スマホで明細確認!

アプリ「セゾンPortal」
ダウンロードはこちらから

QRコード
今すぐ無料ダウンロード

「セゾンカードLINE公式アカウント」友だち追加はこちらから

LINE ID
@saisoncard
QRコード

LINEで友だちになる

電気料金を安くするには?電気料金の計算方法とプラン見直しのコツ

近年、電気料金の値上がりが続いています。背景にはコロナ禍による経済の低迷や戦争の影響、円安などさまざまな原因があげられます。NHKの最近の報道(2022年8月31日)によれば、東京電力管内の平均的な家庭の電気代は、2021年10月分の電気料金は7,238円でしたが、2022年10月には9,126円となり、じわじわと値上げが続いている状況です。また日銀が9月13日に発表した2022年8月の国内企業物価指数では、電力・都市ガス・水道の物価上昇率は、前年同月比で33.4%に達しました。
日本では2016年、電気の小売業への参入が全面自由化されました。これにより、大小さまざまな電力会社から自由に選ぶことができるようになりました。電力会社によってプランや料金体系が用意されているので、現在契約している電力会社のプランよりも、ライフスタイルや価値観にフィットした電力会社が存在するかもしれません。そして、最適な電力会社に乗り換えることで、電気代の節約につなげることができます。
この記事では、毎月支払う電気料金がどのように計算されているかという内訳や、電気料金プランを見直すときのポイントについて解説します。

電気料金計算の仕組みを知ろう

毎月、何気なく支払っている電気料金ですが、電気料金は基本的に、以下の計算式で算出されています。

電気料金の計算式(1ヵ月分料金)
(1)基本料金(2)電力量料金(3)燃料費調整額(4)再生可能エネルギー発電促進賦課金

では、それぞれの内容について、もう少し詳しく解説しましょう。

(1)基本料金
電気使用量の多い少ないに関わらず、毎月必ずかかる固定料金です。設備費や人件費といった、電力の安定供給を維持するために発生する料金といえます。
電力会社によって、基本料金の決め方には「アンペア制」と「最低料金制」の2つのタイプがあります。

(2)電力量料金
毎月使用した電気の使用量に応じてかかる料金です。使用量が少なければ料金は安くなり、使用量が多ければ料金は高くなります。

電力量の料金は
「各電力会社の定めた1kWh(※1)の単価」×「使用した電力量(kWh)」
で、従量制で計算されます。
また新電力では、電力量料金の単価が3段階で設定されている場合もあります。

(3)燃料費調整額
発電に必要な燃料(原油・天然ガス・石炭など)のコスト変動を電気代に反映させるための料金で、飛行機の燃油サーチャージのようなものです。電力会社によってレートは異なります。
また、燃料費調整額の単価は毎月変動します。日本の発電に使われる燃料は多くを輸入に頼っているため、輸入価格や為替レートによるコスト変動などで、燃料の値段が上がれば燃料費調整額も上がり、逆に下がれば燃料費調整額も下がることになります。
ちなみに、東京電力の2022年10月の燃料費調整額は、低圧(個人向け)で8.07円/kWh、高圧(法人向け)で7.80円/kWhとなっています。

(4)再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)
CO2排出量削減を目的に、日本の再生可能エネルギー発電に普及を促進させるため、電気料金に上積みされている税金です。単価は毎年度定められ、電力会社ごとに税額の違いはありません。
ちなみに、2022年5月分~2023年4月分の再エネ賦課金は、3.45円/kWhとなっています。

(※1)kWh(キロワットアワー)。1キロワット(1000W)の電力を1時間(h)消費したときの電気量。

電気料金を節約するには?

経済産業省・資源エネルギー庁の「日本のエネルギー2021年度版」によれば、電気料金は原油価格の下落などにより2014~2016年度は低下しましたが、再び上昇傾向にあります(※2)。当然ですが、今までと同じ分だけ電気を利用すると、より多くの電気代がかかることになります。
電力量料金は使用量によって金額が決まるものなので、電気の消費量が少なくなれば電力量料金も安くなります。少しでも電気代を節約したいなら、電気の使い方を見直すのも一つの手段として有効です。

(※2) 経済産業省・資源エネルギー庁「日本のエネルギー 2021年度版」

身近な節電方法

身近な節電方法をいくつか紹介しましょう。ライフスタイルを少し変えるだけで、電気料金を節約することが可能です。
環境にもやさしいので身近なエコを心がけることは地球の未来のために大切なことだといえるでしょう。

身近な節電方法(1) こまめにスイッチを消す
使用しない時間帯に照明やテレビなどのスイッチを消すのは、節電の基本中の基本といえます。
ただしエアコンなどは、起動するたびに大きな電力を必要とするので、逆効果になる場合もあります。注意しましょう。

身近な節電方法(2) エアコンは設定温度を意識する
エアコンは、夏の冷房時の室温は28℃、冬の暖房時の室温は20℃を目安にするのが節電に良いと推奨されています。
なお、冷房・暖房はあまり頻繁にスイッチを付けたり消したりし過ぎるのは逆効果とされていますが、部屋が長時間無人になる場合などは、必要に応じたオン・オフを心がけましょう。
そのほか、フィルターの掃除を行うことでエアコンの吸気量(吸込みの風量)を改善したり、カーテンやブラインドなどで熱の出入りを遮断することも有効です。

