更新日:
|公開日:
マイルに有効期限がないものはある?マイルがたまるおすすめカードを紹介

「マイルをためて特典航空券で旅行に行く」なんてことに憧れている方は少なくないことでしょう。しかし、目標の航空券の必要マイル数が多いほど、気になるのはマイルの有効期限です。
そこで、この記事では有効期限のないマイルは存在するのか、ANAやJALのマイルの有効期限を気にせずにためる方法はないのか、マイルの有効期限に関して徹底的に解説していきます。マイルをためて特典航空券をゲットすることを目標にされている方はぜひお役立てください。
Contents
記事のもくじ
有効期限のないマイルは存在するの?
有効期限のないマイルは存在します。しかし、デルタ航空とユナイテッド航空のマイルのみで、数は多くありません。
デルタ航空は、無期限でマイルをためられますが、利用できるのはデルタ航空が加盟するスカイチーム加盟の航空会社だけ。スカイチームには日系の航空会社はなく、チャイナエアラインや大韓航空など19の航空会社が加盟しています。
ユナイテッド航空は、ANAと同じスターアライアンスに加盟しており、マイルの相互利用が可能です。そのためユナイテッド航空の無期限のマイルでANAの特典航空券が購入可能です。
ANA・JALのマイルの有効期限
日本人が利用する機会の多いJALとANAのマイルの有効期限について説明していきます。
JALのマイルの有効期限
JALのマイルの有効期限は、搭乗日より36か月後の月末です。例えば、8月1日にJALグループ便に搭乗した場合のマイルは、3年後の8月末まで有効となります。参考までに、マイル有効期限は日本時間が基準です。
マイルの有効期限は、JALのホームページに会員ログインして確認可能。もしくは、ためたマイルを毎月チェックできる「マイル実績付きJALニュースメール」に登録して確認することもできます。
ただし、「JMBダイアモンド/JGCダイアモンド」または「JGCプレミア」のカードを持っていれば、マイルの有効期限はなく、その会員資格を持つ限りは、無期限でマイルをためられます。
ANAのマイルの有効期限
ANAのマイルの有効期限は、利用した月から数えて36ヵ月後の月末までです。例えば、5月23日に利用した場合、3年後の5月末まで有効となります。
ためたマイルの有効期限はANAのホームページに会員ログインして確認可能。ほかにも、月1回配信される「ANAメールマガジン」にもマイル残高が記載されています。また、電話で確認した場合は、「ANAマイレージクラブ・サービスセンター」へ問い合わせると、マイルの残高と有効期限を教えてもらえます。
ただし、ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー期間中、マイルは失効しません。
マイルの有効期限が気になる方は有効期限のないポイントを利用する手も

マイルの有効期限を気にせずに、使いたい時にマイルを使えるようにする方法として、有効期限のないポイントをマイルに変えるという方法があります。
例えば、セゾンのカードでは有効期限のない永久不滅ポイントがたまります。永久不滅ポイントなので、必要なマイル数に相当するポイントがたまるまで交換しなければ、マイルの有効期限が切れる心配はありません。マイルを使いたいタイミングで、永久不滅ポイントからマイルへ変更すればよいのです。
永久不滅ポイント200ポイントでJALの500マイル、ANAの600マイルに交換可能です。
セゾンの「Netアンサー/アットユーネット」へログイン後、マイレージバンクの登録情報を入力し、手続きを行うだけで簡単に交換できます。ポイント交換手続き後、3~4週間ほどでマイル口座に交換したマイル数が反映されます。
マイルがたまるセゾンのおすすめクレジットカード3選
有効期限を気にせずに、効率的にマイルをためたいという方にはセゾンのカードがおすすめです。セゾンのカードの中で、下記の3券種は、マイルをためている方に特におすすめのクレジットカードです。
・MileagePlusセゾンカード
・MileagePlusセゾンゴールド
・セゾン・ゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
それぞれのカードの特徴やおすすめのポイントを紹介していきます。
MileagePlusセゾンカード
マイルをためたいが、カードの年会費は抑えたいという方におすすめのカードです。
年会費は1,650円(税込)。オンラインから申し込みをすると、審査結果メールが到着した日の翌日から最短3営業日で発行可能です。
たまるマイルはユナイテッド航空のマイルですので、ANAなどスターアライアンスに加盟している航空会社の特典航空券と交換可能です。また、マイルの有効期限もありません
通常でもカード利用金額1,000円(税込)につき5マイルがたまりますが、追加年会費5,500円(税込)で「マイルアップメンバーズ」に登録すると、たまるマイルは3倍となり、1,000円(税込)につき15マイルがたまるようになります。
