【クレジットカードのことならCredictionary】

借入とは?個人で借入する3つの方法や限度額、後悔しないための注意点を紹介

借入とは?個人で借入する3つの方法や限度額、後悔しないための注意点を紹介

借入とは、一般的に金融機関などからお金を借りることを指します。急な出費や大きなお買物などで借入したいと考えることもあるのではないでしょうか。

個人で借入する方法はいくつか考えられますが、賢く借入するためには、借入方法ごとの特徴や違いを理解しておくことが大切です。

また、借入時は注意点もあります。借入して後悔しないためにも、事前に注意点を把握しておくようにしましょう。

この記事では借入の基本的な意味を解説するほか、個人で借入する3つの方法や借入限度額、借入時の注意点なども紹介します。

借入とはお金を借りること

借入は本来、金銭や物品を借りることを意味していますが、一般的には個人や企業が銀行や信販会社・クレジットカード会社・消費者金融・公的機関などからお金を借りる際に、用いられる言葉です。

お金を借りる側の視点では「借入」と言いますが、お金を貸す側の視点では「貸付」や「融資」と呼ばれます。

個人が借入する方法には、少額の借入から対応しているクレジットカードのキャッシングやカードローンをはじめ、利用目的が決まっており高額な借入ができる住宅ローンやマイカーローンなどさまざまあります。

また、融資を行っている場所も違い、商品によって利率も異なるため、目的に合わせて最適な借入方法を選択するのが賢い借り方につながります。

借入することができる民間企業

個人が借入を行うことができる企業としては、以下のところが挙げられます。

企業 特徴
銀行 顧客(個人や企業)から資金を預かる預金業務のほか、お金を貸し出す融資業務を行っている
クレジットカード会社 クレジットカード業務のみを行っている
信販会社 クレジットカードを含むさまざまな信用取引や各種融資など、幅広い業務を行っている
消費者金融業者 個人に対する融資業務を行っている

各種企業が取り扱う個人向けの金融商品の特徴などについて、説明します。

銀行

銀行では以下に挙げるような数多くの個人向けの融資制度があります。

● 住宅ローン
● マイカーローン
● ブライダルローン
● 教育ローン
● リフォームローン
● カードローン
● フリーローン

後述するほかの民間企業と比べると、借入申し込み時の審査が厳しく行われる傾向にあるため、申し込んだからと言って必ずしも借入ができるとは限りません。

金融商品によっては何らかの担保を求められることもあるので、申し込み前に担保の有無について確認しておくことが重要です。

また、銀行は無担保ローンとしてカードローンも取り扱っていますが、銀行カードローンは即日発行に対応していないので、融資スピードも民間企業に比べると劣ってしまいます。

クレジットカード会社

クレジットカードを利用した支払いでは、クレジットカード会社がカード利用者の支払代金を立て替えています。

そのため、クレジットカード会社でも個人に対しての融資を行っています。

クレジットカードには、お金を借りるための機能である「キャッシング枠」を付帯することができるので、その機能を利用して借入を行うこともできますし、それとは別の金融商品を利用することも可能です。

なおクレジットカードの利用状況が悪いと、そのクレジットカード会社で取り扱っている金融商品を利用できない可能性もあるので、利用しているクレジットカードがある方は、その利用状況を事前に確認しておくのが賢明です。

信販会社

信販会社では商品を分割払いで購入できるようなショッピングローンを取り扱っているほか、個人の借入に対応している金融商品も取り扱っています。

なお、先ほど銀行の説明の際に触れた教育ローンやカードローンなどでは、借入金額が一度自身の口座に振り込まれて利用することが多いですが、ショッピングローンの場合、直接代金の支払に充てられます。

消費者金融業者

銀行やクレジットカード会社は、個人に対する融資を事業の一部として行っていますが、消費者金融業者は個人に対する融資そのものを事業としています。

そのため、ここまで挙げてきたほかの民間企業と比べると、借入を行いやすいという特徴があります。

また、消費者金融業者は融資スピードが速いのも特徴です。特に大手消費者金融業者は、カードローンをメインに取り扱っており、即日発行・即日融資に対応している場所が多いです。

