空港ラウンジサービスは、ゴールドカードやプラチナカードのようなグレードの高いカードに付帯されているサービスです。

ゴールドカードのなかには、空港ラウンジサービスが付帯されていないものもありますが、プラチナカードだと付帯されているケースが大半です。

また、プラチナカードの種類によって利用できる空港ラウンジに違いはあるものの、プラチナカードでは「プライオリティ・パス」に年会費無料でお申し込みできることが多くあります。

プライオリティ・パスにお申し込みいただくと、海外・国内の空港で専用のラウンジサービスが利用できます。

空港ラウンジは「特別な待合室」であり、広々とした空間に大きめのソファーや1人用の椅子がいくつも並んでいます。

付近には軽食やアルコールを含むドリンクが用意されており、ラウンジ利用者は好きなものを無料で楽しめます(一部有料のものもあります)。

マッサージチェアやシャワールームが備わっているラウンジもあり、くつろいだりリフレッシュしたりするのに便利です。

また、ビジネスエリアでは専用Wi-Fiのほか個室・半個室を利用できる場合があり、出発前の打ち合わせや資料の最終確認にも役立ちます。

それぞれの方がフライト前の時間を有意義に過ごすための場所が、空港ラウンジと言えるでしょう。

ラウンジやクレジットカードによっては、同伴者も無料で施設を利用できる場合があります。

有料の場合もあるため、事前に公式サイトをチェックしたり、電話で問い合わせたりして確認しておきましょう。

なお、後述する「プライオリティ・パス」でラウンジを利用する場合、同伴者に関しては有料です。

「プライオリティ・パス」とは、世界中の空港ラウンジをお得に利用できる有料会員サービスで、飛行機を利用する機会が多い方にとって便利なサービスです。

プライオリティ・パスの会員種別はスタンダード、スタンダード・プラス、プレステージの3つがあり、それぞれ以下のように年会費や空港ラウンジを利用する際の料金が異なります(※)。

プラチナカードによっては、上記の会員種別のうち「プレステージ会員」に年会費無料でお申し込みできる特典が付帯されています。プレステージ会員本人は、何回でも無料で対象の空港ラウンジを利用できます。

プライオリティ・パスは、専用サイトからお申し込みいただけます。手続きが順調に進めば、1〜3週間ほどでプライオリティ・パス会員証が登録されている住所に届く流れが一般的です。

クレディセゾンのプラチナカードを利用して「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」にお申し込みされる場合は、クレディセゾン会員専用のオンラインサービス「Netアンサー」から行えます。

また、カード裏面のインフォメーションセンターへ問い合わせることでも、お申し込みが可能です。ただし、カードを手元に用意したうえでカード会員本人が連絡する必要があります。

「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」は即時発行が可能で、海外旅行や出張の当日でも利用可能です。

なお、2025年11月4日(火)より、クレディセゾンのプライオリティ・パスのサービスは、「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」での提供に変更されました。

2025年12月1日(月)以降、「プライオリティ・パス」会員カードは利用できないため、「プライオリティ・パス」会員カードをお持ちの方は、変更手続きを行いましょう。 

プライオリティ・パスで空港ラウンジを利用する場合、ラウンジ受付にてプライオリティ・パスの会員証(※)と当日の搭乗券を提示します。事前予約は不要です(一部のラウンジでは事前予約が可能)。

当日飛行機に乗ることを証明できれば良いため、搭乗券ではなくeチケットの控えなどでも差し支えありません。

会員証と搭乗券を提示したあとは、ラウンジの利用人数を確認し、カードをスキャンします。端末にてサインを行い、控えのレシートを受け取れば手続きは完了です。

なお、ラウンジを利用する際に料金が必要な場合でも、その場で料金を請求されることはなく、後日クレジットカードから自動的に引き落とされます。

また、ラウンジによってはドレスコードが定められている場合があるのでご注意ください。

例えば、北アイルランドのジョージ・ベスト・ベルファスト・シティ空港にあるAspire Loungeでは、服装規定が「スマートカジュアル」であり、サッカーのユニフォームなどは着用禁止です。

