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大学生の一人暮らしはどれくらいかかる?生活費や初期費用をわかりやすく解説

大学生が一人暮らしを始めるうえで、毎月の生活費や初期費用がどれくらいかかるのか不安を感じている方もいるかもしれません。
一人暮らしを始める際には、引っ越し費用、賃貸の初期費用、家具・家電の購入費用などで大きな出費が発生します。
また、下宿先では多くの場合、実家ではかからなかった金額の生活費がかかります。ぜひ費用の目安を知って、金額のイメージを掴んでおきましょう。
本記事では、大学生の一人暮らしに必要な生活費・初期費用の目安や大学生が一人暮らしをするメリット・デメリットなどを紹介します。
Contents
記事のもくじ
一人暮らしをしている大学生の割合はどれくらい?
日本学生支援機構(JASSO)「令和4年度学生生活調査結果」によると、大学学部(昼間部)において、国立では60.4%、公立では55.2%、私立では28.6%の学生が一人暮らしをしています。
日本学生支援機構(JASSO)による調査結果は次のとおりで、国立や公立では半分以上の学生が一人暮らしをしていることがわかります。
区分 | 自宅 | 学寮 | 下宿、アパート、その他 |
---|---|---|---|
国立 | 32.3% | 7.3% | 60.4% |
公立 | 41.0% | 3.7% | 55.2% |
私立 | 66.0% | 5.4% | 28.6% |
一人暮らしの大学生の生活費はどれくらいかかる?
全国大学生活協同組合連合会「第60回学生生活実態調査」(2024年調査)によると、下宿をしている大学生の1ヵ月の平均的な生活費は131,710円で、その内訳は次のとおりです。
支出は食費の26,110円、住居費の56,090円などが特に大きな割合を占めています。
支出項目 | 金額 |
---|---|
食費 | 26,110円 |
住居費 | 56,090円 |
交通費 | 5,050円 |
教養娯楽費 | 13,870円 |
書籍費 | 1,500円 |
勉学費 | 1,900円 |
日常費 | 7,520円 |
電話・通信 | 3,320円 |
その他 | 2,710円 |
貯金・繰越金 | 14,250円 |
支出合計 | 131,710円 |
大学生の一人暮らしにかかる初期費用

大学生の一人暮らしにかかる初期費用としては、引っ越し費用、賃貸の初期費用、家具・家電の購入費用が金額として大きなものになります。
それぞれの費用の目安を、以下で詳しく見ていきましょう。
引っ越しにかかる費用
引っ越し費用は、荷物の量、移動距離、引っ越しの時期などによって異なり、単身の引っ越し費用の相場は、4万円〜6万円程度が大まかな目安となります。
ただし、距離の近い引っ越しや荷物の少ない引っ越しの場合、〜4万円程度に収まることもあります。
また、500km以上などの長距離の引っ越しや荷物の多い引っ越しの場合は、10万円前後の費用がかかることもあります。
なお、3〜4月頃の繁忙期の引っ越しは、閑散期に比べると1.2〜2倍ほどの費用がかかります。繁忙期以外に引っ越しのタイミングをずらせると費用としては節約できます。
また、業者に依頼する際には、相見積もりをとって金額を比較しておくと、費用が抑えやすくなります。
賃貸を借りるときの初期費用
賃貸を借りるときの初期費用は総額で家賃の4〜6ヵ月分ほどが目安で、内訳としては以下のとおりです。
初期費用の項目 | 費用の目安 | 費用の概要 |
---|---|---|
敷金 | 家賃の0~2ヵ月分 | 退去時の修繕や滞納時の備えのために貸主に預け入れるお金 |
礼金 | 家賃の0~2ヵ月分 | 貸主へのお礼として支払う費用 |
前家賃 | 家賃の1ヵ月分 | 契約時に翌月分の家賃を前払いする費用 |
日割り家賃 | 日割り分の金額 | 契約月の家賃を日割りで支払う費用 |
仲介手数料 | 家賃の0.5~1ヵ月分+消費税 | 不動産会社に支払う手数料 |
火災保険料 | 2万円程度 | 火災や水漏れに備える火災保険の保険料 |
鍵の交換費用 | ~2万円程度 | 物件の鍵を交換する場合にかかる費用で、借主側が費用を負担することがある |
敷金・礼金ゼロの物件や仲介手数料が安い不動産会社を選ぶと、初期費用としては抑えられます。
また、初期費用や家賃を交渉する場合には、安くなればすぐに入居する意思を伝えるなど、こちらからもメリットも提示するように心がけましょう。
家具・家電の購入費用
一人暮らしの新生活に向けた家具・家電の購入には、10〜30万円程度の費用がかかります。
一人暮らしに必要な家具・家電としては、主に以下のようなものが挙げられます。
家具 | ● ベッド・寝具 ● テーブル・デスク ● 収納類 ● カーテン |
---|---|
家電 | ● 洗濯機 ● 冷蔵庫 ● テレビ ● 電子レンジ ● 炊飯器 ● 電気ケトル・電気ポット ● 掃除機 |
費用を抑える場合は、生活に最低限必要なものを買い揃えて、あとから必要なときに買い足していくと無駄が少なくなります。