なお、借入の申し込みをし、審査を経てお金を借りるというのが一般的な流れですが、消費者金融業者のなかにはクレジットカードを発行しているところもあり、そのようなところではクレジットカードに付帯しているキャッシング枠を利用して借入を行うことも可能です。

公的機関でも借入はできる

ここまで挙げてきたのはいずれも借入を行うことができる民間企業ですが、公的機関のなかにも以下に挙げるように融資制度を取り扱っているところがあります。

公的機関 融資制度
厚生労働省(社会福祉協議会) 生活福祉資金貸付制度
厚生労働省(社会福祉協議会) 緊急小口資金
日本政策金融公庫 一般貸付
日本政策金融公庫 新規開業資金

民間企業とは異なり、融資によって利益を得ることを事業としているわけではないため、民間企業よりも低金利で借入を行えることが多いです。

かなりの低金利、場合によっては無利子で借入を行うこともできますが、そのようなケースでは特定の条件を満たしている必要があるので、条件を満たしているかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。

個人で借入をする3つの方法

融資制度を利用するためには、お金を借りるために何らかの目的を必要とすることが多いです。

例えば住宅ローンの場合は、土地・住宅の購入や住宅の増築・リフォームなど、マイカーローンの場合は、車・バイクの購入や自動車運転免許取得といった目的が必要です。

しかしなかには、利用目的を問われずに個人で自由に借入を行う方法もあるので、以下ではそのような方法を具体的に説明します。

①カードローン

個人が自由に(利用目的を問わない)借入をするための代表的な方法です。

銀行・信販会社・消費者金融業者などさまざまな金融機関で取り扱われていますが、取り扱っているところによって多少の違いがあるため、以下では系統ごとに分けてカードローンの特徴を紹介します。

信販・クレジット系
信販会社やクレジットカード会社が取り扱っているカードローンの金利は、銀行系と比べても大きく変わりません。

最短で翌営業日から借入が可能になることもあります。

消費者金融系
審査が迅速に完了することが多いのが大きな特徴で、「最短即日融資」が可能なものが多いです。

また、無利息期間を設けている企業も多く、一定期間内に返済が可能なら、利息を支払う必要がありません。

銀行系
銀行や信用金庫などが取り扱っているカードローンは、信販クレジット系や消費者金融系に比べて金利が低めに設定されている傾向にあります。

また、その銀行で住宅ローンを利用していたり口座を開設していたりすると、金利を少し優遇してもらえるような場合もあります。

②フリーローン

フリーローンもカードローンと同様に利用目的自由の融資を受けることができますが、借入を行う際の方法に違いがあります。

例えばカードローンで50万円を借りる場合、契約してすぐに50万円のお金が振り込まれるわけではなく、「50万円の借入枠」が設定されます。

借入を行った場合はその借入枠の範囲内で自由に借入・返済を行うことができるので、まず10万円だけ借りて、必要になったら再度10万円を借りるという使い方も可能です。

一方フリーローンで50万円を借りる場合、最初に50万円が指定した口座に振り込まれるので、借入を行った方はその返済を行っていくだけで、適宜借入を行うという使い方はできません。

このようにフリーローンのほうがカードローンに比べて利便性が劣りますが、カードローンに比べて金利が低く設定されていることが多いです。

繰り返し利用する予定がない場合は、カードローンよりもフリーローンのほうがおすすめです。

なおフリーローンは無担保で利用できるものが多いですが、担保を要求するものはその分だけ借入金額も大きく設定されています。

ただし、事業資金や投資・投機資金として使用することは基本的には不可となっており、利用目的の申告が必要な場合もあります。

③クレジットカードのキャッシング

上述したようなカードローンやフリーローンは、借入をしたいと思ったらまずは金融機関への申し込みから始める必要があります。

しかしクレジットカードのキャッシングは、クレジットカードの機能であるキャッシング枠を利用して借入を行うので、キャッシング機能が付帯していれば手元にあるクレジットカードを利用してすぐに借入を行うことができます。