「マイルアップメンバーズ」への登録がどれほどお得なのか、例を挙げてみてみましょう。
カードを月に5万円利用したとすると、年間60万円の利用で、通常なら3,000マイルたまります。しかし、「マイルアップメンバーズ」に登録すると9,000マイルもためることができ、その差は6,000マイルです。ユナイテッド航空のマイルは5,000マイルから日本国内の特典航空券と交換できるので、マイルアップメンバーズに登録して、日常生活の支払いをカードでするだけで、一年もせずに特典航空券と交換できるほどにマイルをたためることができます。
しかも、特別提携加盟店の利用で1,000円につき5マイルのボーナスマイルがたまり、国際ブランドをアメックスにすれば、2年目以降年会費請求月にサンクスマイルとして500マイルプレゼントされます。
また、旅行の機会が多い方に嬉しい、最高3,000万円の海外旅行保険が付帯します。
MileagePlusセゾンゴールドカード
マイルを効率的にためつつ、家族で旅行することの多い方におすすめのカードです。
年会費は22,000円(税込)。オンラインから申し込みすると審査結果メールが到着した日の翌日から最短3営業日で発行できます。
マイル還元率は最大1.5%(1,000円(税込)につき15マイル)です。有効期限のないユナイテッドのマイルがたまり、特別提携加盟店の利用で1,000円(税込)につき5マイルのボーナスマイルがたまります。たまったマイルはユナイテッド航空のほか、ANAなどスターアライアンスに加盟する26の航空会社の特典航空券と交換できます。
最高5,000万円補償の海外・国内旅行傷害保険が付帯します。さらに家族も最高1,000万円まで補償を受けられます。家族旅行の際、家族の人数分の旅行傷害保険をかけるとなるとかなりの出費になりますが、このカードを一枚持っておくだけで、安心して家族旅行を楽しめます。また、国内空港ラウンジ無料利用の特典も付帯しています。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
有効期限を心配せずにJALのマイルを効率的にためたい方におすすめのカードです。
初年度の年会費は無料、2年目以降11,000円(税込)です。オンラインから申し込みすると審査結果メールが到着した日の翌日から最短3営業日で発行できます。
通常1,000円(税込)で1ポイント(約5円相当)がたまるところが、このカードなら常にポイントが1.5倍、海外での利用だとポイント2倍、オンラインショッピングでポイント最大30倍とポイントをためやすいのが特徴です。
たまるポイントは、永久不滅ポイントなので、マイルがたまるまで交換しなければ有効期限を心配する必要はありません。マイルを使いたいタイミングで、永久不滅ポイントからマイルへ変更すればよいのです。
最高5,000万円補償の海外・国内旅行傷害保険が付帯します。家族も最高1,000万円の補償付きなので、家族旅行も安心です。
海外空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス(通常年会費469米ドル/プレステージ会員)」を年会費11,000円(税込)で利用でき、国内ラウンジの利用は無料になるほか、空港の手荷物無料宅配、コートお預かりサービス優待などが付帯しています。
よくある質問
Q1 有効期限のないマイルは存在するの?
有効期限のないマイルは存在します。しかし、デルタ航空とユナイテッド航空のマイルのみで、数は多くありません。
Q2 JALのマイルの有効期限は?
JALのマイルの有効期限は、搭乗日より36か月後の月末です。例えば、8月1日にJALグループ便に搭乗した場合のマイルは、3年後の8月末まで有効となります。
Q3 ANAのマイルの有効期限は?
ANAのマイルの有効期限は、利用した月から数えて36ヵ月後の月末までです。例えば、5月23日に利用した場合、3年後の5月末まで有効となります。
有効期限のないマイルのまとめ
有効期限のないマイルがたまるのは、今のところ、デルタ航空とユナイテッド航空の2社のみです。しかし、有効期限のないポイントをANAやJALのマイルに交換することで、有効期限を気にせずにマイルをためられます。
また、マイルの有効期限を気にせずに、使いたい時にマイルを使えるようにする方法として、有効期限のないポイントをマイルに変えるという方法があります。
MileagePlusセゾンカードやMileagePlusセゾンゴールドカード、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードといった、有効期限を気にせず、効率的にマイルをためられるカードを利用することで、いち早く目標のマイルをためて、お目当ての特典航空券に交換できるようになります。