最近では、家電・家具をレンタルできるサブスクサービスもあるので、必要か迷う場合はレンタルで試すのもひとつの方法です。
大学生が一人暮らしをするメリット

大学生が一人暮らしをするメリットを以下で見ていきましょう。一人暮らしは通学時間が短縮でき、自由に行動しやすいことなどが主なメリットです。
通学が楽になる
大学の近くに住めば、実家から通うよりも通学時間が短縮でき、その分だけ自由な時間を確保できます。
サークルやアルバイトで帰りが遅くなっても負担が少なく、趣味や学業のための時間もつくりやすくなります。
自由に行動しやすい
実家暮らしの場合は、家族の都合に配慮して生活する必要もありますが、一人暮らしなら門限や食事の時間などで行動が制限されることは少なくなります。
自分のリズムで生活できるため、アルバイトやサークル、遊びの予定なども計画を立てやすくなるでしょう。
生活や家計管理のスキルが身に付く
掃除や洗濯、料理など日常の家事をすべて自分でこなす必要があるため、自然と家事のスキルが身に付きます。家事のスキルは、社会人になって一人暮らしをする際にも役立つでしょう。
また、食費や家賃、光熱費など、毎月の出費を自分でやりくりする必要も出てくるため、お金を管理する能力も身に付きます。
大学生が一人暮らしをするデメリット・注意点
大学生が一人暮らしをするデメリット・注意点も見ていきましょう。費用や家事の負担が発生することなどが、実家暮らしと比較したときのデメリット・注意点です。
実家暮らしと比べると費用がかかる
一人暮らしでは、下宿先での家賃・光熱費や日々の食費など、実家暮らしに比べると費用がかかり、大きな負担となります。
仕送りで家族に負担をかけたり、アルバイトで捻出したりなど、生活費の負担が発生することは考慮しておく必要があります。
自身で家事をする必要がある
実家では家族にまかせていた分の掃除や洗濯、食事の準備などもすべて一人でこなす必要があります。学業やアルバイトをしながら家事をこなすことに、負担を感じることもあるかもしれません。
実家から大学が遠くない場合については、実家から通う方が時間的にも精神的にも余裕ができる可能性も考えられます。
一人暮らしの準備をするならクレジットカード発行もおすすめ

一人暮らしを始めるならクレジットカードを発行しておくと、店舗やオンラインでの支払いに便利に利用できて、支払いのたびにポイントも貯まります。
セゾンカードでは、有効期限なしで使える永久不滅ポイントが貯まり、貯めたポイントは2万点以上の人気アイテムが出品中のセゾンカードの総合通販サイト STOREE SAISON(ストーリーセゾン)で使えます。
オンラインショッピングでは、ポイント最大30倍のセゾンポイントモールも利用可能です。
また、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」から利用金額がひと目で確認できるので、一人暮らしでの支払いの管理にも役立ちます。
おすすめのセゾンカードは以下の3券種です。それぞれのカードの特長を詳しく紹介します。
● セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | 初年度無料、2年目以降は11,000円(税込) ※年間1回(1円)以上のカード利用で翌年以降も年会費無料 |
---|---|
国際ブランド | American Express |
ポイント還元率 | ・国内での利用時は1.5倍(※1)(※2) ・海外での利用時は2倍(※1)(※2) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay™、QUICPay™(クイックペイ) |
主な特典 | ・国内主要空港などのラウンジが無料で利用可能(年2回まで) ・プライオリティ・パスに登録可能 ・海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険(※3) ・国際線手荷物宅配サービスご優待 ・星野リゾート優待(最大40%OFF) ・ロフトご優待 ・コナミスポーツクラブご優待 ・セゾン弁護士紹介サービス ・セゾンの木曜日 ・セゾンフクリコ(入会費・年会費無料) |
新生活で旅行やショッピングをより一層楽しみたい方などにおすすめのゴールドカードです。
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さらに、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを保有していると、全国25,000以上の施設を最大66%OFFで利用できる「セゾンフクリコ」が、入会金・月額費無料でご利用いただけます。
国内主要空港などの空港ラウンジが年2回まで無料で利用でき、飛行機での旅行の際には、フライト前の待ち時間もゆったりと過ごすことができます。
年会費は初年度無料で、年間1回(1円)以上の利用があれば、翌年度以降も無料で利用できます。毎年1回以上の利用があれば、年会費無料で利用を続けることが可能です。
(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)小数点以下は繰り上げになります。
