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食費を節約する8つのコツを解説!割引特典のあるクレジットカードも紹介
食費は家賃や通信費などの固定費とは違い、比較的節約しやすい支出です。食費の節約に成功すれば全体の支出も減り、浮いたお金を貯蓄などに回せます。
今回は、食費を節約するコツを8つ解説します。食費を節約するうえで大切なことや、食費を節約するのにピッタリなクレジットカードを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
記事のもくじ
食費を節約する前に自分の支出を整理しよう
食費を節約するためには、自分の食費や出費がいくらなのかを整理・把握するところから始めましょう。
余計な支出が明確になれば、食費を節約する際にどの部分の支出を削るべきか判断しやすくなります。
総務省統計局が調査した家計調査報告によると、2020年の二人以上の世帯の平均的な月間食料費用は80,198円となっています。
この平均食費に対して、自分の1ヵ月あたりの食費を自炊費と外食費に分類して集計し、比べてみましょう。そうすると、お金がかかりすぎている部分を見つけやすくなります。
次にどれだけ節約したいのか1ヵ月、あるいは1週間単位で食費の目標金額を決め、その金額に合わせて食費を節約しましょう。
(※)出典元:家計調査報告(家計収支編)2020年(令和2年)
「家計調査報告[家計収支編]」
食費の目安となる「エンゲル係数」とは?
自分の食費が高いのか安いのかを把握したいときは、エンゲル係数を確認するのがおすすめです。
エンゲル係数とは、家計の消費支出全体に占める食費の割合のことを指します。
一般的に、エンゲル係数が低ければ低いほど経済的にゆとりがあるとされており、具体的な数値は「エンゲル係数=食費÷消費支出×100」の式で計算できます。
2020年のエンゲル係数の平均値は、1世帯あたり27.5%(※)です。この数値よりエンゲル係数が高い場合は、毎月の食費を見直してみてください。
なお、エンゲル係数を低くするには、「自炊して食費を抑える」、または「買物に工夫を取り入れて食費を節約する」といった方法があります。
以下では、食費を節約するコツを「自炊編」、「買物編」に分けてご紹介します。
(※)出典元:家計調査報告(家計収支編)2020年(令和2年)
「家計調査報告[家計収支編]」
食費を節約する4つのコツ:自炊編
食費を節約するには、なるべく自炊することが大切です。外食をせずに自分で食材を調理すると、1食あたりの食費を抑えられます。
ここでは、自炊をして食費を節約するコツを4つご紹介します。外食に頼りがちな方は、ぜひ参考にしてみてください。
自炊を増やすために料理を楽しむ
自炊を続けるためには、まず自分自身が楽しく料理することが重要です。「料理が楽しい」と感じるほど、自炊の回数も自然と増えていきます。
料理を楽しむには、これらのネガティブな感情を取り払うことが大切です。
例えば、調理の面倒くささや調理時間が気になる方は、以下のように「簡単」「手間いらず」といった要素を重視してはいかがでしょうか。
●調理手順が複雑で面倒:野菜をカットして煮るだけで良い「煮物料理」を作ってみる
●調理時間の長さが気になる:並行して作業ができるレンジ調理レシピを活用する
最近では、そのまま調理ができる「カット野菜」や、電子レンジに入れるだけで調理できる器具など、さまざまな時短アイテムが登場しています。調理の面倒さ・複雑さに苦手意識を持っている方は、これらのアイテムも活用してみましょう。
また、最初のうちは、レシピにこだわりすぎないようにしましょう。
料理初心者の方は、「レシピ通りに完璧に調理しなければいけない」と思いがちですが、これがストレスになってしまい、挫折の原因になります。
チャーハンを作る場合を例にして考えると、下記のような「レシピの省略」が可能です。
●卵、野菜、ご飯は別々に炒める→卵はあらかじめご飯と混ぜておく
●塩胡椒、鶏ガラ、ごま油で味を整える→味付けは市販の「万能調味料」で済ませる
これらの方法を採ったとしても、十分に美味しい料理が出来上がります。既存のレシピにとらわれすぎず、気楽に調理するのも料理を楽しむコツです。
これらの点を意識してコツコツ自炊を続けると、自然と調理の腕前も上達します。その結果、作れる料理のレパートリーが増え、より自炊が楽しくなってくるはずです。
自炊が増えれば外食の回数も減り、食費を節約できます。普段の食事を外食で済ませることが多い方は、ぜひこの機会に自炊を始めてみてください。
賞味期限が早い食材から消費する
自炊をするときは、賞味期限が早い食材を優先的に消費しましょう。賞味期限切れが原因で食材のロスがあると、その分食費が増えてしまいます。
なかでも肉や魚は、賞味期限が比較的短く設定されているので注意してください。
また、野菜は肉や魚と比べると賞味期限が長い傾向がありますが、「賞味期限が長いからまだ大丈夫だろう」と冷蔵庫のなかで放置されがちです。
結果、気付いたときには賞味期限切れになっていることもあるので、早めに使い切るよう心掛けましょう。
