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ゴールドカードは複数枚持てる?2枚目のメリットやおすすめのカードを紹介
ゴールドカードを複数持っていると、より多くの優待特典が利用できたり、使い分けによってより多くのポイントを貯めることができたりと便利に利用することが可能です。
枚数分の年会費が必要になるなど注意点もありますが、上手く組み合わせて使い分けができると、それ以上にメリットは大きくなります。
今回は、ゴールドカードを複数枚持つことは可能なのか、複数枚持つことでどんなメリット・デメリットがあるのか解説します。おすすめのゴールドカードも紹介しますので、最後までご覧ください。
ゴールドカードを複数枚持てるのか?
基本的にクレジットカードは複数枚を所有することができ、ゴールドカードを2枚以上所有することも可能です。
ただし、同じクレジットカードを2枚以上所有することは不可能なため、ゴールドカードを複数枚所有するには、別会社のゴールドカードや、同じクレジットカード会社の別のゴールドカードを申し込むことになります。
<ゴールドカードの組み合わせ例>
● A社のゴールドカードとB社のゴールドカード
● A社発行の2種類のゴールドカード
ゴールドカードは一般カードに比べて優待サービスや特典が充実していますが、審査基準が厳しい傾向にあります。
クレジットカードには、それぞれのカードで決められた審査基準があります。申し込みをする前に、どのような申し込み条件があるのか確認してみましょう。
ゴールドカードを複数枚持つメリット
ゴールドカードは1枚持っているだけでもさまざまなメリットがありますが、複数枚持つことで得られるメリットもあります。
● 多くの優待特典を利用できる
● ゴールドカードの付帯保険を合算して補償がさらに充実する
● シーンごとにポイント還元率の高いゴールドカードを選んで利用できる
● 複数の国際ブランドで支払いできる
● 万一のトラブルへの備えになる
それぞれ、どのようなメリットなのか、順番に解説します。
①多くの優待特典を利用できる
クレジットカードに備わっている優待サービスや特典は、カードによって異なります。
同じクレジットカード会社が発行するゴールドカードでも優待サービスや特典は異なります。
例えば、お買物でポイントが貯まりやすいゴールドカードもあれば、ポイントではなくマイルがたまりやすいゴールドカードもあります。
ほかにも特定の店舗でポイント還元率が高くなったり、ホテルやレストランが優待価格で利用できたりと、特典やサービスはそれぞれで異なります。
2枚ゴールドカードを持っていれば、それぞれの特典やサービスを利用できるので、申し込み前に自身に適した特典やサービスがあるか確認してみましょう。
②ゴールドカードの付帯保険を合算して補償がさらに充実する
クレジットカードにもよりますが、海外・国内旅行傷害保険が付帯します。付帯する保険の項目や支払限度額はクレジットカードによって異なりますが、複数のクレジットカードを所有していると同じ内容の項目を合算して補償がアップすることがあります。
死亡・後遺障害保険は最も保険金の高いクレジットカードが適用されますが、疾病治療費用や賠償責任、救援者費用などの別項目の保険金は各保険の合算額が適用されます。
海外だと日本の保険が適用されず、治療費が高額になるため、ゴールドカードが複数枚あることで補償が合算されるのは心強いです。
③シーンごとにポイント還元率の高いゴールドカードを選んで利用できる
クレジットカードは、カード会社やランクによってポイント還元率が異なります。また、付帯している優待サービスや特典によってポイントアップのチャンスがあります。
例えば、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードには、永久不滅ポイントがいつでも国内利用1.5倍・海外利用2倍となる特典があります。一方でSAISON GOLD Premiumは下記のような特典があります。
●コンビニ・カフェ・マクドナルドなどで「最大5%ポイント還元」
●映画料金1,000円など 140万件の優待
●年間50万円ごとにボーナスポイント進呈
このように、ゴールドカードにはそれぞれ適したシーンがあり、複数枚所有することでシーンごとに使い分けることができます。
④複数の国際ブランドで支払いできる
店舗での支払いでは、各店舗で対応している国際ブランドのカードのみ支払いに利用可能です。異なる国際ブランドのゴールドカードを保有していれば、一部の国際ブランドにしか対応していない店舗でも支払いがしやすくなります。
特に海外では一部の国際ブランドしか対応していない店舗も多いので、海外旅行の際には複数の国際ブランドのカードを持っておくと安心です。
⑤万一のトラブルへの備えになる
ゴールドカードを複数枚持っていれば、1枚目のゴールドカードが破損や紛失で使えなくなったときも2枚目で支払いが可能です。
1枚目が破損や紛失に遭った際にはカードの停止や再発行の対応が必要となりますが、クレジットカードが全く使えない状況になることは避けられます。
ゴールドカードを複数枚持つデメリット
ゴールドカードを複数枚持つことで得られるメリットがある一方で、複数枚持つことで生じるデメリットもあります。
● 物理的にカード枚数が増え、管理が必要になる
● 年会費をゴールドカードの枚数分支払うことになる
● 合計の支払い額が思った以上になることがある
● カードを紛失したり盗難に遭ったときの被害額が大きくなる可能性がある
それぞれ、どのようなデメリットなのかしっかりと確認しましょう。
① 物理的にカード枚数が増え、管理が必要になる
これは、当然ともいえますが、物理的にカードの枚数が増えることになります。財布の中身をこれ以上増やしたくないという方にとって注意すべき点となります。
また、自宅に保管するとしても紛失しないように常に管理しておく必要があります。
② 年会費をゴールドカードの枚数分支払うことになる
