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カードローンとは?メリットや注意点、選び方のポイントから申込方法まで解説

カードローンとは?メリットや注意点、選び方のポイントから申込方法まで解説

カードローンは、銀行や消費者金融などが提供している便利な個人向け融資サービスです。

しかし、なかには「カードローンを利用したいものの、初めて使うから不安」と感じている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、そんな方のためにカードローンのことを1から丁寧に解説します。カードローンの利用目的や、利用するメリット、注意点のほか、クレジットカードのキャッシングとの違いもご紹介します。ぜひ参考にしてください。

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カードローンとは現金の借り入れができるサービス

カードローンとは個人向け融資サービスのことを指します。銀行や消費者金融などが商品を提供しており、銀行振込や専用のローンカードを利用して借り入れを行います。

コンビニや金融機関のATMで現金を引き出したり、銀行口座に振り込んでもらったりして、借り入れができます。

基本的には、申込者の「年収1/3以内」の貸付となるため、安心して利用できます。

カードローンを利用する理由

金融庁の委託を受けて株式会社MSSが調査(※)したところによると、クレジットカードのキャッシング・カードローンの利用目的は「生活費不足の補填」が45.0%で最多です。

次いで、「クレジットカードやネットショッピングにおける後払い決済などの利用代金を支払う資金の不足を補うため」が26.2%、「ほしいものがあったが手元のお金が足りなかったため」が15.4%となっています。

下記の表は、カードローンの使い道と利用例です。

使い道 利用例
急な出費 給料日前に友人や知人などから食事に誘われたときの一時的な借り入れとして利用する
資格取得費用 資格取得のための講習費用として利用する
冠婚葬祭費用 結婚式のオプションを付ける際、足りない予算の補填として利用する
介護費用 介護施設の入居一時金や入居保証金などに利用する
医療費用 急な入院や手術の費用として利用する
趣味・娯楽費用 オートバイやゴルフ、釣りなどの趣味を楽しむために利用する
受験・入学費用 こどもの大学受験の交通費や宿泊費として利用する

このように、カードローンはさまざまな目的で使用できるため、必要に応じて利用を検討してみても良いでしょう。

(※)出典:「貸金業利用者に関する調査・研究<調査結果報告書>

カードローンを利用するメリット

カードローンを利用するメリットとして、主に3つが挙げられます。それぞれのメリットを詳しく紹介します。

利用目的が自由

先ほど紹介したカードローンを利用する理由でもわかるとおり、カードローンは利用目的が自由です。趣味や旅行など娯楽資金に使っても構いません。

住宅ローンや自動車ローンの場合は利用目的が限られていますが、カードローンは比較的使い道が自由なので、利用しやすくなっています。

ただし、比較的使い道が自由とはいえ、原則、一般的なカードローンは事業性資金としての借り入れはできません。そのため、事業性資金を目的とする場合は、それに対応したカードローンやローン契約を結ぶ必要があります。

セゾンマネーカードは、個人のプライベートなことから事業性資金での借り入れも可能な数少ないカードローンです。そのため、用途を選ばずに利用できるメリットがあります。

担保や保証人不要で契約できる

カードローンは担保や保証人不要で契約できる点もメリットです。担保や保証人が不要なので用意する書類も少ないですし、審査にかかる時間も比較的短く済みます。

カードローンを利用するときには身分証明書と所得証明書類(借入額が50万円以下の場合は不要なことが多い)のみなので、手早くお申し込みができます。

好きなタイミングで借入・返済ができる

カードローンは契約限度額の範囲内であれば、いつでも借り入れができます。そのため急な出費にも対応できるメリットがあります。

一般的にATMと銀行口座への振り込みで借り入れができ、返済時は口座振替・口座振込・ATM振込のいずれかで返済できることが多いです。ご自身に合った借入・返済方法が選べるので、利便性が高いのもメリットです。

カードローン利用時の注意点

カードローン利用時の注意点

利用目的が比較的自由であったり、担保・保証人不要で契約ができたりと多くのメリットがあるカードローンですが、一方で注意点もあります。利用前に注意点をチェックしておきましょう。

