更新日:
|公開日:
学生が海外旅行にクレジットカードを持って行くべき理由

海外旅行の際には、クレジットカードを持っていると多めの現金を持ち歩く必要もなく、両替の手間や手数料もかからないため、必需品となってきております。
今回は、大学生が初めて海外旅行用のクレジットカードを作る際に、「必要な知識」をご紹介していきたいと思います!
Contents
記事のもくじ
クレジットカードは、海外旅行でなぜ必要なのか?

「海外旅行でクレジットカードが必要」というのはよく聞きますが、なぜ必要なのかはご存じでしょうか?
慣れない土地では金銭面以外においても、様々な場面でクレジットカードが役立つときがあります。
・旅行時に、身分証明書代わりになること
・海外旅行傷害保険が付帯していること
・現地通貨への両替の手間や手数料がかからない
そこで、特に学生の方が持参すべき理由をまとめましたので、確認していきましょう
海外旅行保険が必須
事前に分かれば良いのですが、いつどのようなトラブルに合うのか分かりません。万が一、食事や飲料水が体に合わず、腹痛などの病気になったり、事故などでケガをした場合、日本の保険証が使用できないため、数十万円~数百万円の診療費・治療費が必要になるケースがあり、海外の医療機関で治療を受ける場合、日本と海外では医療制度が異なるため、日本と比べて高額な医療費を支払わなければならない場合があります。
以下は、虫垂炎手術の費用の一例です。
アメリカ(ホノルル) | 3,000,000円 |
中国(北京) | 77,800~1,556,000円 |
イギリス(ロンドン) | 945,000円~1,350,000円 |
オーストラリア(ゴールドコースト) | 800,000円 |
参考:日本 | 600,000円 |
項目 | 内容 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 傷害で亡くなったり後遺症が残った場合 |
傷害・疾病治療 | ケガや病気になってしまった場合 |
賠償責任 | 他人に危害を加え、物損を起こしてしまった場合 |
携行品損害 | 持ち物の紛失や破損・盗難にあった場合 |
救援者費用 | 入院などで家族など誰かに来てもらう必要がある場合 |
海外旅行傷害保険を利用するには、以下の2つのパターンがあります。
1:海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを用意する
2:保険会社の海外旅行保険に加入する
掛け捨ての保険に入るのも1つの手です。ただ、海外旅行傷害保険が付帯になっているクレジットカードを持っていると、そのカードを持っているだけで範囲内の保険料を受けとることができます。
具体的な利用方法や補償内容、病気やケガの程度、携行品損害などは、シーンにより異なります。
詳細な補償内容や条件は、事前にカード会社に問い合わせて、必ず確認をしておきましょう。
クレジットカードは2枚以上が安心

