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一人暮らしのインターネット回線はどうやって選ぶ?種類や選び方をわかりやすく紹介

進学や就職で一人暮らしを始めるときの準備のひとつとして、インターネット回線の契約があります。「一人暮らしでインターネット回線は必要なのか」「光回線やホームルーターはどう選べば良いのか」など疑問も多いかもしれません。
本記事では、一人暮らしに向けてインターネットを契約する方が知っておきたい基本の知識を解説します。選び方、料金、契約の流れ、賃貸の対応・完備の違いなどをひとつずつ確認していきましょう。
Contents
記事のもくじ
一人暮らしにインターネット回線は必要?
一人暮らしを始めるにあたって、まず悩むことのひとつが「インターネット回線は本当に必要なのか」という点です。
ライトな使い方ならスマホのテザリングで十分なこともありますが、以下のような利用頻度が高い方や本格的な環境が必要な方は、通信環境を整備しておくのがおすすめです。
● 日常的に映画やドラマを動画配信サービスで楽しみたい方
● オンラインゲームをプレイしたい方
● 学業のレポートや仕事のために通信環境を整えておきたい方
インターネット回線が必要なのかは個々の利用頻度や目的によって異なりますが、特に上記に該当するような方はインターネット回線の導入をぜひ検討してみましょう。
一人暮らしのインターネット回線はどうやって選ぶべき?
一人暮らしで候補になるインターネット回線は、主に以下の種類があります。
回線の種類 | 特徴やおすすめの人など |
---|---|
光回線 | ・光ファイバーを引き込んで通信するインターネット回線 ・本格的な通信環境を整えたい方におすすめ |
ホームルーター | ・コンセントにさすだけですぐに使えるインターネット回線 ・工事不要で手軽に自宅の通信環境を導入したい方におすすめ |
モバイルルーター | ・持ち歩きできるポケットサイズのルーター ・外出先でも通信を使いたい方などにおすすめ |
上記のほかに、インターネット回線を契約せずに、スマホからWi-Fiを飛ばして使えるテザリング機能で済ませる方法もあります。
一人暮らしのインターネット回線は何を選ぶべきなのか、回線ごとの特徴やおすすめの人について、以下でさらに詳しく見ていきましょう。
光回線
光回線は、光ファイバーケーブルを自宅に引き込んで通信するインターネット回線です。
光を利用した通信であり、有線で自宅まで接続されるため、電波を受信するホームルーターなどと比較すると、より安定して高速通信が可能です。
回線を引き込むためには、開通工事が必要になり、工事の時間と手間がかかりますが、自宅に本格的に通信環境を導入したいとなると、光回線がまず候補となります。
オンラインゲームや動画視聴、学業や仕事などで、より本格的な通信環境を求める方に光回線はおすすめです。
ホームルーター
ホームルーターは、工事不要で設置できる据え置き型のルーターです。
コンセントにさすだけでWi-Fiの電波が発信され、すぐにスマホやパソコンなどでインターネットが利用できます。
導入の際に工事が必要なく、より手軽にインターネットを利用したい方や、工事ができない物件にお住まいの方などにホームルーターは適しています。
なお、最近では5Gに対応するホームルーターも増えています。5G対応のホームルーターを契約すれば、対応エリアではより高速な通信も利用可能です。
モバイルルーター
モバイルルーターは、充電式で持ち歩きできるポケットサイズのルーターです。
例えば、外出先のカフェでWi-Fiを使って作業したい、出先でゲーム機をインターネットにつないでオンラインゲームを楽しみたいなどの場合には、モバイルルーターが活躍してくれます。
また、特に一人暮らしでは、自宅でも外出先でもスマホを常にモバイルルーターに接続する使い方もしやすく、データ通信量の節約にも役立ちます。
外出先でもWi-Fiを使いたい方や、スマホの料金プランの通信量を上手に節約したい方などにモバイルルーターはおすすめです。
なお、モバイルルーターは料金プランによってはデータ上限があり、通信制限があります。また、日々充電の手間がかかる点は注意点です。
テザリング
テザリングは、スマホからWi-Fiの電波を発信して、タブレットやパソコンなどに通信をシェアできる機能です。スマホをモバイルルーターのようにして利用できます。
Wi-Fiの利用頻度が低くライトな使い方をするなら、インターネット回線を契約する代わりに、テザリングで済ませるのもひとつの方法です。インターネット回線の契約が不要になる分、費用としては節約が可能です。
特にデータ使い放題のプランや大容量のプランを契約している方なら、テザリングで利用できる容量も大きいため、候補として検討しやすいでしょう。
一人暮らしのインターネット回線の料金はどれくらいかかる?
