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マスターカードの特長やメリット、年会費無料のおすすめカードも紹介!

クレジットカードには国際ブランドがあり、Mastercard(以下「マスターカード」)も国際ブランドのひとつです。マスターカードは、国際ブランドのなかでも加盟店舗数が多く、世界中のお店でクレジットカード決済ができるメリットがあります。
本記事では、マスターカードの特長やメリットを解説します。また、年会費無料で持てるおすすめのマスターカードのクレジットカードも紹介するので、ぜひ参考にしてください
マスターカードが選べるおすすめの年会費無料クレジットカード
Contents
記事のもくじ
マスターカードとは?
マスターカードとは、クレジットカードの国際ブランドのひとつです。国際ブランドは、世界中でクレジットカード決済を可能にする決済システムのことで、代表的な国際ブランドにはマスターカードのほか、下記の4つがあります。
● Visa
● JCB
● American Express(アメリカン・エキスプレス)
● Diners Club(ダイナースクラブ)
各国際ブランドの加盟店は世界中にあり、それぞれの国際ブランドに加盟している店舗で、同じ国際ブランドのクレジットカードを利用できます。例えば、マスターカードに加盟している店舗では、マスターカードのクレジットカードで決済できます。
国際ブランドの2つのカテゴリ
国際ブランドは、大きく2つのカテゴリにわかれており、「決済カードブランド」と「T&E(Travel & Entertainment)カードブランド」があります。それぞれのブランドには、以下のような特徴があるため、覚えておきましょう。
カテゴリ | 特徴 | 国際ブランド |
---|---|---|
決済カードブランド | 決済機能をメインとした国際ブランド | Visa、マスターカード、JCB |
T&Eカードブランド | 旅行やエンターテインメント関係のサポート・サービスが充実した国際ブランド | American Express、Diners Club |
また、決済カードブランドのマスターカードとVisaは、決済システムのみ提供しており、プロパーカード(自社発行のクレジットカード)を発行していません。そのため、マスターカードとVisaのクレジットカードは、カード会社が発行する提携カードのみになります。
一方、JCBやT&EカードブランドのAmerican Express、Diners Clubは、提携カードのほかにプロパーカードの発行も行っています。
マスターカードの特長とメリット

ここでは、マスターカードのクレジットカードを持つメリットをご紹介します。クレジットカードの申し込みを検討している方は、参考にしてください。
世界中にある多く店舗で利用できる
マスターカードは、Visaに続いて世界シェア2位の国際ブランドといわれており、世界中に加盟店があります。そのため、世界中のお店やホテル、レストランなどでマスターカードのクレジットカードを利用できるメリットがあります。
とくに、旅行や出張などで海外に行く機会が多い方は、マスターカードのクレジットカードを持っておくと、カードを使えないことが少ないため便利でしょう。
マスターカードだから利用できるケースもある
クレジットカードは、同じ国際ブランドに加盟している店舗でのみ利用が可能ですが、一般的に複数の国際ブランドに加盟している店舗が多いため、マスターカード以外のカードでも利用できるケースが多いです。
しかし、なかにはマスターカードのみに加盟している店舗もあり、マスターカードのクレジットカードだから利用できるケースもあります。
例えば、アメリカ発祥の会員制倉庫型スーパー「コストコ」では、マスターカードのクレジットカードのみ決済が可能です。コストコは広い店内に輸入商品やオリジナル商品などが豊富に陳列されており、リーズナブルな価格で購入できるため、一度に大量の商品を購入する方も多いのではないでしょか。
マスターカードのクレジットカードを持っていれば、商品を大量購入した際に現金ではなく、カードでの支払いも選択できます。また、クレジットカードで支払うと利用金額に応じてポイントが貯まるため、現金払いよりお得にお買物ができます。
海外キャッシングが使いやすい
クレジットカードは、申し込みの際にキャッシング枠の設定が可能です。キャッシング枠を設定すれば、国内はもちろん、海外でのキャッシングも可能になります。海外キャッシングを活用すれば、渡航先で多額の現金を持ち歩く必要がないため便利です。