事前にプライオリティ・パスの公式サイトで、入場する予定のラウンジの服装規定をチェックしておきましょう。

(※)2025年12月1日(月)以降は、デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)のみ利用可能です。

プライオリティ・パスの会員グレードがスタンダード、スタンダード・プラス、プレステージのいずれであっても、同伴者に関しては原則有料です。2025年11月時点では、同伴者の利用料金は、通常1人につき1回35米ドルとされています。

なお、クレディセゾンのプラチナカードなどをお持ちの場合は、2025年11月4日(火)より優待割引が適用されて、同伴者料金はお一人につきご利用料金35米ドルでご利用いただけます(一部、最大同伴者の人数が設けられているラウンジがございます)。

また、同伴者が乳幼児などの場合は例外的に無料となるケースもあるため、事前にプライオリティ・パス公式サイトで詳細を確認しておきましょう。

プラチナカードで利用できる空港ラウンジは、カードによりさまざまです。以下では、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを例に、利用できる空港ラウンジを紹介します。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、現在、北海道から沖縄までの43ヵ所の国内主要空港のラウンジを無料で利用できます(2025年11月時点)。

プラチナカードを保有していると、全国各地の空港ラウンジで搭乗の待ち時間をリラックスした空間で過ごせます。また、各空港ラウンジで地域の特色あるサービスを受けられる点も魅力です。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードはハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のほか、 「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」に対応する海外空港ラウンジを利用可能です。

例えば、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港では、フードカウンターやバーカウンターが設置された「Primeclass Lounge(プライムクラス ラウンジ)」を始め、数ヵ所の空港ラウンジを利用できます。

プライオリティ・パスは、世界中で新規のラウンジが次々と追加されており、利用できるラウンジは日々拡大しています。プラチナカードのラウンジ特典は、海外渡航の多い方におすすめの付帯サービスです。

空港など旅行の際に活躍する特典が付帯される点もプラチナカードの特長です。

付帯される内容はプラチナカードにより異なりますが、例えばセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードには以下の特典が付帯します(2025年11月時点)。

● 国際線手荷物宅配サービス(往路・復路ともにスーツケース1個まで無料、2個目以降は15%OFF)
● 国内線手荷物配送サービス(東京・舞浜・沖縄エリア限定で、配送料金50%OFF)
● コートお預かりサービス優待(1着無料、2着目以降は20％OFF)
● ハイヤー送迎サービス優待(成田国際空港・羽田空港と東京23区間で特別料金)

長距離の航空移動は、できるだけ負担を減らして臨みたいところです。手荷物の煩わしさから解放されるなどプラチナカードには多くのメリットがあります。

プラチナカードで空港ラウンジを利用する際には、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。ここからは、空港ラウンジ利用時のポイントを紹介します。

プラチナカードの特典として空港ラウンジを利用する場合は、搭乗券に加えて対象のカードをラウンジ受付時に提示する必要があります。対象のカードを忘れてしまうと、空港ラウンジを利用できないので注意しましょう。

なお、プライオリティ・パスの対象ラウンジを利用する場合は、搭乗券とプライオリティ・パスの会員証が必要です(※)。

(※)2025年12月1日(月)以降は、デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)のみ利用可能です。

空港ラウンジは、利用者が快適に過ごせるようにいくつかの利用規則が設けられています。例えば、以下の行為は多くの空港ラウンジの利用規則にて制限されています。

● 過度な飲酒
● 臭いがあるものの飲食
● 指定された場所以外での携帯電話での通話
● 指定された場所以外での喫煙
● ラウンジ内で提供された飲食物・備品の持ち出し

利用規則の詳細は、各航空会社の公式サイトから確認できます。空港ラウンジの利用時は事前に利用規則に目を通し、現地でうっかり規則を破らないように気をつけましょう。

空港内に設置されている空港ラウンジは、複数の場所にあるのが一般的です。目的の空港ラウンジにスムーズにたどり着けるよう、利用予定のラウンジの具体的な場所は事前に確認しておきましょう。