深夜や早朝といった時間帯に借入を行いたいと思っても、カードローンやフリーローンでは金融機関への申し込みができませんが、クレジットカードのキャッシングであればクレジットカードが利用できるATMやインターネットからすぐに借入を行えるのは、大きなメリットです。

なおクレジットカードにはお金を借りられるキャッシング枠以外に、ショッピングでの支払いの際に利用するショッピング枠も設定されています。

クレジットカードによっては、キャッシング枠で利用できる金額とショッピング枠で利用できる金額が合算になっている場合もあるので、ショッピング枠の利用状況次第ではキャッシング枠でお金を借りられない可能性もあるため、注意しておかなければなりません。

個人ではいくら借入できるか?

個人が借入できる金額は、借入先の金融機関や事業者によって異なります。そのため、「いくらまで借入できるのか?」という点に関しては、金融機関や事業者次第になります。

ただし、貸金業法の対象となる信販会社・クレジットカード会社・消費者金融業者に関しては「総量規制」があるため、自身が借入できる上限額を知ることはできます。

総量規制では、貸金業法のもとで事業を営んでいる事業者(貸金業者と言います)が申込者に対して融資をできる金額の上限を「原則として申込者の年収の3分の1」と定めています。

そのため貸金業者から借入を行おうと思った場合、年収300万円の方であれば100万円、年収750万円の方であれば250万円といったように、自身の年収によって借入できる金額の上限が自ずと決まってくるのです。

なお、この金額は、すべての貸金業者からの借入金額の総量となることに注意しておかなければなりません。

限度額の具体例

個人が貸金業者から借入する場合の限度額の具体例を紹介します。

例えば、年収300万円の方が貸金業者で借入できる総額は100万円ですが、すでにほかの貸金業者から40万円の借入を行っていたとしましょう。

この場合、さらに別の貸金業者からお金を借りようと考えても、その際の上限金額は100万円ではなく、すでに他社から借入している40万円分を差し引いた「60万円(100万円 - 40万円)」となります。

つまり、貸金業者から借入を行いたい場合は、「自身の年収」および「借入金額の総額」をしっかりと把握しておく必要があります。

なお、銀行は貸金業法ではなく、銀行法という法律のもとで事業を営んでいるため、銀行からの借入は総量規制の影響を受けません。

ただし銀行によっては、総量規制相当の規制を自主的に制定していることもあります。

そのため銀行からの借入だからといって、必ずしも年収の3分の1超の金額を借りられるわけではないということは、念頭に置いておきましょう。

借入時の注意点

借入する際はいくつか注意点があります。ここでは、特に覚えておきたい注意点を2つご紹介します。

借入する際は必ず審査がある

貸金業者や銀行にかかわらず、借入の際は必ず審査があります。そのため、申し込みしたからといって、必ず借入できるわけではないことに注意しましょう。

貸金事業者や銀行が個人に対して融資を行う場合は、返済されなかったときのリスクを背負うことになるため、未返済のリスクを回避するために、審査によって申込者の返済能力を確認します。

審査の内容は借入先によって異なりますが、一般的には以下のような内容を参考に審査が行われます。

● 個人情報(氏名、生年月日、住所)
● 職業
● 勤務形態
● 勤続年数
● 年収
● 借入状況を含めた信用情報など

審査は申し込み時の情報に基づいて行われるため、虚偽の情報を申告すると審査に落ちてしまう可能性があるほか、契約後に嘘がバレると強制解約や一括返済などのリスクにつながるので、必ず正確な情報を申告するようにしてください。

そのほか、消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシングなど、貸金業法が適用される借入方法では、以下の条件に該当する場合に収入証明の提出を義務づけているので、該当する場合は事前に準備しておくと良いでしょう。

● 1社の貸金業者から50万円を超えて借入れる場合
● ほかの貸金業者からの借入分も合わせて合計100万円を超えて借入する場合

借入は利息が発生することに注意

貸金事業者や銀行から借入を行った際は、利息が発生します。そのため、返済する際は借入時の金額に、利息分を加えた金額を返済する必要があります。

利息の計算は「利息=元金(借入残高) × 金利(年率) ÷ 借入日数」です。借入の際は、事前に利息を計算し、トータルの返済額を考慮して計画的に利用するようにしましょう。

