スマホで明細確認!

アプリ「セゾンPortal」
ダウンロードはこちらから

QRコード
今すぐ無料ダウンロード

「セゾンカードLINE公式アカウント」友だち追加はこちらから

LINE ID
@saisoncard
QRコード

LINEで友だちになる

【2024年最新】窓リフォームに利用できる補助金・助成金とは?

窓をリフォームする際、補助金を利用できるのをご存じですか。例えば、先進的窓リノベ事業では先進的な断熱性能の窓に交換するリフォームに対して高い補助額で重点的に支援を行っています。
具体的には、令和5年11月29日に成立した令和5年度補正予算に、住宅の省エネ化への支援を強化するための補助制度が盛り込まれ、2023年の実施している「住宅省エネ2023キャンペーン」の約3,000億円を4割近くも上回る4,215億円となりました。このうち、環境省が実施する「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」では、1,350億円もの予算で、高い断熱性能を持つ窓への改修を促進する動きとなっています。
ただし、補助金には上限があるので注意が必要です。また補助事業者として申請手続を行ったリフォーム事業者との工事請負契約等が必要で、工事請負契約等が結ばれない工事は対象外となっているので注意が必要です。

今年の先進的窓リノベ事業の「住宅省エネ2023年キャンペーン」は、12月10日時点における戸建用の予算が85%まで利用されています。多くの方がうまく補助金や助成金を利用して、お得に窓のリフォームを実現しています。

この記事では、窓リフォームに利用できる補助金・助成金、国と地方自治体別の詳細、申請方法や利用時の注意点を解説します。窓リフォームの補助金・助成金について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

水回り・内装・外装・外構などのリフォームに「セゾンのリフォームローン」

窓リフォームに利用できる補助金・助成金とは?

世界中で地球温暖化への取り組みが実施されていますが、家庭でできる取り組みについて考えてみたことはありますか?
「電気をこまめに消す」「省エネタイプの家電に変える」ことなどは身近な地球温暖化への取り組みとし浸透してきています。特に光熱費が節約できる場合は家計負担が減るメリットもあるため、検討する方も多いでしょう。

しかし、断熱効果を高めるために、「窓をリフォームする」、という方法もあることを検討されたことはあるでしょうか?
窓のリフォームでは、経年劣化した部分の「修繕や補修」を中心に考える方が大半ではないでしょうか。しかし、住宅の性能は日々向上しており、リフォームによって「住宅性能を向上」させる効果が期待でき、室内を快適に保つことが出来れば、これが節電にもつながります。
例えば、窓をリフォームした場合は、結露や断熱、防音などの対策によって住環境の向上を図ることができるほか、防犯・防災対策によって安全性の向上させることが出来ます。
ただし、窓のリフォームにはある程度の費用がかかるため、本当はすぐにでもリフォームしたいけれど、修繕や補修で今は我慢しておこう、とリフォームを先延ばしにしてしまったりすることもあるでしょう。しかし、窓のリフォームには補助金や助成金を利用して費用負担を軽減しながら直せる場合があります。

すべての窓リフォームに対して補助金・助成金が出るというわけではありませんが、一定の要件を満たすことで補助金・助成金を利用し、お得にリフォームすることが出来ます。窓リフォームに対して補助金・助成金が出る背景には、地球温暖化対策の一部として、我が国のエネルギー消費量の約3割を占める建築物分野における取組が急務とされていて、性能が高い住宅を普及させることを目標に掲げていることが挙げられます。

建築物省エネ法の改正

建築物省エネ法は、2022年に改正の公布があり、公布から3年以内(2025年)の施行が予定されています。
改正建築物省エネ法では、建築主は建築物のエネルギー消費性能の一層の向上を図るように努めなければならないこととされました。
具体的には、2025年以降のすべての新築住宅については、省エネ基準「耐熱等級4以上」の適合が求められており、既存住宅の性能を向上させる観点からも中古住宅のリフォームを積極的に支援しているという流れです。
耐熱等級4とは、1999年に制定された基準で、2022年3月までは国土交通省の定める最高水準でした。多くのハウスメーカーや住宅会社で高断熱と表現する場合の基準となるのが耐熱等級4以上です。

