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一人暮らしでかかる電気代の平均は?季節・地方別の金額や高いときの原因を解説

一人暮らしの電気代はどれくらいかかるのか、疑問に思っている方も多いかもしれません。
本記事では、一人暮らしでかかる電気代の平均や電気代が高いときの原因を解説します。対処法も併せて解説するので、上手に電気代を節約して、家計の負担を軽減していきましょう。
一人暮らしの電気代は平均どれくらい?
総務省統計局「家計調査」によると、2024年の一人暮らし(単身世帯)でかかる電気代の平均額は6,756円です。過去5年の一人暮らしでかかる電気代の平均額は、以下のとおりです。
調査年 | 一人暮らしの電気代の平均額 |
---|---|
2020年 | 5,791円 |
2021年 | 5,482円 |
2022年 | 6,808円 |
2023年 | 6,726円 |
2024年 | 6,756円 |
2022年には、新型ウイルスの影響による経済活動の再開や燃料価格の上昇、国内での電力供給の不足などを背景に電気料金が高騰しました。上記の金額を見ると、2023年以降も同程度の水準で平均額が推移しています。
電気代は、季節ごとや地方ごとでも平均額に差があります。季節ごとや地方ごとの一人暮らしでかかる電気代の平均額も、以下で見ていきましょう。
季節ごとによる一人暮らしの電気代
総務省統計局「家計調査」によると、季節ごとの一人暮らしでかかる電気代の平均は、以下のとおりです。冬の時期(1〜3月期)に電気代が高い理由は、暖房器具の使用が多いことなどが考えられます。
年月 | 平均額 |
---|---|
2024年1〜3月期 | 7,150円 |
2024年4〜6月期 | 5,839円 |
2024年7〜9月期 | 6,771円 |
2024年10〜12月期 | 6,356円 |
地方ごとによる一人暮らしの電気代
総務省統計局「家計調査」によると、地方ごとの一人暮らしでかかる電気代の平均は、以下のとおりです。北海道・東北、中国・四国で、特に電気代が高額になっています。
地方 | 平均額 |
---|---|
北海道・東北 | 7,500円 |
関東 | 6,566円 |
北陸・東海 | 6,794円 |
近畿 | 6,648円 |
中国・四国 | 7,437円 |
九州・沖縄 | 6,274円 |
電気料金の仕組み
電気代を管理していくためには、電気料金の基本的な仕組みを理解しておくことが重要です。具体的な計算方法など、電気料金の仕組みについても見ていきましょう。
電気料金の計算式は、次のとおりです。
電気料金 = 基本料金 + 電力量料金 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金
電気料金は「基本料金」「電力量料金」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」の3つから計算されます。それぞれの料金について、以下でそれぞれ解説します。
基本料金
基本料金は、電気の使用量によらず毎月定額で支払う料金です。契約アンペアに応じて定額で金額が決められています。
電力量料金
電力量料金は電気使用量に応じて発生する料金で、以下の式によって計算されます。
電力量料金[円] = 電力量単価[円/kWh] × 使用量[kWh] ± 燃料費調整単価[円/kWh] × 使用量[kWh]
電力量単価は1kWhあたりの単価で、電力会社が料金プランごとに設定しているものです。電力量単価に電気使用量を掛け算した金額に、燃料費調整額(燃料費調整単価 × 使用量)を加えた金額が電力量料金となります。
燃料費調整額は、燃料価格(原油・LNG・石炭)の価格変動を毎月の電気料金に反映させるためのもので、燃料費調整単価は直近3ヵ月の原油・LNG・石炭の貿易統計価格を基に決定されます。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は、再生可能エネルギー(太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスなど)で発電した電気を、電力会社が買い取る費用の一部を電気利用者が負担するために支払うものです。
再エネ賦課金は、以下の式で計算されます。毎年度国が決める賦課金単価を基に、電気使用量に応じて料金を支払います。
再エネ賦課金[円] = 賦課金単価[円/kWh] × 使用量[kWh]
一人暮らしの電気代が高いときの原因と節約方法

一人暮らしの電気代が高いと感じるときは、以下のような原因が考えられます。ご自身のケースにあてはまる原因はどれなのか、ぜひチェックしていきましょう。
● 電気を使いすぎている
● 古い家電を使用している
● 料金プランが合っていない
● 契約アンペアが必要以上に高い
電気を使いすぎている
電気の無駄遣いで電気代が高くなっている可能性があります。
基本的な節電のポイントを取り入れることで電気代を節約できることもあるので、意識してみましょう。各家電を節電するためのポイントは以下のとおりです。
家電 | 節電のポイント |
---|---|
エアコン | ・設定温度を控えめにする ・ドアや窓の開閉を少なくする ・カーテンで夏場は日差しをカット、冬場は断熱をする ・フィルターをこまめに掃除する ・サーキュレーターで空気を循環させる |
照明 | ・照明器具をLEDに交換する ・しばらく使わない部屋は忘れずに照明をオフにする ・調光機能や人感センサーのある照明を取り入れて節電する |
テレビ | ・使わないときは主電源をオフにする ・長期で不在にするときはプラグを抜く ・省エネモードや明るさの自動調整機能を利用する |
冷蔵庫 | ・不要な食材を処分して、庫内の食材を減らす ・開く時間を短くし、開閉の回数も少なくする ・設定温度を適切に調整する(冬場は「弱」に設定するなど) ・放熱のために冷蔵庫の上下左右にスペースを確保する |
洗濯機 | ・まとめ洗いをして洗濯の回数を減らす ・ドラム式洗濯機は自然乾燥を併用する |
掃除機 | ・部屋を片付けてから掃除機をかけて使用時間を短くする ・パック式は適時取り替えをして吸引力を確保する |
古い家電を使用している
家電の省エネ性能が低いために電気代が高くなっているケースもあります。古い家電製品は多くの場合、買い替えでランニングコストが抑えられます。
一般財団法人家電製品協会「2024年スマートライフおすすめBOOK」によると、家電の買い替えによる節電効果の目安は、次のとおりです。
家電 | 買い替えでの節電・節約の目安 |
---|---|
エアコン | ・10年前と比較すると約15%省エネ ・年間電気代が約4,150円の節約 |