1度の調理で食材を使い切れない場合は、余った食材を冷凍庫に入れて保存するのがおすすめです。冷凍庫に食材を入れると細菌の増殖を抑えられるため、保存期間を伸ばせます。
食費を抑えつつ満腹感を得られるように工夫する
自炊をする際は、食費を抑えつつも満腹感が得られる料理を作るのがおすすめです。
例えば、ハンバーグを作るには、ひき肉や玉ねぎなどの食材が必要ですが、豆腐ハンバーグであれば具材の一部を価格の安い豆腐で代用できます。1品あたりの食費を節約しつつボリュームを維持できる、お得なレシピのひとつです。
また、満腹感を得やすい食材にも注目してみましょう。例えばパスタは食べ応えのある食感が特徴的で、満腹感を得やすい食材として親しまれています。
また、一般的なパスタの分量は1人前80g~100g程度ですが、1パックに500g〜1kg程度の麺が束にされており、1回の購入で複数回の調理が可能と、コストパフォーマンスにも優れています。
食費を抑えるために空腹を我慢していると、節約に挫折してしまいがちです。自炊をするときは、満腹感も意識してレシピを決めてみてください。
作り置きをする
自炊をする際は、なるべく料理の作り置きをしましょう。
作り置きをすると、食材のロスを防ぎやすくなるのはもちろん、買い出しに行く頻度が少なくなり、食費の節約に繋がります。さらには調理の手間も省けるため、時間も節約できます。
ちなみに、作り置きした料理は、冷凍保存すると2週間前後は持つといわれています。ただし、料理によっても適切な保存期間は異なるので、調理する際に調べておきましょう。
食費を節約する4つのコツ:買物編
安い食材を購入する、スーパーの特売日をチェックするなど、買物にちょっとした工夫を取り入れるだけでも食費は節約できます。
ここでは、買物に工夫を取り入れて食費を節約するコツを4つご紹介します。
それぞれの食材のコストパフォーマンスを把握する
お得に食材を購入するには、コストパフォーマンスに優れた食材を把握することが大切です。
同じ野菜や肉でも、産地や部位によって価格は変化します。「この産地・部位の食材は安い」と把握しておけば、買物の際にお得な食材を探しやすくなるでしょう。
また、比較的長い期間保存できる冷凍野菜や乾麺などはコストパフォーマンスに優れた食材の代表格です。これらの商品を活用して、買物回数の抑制も意識してください。
ちなみに、食感やうまみ成分の少なさから敬遠されがちな食材も、調理方法を工夫すれば「味」の面でも優れたコストパフォーマンスを発揮することがあります。
例えばむね肉は、肉類のなかでは比較的安価な点がメリットですが、脂身が少ないためパサパサした食感に仕上がりやすい点がネックです。
しかし、レンジ蒸し器でじっくりと火を入れることで、肉のジューシーさを保ったまま調理が可能です。「安く美味しく」を実現したいなら、調理方法を工夫してはいかがでしょうか。
ただし、安さだけにこだわって食材を購入すると、栄養バランスの偏りが起きる可能性があります。野菜・肉類・主食をバランス良く買い揃えることも意識しましょう。
各スーパーの販売価格やクーポン、特売日をチェックする
食材を買いに行くときは、最寄りのスーパーの販売価格やクーポンの有無、特売日を事前にチェックしましょう。いつもよりお得に食材を購入できれば、食費を節約できます。
スーパーの特売日を知るには、チラシやインターネットでチェックするのが一般的ですが、店舗によっては特売情報を公式アプリで発信しているケースがあります。公式アプリから割引クーポンが手に入ることもあるので、ぜひチェックしておきましょう。
また、スーパーによっては、お惣菜や食材が特定の時間帯だけ割引になる「タイムセール」を実施しています。タイムセールをはじめとした割引情報は、それぞれのお店で覚えておくとよいでしょう。
ネット通販やディスカウントストアでまとめ買いして上手に節約する
買物に行く際は、最寄りのスーパー以外の店舗にも注目してみてください。次のような店舗で買物をすると、食費の節約に繋がります。
●ネット通販(ECサイトやネットスーパー)
●まとめ買いキャンペーンを実施するスーパー
●業者用スーパー
●クレジットカードの割引特典を利用できるスーパー
スーパーにもよりますが、最近ではネット通販に対応したお店もあります。
注文した商品が配送されるシステムですが、店舗同様の割引セールを実施している場合が多く、実店舗に行くのと変わらずお得に買物ができます。仕事でスーパーに寄るのが難しい方は、積極的に利用しましょう。
また、対象商品を大量に購入すると割引になる「まとめ買いキャンペーン」を実施している店舗もあります。
お米や味噌といった保存がきき、なおかつ日常で消費する食材は、このようなキャンペーンを活用してまとめて購入すると食費の節約になります。
ほかには、業務用スーパーの活用もおすすめです。近年、業務用スーパーでも、個人が買物できる店舗が増えています。食材をロスしないように注意が必要ですが、上手に活用すると食費の節約になるでしょう。
また、クレジットカードによっては、提携しているスーパーなどでの支払いが割引になる特典が付帯しています。対象となるスーパーやチェーン店でしか割引になりませんが、クレジットカードを契約する際はどんな特典が付帯するのかしっかりと確認しましょう。
