み」、「電話申し込み」の3つの方法があります。なかでも、Web申し込みは24時間いつでも手続きが可能なため、時間を気にする必要がなく、おすすめです。

Web申し込みの流れは以下のようになっています。

1. 公式ページより申し込み
2. 申し込みフォームに必要事項を入力
3. 審査結果の連絡
4. カードの受け取り

申し込みにあたっては、本人確認書類や、現在の収入を確認できる書類(源泉徴収票や給与明細書など)提出が必要になるため、あらかじめ用意しておくとスムーズに手続きができます。

なお、本人確認書類として認められる書類としては下記のようなものがあります。

・運転免許証または運転経歴証明書(※1)
・各種健康保険証
・パスポート(※2)
・在留カード・特別永住者証明書
・住民票の写し(原本)(※3)
・住民基本台帳カード(写真付き)
・個人番号カード(※4)

カード発行後は、銀行やコンビニなど、セゾンカードのステッカーのある全国のATMで借入れができるほか、ONLINEキャッシングのご利用なら、パソコンや携帯電話から24時間手続きが可能です。

詳しい提携先金融機関やATMの検索はセゾンの公式サイトで確認できます。

キャッシング可能なATM 公式ページ
セゾンのATM CREDIT SAISON ATM検索はこちら
銀行などのATM 提携金融機関一覧はこちら
コンビニエンスストアのATM コンビニ設置の銀行ATMはこちら

(※1)運転経歴証明書は平成24年4月1日以降に交付されたものに限ります。
(※2)パスポートは日本国発行および顔写真・住所記入欄のあるものに限ります。
(※3)住民票の写しに個人番号(マイナンバー)の記載がある場合は、黒塗りするなどして番号が見えないようにしたうえでご提出ください。
(※4)個人番号カードは表面のみコピーしてください。個人番号(マイナンバー)の記載がある裏面はご提出不要です。

カードローンの返済方法

カードローンの返済は、毎月の支払日に口座引き落としによる支払いやATMでの支払いなどを行います。

カードローンの支払日や返済方法は銀行や消費者金融などによって異なりますが、例えば、セゾンマネーカードの返済は、「指定口座からの引き落とし」と「対象のATMでの支払い」、「セゾン指定口座への振込」が可能で、返済方法によって以下のように支払日が異なります。

返済方法 支払日
口座引き落とし 毎月4日
ATM・口座振り込み 毎月5日、10日、25日、末日より選択可能

セゾンマネーカードを含め、一般的な一括返済や増額返済にも対応しているため、家計に余裕があり、まとめて返済したいときには活用しましょう。

セゾンマネーカードの場合、近くのセゾンATM、提携金融機関ATMにて希望の日にご入金いただくか、セゾン指定の口座への振り込みでの一括返済や増額返済が可能です。詳しくはセゾンマネーカードの裏面の電話番号までお問い合わせください(※1,2)。

(※1)他契約カードに残高がある場合は、当社基準の優先充当順位にて振り分けられる場合があるため、電話連絡が必要な場合があります。
(※2)お振り込みによりお支払いただく場合は振込手数料はお客様負担となります。またお支払日が金融機関休業日の場合、前営業日までにお振り込みください。

カードローン利用時の最低返済金額

カードローンを利用した際の最低返済金額は、銀行や消費者金融などが定める返済方式によって異なります。例えば、セゾンマネーカードの場合は、利用残高に応じた一定額(元金+利息)を支払う「定額リボルビング方式」によって、毎月の支払日に請求が行われます。

カードローンを利用する際は、事前に支払方式の確認も行うようにしましょう。

カードローンとクレジットカードのキャッシングとの違い

カードローンとクレジットカードのキャッシングとの違い

カードローンのほかにお金を借りるサービスとして、クレジットカードのキャッシングがあります。キャッシングはクレジットカードに付帯しているサービスで、キャッシングの利用枠内であれば現金が借りられます。

以下にセゾンのキャッシングとカードローンの概要の比較を表にまとめました。

キャッシング カードローン
ご融資額 1~300万円 1~300万円
ご融資利率 実質年率 12.0%~18.0% セゾンカードローン/MONEY CARD
実質年率8.0%~17.7%
MONEY CARD GOLD短期プライムレート
+5.0%・7.0%
ご返済方法 ・一括返済方式
・定額リボルビング方式(※)
・定額リボルビング方式
(※)一部のATMではリボ払いのみ選択可能となります。

カードローンは個人向けの融資を目的としているため、一般的にキャッシングより限度額が高く設定されている場合が多く、限度額が高くなるほど金利は低くなる傾向があります。そのため、ある程度のまとまったお金を借入れしたいのであれば、カードローンがおすすめです。

一方、クレジットカードのキャッシングですが、そもそもクレジットカードは決済を目的としており、キャッシング機能は付帯サービスのひとつになります。そのため、一般的にキャッシング枠はショッピング枠に含まれていることが多く、ショッピング枠に余裕がなければキャッシングが利用できないこともあります。

ただし、セゾンカードのように、ショッピング枠とキャッシング枠が別に設けられているクレジットカードもあるため、ショッピング枠を気にせずにキャッシングを利用したい方は、利用枠が別に設けられているカードを選ぶとよいでしょう。

また、クレジットカードには、ショッピングの際にポイントによる還元を受けられたり、付帯特典を利用できたりするメリットもあるので、カードローンとクレジットカードの違いをよく理解して、上手に使い分けてみてください。

借入れを検討している方におすすめのクレジットカードをご紹介

「万が一のときのために、キャッシング機能が付いたクレジットカードが欲しい」と考えている方には、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitaがおすすめです。

それぞれのカードの特長を以下で詳しく紹介します。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalは、お申し込み開始から、最短5分でセゾンカードのスマホアプリ「セゾンPortal」上にカード番号が発番されるデジタルカードです。発番後は、すぐにオンラインショッピングができます。

また、キャッシング枠を設定していれば、24時間手続きができるセゾンのONLINEキャッシングも利用可能です。なお、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのキャッシング実質年率は18.0%となっています。

後日郵送で届くプラスチックカードは、券面にカード番号の記載がないナンバーレスカードです。このカードは、IC付きのクレジットカードと同様に買物で利用でき、コンビニや銀行のATMでキャッシングもできます。

このカードには、QUICPayの利用でいつでも永久不滅ポイントの還元率が、最大2%相当(※1)になるポイント優遇があります。

キャッシング機能が付帯していて、日々のお買物でも便利に活用できるクレジットカードを探している方は、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalへの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

(※1)1ポイント=最大5円相当の商品と交換した場合です。
(※1)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。

セゾンパールアメックス新規入会キャンペーンセゾンパールアメックス新規入会キャンペーン

まとめ

カードローンにはメリットや注意点があり、利用するときにはさまざまな点を考慮したうえで申し込みをしましょう。

またカードローン以外に、クレジットカードに付帯しているキャッシング機能を利用してお金を借りる方法もあります。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalは、キャッシング機能が付帯されているだけでなく、特典も充実しており、普段使いのカードにもおすすめですので、申し込みをご検討ください。

セゾンではインターネットで24時間手続き可能で、手数料無料なうえ、申し込み時間によっては最短数十秒(※)でのお振込ができます。

日常のお買物にも利用でき、急な出費の際にも活用できるため、1枚持っておくと便利です。

(※)平日9:00から14:30までのお申し込みの場合

おすすめのクレジットカード

人気記事