目的別ローンに比べて上限金利が高めに設定されている

カードローンは住宅ローンや自動車ローンなどの目的別ローンに比べて、金利が高めに設定されています。

利用目的が自由なため、目的別ローンに比べると支払う利息が多く、結果として支払総額が多くなる可能性があります。

希望通りの限度額にならない可能性がある

大手消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシングなど、一部の借り入れについては「総量規制」の対象となります。

総量規制とは、過度な借り入れから消費者を守るため、年収の3分の1を超える貸付けを原則禁止とする規制のことをいいます。

この総量規制は、カードローンやクレジットカード1社につきではなく、総額を対象に適用されるため、カードローンなどを複数社利用している方は注意しましょう。

例えば、年収が420万円の場合、借り入れできるのは総額で140万円となります。

総量規制の上限に近い場合、カードローンに申し込んでも、希望の限度額が付与されない可能性があります。

審査に通過しなければならない

カードローンを利用する前には、必ず審査があります。審査を通過できなければ、カードローンを使うことはできません。

カードローンの審査にはさまざまな項目がありますが、収入がなければ申し込むことはできません。

返済が長期化する恐れがある

借入金額にもよりますが、カードローンは毎月数千円の返済で利用し続けることができます。毎月の返済額が少ないのは一見うれしいことですが、長期間借り入れしている場合、支払う利息が多くなる可能性があります。

返済の長期化を避けたい場合は毎月最低限の金額を返済するだけでなく、余裕があるときに多めに返済を行いましょう。借入残高がいくら残っているかを意識して、できるだけ早く完済を目指すことが大切です。

返済が遅れると個人信用情報に影響がでる恐れがある

カードローンの返済を滞納し続けていると、遅延損害金が発生するだけでなく、個人信用情報に「延滞」した記録が残る可能性があります。

「延滞」をはじめとした金融事故が記録されている場合、カードローンやクレジットカードの新規申込時に審査落ちする可能性が大きくなるだけでなく、滞納を続けたカードローン以外のカードローンやクレジットカードが利用できなくなってしまうこともあります。

カードローンを利用するときには、あらかじめ返済計画をしっかり立てておきましょう。

カードローンの申込先を選ぶポイント

カードローンの申込先を選ぶポイントには、大きくわけて4つあります。

・金利
・申込から融資までのスピード
・無利息期間の有無
・借入・返済の利便性

それぞれについて、以降で詳しく解説します。

金利

カードローンは借り入れた金額に対して利息が発生しますが、利息は設定された金利によって変わります。

金利はカードローン会社によって異なりますが、法律により定められている金利の上限(上限金利)内で決まります。

借入金額に応じた上限金利はそれぞれ下記のとおりです。

元本の金額 金利
10万円未満 年20%
10万円以上100万円未満 年18%
100万円以上 年15%

カードローンの利息は一般的に「借入金額×実質年率(金利)×借入日数÷365日(うるう年の場合は366日)」で計算されるため、金利が高く、借入日数が長いほど利息が高くなります。

お申し込みから融資までのスピード

カードローンの審査や融資にかかる時間はカードローン会社や商品によって異なります。

最短即日融資可能なサービスや、融資までに1〜2週間の時間がかかるサービスまでさまざまです。

事前にどのくらいの審査時間がかかるのかについては、利用を検討しているカードローン会社の公式WEBサイトなどで確認しておきましょう。

無利息期間の有無

カードローンのなかには、無利息期間を設定して提供しているサービスがあります。

例えば「初めての借り入れから30日間無利息」といったサービスがあり、このような無利息期間を設定しているカードローンを有効活用すれば、支払う利息を抑えつつ借り入れができます。

ただし、無利息期間を設定しているカードローンでは、初回利用者限定など無利息期間を利用するにあたって条件を満たすことが必要な場合もあるため、利用前には条件をよく確認しておきましょう。