マスターカードのクレジットカードは、「Mastercard」のマークのほか、「Cirrus」のマークのCD(※)、ATMでキャッシングが可能なため、キャッシングに対応したCD、ATMが多いです。
(※)CDとは、Cash Dispenser(キャッシュディスペンサー/現金自動支払機)のことです。カードローンやクレジットカードのキャッシングなど、現金の支払いや引き出しに関する機能が備わっています。
Priceless Japan(プライスレス・ジャパン)が利用できる
マスターカードでは、マスターカード会員のみが利用できる特典として、国ごとにお店やレストランなどで特典が受けられる「プライスレス・シティ」を提供しています。
日本でも、2015年7月より、「プライスレス・ジャパン」が開始され、ショッピングや旅
行、飲食、エンターテインメントの4つの分野に関して、それぞれ特別な体験やイベントへの参加、格別の優待サービスを提供しています。
例えば飲食の分野では、アジア太平洋地域各国の主要都市の提携レストランで食事をする際、メイン料理がひとつ無料になります。
また、旅行の分野ではマスターカードで決済を行うことで、Agodaでの宿泊料金が最大12%オフになります。
マスターカードが選べるおすすめのクレジットカードは「マスターカードを持つならセゾンカードがおすすめ」の章で説明していますので、ぜひご覧ください。
(※)2021年12月現在
マスターカードの注意点
マスターカードのクレジットカードを持っていれば、世界中でカード決済ができたり、プライスレス・ジャパンを利用できたりとメリットがあるものの、いくつか注意しておきたい点があります。
まず、マスターカードのクレジットカードは、基本的に世界中で利用できますが、ごくまれに利用できないお店もあるので、注意しましょう。
また、先に紹介したように、マスターカードはプロパーカードを発行していないことにも注意が必要です。
一般的にプロパーカードはサービスが充実していたり、発行停止になるリスクが少なかったりなどのメリットがあるため、プロパーカードを持ちたいと考える方もいると思います。しかし、マスターカードは提携カードのみになることを覚えておきましょう。
ただし、提携カードでもカード会社独自のサービスを利用できるため、提携カードだからといってサービスが劣るわけではありません。
2枚クレジットカードを持つなら異なる国際ブランドを選ぼう!
マスターカードのクレジットカードを持つ際は、ほかの国際ブランドのカードも持っておくと、より便利です。ただし、クレジットカードの枚数が多くなりすぎると管理に手間がかかるため、マスターカードともうひとつ別の国際ブランドのクレジットカードの2枚持ちがおすすめです。
ここでは、クレジットカードの2枚持ちをおすすめする理由を解説していきます。
クレジットカードが使える店舗が増える
異なる国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、カード決済が可能な店舗が増えるというメリットがあります。マスターカードは使えなくても、ほかの国際ブランドは使えるケースがあるため、2枚持っておいたほうがよいでしょう。
とくに、Visaは世界シェア1位といわれており、マスターカードと同様にクレジットカードを使える店舗が多いため、おすすめのブランドです。
海外キャッシングの選択肢が増える
海外キャッシングの可能なATMが増える点もクレジットカードを2枚持ちするメリットです。日本とは違い、土地勘のない海外ではキャッシングに対応したATMを探すのに苦労することが多いです。
マスターカードのみの場合だと、せっかくATMを見つけてもマスターカードに対応していなければ、再度探す必要があります。以下に国際ブランドごとの海外ATMのマークをまとめましたので、参考にしてください。
国際ブランド | ATMのマーク |
---|---|
マスターカード | Mastercard、Cirrus |
Visa | Visa、PLUS |
JCB | JCB |
American Express | American Express |
マスターカードを持つならセゾンカードがおすすめ
マスターカードの発行を検討している場合はセゾンのマスターカードがおすすめで、セゾンのマスターカードには、マスターカードのメリットとセゾンカードのメリットの両方が詰まっています。
セゾンカードでは有効期限がない「永久不滅ポイント」が貯められます。貯まったポイントはギフト券や欲しい商品に交換することができます。
さらにセゾンカードなら、ポイントが貯まりやすい券種もあり、インターネットショッピングをする際に「セゾンポイントモール」を経由してお買物をすれば、最大でポイントが30倍貯まることも見逃せません。
