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ビジネスローン・事業者ローンとは?個人事業主が知らない借入以外の資金調達とは?

ビジネスローン・事業者ローンとは?個人事業主が知らない借入以外の資金調達とは?

お店や会社を経営している個人事業主は、緊急性の高い資金調達が求められることがあります。銀行から融資を受けることができればベストですが、申し込み手続きや審査が煩雑で融資までに時間がかかり、必要な時までに間に合わないこともあります。

短期的な資金をスピーディに調達する手段として、ビジネスローン(事業者ローン)やキャッシング(カードローン、クレジットカード)もありますが、銀行よりも金利が高く、今後銀行からの融資を検討する際、審査に影響がでる可能性もあります。

また、総量規制により借入可能な金額が制限されてしまう点も注意が必要です。総量規制とは、消費者保護の観点から貸金業者から借り入れできるお金の総額の上限が法律上定められているものです。年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けは原則禁止されています。

このように様々な調達手段がある中、新たな選択肢の1つとしてご紹介したいのが、クレディセゾンの「ビジネスファンディング」です。

この記事では、ビジネスファンディングをはじめ、ビジネスローンや銀行融資など個人事業主が利用できる様々な資金調達方法について解説します。

今すぐビジネスファンディングについて知りたい方は、こちらをクリックしていただければ、説明箇所にリンクします。

<監修>
いぶき総合会計事務所 代表税理士・西守正希
いぶき総合会計事務所 代表税理士・西守正希2013年開業。創業支援から法人税務、個人税務、相続、事業承継、ファイナンシャルプランニング業務など、幅広く業務を展開。起業家が抱える不安や悩みを解消すべく、経営者様と同じ目線に立ったわかりやすいアドバイスを心掛ける。
いぶき総合会計事務所公式HP


ビジネスローンの特徴

ビジネスローンとは、法人経営者や個人事業主が事業に使うための資金を調達する借入方法です。主に、銀行、消費者金融、信販・クレジットカード会社が提供しています。

ビジネスローンは個人事業主でも利用できる

ビジネスローンは株式会社などの法人だけでなく、個人事業主でも利用できます。事業を営んでいない個人はビジネスローンを利用することはできません。

ビジネスローンで借りた資金は次のような用途に利用できます。

・新規事業の立ち上げ
・設備投資
・運転資金
・取引先への支払い
・その他事業に関わること

代表的なビジネスローン

ビジネスローンを提供する会社は数多くありますが、参考として代表的なビジネスローンのスペックを見てみましょう。

金融機関 ビジネスローン 金利 審査スピード 融資額
三菱UFJ銀行 Biz LENDING 年15%未満 最短翌営業日 最大1000万円
PayPay銀行 個人事業主向けビジネスローン 年2.8~13.8% - 最大500万円
アイフル ビジネスファイナンス 年3.1~18.0% 最短即日 最大1,000万円

ビジネスローンは、原則として無担保で融資を受けられますが、上記の通り金利は15%前後と非常に高いです。貸す側にとって無担保で融資するというリスクがある分、金利は高くなってしまいます。

ビジネスローンは他にもメリット・デメリットがあります。

ビジネスローンのメリット・デメリット

メリット デメリット
・総量規制の対象にならない
・審査が銀行融資ほど厳しくない
・手続きが簡便
・融資までのスピードが早い
・原則担保/保証人が不要
・限度額内であれば何度も借入できる
・資金使途が限定される
・金利が高い
・公的機関や銀行融資に比べ限度額が低い
・今後の銀行融資等の際、審査に影響する可能性がある

手間も少なくスピーディに融資を受けられるのがビジネスローン最大のメリットですが、前述したように金利が高い、つまり資金調達コストは高いので、事業経営にはマイナス要因です。

また、ビジネスローンでの借入は「有利子負債」扱いになるので、今後銀行からまとまった融資を検討している場合は、審査に影響することがあります。

そのためビジネスローンの利用は、緊急時の少額調達のとき、かつ返済目途がしっかりと立っている時にとどめておいたほうがよいでしょう。

カードローン、クレジットカードのキャッシングの特徴

少額資金の調達ならビジネスローン以外で、カードローンやクレジットカードのキャッシングを考える方もいると思います。

・カードローン ➾ お金の借り入れのみに利用できるサービス
・クレジットカード付帯のキャッシング ➾ お買い物に利用できるクレジットカードにお金を借り入れるキャッシング機能がついたサービス

ここでは、カードローンとクレジットカードのキャッシングの特徴を解説します。

カードローンとは

カードローンとは、銀行や消費者金融などが提供するキャッシング専用のサービスです。担保や保証人が不要な場合が多く、契約後は限度額の範囲でいつでも繰り返し利用が可能なところが魅力です。