ゴールドカードは一定の年会費がかかるケースがほとんどです。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは優待サービスや特典を利用でき、年会費以上のメリットを得ることも可能ですが、ゴールドカードを複数枚所有するということは、所有している枚数分だけ年会費を支払うことになります。
③ 合計の支払い額が思った以上になることがある
クレジットカードには利用限度額が設定されています。利用限度額の設定方法は、クレジットカードを作るときの希望額を元に、クレジットカード会社が利用者の収入やカードのランクに応じて決定します。
一般カードに比べてゴールドカードは利用限度額が大きくなっているため、使い過ぎてしまう可能性があります。
④ カードを紛失したり盗難に遭ったときの被害額が大きくなる可能性がある
限度額が大きいということは、紛失や盗難に遭って誰かに不正利用された場合の被害額も大きくなります。
セゾンのゴールドカードには「オンライン・プロテクション(※)」が付帯するため、安心してインターネットショッピングを楽しむことができます。
オンライン・プロテクションは心当たりのないインターネット上での不正利用による被害を補償するサービスです。
不正利用に遭ったときのリスクを抑えられるゴールドカードを選びましょう。
(※)補償を受けるには、以下条件があります。
・当社が実施する調査で不正利用による被害が確認できること
・当社に連絡した日を含めて61日前までさかのぼったご利用分
1枚目・2枚目におすすめのゴールドカード3選
ゴールドカードの複数持ちを考えていて、1枚目、2枚目のカードをどれにするか悩んでいる方もいるかもしれません。
ここからは1枚目・2枚目におすすめのクレディセゾンのゴールドカード3券種を紹介します。それぞれ強みが異なるカードなので、ご自身の重視するポイントに合わせてぜひ検討してみてください。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
メインカードとして特におすすめの普段使いしやすいゴールドカードです。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードには、海外旅行や出張が多い方にうれしい特典が多数付帯します。
● 国内主要空港ラウンジが無料で利用できる
● 国際線利用時の手荷物宅配無料サービス
● 海外空港ラウンジ「プライオリティ・パス」に年会費11,000円(税込)で登録可能
国内1.5倍、海外2倍の永久不滅ポイント優遇もあり、通常カードより多くのポイントを貯めることが可能です。
また、ネットショッピングで身に覚えのない支払いが遭った際にはオンライン・プロテクション*で不正利用された金額が補償されるので、お買物にも安心して利用できます。
年会費は初年度無料、2年目以降は11,000円(税込)ですが、年間1回(1円)以上のカードご利用で、翌年度の年会費が無料となります。
>>詳細はこちら
SAISON GOLD Premium
お買物やエンタメ・レジャーで使える特典の充実したゴールドカードです。映画料金1,000円などをはじめ優待特典は140万件が利用できます。
● 映画料金1,000円など140万件の優待
● コンビニ・カフェ・マクドナルドなどで「最大5%ポイント還元」
● 国内主要空港ラウンジが無料で利用できる
● 年間の利用金額50万円ごとにボーナスポイント進呈
コンビニ・カフェ・マクドナルドなどの対象店舗では、年間利用額に応じたポイント還元があり、最大では5%分の還元が受けられます。日々のお買物で効率的にポイントが貯まります。
年間ご利用金額50万円ごとにボーナスポイント500ポイントのプレゼントもあり、メインカードとして使えば、多くのボーナスポイント獲得も期待できます。
券面には日本初のメタルサーフェスを採用しています。ゴールドカードらしい高級感のある外観もSAISON GOLD Premiumの大きな魅力です。年会費は11,000円(税込)で国際ブランドはVisa、JCB、American Expressが選べます。
>>詳細はこちら
MileagePlus セゾンゴールドカード
普段のお買物でマイルがたまるゴールドカードです。1.5%の還元率でマイルをためることができます(※)。
● 1.5%の還元率でマイルがたまる
● サンクスマイルとして毎年1,500マイルがもらえる
● ユナイテッド航空の航空券購入でボーナスマイルが付与
● 空港ラウンジ「ユナイテッドクラブ」利用パスを毎年1枚進呈
● 国内主要空港のラウンジが無料で利用できる
● 海外・国内旅行傷害保険が利用付帯
サンクスマイルとして毎年1,500マイル、ユナイテッド航空の航空券購入でボーナスマイルなどお買物以外でもマイルがたまる機会が多数用意されています。
国内主要空港のラウンジが無料で利用できるほか、空港ラウンジ「ユナイテッドクラブ」利用パスも毎年1枚進呈されます。年会費は33,000円で国際ブランドはVisa、Mastercard(R)、American Expressが選べます。
(※)年間上限75,000マイルまで1.5%、上限を超えた場合は1,000円につき5マイルのマイル換算
>>詳細はこちら
まとめ
同じクレジットカードを2枚以上所有することはできませんが、別会社のゴールドカードや、同じ会社の別のゴールドカードを所有して、ゴールドカードを複数枚所有することは可能です。
一般カードに比べて優待サービスや特典が充実しているゴールドカードを複数枚所有すると、ゴールドカードによって異なる優待サービスやポイント還元率を使い分けることができます。
ただし、複数枚所有することで年会費を枚数分支払うため出費がかさみ、利用限度額が大きいためきちんと管理しないと思わぬ出費に繋がるリスクがありますので注意しましょう。
ゴールドカードを複数枚所有するなら、普段使いしやすいセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード、お買物やエンタメ・レジャーで使える特典の充実したSAISON GOLD Premium、お買物でマイルがたまるMileagePlus セゾンゴールドカードなどがおすすめです。
ぜひ、ゴールドカードを複数所有して上手く使い分けていきましょう。