一人暮らしのインターネット回線の料金はどれくらいかかるのかについても確認しておきましょう。光回線やホームルーターの場合、月々3,500〜6,500円程度が一般的な料金の目安です。
また、総務省統計局「家計消費状況調査」によると、2023年の単身世帯でのインターネット接続料の平均は3,606円となっています。
家計消費状況調査でのインターネット接続料には、光回線などをはじめとするインターネットの利用料金やプロバイダー料金などが含まれています。
インターネットを契約する場合は、上記を目安とする金額を毎月の生活費のなかの固定費として見積もっておきましょう。
インターネット無料・完備・対応の賃貸物件とは
賃貸物件を借りて一人暮らしを始めるときに、賃貸情報のポータルサイトや不動産屋に掲載されている物件情報などを見ていると、「インターネット無料」「インターネット完備」「インターネット対応」などの表記を見かけることがあります。
それぞれの表記の意味は、一般的には次のとおりです。
インターネット無料
インターネット完備
|
・オーナーがインターネットを契約済みの状態 ・入居者は無料ですぐにインターネットが利用可能 |
---|---|
インターネット対応 | ・建物/部屋までインターネットの配線が完了している状態 ・利用のためには、入居者自身でインターネットの契約が必要 |
「インターネット無料」「インターネット完備」は、オーナーが契約済みで無料ですぐにインターネットが使える状態のことです。
ただし、家賃に料金が上乗せされていることもあるので、物件を決める際には家賃を含めて判断することが必要です。
「インターネット対応」は、共用部や部屋まで回線の引き込みが完了していて、入居者自身で契約をすれば回線が利用できる状態を表しています。
「インターネット無料」「インターネット完備」はすぐにインターネットが使える、「インターネット対応」は契約が必要という点が大きな違いです。
物件によっては「光ファイバー対応」「光ファイバー完備」など、光回線であることまで情報が記載されているケースもあります。こちらも同様に「対応」であれば契約が必要、「完備」であれば契約不要ですぐ使える状態を表しています。
一人暮らしで利用するインターネットの選び方

一人暮らしのインターネットの選び方のポイントとしては、以下が挙げられます。
● 住む場所の設備環境を考慮して選ぶ
● スマホへのセット割引があるものを選ぶ
● 目的に合わせて選ぶ
住む場所の設備環境を考慮して選ぶ
住居の設備環境に合わせてインターネット回線を選ぶことが必要です。
例えば、光回線の場合、光ファイバーが共用部や部屋まで引き込まれている場合があり、入居するマンションなどで対応のあるプロバイダーを契約する必要があります。
インターネットの設備状況については、大家さんや管理会社に確認をしてみましょう。
また、インターネット回線によっては、公式サイト内で対応エリアの確認が可能です。住所を入力してエリア確認を実行すると、結果のページからそのマンションでの対応状況が確認できることがあります。
スマホへのセット割引があるものを選ぶ
契約中の携帯電話会社とのセット割引があるインターネット回線を選べば、通信費の節約が可能です。セット割引は、光回線だけでなく、ホームルーターやモバイルルーターでも適用できるものがあります。
契約中の携帯電話会社で利用できるセット割引はあるのか、どのインターネット回線を選べばセット割引が適用できるのかはぜひチェックしてみましょう。
目的に合わせて選ぶ
光回線、ホームルーター、モバイルルーターなどインターネット回線にはいくつか種類がありますが、それぞれの回線で強み・弱みは異なります。
通信速度や安定性を重視するなら、光回線が適しています。また、工事不要で手軽に導入するなら、ホームルーターやモバイルルーターがおすすめです。
一人暮らしを始めたあとにどのような用途で使うのか、具体的に利用シーンをイメージしながら、生活に適した回線の種類を選択しましょう。
一人暮らしでインターネットを契約するときの流れ
光回線を例に、インターネットを契約するときの流れを見ていきましょう。
1. 光回線のサービスを比較して光回線を選ぶ
2. 光回線の公式サイトから申し込みをする
3. 工事日程を調整して工事に立ち会う
4. ルーターやWi-Fiなどの初期設定をして利用を開始する
まずは、光回線の公式サイトなどを見てサービスや料金プランを比較しながら、契約する光回線を選びます。契約の申し込みも公式サイトから可能です。
