空港ラウンジは、特別な待合室だけあって、さまざまなサービスが用意されています。空港ラウンジを利用できると、以下のような有意義な時間が過ごせて、とても便利です。

● ゆったりとしたソファで、フリーのソフトドリンクを楽しめる
● 無料Wi-Fiをご自身のパソコンやスマホに接続できる
● デスクでパソコン作業ができ、備え付けの電源で充電もできる
● 無料で新聞や雑誌などを読むことができる

上記のようなサービスのほかにも、各空港ラウンジではさまざまな特色を出しています。

例えば、焼酎で有名な鹿児島空港では、地元の焼酎を試飲することが可能です。地域ごとに異なるサービスを味わえる点は、空港ラウンジ利用の隠れた楽しみ方です。

なお、空港ラウンジはカード本会員が1名無料ですが、2名様以降は別途料金がかかるので、ご利用の際は各空港ラウンジの詳細を確認しましょう。

空港ラウンジを無料で利用できるセゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、以下のとおりです。

● セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
● セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

次に紹介する空港ラウンジが対象となります。

地域	空港名
北海道・東北	新千歳空港、旭川空港、函館空港、青森空港、仙台国際空港、秋田空港
関東	成田国際空港、羽田空港
中部・北陸	中部国際空港、新潟空港、富山空港、小松空港、富士山静岡空港
近畿	関西国際空港、伊丹空港、神戸空港
中国・四国	米子鬼太郎空港、岡山空港、広島空港、出雲空港、山口宇部空港、徳島阿波おどり空港、高松空港、松山空港
九州・沖縄	福岡空港、北九州空港、佐賀空港、長崎空港、熊本空港、大分空港、宮崎ブーゲンビリア空港、鹿児島空港、那覇空港
海外	ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ・ホノルル)

セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、北は北海道・新千歳空港から南は沖縄・那覇空港まで、国内の主要空港にある空港ラウンジを無料で利用可能です。

さらに国内のみならず、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)のラウンジも利用できます。

また、空港ラウンジには大別して2種類のラウンジが存在します。セゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードで利用できる空港ラウンジは、「カードラウンジ」です。JALやANA、海外のエアラインが提供する「航空会社ラウンジ」とは異なるため、注意してください。

さて、上記の空港ラウンジでは、実際どのようなサービスが受けられるのでしょうか。以下で、主要な空港についていくつかピックアップして紹介します(※)。

(※)2021年9月現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一部内容が変更となっている場合がございます。ご利用の際は各空港の公式サイトで事前にご確認のほど、あらかじめご了承ください。

北海道の空の玄関として知られる新千歳空港では、手荷物検査前にカードラウンジの「スーパーラウンジ」を利用できます。140席の広々とした空間となっているため、空港での待ち時間をゆっくりとくつろぐことができるでしょう。

このラウンジでは、ソフトドリンクと無線LANは無料で利用可能です。有料サービスになりますが、アルコール類やつまみ、弁当も用意されており、搭乗前にちょっとした食事を楽しむこともできます。

また、13歳未満のお子さんは無料で利用できます。

ラウンジ名	スーパーラウンジ
場所	国内線旅客ターミナルビル 3F
大人同伴料金	1,100円(税込)

東京の玄関口、羽田空港では、国内線5ヵ所、国際線2ヵ所の空港ラウンジを利用できます。

手荷物検査前に利用できる空港ラウンジが多いなか、羽田空港は、手荷物検査後に利用できる空港ラウンジが国内線3ヵ所、国際線2ヵ所あることが特徴といえるでしょう。

おすすめは、国内線第1ターミナル2Fにある「POWER LOUNGE SOUTH」です。座席数は133席、おしゃれなカフェのような雰囲気で、搭乗前にゆったりとしたひとときを味わえます。

0～3歳児は無料なため、小さなお子さんのいるご家族にも好評です。

ラウンジ名	POWER LOUNGE SOUTH
場所	第1ターミナル 2F
大人同伴料金	1,100円(税込)

羽田空港とともに首都圏の空の玄関となっている成田空港では、第1ターミナルと第2ターミナルの「IASS エグゼクティブラウンジ」を利用できます。

どちらも手荷物検査前のみの利用になりますが、新聞や雑誌の閲覧サービス、ソフトドリンクサービス、FAXサービス、インターネット接続サービスを無料で利用できます。

また、アルコール類は基本有料となるものの、缶ビールおよび缶ウイスキーのみ1杯目まで無料です。1杯だけとはいえ、アルコール類が無料になるのはうれしいサービスではないでしょうか。

こちらのラウンジも3歳以下は無料で利用できるため、小さなお子さんのいるご家庭でも気軽に利用できます。

ラウンジ名	IASS エグゼクティブラウンジ1
場所	第1ターミナル中央ビル 5F
大人同伴料金	1,100円(税込)