海外旅行に行く際には、「クレジットカードを2枚以上、できれば2つ以上のブランドを用意する」ことをおすすめします。
クレジットカードの「ブランド」とは、「VISA」や「アメリカン・エキスプレス」「Master」「JCB」といった国際ブランドのことを指します。
では、具体的になぜ2枚以上用意したほうがよいのでしょうか。
(1)紛失してしまった
海外旅行時は不慣れなことの連続です。うっかり忘れ物や落とし物をしてしまうケースは少なくありません。
しかし万が一1枚を紛失してしまっても、もう1枚あれば安心です。
(2)盗難に遭ってしまった
旅行先にもよりますが、外国人観光客はターゲットとして狙われやすく、盗難トラブルに巻き込まれやすいのが現実です。なお、盗難トラブルは非常に多く、一般社団法人海外法人安全協会も注意喚起を行っています。
参考:「旅行先のトラブル事例と対策」
こちらも紛失同様、もう1枚あると安心です。また、お財布を2つに分散させるなど盗難リスクに備えましょう!
もし紛失・盗難に遭ってしまったら
あわてず、すぐにカード会社に連絡をしましょう。不正利用防止のため、カードを使用できない状態にします。
カード契約時に「海外にいる場合の緊急連絡先」を掲載している場合が多いので、事前にチェックしておきましょう!
(3)限度額を超えてしまった
クレジットカードは、1枚ごとに限度額が設定されています(家族カードを除く)。
限度額を1円でも超える場合、カードは利用できません。
そんな時、複数のクレジットカードを持っておくと安心です。
※同じカード会社が発行するカードの場合、限度額が合算されるケースもありますので、注意してください。
(4)利用できないブランドだった
お店によって、利用できるブランドが限られている場合があります。
しかし、複数のブランドのクレジットカードを持っておくと、利用できるお店の幅が広がります。
カードブランドについては、クレジットカードの国際ブランドや種類の違いを徹底解説!!
の記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。
現金を持ち歩くことの危険性
海外で日本人が巻き込まれるトラブルは、窃盗や強盗、詐欺など金品や携行品が奪われる被害がもっとも多く、すべての事件・事故総件数の約4割を占めています。
(外務省 海外安全ホームページ「外務省邦人援護統計」より)
見知らぬ土地で多額の現金を持ち歩くことは、盗難や紛失のリスクを考えると避けたほうが賢明です。手持ちの現金は少な目に、食事・お買い物にはクレジットカードを利用して、思う存分旅行を楽しみましょう!
両替の手間と手数料を省く
海外旅行でクレジットカードが必須となる理由の1つに、「両替の手間と手数料が省ける」ということが挙げられます。
制限時間のある海外旅行。時間のロスはなんとしても避けたいものです。
必ず近くに両替所があるとは限りませんし、あったとしても行列ができているかもしれません。
さらに、日本円を外貨に両替する場合、外貨にする際も日本円に戻す際もどちらも手数料が発生します。
帰国時の為替レートによっては、大きな損失が生まれてしまうこともあります。
しかし、クレジットカードを持っていると、両替をする必要もなく、決済時に手数料がかかることもありません。
詳しくは、「海外旅行にクレジットカードが必要な理由」で紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。
学生向けクレジットカードの選び方
学生向けクレジットカードの選び方ではどのカードを選べば良いのでしょうか?
前述のような充実したサービスが付与されたカードの場合、年会費が高額というケースも少なくありません。
その為、学生の方がクレジットカードを選ぶポイントとしては、下記を目安に選んでいただくと良いでしょう。
・学生でも申し込める(重要)
・年会費が無料もしくは安い(重要)
・海外旅行保険が付帯(重要)
・ケガや病気における保険が充実している(重要)
・ポイントが貯まりやすい
そこでみなさんにおすすめしたいのが、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」です。
このカードは海外旅行傷害保険が付帯されており、海外・国内旅行中の事故について最高5,000万円(死亡・後遺障害保険金額)まで補償してくれるだけでなく、
ご家族も海外・国内最高1,000万円の補償対象となります。
海外旅行では、ケガや病気などのトラブルがあった際、日本と比較すると医療費が高騰するケースが少なくありません。そんな時のために充実した旅行傷害保険サービスが付帯されていると安心です。
もうひとつ、保険の中で特徴的なのは飛行機遅延も補償対象となっており、遅延の乗継費用や欠航・搭乗不能、さらに預けた手荷物の遅延も対象となっています。
さらに、手荷物無料宅配サービスや海外用Wi-Fiレンタルサービス、各種サービスの優待など、非常に充実したサービスが受けられます。
また、このカードではJALのマイルをお得に貯められる「SAISON MILE CLUB」へお申し込みいただくことが可能です。1,000円のご利用で10マイルが貯まるうえ、優遇ポイントとして永久不滅ポイントが2,000円で1ポイントを貯めることができるので、人気のサービスとなっております。登録期間内の移行上限マイルも150,000マイルとなっているため、しっかりとマイルを貯めたいという方にはおすすめのサービスです。
※別途登録が必要です。
より詳しい情報を知りたい方はこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
参考:JALのマイルをお得にためるにはSAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)がお得!登録方法とため方まとめ
まとめ
学生が海外旅行に行く際は、様々な想定されるトラブルのことを考えてクレジットカードを持参していただくのがおすすめです。カードブランドや付帯サービスなどご自身にあったカードを選択して、楽しい海外旅行にしましょう。