申し込み後は工事日程を調整して、工事当日には自宅での開通工事に立ち会います。工事完了後はルーターやWi-Fiなどの初期設定を完了すれば、インターネットの利用を開始できます。
なお、Wi-Fiルーターは基本的に利用者自身で購入することになるため、手持ちのものがない場合は購入を済ませておきましょう。
一人暮らしの準備をするならクレジットカード発行もおすすめ

一人暮らしの準備をするなら、併せてクレジットカードを発行しておくのがおすすめです。
クレジットカードがあれば、インターネットの利用料金はもちろん、公共料金、ネットショッピング、サブスクなどさまざまな支払いにクレジットカード決済が利用できます。
特にインターネットや公共料金などでクレジットカード払いを選択すれば、毎月自動的に決済が行われるため、支払い忘れの心配がなく、手間なく支払いが可能です。
一人暮らしで初めてのクレジットカードを発行するなら、セゾンカードがおすすめです。おすすめのカードは以下の2券種です。
● セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンカードなら、支払いのたびに永久不滅ポイントが貯まり、貯めたポイントは2万点以上の人気アイテムが出品中のセゾンカードの総合通販サイト STOREE SAISONで使えます。
また、クレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」から利用金額がひと目で確認できるので、一人暮らしでの支払いの管理にも役立ちます。
おすすめのセゾンカード2券種の特長を以下でご紹介します。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | 初年度無料、2年目以降は11,000円(税込) ※年間1回(1円)以上のカード利用で翌年以降も年会費無料 |
---|---|
国際ブランド | American Express |
ポイント還元率 | ・国内での利用時は1.5倍(※1)(※2) ・海外での利用時は2倍(※1)(※2) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay™、QUICPay™(クイックペイ) |
主な特典 | ・国内主要空港などのラウンジが無料で利用可能(年2回まで) ・プライオリティ・パスに登録可能 ・海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険(※3) ・国際線手荷物宅配サービスご優待 ・星野リゾート優待(最大40%OFF) ・ロフトご優待 ・コナミスポーツクラブご優待 ・セゾン弁護士紹介サービス ・セゾンの木曜日 ・セゾンフクリコ(入会費・年会費無料) |
旅行や普段のお買物などで充実した特典が利用できるゴールドカードです。新生活で旅行やショッピングをより一層楽しみたい方などにおすすめです。
本カードの会員の方は、国内主要空港などの空港ラウンジが年2回まで無料で利用でき、フライト前の待ち時間もゆったりと過ごすことができます。星野リゾートに最大40%OFFで宿泊できる優待特典も付帯し、憧れの星野リゾートに会員限定の特別価格で宿泊が可能です。
さらに、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを保有していると、全国25,000以上の施設を最大66%OFFで利用できる「セゾンフクリコ」が、入会金・月額費無料でご利用いただけます。
年会費は、初年度無料で、年間1回(1円)以上の利用があれば、翌年度以降も無料で利用できます。毎年1回以上の利用があれば、年会費無料で利用を続けることが可能です。
(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)小数点以下は繰り上げになります。
(※3)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
>>詳細はこちら
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 | 初年度無料、2年目以降は11,000円(税込) ※年間1回(1円)以上のカード利用で翌年以降も年会費無料 |
---|---|
プライオリティ・パスの特典 | 優遇年会費11,000円(税込)でプレステージ会員に登録が可能 |