また、保安ゲートの通過後は基本的に戻れないので注意してください。目的の空港ラウンジが保安ゲートを通過する前のエリアにあるにもかかわらず、保安ゲートを通過してしまうと、目的の空港ラウンジを利用できなくなってしまいます。

ラウンジの場所が「保安ゲートを通過する前のエリア」にあるのか、それとも「保安ゲート通過後のエリア」にあるのかを事前に調べておきましょう。

空港ラウンジをよく利用する方には、プライオリティ・パスに無料でお申し込みいただけるプラチナカードがおすすめです。
クレディセゾンが発行するクレジットカードで「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」に無料でお申し込みいただけるのは、「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」と、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の2種類です。

これらのカードには「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」以外にもさまざまなメリットがあるので、以下で詳しくお伝えします。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの特長は、次のとおりです。

● 年会費が33,000円(税込)の、クレディセゾンでグレードが高いプラチナカード
● 「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」に年会費無料でお申し込みできる(※1)(※2)(※3)
● カードショッピングの利用時は国内・海外ともに2倍の永久不滅ポイントが貯まる(※4)(※5)
● 国内旅行傷害保険が付帯、条件を満たせば海外旅行傷害保険も付帯(※6)
● 毎週木曜日に全国のTOHOシネマズで映画をお得に楽しめる「セゾンの木曜日」
●「セゾンフクリコ」が入会費・年会費無料で利用可能

年会費は33,000円(税込)です。加えて、年会費3,300円(税込)で家族カード(ファミリーカード)を発行できます。

空港ラウンジ特典が充実しており、「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」に年会費無料でお申し込みいただけます(※1)(※2)(※3)。海外旅行や出張が多い方に最適です。
また、海外旅行中の事故(※6)について最高1億円(※7)まで、国内旅行中の事故について最高5,000万円(※7)まで補償される旅行傷害保険が付帯しています。

ポイントプログラムも魅力で、国内・海外問わずショッピングで通常の2倍永久不滅ポイントが貯まります(※4)(※5)。

毎週木曜日に全国のTOHOシネマズで映画を1,200円(税込)で鑑賞できる「セゾンの木曜日」や、全国25,000以上の施設を最大66％OFFで使える「セゾンフクリコ」などが利用可能です。
アメリカン・エキスプレス(R)・カード保有者向けの優待・キャンペーン情報をまとめた「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用すれば、魅力的な特典を見つけられます。季節の特集や期間限定の情報も掲載されているので、定期的にチェックしましょう。

(※1)通常年会費 469米ドル(プレステージプラン)
(※2)別途「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」へのお申し込みが必要となります。
(※3)プライオリティ・パスのプラン内容はカードによって異なります。
(※4)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※5)小数点以下は繰り上げになります。
(※6)航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
(※7)傷害死亡・後遺障害保険金額

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「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の特長は、以下のとおりです。

● 年会費は初年度無料、翌年度以降33,000円(税込)
● 追加カードは最大9枚まで発行可能(1枚につき年会費3,300円(税込))
● 複数のビジネス優待がセットになった「ビジネス・アドバンテージ」
● 法人向け顧問弁護士サービス「リーガルプロテクト」の優待(※1)
● 「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」が年会費無料(※2)(※3)(※4)
●「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」に登録可能
● プラチナカードならではの「コンシェルジュ・サービス」や「旅行傷害保険(※5)」なども利用可能

年会費は初年度無料、2年目以降は33,000円(税込)で利用できます。

個人用カードとの主な違いは、ビジネス利用に特化した機能と優待が充実している点です。「ビジネス・アドバンテージ」ではレンタカーや宅配サービス、ビジネス情報誌の定期購読サービスなど、さまざまな経費を優待価格で利用できます。