予算を事前に決めておく
買物に行く際は、使える予算を事前に決めておくのがおすすめです。
1回の買物で使う金額を事前に決めた予算内に収めるようにすると、無駄な出費を抑えられる分、食費の節約が可能です。
また、食材の購入金額を予算内に収める必要がある以上、スーパーのクーポンや特売日のチェックにもより積極的になります。
ただし、買物に行く回数が多すぎると、1回あたりの予算を制限しても節約にならないので注意してください。「買物にいくのは週○回まで」と自分なりのルールを定め、そのうえで使える予算を決めるとよいでしょう。
食費を節約するときの注意点
食費を節約するときの注意点は「買いすぎ」と「無理をしないこと」の2つです。
特売だからといって買いすぎると出費が増えてしまい、買った食材を使い切れず、結果として廃棄品を増やしてしまい節約にならない場合があります。
また、食事は体を作る大事な要素です。無理に切り詰めすぎるとストレスに繋がりますし、食事の栄養価が偏ると体を壊す原因になりかねません。
食費を節約するときは無駄な買物はせず、体に不調をきたすような無理はしないように注意しましょう。
食費の節約に使えるおすすめのクレジットカード
食費を節約するポイントを解説しましたが、これらすべてをいきなり実践するのは難しいです。まずは、食費の支払いを現金ではなく、クレジットカードに切り替えることから始めてみましょう。
クレジットカード払いなら、同じ金額を現金で支払うよりも、ポイントが還元される分食費の節約になります。
また、クレジットカードによっては、スーパーやレストランでの支払いが割引されるお得な優待特典が付帯しています。
セゾンカードでは、日常的なショッピングはもちろんレジャーやトラベル・グルメにも活用できる各種優待を利用可能です。
これらの特典を利用できるカードのなかでもおすすめなのが、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードです。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料のクレジットカードです。
2年目以降の年会費は、前年に1円でもカードを利用していれば無料になるため、日常の買物や公共料金の支払いに利用すれば年会費無料で所有できます。
また、完全ナンバーレスのクレジットカード、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalも人気を集めています。お申し込み開始から最短5分で発行できるので、お急ぎの方はぜひこちらも検討してください。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital最大の特長は、QUICPay™利用時の還元サービスです。
通常、セゾンカードの永久不滅ポイントは、1,000円(税込)の支払いごとに1ポイント(最大5円相当)のため、還元率にすると0.5%です。しかし、QUICPay™を対象の店舗(※1)で利用すれば還元率が最大2%相当(永久不滅ポイント4倍)にアップ(※2)します。
QUICPay™とは、ポストペイ型の電子マネーです。Apple Payやおサイフケータイにカードを登録した後は、スマートフォンを対応決済端末にかざすだけで支払いができます。
QUICPay™加盟店は全国133万ヵ所以上もあり、全国展開しているスーパーをはじめ、コンビニエンスストアやカフェ、レストランなど、さまざまな店舗で使えます。QUICPay™利用時に貯まったポイントは、Amazonギフトカードに交換可能です。
ほかにもセゾンポイントモールを経由したオンラインショッピングでポイント最大30倍などの特典があり、ショッピングにはピッタリのクレジットカードです。
(※1)一部対象外店舗あり。上限9,000円まで、合計金額の積算対象期間は毎年7/1~6/30。
(※2)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換した場合となります。
(※2)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
食費の節約のまとめ
食費を節約する際は、まず自分の食費がどれだけかかっているのかを把握し、目標とする食費を設定しましょう。
次に、外食や中食の機会を減らしつつ、自宅の食材をきちんと把握して自炊の割合を増やすようにしてください。また、最寄りのスーパーの特売情報を集めて、お得に買物できるように意識することも大切です。
これらの食費の節約方法をすぐに試せないなら、まずは現金払いを止めてクレジットカード払いに切り替えるのがおすすめです。
決済方法をクレジットカードにするだけでお得にポイントを貯められますし、その分食費の節約にも繋がります。
食費の節約には、QUICPay™利用時の還元サービスが魅力のセゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。ぜひご検討ください。