参照:国土交通省|建築物省エネ法について

窓リフォームに利用できる国の補助金・助成金

窓のリフォームを実施した場合に利用できる補助金・助成金として、以下の2つが挙げられます。

✔ 先進的窓リノベ事業
✔ 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
 
それぞれの補助金・助成金について詳しく見ていきましょう。

先進的窓リノベ事業

先進的窓リノベ事業とは、既存住宅の窓の高断熱化を促進するための改修にかかった費用の一部に対して利用できる補助金です。先進的窓リノベ事業の詳細は、以下のとおりです。

対象者
  • 住宅を所有する個人またはその家族
  • 住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人
  • 賃借人
  • 集合住宅等の管理組合・管理組合法人
対象となるリフォーム工事
  • ガラス交換
  • 内窓設置
  • 外窓交換
対象期間

契約日:2022年11月8日~遅くとも2023年12月31日まで
交付申請:2023年3月31日~予算上限に達するまで

補助上限額
  • 補助上限:5~200万円/戸
  • ガラス交換:4,000円~4万8,000円
  • 内窓設置:3万円~12万4,000円
  • 外窓交換:5万1,000円~18万3,000円

対象製品を用いたリフォームで、補助額が5万円以上である場合に限定されている点に注意が必要です。
令和5年度補正予算案には、先進的窓リノベ事業の後継事業である「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業」が盛り込まれています。
先進的窓リノベ事業の予算が上限を迎えたり、期間が終了したりした場合は、その年の補助金を利用できませんが、住宅省エネ2023年キャンペーンの後続キャンペーンとして2024年も実施が予定されており、受け付けは2024年3月下旬を予定とのことなので、2023年のキャンペーンが終了した場合は、次のキャンペーンまで待ったほうが良いでしょう。

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

既存住宅における断熱リフォーム支援事業とは、戸建住宅やマンションなどにおいて、断熱工事を実施する際にかかった費用の一部に対して利用できる補助金です。既存住宅における断熱リフォーム支援事業の詳細は、以下のとおりです。

対象者
  • 個人の所有者または個人の所有予定者
  • 賃貸住宅の所有者(個人・法人どちらも可)
  • 管理組合の代表者


対象となるリフォーム工事

省エネ効果(15%以上)が見込まれる改修率を満たす高性能建材(断熱材、窓、ガラス)を用いた既存住宅の断熱リフォーム工事
(居間だけのリフォーム工事も対象)

対象期間

2023年9月4日~2023年12月8日(または予算到達)

補助上限額

対象経費の3分の1以内
【戸建住宅】

  • 補助上限:120万円/戸(玄関ドア5万円を含む)

【集合住宅】

  • 15万円/戸

戸建住宅の場合は、蓄電システムや蓄熱設備、熱交換型換気設備などを導入すれば、さらに補助金を受けられます。断熱リフォームに加えてこれらの設備を導入したい方は、既存住宅における断熱リフォーム支援事業を利用すればお得に導入できるでしょう。

参考:国土交通省|住宅リフォームの支援制度

【地方自治体別】窓リフォームに利用できる補助金・助成金

補助制度は、2種類あります。1つは国が実施する制度、もう1つは地方公共団体が実施する制度です。
実施元が同じ場合は併用できませんが、国と都道府県、国と市区町村のように実施元が異なる場合は併用できる場合があります。併用できればよりお得にリフォームを行えるでしょう。
各自治体が実施している補助金や助成金については、都道府県や住宅リフォーム関連の業界団体が、住宅リフォームの推進に向けた事業を展開している「一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会」のホームページで調べることが出来ます。
ただし、情報が更新されていない可能性があるため、各自治体に確認することをおすすめします。