加えて、「リーガルプロテクト」など、法務面でのサポートも受けられます(※1)。

引き落とし口座を「個人名義口座」と「法人名義口座(代表者名併記のもの)」から選べるほか、最大9枚までの追加カードを社員用として発行できるため、会社の経費管理がスムーズになるでしょう。

また、ビジネス用カードでありながら、「SAISON MILE CLUB(セゾンマイルクラブ)」を優待価格のサービス年会費5,500円(税込)で利用できる点も特長です。出張が多い方はJALマイルを効率的に貯められます。

空港ラウンジ特典は個人カードと同様に充実しており、「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」に年会費無料でお申し込みいただけます(※2)(※3)(※4)。

旅行傷害補償や海外でのサポート体制なども手厚いため、海外出張の際にも安心の1枚です。

海外ショッピングでは通常の2倍(1,000円につき2ポイント)の永久不滅ポイントが貯まるため、事業で使う物品やサービスを購入する際もお得です(※6)(※7)。

「セゾンの木曜日」や「セゾンフクリコ」などのエンタメ・レジャー特典は、個人カードと同様に利用できます。ビジネスとプライベートの両方で活躍する1枚です。

(※1)顧問契約に関するご相談ではない場合、弁護士との面談時に、相談料金が発生する可能性がございます。
(※2)通常年会費 469米ドル(プレステージプラン)
(※3)別途「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」へのお申し込みが必要となります。
(※4)プライオリティ・パスのプラン内容はカードによって異なります。
(※5)海外旅行傷害保険は、航空券代や宿泊費などの支払いに本カードを利用した場合に適用されます。
(※6)一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。
(※7)小数点以下は繰り上げになります。

＞＞詳細はこちら

プラチナカードで利用できる空港ラウンジに関して、よくある質問を紹介します。不明な点がある際の参考にしてください。プラチナカードで利用できる空港ラウンジに関して、よくある質問を紹介します。不明な点がある際の参考にしてください。

空港ラウンジのサービス内容は、ラウンジによりさまざまです。

一般的に、リラックスできるソファーや椅子、ドリンクや無線LAN、フライトインフォメーションやコンセントを利用できるデスクなどが提供されます。

プライオリティ・パスとは、世界に広がる1,700ヵ所以上の空港ラウンジをご利用いただけるサービスです。スタンダード、スタンダード・プラス、プレステージの3つの異なるグレードがあります。

プライオリティ・パスの対象ラウンジで、会員証(※)と搭乗券を提示してください。搭乗券がない場合は、eチケットの控えなどでも代用可能です。

なお、事前に電話などで予約する必要はありません。

(※)2025年12月1日(月)以降は、デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)のみ利用可能です。

同伴者も利用可能ですが、ラウンジやクレジットカードによって、無料の場合もあれば有料の場合もあります。事前に公式サイトなどで確認しておきましょう。

なお、プライオリティ・パス会員の同伴者がラウンジを利用する場合の料金は、通常、1回35米ドルです。

プラチナカードには空港ラウンジサービスが付帯されており、プライオリティ・パスにお申し込みできるることも多いため、「プラチナカードを持っていれば空港ラウンジを利用できる」と考えておいて問題ありません。

クレディセゾンのプラチナカードの場合「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」に年会費無料でお申し込みいただけます(※1)(※2)(※3)。会員本人は無料で何回でもプライオリティ・パス会員向けラウンジを利用できます。

プラチナカードで空港ラウンジを利用したい、特典やサービスを活用したいとお考えの場合は、ぜひ保有を検討してはいかがでしょうか。

なお、本記事では、クレディセゾンが発行する2種類のプラチナカードの特典内容などを紹介しました。

プラチナカードの特長や特典などについてより詳しく知りたい方は、「プラチナカードにはどんな特典がある？イメージや特長を詳しく紹介」こちらも参考にしてください。

(※1)通常年会費 469米ドル(プレステージプラン)
(※2)別途「デジタル会員証(プライオリティ・パス アプリ)」へのお申し込みが必要となります。
(※3)プライオリティ・パスのプラン内容はカードによって異なります。
(※)「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。