身近な節電方法(3) 冷蔵庫は無駄な開閉をやめる
冷蔵庫は、扉を開けている時間が長いと庫内温度が上がってしまうので、無駄な開閉はやめましょう。また、季節ごとに庫内の設定温度を調整するのも良いでしょう。また、収納の仕方に工夫を凝らしましょう。冷蔵室は冷気の吹き出し口をふさがないコの字収納がおすすめ。また冷凍室は、引き出し式の場合は上から見やすいように縦に収納したり、かごやコンテナを使って整理するなど、開閉時間を短くする収納を心がけることで節電ができます。
また、古くなったドアのパッキンは交換すると冷蔵の効率が上がります。

身近な節電方法(4) 古い電化製品を買い替える
長年使っている古い電化製品は、消費電力量が多く、電気代が高くなる場合があります。
新しい電化製品はいわゆる「省エネ家電」と呼ばれるものが多く、買い替えることで消費電力の減少につなげることができます。

プラン見直しで節電につなげよう

電気代の節約には、上記のようにさまざまなテクニックがあります。さらに、いま契約している電力会社のプランよりも、基本料金や電力量単価の安い電力会社のプランに変更すれば、節電について気にすることなく、電気代の節約が可能になります。

プランに合わせた家電利用
電力自由化によってたくさんの会社が電力事業に参入したことで、電気料金が安くなる時間帯が設定されたプランが多く登場しています。一例が、夜間に電気代が割安になるようなプランです。
働き方改革などの影響により、働き方が多様化し、さまざまなライフスタイルで生活している人がいます。プランを見直してあなたの暮らしにあったプランへの変更や、生活する時間帯にあった電気消費電力プランを選択するなど、比較してみると良いでしょう。

例えばこんなテクニック!夜間の電気料金を有効利用
夜間に食洗機をセットしたり、電気温水器でお湯を作ったりするなど、割安になる夜間の電気料金を利用すると、料金面で大きなメリットがあります。特にオール電化住宅は、その恩恵を受けやすいと言われています。

こんな人は電力会社やプランを見直そう!
電力会社の見直しにはいくつかタイミングがあります。以下のような人は、電力会社やプランを見直すと、電気代が節約できる可能性があります。

  • 結婚や出産、リモートワークの導入など、ライフスタイルに変化があった人
  • 契約時から一度も、電気代のプラン変更をしていない人
  • 引っ越しを控え、環境やライフスタイルが変わる人
  • 夜型の生活をしていて深夜まで起きている人

自身のライフスタイルに合った電力会社・料金プランを探そう!

高騰する電気代の対策をあげてきましたが、当てはまるものはありましたか?今や電力会社は非常に多く、プランも多岐にわたっています。「電力プランの変更に興味はあるけど、どんな基準で、どうやって選べばいいか分からない」と悩んでしまう人も少なくないと思います。

電力会社・プランを選ぶときの注意点

電力会社・プランを選ぶときは、トータルな視点で選ぶことが重要です。
例えば、ただカタログ上の数字やキャッチコピーだけで「料金が安くなる」と思って契約しても、期待したほど安くならない場合もあります。なぜなら、季節や時間帯など利用時間によって電気料金の単価が変わるプランもあるため、ライフスタイルや電気の使い方によっては、かえって電気代が高くなってしまうケースもあるからです。世帯人数や、もっとも多く電気を使う時間帯といったライフスタイルを考慮し、その中で最適なプランを選びましょう。

電力会社・プラン選びなら「電気料金診断」

電力会社・プラン選びをしたいとき、非常に便利なサービスが、セゾンカードの「電気料金診断」です。
この「電気料金診断」は、複数の電力会社を比較して、電気料金をシミュレーションしながら見直すことができるサービスです。そのメリットを紹介しましょう。

電気料金診断のメリット(1) セット割引を比較できる
電気だけでなく、ガスやインターネット、携帯電話会社など複数の会社のセット割引を比較します。その中で、おトクなプランを選べます。

電気料金診断のメリット(2) ライフスタイルに合ったプランを選べる
電力会社・プランの時間帯により、料金が違うプランがあり、自分のライフスタイルに合わせた分を選ぶことができます。

電気料金診断のメリット(3) 電源構成
再生可能エネルギー(太陽光や風力、水力、地熱、バイオマス発電)、FIT電気(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)など、発電手段がエコなプランを選ぶことができます。

電気料金診断のメリット(4) 操作が簡単
電気料金診断では、電力比較サイト「エネチェンジ」のシミュレーターが利用できます。居住地域や世帯人数、在宅状況、現在契約している電力会社やプラン、その月の電気代といった必要事項を埋めていくだけで、乗り換えにおすすめなプランの候補を掲示してくれ、簡単に比較・検討できます。

電気料金診断のメリット(5) そのまま申し込める
電気料金診断で比較検討したプランは、サイトからそのまま申し込むことが可能です。(エネチェンジと代理店契約を結んでいる電力会社について)。

電気料金診断のメリット(6) 安心のサポート
専門スタッフのサポートが受けられるので、電力会社やプランの選択や切り替え手続きなどを無料でサポートしてくれます。

電気料金診断のメリット(7) お得なキャンペーンあり
昨日会社独自のキャンペーンに加え、さらにお得になる限定キャンペーンもあります。
なおセゾンカード会員様限定で、特典対象の電力会社へのお申し込みで、もれなくAmazonギフトカード1000円分がプレゼントされます。

電気料金診断についての詳細は、こちらのサイトをご参照ください。

まとめ

一年で夏と冬の時期は、冷暖房の需要が増加することにより、特に電力消費が多くなる季節です。高騰する電気代は、少しでも節約できれば嬉しいものです。そんなとき「電気料金診断」のシミュレーションを利用すれば、電力会社・プランの乗り換え先を簡単に調べることができます。今まで面倒そうだと敬遠していた人も、この機会に、電力会社・プランの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。