次に代表的な自治体の補助金・助成金をいくつか例をあげてご紹介します。( 2023年12月時点)

東京都

東京都文京区では、断熱窓設置費助成を実施しています。助成金の詳細は、以下のとおりです。

東京都文京区の断熱窓設置費助成
対象者

以下のいずれかに該当する方

  • 区内の住宅(個人名義のみ対象)で自ら所有または居住する者
  • 区内の分譲住宅の管理組合
対象となるリフォーム工事

省エネルギー設備の設置

対象期間

設備設置日:2023年11月1日~2024年1月31日
申請期間:2023年12月1日~2024年2月29日

補助上限額

助成対象経費の実支出の5分の1以内(上限30万円)

神奈川県

神奈川県湯河原町では、住宅リフォーム助成金を実施しています。助成金の詳細は、以下のとおりです。

神奈川県湯河原町の住宅リフォーム助成金
対象者
  • 湯河原町内にある住宅(マンションの場合は専有部分のみ)
  • 対象工事を行う住宅の居住者
  • 申請者および同一世帯員が町税等を滞納していない
  • 同一の対象物件に関し、この補助金の交付を受けていない
  • 暴力団員ではない
対象となるリフォーム工事
  • 対象物件の補修、改善、改修などの工事費が20万円以上
  • 町内業者による施工
対象期間

2024年3月31日までに申請書を提出
2024年9月30日までに完了報告書を提出

補助上限額
  • 住民登録が町内にある:10%を助成(上限10万円)
  • 住民登録が町内にない:5%を助成(上限5万円)

埼玉県

埼玉県熊谷市では、熊谷市住宅リフォーム資金助成金を実施しています。助成金の詳細は、以下のとおりです。

埼玉県熊谷市の住宅リフォーム助成金
対象者
  • 住宅リフォームを実施した熊谷市内の住宅に居住している
  • 対象住宅の所有者または2親等以内の親族が所有する住宅
  • 市税に滞納がない
  • 過去にこの補助金の交付を受けていない住宅
  • 建築基準法等各種法令に違反していない住宅
対象となるリフォーム工事
  • 市内に本店・支店・営業所がある事業者が行う改修工事
  • 工事費用が20万円以上
  • 工事が完了している
  • 支払いが完了している
  • 市で実施している他の住宅改修補助を受けていない工事
対象期間

2023年4月1日~2024年6月30日
工事完了日の翌日から起算して90日以内

補助上限額

対象工事費用の5%相当額(上限10万円)
「まち元気」熊谷市商品券により交付

愛知県

愛知県岡崎市では、岡崎市住宅用地球温暖化対策設置費補助金を実施しています。さまざまな設備への補助金を実施していましたが、2023年度分の予算は上限に達しており、現在は受け付けていません。
 
補助金の詳細は以下のとおりです。

愛知県岡崎市の岡崎市住宅用地球温暖化対策設置費補助金
対象者
  • 自ら居住し、所有する市内の戸建住宅
  • 自ら対象設備を購入、設置する者
  • 岡崎市税を滞納していない
  • 暴力団員ではない、暴力団員と密接な関係にない
対象となるリフォーム

窓断熱工事
太陽光発電システムおよび家庭用エネルギー管理システムを同時に設置

対象期間

2023年度分の予算は終了

補助上限額

補助対象経費の5%相当額(上限5万円)

大阪府

大阪府堺市では、堺市住宅・建築物断熱改修等補助金を実施しています。補助金の詳細は、以下のとおりです。

大阪府堺市の堺市住宅・建築物断熱改修等補助金
対象者
  • 対象不動産の所有者
  • 市民税、固定資産税などの完納者


対象となるリフォーム工事

窓の断熱改修などの断熱改修工事
市の補助を受けた耐震改修工事と同時に実施

対象期間

記載なし

補助上限額

断熱改修工事費用の3分の2(上限30万円)

福岡県

福岡県久留米市では、住宅リフォーム助成事業を実施しています。2023年度分の第2次受付も行っていましたが、上限に達したので現在は受け付けていません。助成金の詳細は、以下のとおりです。