(※3)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
>>詳細はこちら
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | 初年度無料、2年目以降は11,000円(税込) ※年間1回(1円)以上のカード利用で翌年以降も年会費無料 |
---|---|
プライオリティ・パスの特典 | 優遇年会費11,000円(税込)でプレステージ会員に登録が可能 |
ポイント還元率 | ・国内利用で1.5倍(※1)(※2) ・海外利用で2倍(※1)(※2) |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay™・QUICPay™(クイックペイ) |
主な特典 | ・プライオリティ・パスに優遇年会費で登録可能 ・国内主要空港などのラウンジが年2回まで無料で利用可能 ・海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険(※3) ・カード会員限定の特別な優待(美容・コスメ) ・セゾンの木曜日 ・セゾンフクリコ(入会費・年会費無料) |
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料、2年目以降は11,000円(税込)の年会費で保有できるクレジットカードです。
ただし、年に1円以上利用すれば翌年の年会費は無料となります。
さらに永久不滅ポイントの還元率は国内1.5倍、海外2倍(※1)(※2)と高還元率なので、効率良くポイントを貯められます。
特典も充実しているので、この1枚でさまざまな優待を受けられます。主な優待特典は以下のとおりです。
● 年1円以上の利用で翌年度の年会費無料
● 永久不滅ポイント優遇 国内1.5倍、海外2倍(※1)(※2)
● プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」に優遇年会費で登録できる
● 国際線手荷物宅配サービスの優待
● セゾンカード会員限定の特典も利用できる
● 美容に関する特典
特に、美容に関する特典が充実しており、人気サロンの優待や美容商品の優待などが数多く付帯しています。具体的な特典内容は、以下のページから確認できます。
また、セゾンカード会員限定の特典としては、「セゾンの木曜日」の利用で映画がお得に楽しめたり、「セゾンフクリコ」が入会費・年会費無料で利用したりすることができます。
「セゾンの木曜日」とは、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズでお好きな映画を1,200円で鑑賞いただけるお得なサービスです。
スマートフォンアプリ 「セゾンPortal」からクーポンを取得いただき、WEB(インターネットチケット販売“vit®”)または劇場でのチケット購入時にクーポンをご利用いただくことで特別料金で映画が鑑賞できます。
「セゾンフクリコ」とは、全国25,000以上の施設を最大66%OFFで使える優待割引サービスです。特別優待として映画観賞券が1,300円(税込)からご購入可能です。(おひとり様20枚/年まで)
ほかにもレジャーやグルメ、トラベルなど様々な優待割引を、専用サイトからいつでもご利用いただけます。
(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)小数点以下は繰り上げになります。
(※3)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
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まとめ
全国大学生活協同組合連合会「第60回学生生活実態調査」によると、下宿をしている大学生の1ヵ月の平均的な生活費は131,710円です。
新生活を始めるための費用は、引っ越し費用が4〜6万円程度、賃貸の初期費用が家賃の4〜6ヵ月分程度、家具・家電の購入費用が10〜30万円程度かかります。ぜひ費用の目安を知って、新生活の準備に役立てていきましょう。
また、新生活に向けて準備を進めるなら、クレジットカードを発行しておくと支払い手段に使えて便利です。セゾンカードでは、特典が充実したセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードをはじめ、目的に合わせてご自身に合ったカードが選べます。
ぜひ一人暮らしで便利に使えるセゾンカードをご検討ください。
(※)Apple、Appleのロゴ、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and © 2020 Apple Inc. All rights reserved.
(※)Google Pay 、Google Pay ロゴ、Google Play 、Google ロゴ、Android はGoogle LLC の商標です。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。