借入・返済の利便性

借入方法や返済方法はカードローン会社によって異なります。

一般的なカードローンでは、下記の方法によって借り入れや返済が可能です。

・インターネット経由で利用者の口座へ振込
・自社ATM
・提携ATM
・店頭

上記のほかにも、独自の専用アプリを用意している会社もあります。

さまざまな借入方法・返済方法があれば、自分のライフスタイルに合わせて利用できます。

ネット上や専用アプリから借り入れ・返済ができるサービスを選ぶと、仕事などで忙しいときでも受付時間に縛られることがないため、便利です。

カードローンの利用の流れ

ここでは、セゾンマネーカードローンを例に、カードローンの申込方法や契約までの流れを紹介します。申込方法や契約までの流れは、カードローンの契約を行う銀行や消費者金融などによって若干異なる場合がありますが、一般的にはそれほど変わりませんので、覚えておきましょう。

セゾンマネーカードは、WEBから24時間いつでもお申し込みの手続きができます。お申し込みからカード受け取りまでの流れは以下のとおりです。

1. 公式サイトよりお申し込み
2. お申し込みフォームに必要事項を入力
3. 審査結果の連絡
4. カードの受け取り

お申し込みにあたっては、本人確認書類や、現在の収入を確認できる書類(源泉徴収票や給与明細書など)の提出が必要になるため、あらかじめ用意しておくとスムーズに手続きができます。

なお、本人確認書類として認められる書類としては下記のようなものがあります。

・運転免許証または運転経歴証明書(※1)
・在留カード・特別永住者証明書
・住民票の写し(原本)(※2)
・マイナンバーカード

カード発行後は、銀行やコンビニなど、セゾンカードのステッカーのある全国のATMで借り入れができるほか、ONLINE即振込サービスのご利用なら、パソコンや携帯電話から24時間手続きが可能です。

詳しい提携先金融機関やATMの検索はクレディセゾンの公式サイトで確認できます。

キャッシング可能なATM 公式ページ
銀行などのATM 提携金融機関一覧はこちら
コンビニエンスストアのATM コンビニ設置の銀行ATMはこちら

(※1)運転経歴証明書は平成24年4月1日以降に交付されたものに限ります。
(※2)住民票の写しに個人番号(マイナンバー)の記載がある場合は、黒塗りするなどして番号が見えないようにしたうえでご提出ください。

カードローンの返済方法

カードローンの返済は、口座引き落としやATMからのお支払いなどの方法で行います。

支払日や返済方法は銀行や消費者金融などによって異なりますが、例えば、セゾンマネーカードの返済は、「指定口座からの引き落とし」と「対象のATMでのお支払い」、「セゾン指定口座への振込」が可能で、返済方法によって以下のように支払日が異なります。

返済方法 支払日
口座引き落とし 毎月4日
ATM・口座振り込み 毎月5日、10日、25日、末日より選択可能

セゾンマネーカードを含め、一般的な一括返済や増額返済にも対応しているため、家計に余裕があり、まとめて返済したいときには活用しましょう。

セゾンマネーカードの場合、提携金融機関ATMにて希望の日にご入金いただくか、セゾン指定の口座への振り込みでの一括返済や増額返済が可能です。詳しくはセゾンマネーカードの裏面の電話番号までお問い合わせください(※1)(※2)。

(※1)他契約カードに残高がある場合は、当社基準の優先充当順位にて振り分けられる場合があるため、電話連絡が必要な場合があります。
(※2)お振り込みによりお支払いいただく場合は振込手数料はお客様負担となります。またお支払日が金融機関休業日の場合、前営業日までにお振り込みください。

カードローン利用時の最低返済金額

カードローンを利用した際の最低返済金額は、銀行や消費者金融などが定める返済方式によって異なります。例えば、セゾンマネーカードの場合は、利用残高に応じた一定額(元金+利息)を支払う「定額リボルビング方式」によって、毎月の支払日に請求が行われます。

カードローンを利用する際は、事前に支払方式の確認も行うようにしましょう。

>>詳細はこちら

カードローンとクレジットカードのキャッシングとの違い

カードローンとクレジットカードのキャッシングとの違い

カードローンのほかにお金を借りるサービスとして、クレジットカードのキャッシングがあります。キャッシングはクレジットカードに付帯しているサービスで、キャッシングの利用枠内であれば現金が借りられます。