代表的なカードローン

金融機関 金利 審査スピード 限度額
三菱UFJ銀行 年1.8~14.6% 最短翌営業日 最大500万円
みずほ銀行 年2.0~14.0% 最短翌営業日 最大800万円
三井住友銀行 年1.5~14.5% 最短翌営業日 最大800万円
アコム 年3.0~18.0% 最短30分 最大800万円
プロミス 年4.5~17.8% 最短30分 最大500万円
アイフル 年3.0~18.0% 最短30分 最大800万円

銀行のカードローンは消費者金融が提供するサービスよりも金利は低く設定されています。その反面、即日融資も可能な消費者金融に比べると審査・融資までに時間がかかる傾向にあります。

カードローンのメリット・デメリット

では、カードローンのメリット・デメリットを整理してみましょう。

メリット デメリット
・審査や融資スピードが早い
・審査が銀行融資ほど厳しくない
・原則担保/保証人が不要
・限度額内であれば何度も借入できる
・資金使途は自由
・総量規制の対象になる(銀行提供のサービス以外)
・金利が高い
・公的機関や銀行融資に比べ限度額が低い
・今後の銀行融資等の際、審査に影響する可能性がある

メリット・デメリットともにビジネスローンと似ていますが、相違点は次の2つです。
・使用用途が自由である
・銀行が提供するカードローン以外は総量規制の対象となる(個人事業主専用以外)

資金使途が自由なので、運転資金など事業資金として利用することも可能ですが、商品によっては事業資金としての利用を不可としているケースもあるので、注意が必要です。
また、個人向けのカードローンは、総量規制の対象となり限度額が低く設定されているので、まとまった事業資金としての借り入れには向いていません。

事業者専用のカードローンであれば、事業資金に使えるだけでなく、一定の条件を満たしていれば総量規制の対象外で借り入れが可能なので、個人向けのカードローンよりも利便性は高い可能性があります。

いずれにせよ金利が高く、借入状況が信用情報に記録されるので返済の遅延などには注意が必要です。もし利用するなら、返済が見込める金額までとするのがよいでしょう。

クレジットカードのキャッシングとは

一般的にクレジットカードの方がカードローンよりも身近なので、個人向け融資としては真っ先にクレジットカードのキャッシングを思い浮かべた方もいるでしょう。

クレジットカードのキャッシングは、カードローン同様に個人向けの融資サービスです。現在利用しているクレジットカードでキャッシング枠を設定していれば、今すぐATMからお金を借りられます。しかし個人向けクレジットカードのキャッシングは、カードローンと比べて金利は高く(下限金利が高い)、限度額は低めに設定されています。また、事業資金としての利用を不可としている場合があるので注意が必要です。

代表的なクレジットカードのキャッシング金利と限度額

カード会社 金利 限度額
JCBカード 年15.0~18.0% 最大100万円
三井住友カード 年15.0~18.0% 最大300万円
楽天カード 年18.0% 最大90万円
オリコカード 年15.0~18.0% 最大100万円
セゾンカード 年12.0~18.0% 最大300万円

クレジットカードのキャッシングのメリット・デメリット

では、クレジットカードのキャッシングのメリット・デメリットを整理してみましょう。

メリット デメリット
・審査や融資スピードが早い
・無担保・無保証人で融資を受けられる
・限度額内であれば何度も借入できる
・総量規制の対象になる(個人向けキャッシングサービスの場合)
・金利が高い
・限度額が低い
・今後の銀行融資等の際、審査に影響する可能性がある

カードローンと特徴は似ていますが、個人向けキャッシング機能の場合事業資金の借り入れには向いていません。限度額の範囲で繰り返し利用して事業資金を調達する場合は、事業者向けのカードローンの方が利便性は高いといえます。

クレディセゾンのビジネスファンディングの特徴

これまでに紹介してきたビジネスローンやカードローンは、緊急時の少額調達のとき、かつ返済目途がしっかりと立っている時の利用以外はお勧めできません。
なぜならば、借入時の金利が高いことに加え、有利子負債扱いとなるので今後銀行融資を利用する際、審査に影響する可能性があるためです。中長期的な資金繰りも踏まえた計画が必要となります。

そこで、緊急度の高い事業資金を調達する手段として紹介したいのが、今回紹介する「ビジネスファンディング」です。

ビジネファンディングはビジネスローンなどの借り入れとは異なり、事業者が保有する売上金などの債権を譲渡(売却)することで資金を調達する手段です。

ファクタリングとは

債権譲渡による資金調達にファクタリングという手段があります。ファクタリングとは、事業者が保有する売掛債権を第三者に買い取ってもらうことで、資金調達することをいいます。