関西国際空港は、手荷物検査前のKIXエアポートカフェラウンジ「NODOKA」、出国審査後の「六甲」、「金剛」、「アネックス六甲」の計4ヵ所のラウンジを利用できます。

各ラウンジとも、ソフトドリンクやお菓子とともに、待ち時間をゆっくり過ごせます。また、有料となりますが、アルコール類も販売しています。下記は「六甲」の基本情報です。利用の際の参考にしてください。

ラウンジ名	カードメンバーズラウンジ「六甲」
場所	第1ターミナルビル 2F
大人同伴料金	1,100円(税込)

伊丹空港では、手荷物検査前に「ラウンジオーサカ」を利用できます。ラウンジ内の座席タイプは、個室風やテーブル、ソファー席など多様にあるため、お好みの空間でゆっくりとくつろぐことができるでしょう。

また、ビジネス用の作業デスクもあるため、空港での空き時間にちょっとした作業を行うことも可能です。ソフトドリンクや無線LANの利用は無料なので、ソフトドリンクを飲みながらパソコンで作業するのもおすすめです。

ラウンジ名	ラウンジオーサカ
場所	ターミナルビル中央ブロック 3F
大人同伴料金	1,253円(税込)

福岡空港は、国際線に「ラウンジTIME/ノース」と「ラウンジTIME/サウス」、国際線に「ラウンジTIME インターナショナル」の計3ヵ所のカードラウンジがあります。

国内線に関しては、手荷物検査前に「ラウンジTIME/ノース」、検査後に「ラウンジTIME/サウス」を利用できるため、空港到着後から搭乗までの待ち時間を有意義に過ごせる点が魅力です。

特におすすめなのが「ラウンジTIME/サウス」です。2021年1月にオープンしたこちらのラウンジでは、窓からの眺望を楽しむことができ、座席もリビング席、ビジネス席、リクライニングチェア(有料)が用意されているため、好みの空間でゆっくりと過ごすことができます。

フリーソフトドリンクサービスまたは缶ビール1本が選択制となっているため、気分に合わせて飲み物を選べる点もうれしいサービスになっています。

ラウンジ名	ラウンジTIME/サウス
場所	国内線旅客ターミナルビル 2F
大人同伴料金	1,100円(税込)

ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港では、出国審査後に「IASS ハワイラウンジ」を利用できます。保安検査場を抜けたあたりに、「Airline Lounges」の案内があるため、案内にしたがって1階へと向かうと、ラウンジに行くことが可能です。

ラウンジ内には、新聞・雑誌や無線LANのほか、ソフトドリンクが無料でサービスされます。時期により、ライオンコーヒーなどの地元の味も楽しめ、飛行機の搭乗時刻までの時間をくつろいで過ごすことが可能です。

ラウンジ名	IASS HAWAII LOUNGE
場所	ターミナル2 ガーデンコートエリア
同伴料金	13ドル

空港ラウンジは、搭乗までの待ち時間をゆったりとしたソファーでくつろげたり、フリーソフトドリンクを楽しめたりとさまざまな魅力がありますが、利用する上で注意したい点があります。

ここでは、クレジットカードのラウンジ特典を使って、空港ラウンジを利用するときの注意点をご紹介します。

空港ラウンジを無料で利用するためには、ラウンジ特典が付帯したクレジットカードと当日の航空券をラウンジの受付に提示する必要があります。

そのため、クレジットカードを忘れてしまうと、空港ラウンジを無料で利用できませんので、注意してください。

また、無料で利用できる空港ラウンジは、クレジットカードによって異なります。空港ラウンジを利用する際は、事前に無料で利用できるラウンジを確認しておきましょう。

クレジットカードに付帯するラウンジ特典は、本人のみに適用される場合がほとんどです。そのため、基本的に同伴者は空港ラウンジの利用が、有料になることを覚えておきましょう。

ただし、空港ラウンジの特典が付帯している家族カードがあれば、その家族の方は、無料で利用することができます。

例えば、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードや、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの家族カードには、ラウンジ特典が付帯しています。そのため、家族カードを提示することで、その家族の方は空港ラウンジを無料で利用できます。

家族カードは、お得な年会費で発行できるため、家族で空港ラウンジを利用したい方は申し込みをおすすめします。

上記で紹介しましたとおり、対象のセゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、国内の主要空港のラウンジを利用できます。

もしも、世界中の空港ラウンジを使用したいということであれば、プライオリティ・パスを検討されてみてはいかがでしょうか。

プライオリティ・パスとは、世界145ヵ国以上の国や地域、600以上の都市、1,500ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるパスのことです。
特に、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、使用回数制限の無い最高グレードであるプレステージクラスを年会費11,000円(税込)の優待価格で利用できるため、海外旅行や出張の多い方から人気を集めています。