冷蔵庫 | ・10年前と比較すると約28〜35%省エネ ・年間電気代が約3,190〜4,430円の節約 |
照明(シーリングライト) | ・蛍光灯からLEDへの取り換えで電気使用量は約50%省エネ ・年間電気代が2,110円の節約 |
温水洗浄便座 | ・10年前と比較すると約8%の省エネ ・年間電気代が約400円の節約 |
例えば、10年前のエアコンから最新のエアコンに買い替えれば、目安として年間電気代が約4,150円節約されます。新しい家電に買い替えをすれば、最新機能も利用できて日々の家電の利用がもっと便利になります。
料金プランが合っていない
電気契約の料金プランが、電気使用量やライフスタイルにあっていないために、割高な料金になっているケースがあります。
例えば、日中に使用頻度が高いのに夜間の料金が安いプランを契約しているなら、日中に安く使える通常プランなどへ変更した方が、電気料金が安くなる可能性があります。
また、本格的に契約を見直すなら電力会社の乗り換えも選択肢です。他社のプランも含めて検討すると、より最適なプランが見つかるかもしれません。
契約アンペアが必要以上に高い
契約アンペアは、同時に使用できる電流の大きさです。契約アンペアを超える電流を使用すると、ブレーカーが落ちて家全体の電気の使用が一時停止されます。
契約アンペア数が低すぎると、ブレーカーが落ちることが多くなり不便になりますが、必要以上に契約アンペア数が高い場合は、低めの契約に見直すことも検討しましょう。
契約アンペアは10〜60アンペアなどで選べるのが一般的で、一人暮らしの場合は20〜30アンペアが目安となります。
セゾンカードなら電気代の支払いで「永久不滅ポイント」が貯まる
電気代をお得に支払うならクレジットカードの活用もおすすめです。
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電気代の支払いにおすすめのセゾンカードは、以下の2券種です。
● セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
● セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digital
年会費 | 初年度無料、2年目以降1,100円(税込) 前年に1円以上のカードのご利用があれば、翌年度も無料 |
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ポイント | 1,000円(税込)につき1ポイント |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay™、QUICPay™(クイックペイ) |
特典 | ・QUICPay™で最大2%相当の永久不滅ポイント(※) ・国内外で優待が受けられるアメリカン・エキスプレス・コネクト |
申し込みから最短5分で発行できるデジタルカードです。申し込み後にクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上にデジタルカードが発行され、すぐに公共料金も含めたオンライン上での支払いや、電子マネー決済に利用できます。
また、特典としては、QUICPayでの還元率アップが注目です。QUICPayで支払いをすると、支払金額(税込)の最大2%相当の永久不滅ポイントが付与され、通常の4倍相当のポイント還元でお買物が可能です(※)。
また、デジタルカードとは別に「完全ナンバーレスカード」のプラスチックカードも発行され、後日郵送で届きます。こちらは券面にカード番号などの記載がなく、第三者による盗み見を防止できるので、安心して店頭でのお買物に利用できます。
(※)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申込みページをご確認ください。
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セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | 初年度無料、2年目以降11,000円(税込) 年間1回(1円)以上のカードご利用で翌年度年会費無料 |
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ポイント | ・国内利用で1.5倍(※) ・海外利用で2倍(※) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay™、QUICPay |
特典 | ・国内空港ラウンジサービス ・「星野リゾート」ご優待 ・セゾンアメックスキャッシュバック ・ボーナスポイント・パートナーズ |
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年会費は、初年度無料で、年間1回(1円)以上の利用があれば翌年度以降も無料です。毎年1回以上の利用があれば、年会費無料で利用を続けることができます。
(※)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※)小数点以下は繰り上げになります。
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まとめ
一人暮らしの電気代の平均は6,756円で、季節や地方によっても差があります。
電気代が高いときは、日々の電気の使い方の見直し、家電の買い替え、料金プラン・契約アンペアの変更など基本的な対策を実践することで金額を抑えられる可能性があります。
また、電気代をお得に支払うなら、永久不滅ポイントが貯まるセゾンカードがおすすめです。セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalなら、最短5分で発行してすぐに、電気代も含めたオンライン上での支払いに設定できます。
また、この機会に特典の充実したゴールドカードを発行するなら、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードがおすすめです。ぜひ、クレジットカードを電気料金の支払いに活用していきましょう。
(※)Apple、Appleのロゴ、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and © 2020 Apple Inc. All rights reserved.
(※)Google Pay 、Google Pay ロゴ、Google Play 、Google ロゴ、Android はGoogle LLC の商標です。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。