例えば、「売掛先から1ヶ月後に予定している売上金の入金」の場合、入金前の請求書(売掛債権)を、ファクタリング会社が買い取り、入金前に現金化してくれるだけでなく、売掛先からの回収まで行ってくれるため、売掛金の管理や貸倒れリスクから逃れることもできます。

ファクタリングは、ビジネスローンの借入などのような金利ではなく、事業者がファクタリング会社に手数料を支払って取引を行います。

ビジネスファンディングは「将来のクレジット売上債権の譲渡」

今回紹介するクレディセゾンの「ビジネスファンディング」は、事業者が保有するクレジットカードの売上債権を買い取って資金を提供するサービスです。

ビジネスファンディングは事業主の売上債権を譲渡(売却)する調達手段なので、前述のファクタリングに似ていますが、次のような違いがあります。

・ファクタリング ⇒ 「確定した売掛債権」を買い取る
・ビジネスファンディング ⇒ 「一定期間における未確定分のクレジットカードの売上債権」を買い取る

このようにビジネスファンディングは、まだ売上債権が発生していない状態で、将来のクレジットカードの売上を予測して買取額を決定します。いわば未来の売上金を、今すぐ現金化できるサービスであり、より資金を確保しやすいという特徴があります。

クレディセゾンのビジネスファンディングを利用できる人

ビジネスファンディングは次の2つの条件どちらかに該当する方が対象となります。

・クレディセゾンと加盟店契約している事業者
・クレディセゾンが指定する包括事業者と加盟店契約がある事業者

上記のどちらかに該当し、クレジットカードなどキャッシュレス決済システムを導入している事業者はビジネスファンディングを利用できます。

この条件を満たせば、個人事業主でもビジネスファンディングを利用できます。

ビジネスファンディングは返済ではなく精算、金利ではなく手数料

ビジネスファンディングは借入ではないので、返済という概念はありません。実際は、契約書で締結した期間においてクレジットカードの売上金が発生すると、その売上の一部をクレディセゾンに譲渡することで精算を行います。

毎月発生する売上金の額に応じて一定率でクレディセゾンに譲渡(=精算)していくため、精算額は売上金額に応じて増減させることが可能で、事業者の負担は最小限に抑えられます。この精算はクレディセゾンが行ってくれるため、事業者に毎月手続きが発生することはなく、通常のクレジット売上精算同様、残りの売上金が入金されることになります。

また、ビジネスファンディングは借入ではないので、金利という概念もありません。査定により決定した買取額から手数料を差し引いて資金提供されるため、事業者にとっては、この手数料が資金調達コストになります。手数料率は査定により決定しますが、5%~20%と条件によっては高い設定となっています。

ビジネスファンディングのメリット・デメリット

ビジネスファンディングのメリット・デメリットは次の通りです。

メリット デメリット
・借入ではないので有利子負債にならない
(今後の銀行融資等の審査への影響が少ない)
・過去の売上実績に基づいた査定により買取額が決定する
・少額の資金需要でも利用できる
・Webで申し込みから契約まで完了できる
・申し込み完了後から最短3営業日で資金調達できる
・定率精算なので売上金額に応じて精算額が変動する
・クレディセゾンまたは指定された包括事業者との加盟店契約が必要
・銀行融資の「金利」と比較すると「手数料」が高い(資金調達コストが高い)
・開業資金としては利用できない

「借入ではないので有利子負債扱いにならない」のがビジネスローンとの一番の違いではないでしょうか。

ビジネスファンディングはローンと比べると馴染みが薄いため、利用するイメージが湧きにくいかしれません。そこで、クレディセゾンのビジネスファンディングを実際に利用した方の声を紹介します。

ビジネスファンディング利用者の声

●美容室オーナー様の場合

経営者であれば誰もが感じる銀行融資の手続きの煩雑さを経験していたので、ビジネスファンディングの「Webで申し込みから契約ができる」「資金確保までのスピードが速い」という特徴にひかれました。

このオーナー様は、まとまったお金が必要になる投資資金は銀行融資を利用しています。銀行融資は金利が低めに設定されていて、大きな資金需要に向いているからです。また、店舗拡大などは計画的に行うので、銀行の審査を踏まえ、資金計画に盛り込めます。

一方で、設備修理などの緊急時に必要なお金は、銀行融資だと手続きや調達までに時間がかかり、非効率だと感じています。このような時は、少額かつ緊急時に強いビジネスファンディングの特徴を重視し使い分けています。