また、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード、セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは、通常年会費が469米ドルのプレステージクラスを無料で登録でき、とても魅力的です。

対象カード	料金
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード	11,000円(税込)
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード	無料

1,500ヵ所以上の空港ラウンジをすべてご紹介することはできませんが、魅力的な3つの空港ラウンジについて、詳細をご説明しましょう。

なお、プライオリティ・パス会員カードを発行する際には、事前にカード裏面のカードデスクで手続きを行ってください。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード、セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、会員専用サイト「Netアンサー」からも申請可能です。

韓国・仁川国際空港はハブ空港として有名な空港です。韓国を訪れるだけでなく、ストップオーバーやトランジットで日本人が利用することも多いでしょう。無料の新聞や雑誌、インターネット、Wi-Fiが備わり、ラウンジにより有料でシャワーを使用できます。

第2ターミナルにあるMATINAでは、ビールやワインといったアルコール類を好きなだけ楽しめます。また国内の空港ラウンジと異なり、海外の空港ラウンジでは軽食が提供されるところが多いため、腹ごしらえをする場所として利用できるスポットです。

シンガポールのチャンギ国際空港は、仁川国際空港と並び、世界各地を結ぶアジアのハブ空港として有名な空港です。

おすすめは第3ターミナルにある「SATSプレミアラウンジ」で、2018年にはプライオリティ・パスの年間最優秀ラウンジ賞で高評価奨励賞を受賞しました。冷暖房が完備された空間のなかで、軽食やソフトドリンク、テレビやシャワーなどのサービスを受けられます。

アメリカのロサンゼルス国際空港は、西海岸の主要なゲートウェイであり、日本人にもなじみの深い国際空港です。ハリウッドやビバリーヒルズ観光地とも近く、観光で訪れる方も多いでしょう。

ロサンゼルス国際空港の空港ラウンジは、ソファやグループスペースでゆったりとした空間を堪能できます。また、ガストロパブバーガーなどアメリカンテイストな料理が提供されるラウンジもあるため、ご利用の際はぜひお立ち寄りください。

「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」と「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、プライオリティ・パスの年会費優待が付帯しているため、お得にプライオリティ・パスへの登録が可能です。

また、上記のカードなら、JALのマイルをお得にためられる「SAISON MILE CLUB」への登録も可能です(※)。

SAISON MILE CLUBに登録すればカード利用金額1,000円(税込)につき1マイルのJALのマイルがたまるほか、2,000円(税込)につき1ポイントの永久不滅ポイントも貯まるため、マイルと永久不滅ポイントを同時に貯めることができます。

(※)別途登録が必要です。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年会費初年度無料、2年目以降以降は11,000円(税込)で利用できるゴールドカードです。

国内主要空港ラウンジを無料で利用できるほか、世界1,500ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」に年会費11,000円(税込)で登録可能です。

また、最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯します。海外で病気や事故に遭った際には、緊急アシスタンスサービスにより、日本語で会話できる現地の医師の紹介や救急車・救急病院の手配が受けられ、もしもの際にも安心です(旅行傷害保険については、旅行代金をこのカードでお支払の場合などの利用条件があります)。

その他、永久不滅ポイントは国内で通常の1.5倍、海外で通常の2倍貯まるため、利用するほどにお得さが増します。国内・海外への旅行の多い方には、とてもおすすめのクレジットカードです。

年会費22,000円(税込)で持つことができるセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、「プラチナ」の名にふさわしいクレジットカードです。

こちらのカードは「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」に年会費無料で登録ができるため、海外の空港ラウンジを無料で利用可能です。もちろん、国内の主要空港ラウンジも無料で利用できるため、航空機をよく利用する方にはコスパが抜群のカードになっています。

また、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの魅力は、空港ラウンジだけにとどまりません。食事や宿泊先の手配などをサポートする「コンシェルジュ・サービス」の利用や、ミシュランが認めるホテルにVIP待遇で宿泊可能なTablet Plus(年会費99米ドル)を無料で利用できるなど、特典は充実しています。

旅行傷害保険も手厚い補償内容になっており、最高1億円の海外旅行傷害保険、最高5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯しています。この1枚があれば、旅先での時間をよりラグジュアリーな時間へと変えられるでしょう。

空港ラウンジの特典が付帯するセゾン・アメリカン・エキスプレス(R)・カードであれば、国内の主要空港ラウンジとハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用可能です。

空港ラウンジではソファやグループスペースでリラックスできるほか、ソフトドリンクや無料Wi-Fiなどのサービスも利用できるため、搭乗までの待ち時間を有意義に過ごせるでしょう。

また、プライオリティ・パスに登録すれば世界1,500ヵ所以上の空港ラウンジも利用可能です。
今回ご紹介したセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは優待価格、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードでは無料でプライオリティ・パスが登録可能です。ぜひ、申し込みをご検討ください。