なお、金利に関しては貸金事業者や銀行によって異なるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

クレジットカードなら普段のお買物にも利用できて便利

クレジットカードはキャッシングで借入ができるだけではなく、カードを利用して商品の購入やサービス利用料の支払いもできます。

クレジットカードがあれば、わざわざ借入をしなくても解決できる場合があるので、1枚保有しておくと便利です。

ここでは、おすすめのクレジットカードとして「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital」をご紹介します。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital

セゾンパールアメックス新規入会キャンペーンセゾンパールアメックス新規入会キャンペーン

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalは、初年度年会費無料、2年目以降は1,100円(税込)で保有できるデジタルカードです。年に1円上のカード利用があれば翌年度も年会費無料で保有できます(※)。

本カードは、お申し込み開始から、最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」にカード番号やセキュリティコードなどのカード情報が発番され、すぐに利用できるのが特長です。

キャッシング枠が設定されていれば、申し込み当日に振込キャッシング(ONLINEキャッシング)を利用して借入もできます。

また後日、郵送で届くプラスチックカードを利用して提携ATMでのキャッシングや、実店舗でのお買物もできるので、状況に合わせてご活用ください。

プラスチックカードは、カード券面にカード番号やセキュリティコードなどの印字がない完全ナンバーレスカードとなっているので、第三者による盗み見を防止でき、セキュリティ面も強化できます。

>>詳細はこちら

(※)キャッシング、年会費などは対象外となります。

 

よくある質問

借入に関するよくある質問をまとめました。借入に対して疑問や悩みがある方はこちらも参考にしてください。

個人が借入できるところは?

個人が借入できるところは、主に「銀行」「クレジットカード会社」「信販会社」「消費者金融業者」があります。特にカードローンやクレジットカードのキャッシングは利用目的が比較的自由で、繰り返し借入と返済を行うことができるため、利便性が高い借入方法です。

そのほか、公的機関でも個人向けの融資制度を設けている場合があるので、確認してみるのがおすすめです。

借入審査では何をする?

借入審査では個人の返済能力を確認します。また貸金業法が適用されるカードローンやクレジットカードのキャッシングでは、総量規制に該当しないかも確認しているので、覚えておきましょう。

なお、審査は申し込み情報をもとに行われるので、正確な情報を申告するように心がけてください。

借入可能な限度額は?

借入可能な限度額は借入先によって異なります。

ただし、カードローンやクレジットカードのキャッシングは総量規制で「借入総額が年収の3分の1まで」と決められています。総量規制の上限まで借入できるわけではありませんが、借入限度額の目安にすると良いかもしれません。

借入をする場合は賢く活用することを心がけよう

借入をする場合は賢く活用することを心がけよう

借入は、一般的に個人や企業が銀行や信販会社・クレジットカード会社・消費者金融・公的機関などからお金を借りることで、急な出費やまとまったお金が必要なときなどに有効な手段です。

お金を使う目的が決まっている場合はその目的に対応した金融商品を利用すればよい良いのですが、そうでない場合はカードローンやフリーローンなどを利用するのがおすすめです。

借入をしたあとは利息を上乗せして返済しなければならないので、返済時の負担が大きくなり過ぎないように、しっかりと返済計画を考えたうえで賢く活用することを心がけましょう。

カードローンやフリーローンは便利な商品ではありますが、金融機関へ申し込まなければ利用することができないので、金融機関の営業時間外に急きょお金が必要になった場合に備えて、キャッシング機能が付帯されたクレジットカードを持っておくと良いかもしれません。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalならお申し込み開始から、最短5分で「セゾンPortal」上にデジタルカードが発行されます。

すぐにクレジットカードを利用したい方は、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigitalを、ぜひ検討してみてください。

>>詳細はこちら

おすすめのクレジットカード

人気記事