●飲食店オーナー様の場合

「資金が不足していたわけではないが、手元資金の潤沢さが企業価値につながる、と考えており、資金が不足してから資金調達を考えるのではなく、ビジネスファンディングでスピーディに調達し、計画的に資金不足を起こさないようにしている」

このオーナー様は、元々金融機関に勤務されていたため、ビジネスファンディングの商品性をいち早く理解されシーンに応じ利用されています。
何より、ビジネスファンディングはクレジットカード売上からの自動精算なので、手元の現金に手をつけることなく利用できる点が良かったようです。
借入のような手段で調達をしたくないと考える方にとっては、ビジネスファンディングが最適解になるでしょう。

銀行融資の特徴

銀行融資は事業者が資金調達を考える時にまず考える手段だと思います。銀行融資はビジネスローンなどの他の手段と違って、限度額が高いので高額な資金融資に適しています。

銀行融資はその名のとおり、メガバンク、地方銀行、信用金庫等が事業者の資金需要に応える金融商品です。

銀行融資は金利が低めなので、資金調達コストが安く済みます。銀行が融資の金利を低くできるのは、申し込み者(事業者)の信用情報を審査するからです。
そのため審査時間は長くなり、融資を受けるまでに時間もかかります。また、時間をかけて融資申し込みに必要な資料を準備しても審査に落ちることも珍しくありません。

調達した資金の使い道は限定される

銀行融資で得た資金は事業目的に利用できます。銀行融資の審査では事業計画書などの提出を求められ、そのなかに、調達した資金をどのように使うのかを明記する必要があります。

したがって、銀行融資で得た資金の使い道はかなり限定されることになります。

銀行融資のメリット・デメリット

銀行融資のメリット・デメリットは次の通りです。

メリット デメリット
・金利が低め
・「千万円」規模や「億円」規模の大型資金需要に応えることができる
・総量規制の対象外になる
・必要書類の準備など手続きが煩雑
・審査が厳しい
・保証人や担保が必要なことがある
・資金を得るまでに時間がかかる

つまり銀行融資は金利の低さは魅力的ですが、少額かつ緊急の資金需要を抱えている個人事業主には向かない可能性もあるのです。

少額かつ緊急度の高い資金調達はビジネスファンディング、高額融資は銀行融資というように棲み分けするのがおすすめです。

資金調達方法を一覧比較

最後に、ここまで紹介した資金調達方法の内容を一覧表にしてみました。

資金調達手段 メリット デメリット 適した利用シーン
ビジネスローン
(事業者ローン)
審査や融資までのスピードが早い ・金利が高め ・少額+緊急時
・返済目処が立っている時
クレジットカードのキャッシング 既に保有しているクレジットカードであれば即日利用できる ・金利が高め
・事業資金として利用できない場合がある
・少額+緊急時
・限度額の範囲内で繰り返し借入のニーズがある時
・返済目処が立っている時
カードローン 審査や融資までのスピードが早い ・金利が高め ・少額+緊急時
・限度額の範囲内で繰り返し借入のニーズがある
・返済目処が立っている時
ファクタリング ・借入扱いにならない
・資金調達までのスピードが早い
・売掛金の回収業務の効率化
・手数料は高め
・売掛債権の範囲での資金提供
・少額+緊急時
・借入以外の方法でつなぎ資金を調達したい時
ビジネスファンディング ・借入扱いにならない
・査定は過去の売上実績による
・資金調達までのスピードが早い
・売上金額に応じた定率精算
・利用するためにクレジット加盟店契約が必要
・手数料は高め
・少額+緊急
・借入以外の方法でつなぎ資金を調達したい場合
銀行融資 ・金利が低め
・多額の資金需要に対応してもらえる
・審査が厳しい
・手続きが煩雑
・融資までに時間がかかる
多額+計画的

まとめ~資金調達の選択肢はたくさんあったほうがよい

例えば「1週間以内に30万円必要」といったような、少額で緊急度が高い資金ニーズには銀行融資では対応できないことも多いです。また、足元の資金調達にだけに目を向け資金調達手段を誤ると、いざ銀行から融資を受けたい際、足かせになる可能性もあります。

事業資金の調達は銀行融資だけでなく、ビジネスローンやカードローン、ファクタリング、そしてビジネスファンディングも選択肢としてあるわけです。
キャッシュレス時代の昨今、決済手段の多様化に応えるだけでなく、事業者が直面する資金調達の解決策として、ビジネスファンディングのようなクレジットカード決済の活用が期待されています。

もしもの時のために、様々な資金調達方法を知り、必要なシーンに合わせて賢く使い分けることで効率的な事業運営が可能になります。

セゾンのビジネスファンディングの詳細はコチラ

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