福岡県久留米市の住宅リフォーム助成事業
対象者
  • 市内に住民登録をしている方
  • 市税の滞納がない方
  • 補助対象住宅に居住している方
対象となるリフォーム工事
  • 市内に事業所を有する事業者の施行する工事
  • 市内に主たる営業の拠点を有する個人事業主が施工する工事
  • 省エネ改修またはバリアフリー回収にかかる工事費が10万円以上
対象期間

2023年度第2次受付分が終了

補助上限額

工事費の50%相当額(上限10万円)

窓のリフォームにおける補助金・助成金の申請方法

窓のリフォームの補助金・助成金の申請に不備があると、補助金・助成金を受けられません。確実に補助金・助成金を利用してお得にリフォームを実施するには、事前に申請方法を把握しておくことが大切です。
 
申請方法は、補助金や助成金によって異なります。代表的な事例として、「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」の申請の流れは以下のとおりです。
 
1.    交付申請
2.    交付決定通知書発行
3.    契約・着工
4.    事業完了(工事完了・支払い)
 
既存住宅における断熱リフォーム支援事業では、交付決定通知日よりも前に工事の契約・着工した場合は補助金を受けられません。ここは重要なポイントですので、忘れないように覚えておく必要があります。事前に利用を希望している補助金・助成金の申請方法を確認してからリフォームに移りましょう。

窓のリフォームの補助金・助成金を申請する際の注意点

窓のリフォームを実施するにあたって補助金・助成金を申請する際は、以下の点に注意が必要です。
 
✔ 適用可否
✔ 書類準備・保管
 
補助金・助成金ごとに、対象者や対象工事などの条件が異なります。窓のリフォーム単体で利用できるものもあれば、他のリフォームを実施した場合に利用できるものもあるため、事前に条件をしっかり確認しておくことが大切です。
 
また、ネットで申請できる補助金もあれば、書面の郵送が必要な補助金もあります。着工後の申請ではなく、着工前に申請が必要なものあるといったように、各補助金・助成金によって必要な準備が異なります。完了報告に必要な書類を紛失した、手続きをしていなかったというトラブルを回避するためにも、書類準備や保管にも注意しましょう。

お急ぎならなら「セゾンのリフォームローン」がおすすめ

窓のリフォームしたいと考えている方の中には、補助金や助成金を利用できるとしても、リフォーム費用が高額で、毎月少しづつ返済したい、という方もいらっしゃいます。
そんなときには「セゾンのリフォームローン」の利用をご検討ください。セゾンのリフォームローンとは、クレディセゾンの提供するリフォーム専用のローンです。

WEBで24時間365日申し込めるので来店による手間を省けます。また、最短2営業日で結果の回答を受けられるため、融資を急いで受ける必要がある方でも安心です。最長25年、最高500万円までの融資を受けられるため、リフォーム資金の準備でお悩みの方は「セゾンのリフォームローン」をご検討ください。

「セゾンのリフォームローン」では、建設業許可を取得しているリフォーム会社であれば、請負会社を自由に選べます。ほかにも「よくある質問」では、リフォームローンに関するさまざまな疑問・質問に回答していますので、ぜひ活用してみてください。

まとめ

窓のリフォームを実施することで、結露や断熱、防音などの対策によって住環境の向上を図ることができます。また、防犯・防災対策によって安全性の向上を図ることも可能ですが、リフォーム工事には多額の費用がかかる可能性があります。
そんなときは、補助金や助成金を利用することで費用負担を軽減できるため、お得にリフォームを実施することが可能です。補助金や助成金の提供元は国と各自治体に分類されますが、提供元が異なるケースでは併用することによってお得にリフォームを実施できます。
補助金や助成金によって利用条件や申請方法が異なるため、どのような補助金・助成金を利用できるのかだけでなく、利用条件や申請方法なども事前にしっかり確認しておきましょう。

※貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
※当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。