以下にセゾンのキャッシングとカードローンの概要の比較を表にまとめました。

キャッシング カードローン
ご融資額 1~300万円 1~300万円

ご融資利率

実質年率 12.0%~18.0%
セゾンカードローン/MONEY CARD
実質年率8.0%~17.7%
MONEY CARD GOLD短期プライムレート
+5.0%・7.0% (2025年2月1日時点の短期プライムレート:1.625%)
ご返済方法 ・一括返済方式
・定額リボルビング方式(※)
・定額リボルビング方式
(※)一部のATMではリボ払いのみ選択可能となります。
 

カードローンは個人向けの融資を目的としているため、一般的にキャッシングより限度額が高く設定されている場合が多く、限度額が高くなるほど金利は低くなる傾向があります。そのため、ある程度のまとまったお金を借り入れしたいのであれば、カードローンがおすすめです。

一方、クレジットカードのキャッシングですが、そもそもクレジットカードは決済を目的としており、キャッシング機能は付帯サービスのひとつになります。そのため、一般的にキャッシング枠はショッピング枠に含まれていることが多く、ショッピング枠に余裕がなければキャッシングが利用できないこともあります。

ただし、セゾンカードのように、ショッピング枠とキャッシング枠が別に設けられているクレジットカードもあるため、ショッピング枠を気にせずにキャッシングを利用したい方は、利用枠が別に設けられているカードを選ぶと良いでしょう。

また、クレジットカードには、ショッピングの際にポイントによる還元を受けられたり、付帯特典を利用できたりするメリットもあるので、カードローンとクレジットカードの違いをよく理解して、上手に使い分けてみてください。

借り入れを検討している方におすすめのクレジットカードを紹介

「万一のときのために、キャッシング機能が付いたクレジットカードがほしい」と考えている方には、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalがおすすめです。
「万が一のときのために、キャッシング機能が付いたクレジットカードがほ欲しい」と考えている方には、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalがおすすめです。

お申し込み開始から最短5分で発行できるため、早めのタイミングでキャッシング機能を利用できます。

以下では、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitaの特長を詳しく紹介します。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalの特長

● 年会費は初年度無料(2年目以降は1,100円(税込))
● 前年に1円以上のカードご利用で翌年度も年会費無料
● お申し込み開始から最短5分でデジタルカードを発行可能
● QUICPay™(クイックペイ)のご利用でポイント還元率最大2%相当(※)
● セゾンポイントモールでのオンラインショッピングがお得

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、お申し込み開始から最短5分でセゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」上に発行されるデジタルカードです。

デジタルカードはオンラインショッピングや電子マネー決済に利用可能になるため、すぐにクレジットカードを利用したい方に役立ちます。

年会費は初年度無料で、2年目以降は通常1,100円(税込)で、前年に1円以上の利用があれば2年目以降も年会費は無料です。

デジタルカードが発番されたあと、カード番号や有効期限、セキュリティコードなどが記載されていないICチップ付きのプラスチックカードが郵送されるため、一般的なクレジットカードと同様にコンビニやスーパーなどで利用できます。

また、本カードではQUICPay™(クイックペイ)加盟店にてQUICPay払いを選択すると、合計金額(税込)の最大2%(永久不滅ポイント4倍)相当の還元を受けられます(※)。

さらに優待特典も充実しており、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズでお好きな映画を1,200円(税込)で鑑賞いただけるお得なサービスとして「セゾンの木曜日」があります。

セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」からクーポンを取得いただき、WEB(インターネットチケット販売“vit®”)または劇場でのチケット購入時にクーポンをご利用いただくことで特別料金で映画鑑賞が可能です。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital、SAISON CARD Digitalどちらもお申し込み開始から最短5分でデジタルカードが使えるようになり、ポイント還元率がアップする優待特典が付帯するため、お買物をお得にしたい方におすすめのクレジットカードです。

(※)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申し込みページをご確認ください。

>>詳細はこちら

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まとめ

カードローンにはメリットだけでなく注意点もあります。実際に、利用するときには、さまざまな点を考慮したうえでお申し込みをしましょう。

また、カードローン以外に、クレジットカードに付帯しているキャッシング機能を利用してお金を借りる方法もあります。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは、キャッシング機能が付帯されているだけでなく、特典も充実しており、普段使いのカードにもおすすめですので、ぜひお申し込みをご検討ください。

(※)「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。

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