以下では年会費無料のおすすめカードと初年度無料のおすすめカードを紹介しますので、カード発行の際に参考にしてください。
SAISON CARD Digital
申し込み審査完了後、最短5分で公式アプリ「セゾンPortal」上に発番されるセゾンカード Digital。発番後は、すぐにオンラインショッピングや電子マネーへの登録が可能です。
セゾンPortal上でカードのデザインを変更できるため、その日の気分に合わせてお好みのカードデザインを選べる点も魅力です。
後日郵送で届くプラスチックカードを使って、ICチップ付きのクレジットカードと同じように実店舗でのカード決済ができます。プラスチックカードは券面にカード番号の記載がないナンバーレスカードのため、他人からカード番号を盗み見される心配もありません。
また、SAISON CARD Digitalでは以下のような特典やサービスを利用できます。
● 「優待のあるお店」という特典利用で、全国各地の水族館やレストラン、ホテルなどが優待価格で利用可能
● オンラインショッピングの際は「セゾンポイントモール」の利用で最大30倍の永久不滅ポイントを獲得可能
上記のように、日々のお買物から休日のお出かけまで幅広いシーンで活用できる特典やサービスが付帯したおすすめのカードになっています。
セゾンカードインターナショナル Digital
セゾンカードインターナショナル Digitalは、セゾンカードインターナショナルのデジタルカードです。
審査完了から最短5分でセゾンカード専用アプリの「セゾンPortal」にカードが発行され、すぐに利用できます。
ホテルなどの優待を受けられるなど、お得な特典が付帯しています。
また、SAISON CARD Digitalは家族カードの発行に対応していませんが、セゾンカードインターナショナル Digitalなら、年会費無料で家族カードの発行も可能です。
家族カードは、本カードとほぼ同等のサービスを受けられますし、ポイントも一本化されるため、永久不滅ポイントが貯まりやすくなります。
ご自身のクレジットカードを作りたい方はもちろん、家族でカードを持ちたい方にもおすすめです。
ゴールドカードセゾン
ゴールドカードセゾンは、年会費は11,000円(税込)で、初年度は年会費無料で利用できます。
西武やロフト・無印良品などのお店で本カードを利用すると、永久不滅ポイントが2倍貯まるので、よく利用する方であればポイントが貯めやすいかもしれません。
また、適用条件を満たすことで海外・国内とも最大で3,000万円を補償してくれる旅行傷害保険も付帯しています。
さらに、セゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードという別のゴールドカードを年会費2,200円(税込)で発行できるのが、非常に大きな特長です。
セゾンゴールド・アソシエ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは永久不滅ポイントが国内の利用で1.5倍、海外で2倍になります。
しかも、補償内容はゴールドカードセゾンの方が手厚くなっています。それぞれのカードの特長を活かして使い分けができます。
ザ・リッツカールトン東京やコンラッド東京・京都ホテルオークラをはじめとした、一流ホテルに優待価格で宿泊できます。
ほかにもホームセキュリティサービス「ALSOK」やハーツレンタカーなど、さまざまなジャンルの優待が付帯しているので、シチュエーションを問わずに活躍してくれます。
月額330円(税込)で宿泊・グルメ・レジャー・エンタメなどの豊富な特典を利用できる「トク買」は、日々の生活に活力をくれるアクセントになるでしょう。
国際ブランドはMastercard以外に、VisaとJCBからも選ぶことができるので、マスターカードをすでにお持ちの方の場合は、別の国際ブランドでカードを発行するという選択肢も考えられるでしょう。
まとめ
マスターカードは、クレジットカードの国際ブランドのひとつです。マスターカードのクレジットカードには利用できる店舗が多かったり、会員限定のプライスレス・ジャパンを利用できたりと、多くのメリットがあります。
一方、大きなデメリットはありませんが、マスターカードはプロパーカードがなく、提携カードのみとなることを覚えておきましょう。
また、マスターカードのクレジットカードを探している方は、年会費が永久無料で保有でき、お買物特典も付帯した「SAISON CARD Digital」と「セゾンカードインターナショナル Digital」や、お得な年会費でもう1枚別のゴールドカードを発行できる「ゴールドカードセゾン」をご検討ください。
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