ポイント還元率 | ・国内利用で1.5倍(※1)(※2) ・海外利用で2倍(※1)(※2) |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay™・QUICPay™(クイックペイ) |
主な特典 | ・プライオリティ・パスに優遇年会費で登録可能 ・国内主要空港などのラウンジが年2回まで無料で利用可能 ・海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険(※3) ・カード会員限定の特別な優待(美容・コスメ) ・セゾンの木曜日 ・セゾンフクリコ(入会費・年会費無料) |
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、初年度年会費無料、2年目以降は11,000円(税込)の年会費で保有できるクレジットカードです。
ただし、年に1円以上利用すれば翌年の年会費は無料となります。
さらに永久不滅ポイントの還元率は国内1.5倍、海外2倍と高還元率なので、効率良くポイントを貯められます(※)。
特典も充実しているので、この1枚でさまざまな優待を受けられます。主な優待特典は以下のとおりです。
● 年1円以上の利用で翌年度の年会費無料
● 永久不滅ポイント優遇 国内1.5倍、海外2倍
● プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」に優遇年会費で登録できる
● 国際線手荷物宅配サービスの優待
● セゾンカード会員限定の特典も利用できる
● 美容に関する特典
特に、美容に関する特典が充実しており、人気サロンの優待や美容商品の優待などが数多く付帯しています。
また、セゾンカード会員限定の特典としては、「セゾンの木曜日」の利用で映画がお得に楽しめたり、「セゾンフクリコ」が入会費・年会費無料で利用可能です。
「セゾンの木曜日」とは、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズでお好きな映画を1,200円で鑑賞いただけるお得なサービスです。
スマートフォンアプリ 「セゾンPortal」からクーポンを取得いただき、WEB(インターネットチケット販売“vit®”)または劇場でのチケット購入時にクーポンをご利用いただくことで特別料金で映画が鑑賞できます。
「セゾンフクリコ」とは、全国25,000以上の施設を最大66%OFFで使える優待割引サービスです。特別優待として映画観賞券が1,300円(税込)からご購入可能です。(おひとり様20枚/年まで)
ほかにもレジャーやグルメ、トラベルなど様々な優待割引を、専用サイトからいつでもご利用いただけます。
(※1)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※2)小数点以下は繰り上げになります。
(※3)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
>>詳細はこちら
まとめ
一人暮らしのインターネット回線は、本格的な環境を望むなら光回線、手軽に導入するならホームルーター、持ち歩きするならモバイルルーターがそれぞれおすすめです。
また、ライトな使い方なら、インターネット回線を契約せずにテザリングで済ます方法もあります。
利用シーンをイメージしながら用途や目的に合わせてインターネット回線を選んでいきましょう。
また、一人暮らしの準備をするなら、クレジットカードを1枚発行しておくと、インターネットの利用料金はもちろん、オンライン・店舗での支払いに便利に利用できます。
セゾンカードでは、旅行や普段のお買物などで充実した特典が利用できるセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードをはじめ、目的に合わせて使える幅広い券種が選べます。一人暮らしで便利に使えるクレジットカードの発行を検討している方におすすめです。
(※)Apple、Appleのロゴ、Apple Payは、Apple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。TM and © 2020 Apple Inc. All rights reserved.
(※)Google Pay 、Google Pay ロゴ、Google Play 、Google ロゴ、Android はGoogle LLC の商標です。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。