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クレジットカードのレシートを捨てても大丈夫?発行目的や捨てる際の注意点も解説
クレジットカードで支払った際のレシートの捨てるタイミングがわからず、いつの間にかいっぱいにたまったレシートで財布が膨れてしまっているという経験がある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、クレジットカードのレシートが発行される目的、レシートと利用履歴が合わなかったときの対処法、レシートを捨てるときの注意点を解説します。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードのレシートが発行される目的
店舗でクレジットカード払いをすると必ず手渡されるレシートですが、このレシートは何のために発行されるのでしょうか。クレジットカードのご利用時にレシートを発行する目的を解説します。
クレジットカード会社の利用明細と照合するため
クレジットカードのレシートの発行目的はカード会社の利用明細と照らし合わせて、間違いがないかを確認するためです。
基本的に、カード会社の締め日から1~2週間すると、WEB上でクレジットカードの利用明細が確認できるようになります。もし紙明細を希望されている場合は、送られてくる明細書で利用明細を確認できます。
セゾンカードの場合は、引き落とし日の前月20日前後より順次明細書が発送されます。Netアンサー内の明細書も紙明細と同様に20日ごろに更新されます。WEB入会した方は設定を変更しない限り全数WEB明細となっております。
明細が確認できるようになったら、クレジットカード利用時に受け取ったレシートと照らし合わせて、利用日や利用金額が合っているかを確認しましょう。
利用明細とレシートの内容が合っていれば、レシートは処分しても問題ありません。レシートを処分する際の注意点はのちほど詳しく説明します。
オンラインショッピングの場合は注文確認メールで確認を
オンラインショッピングの場合はお客様控えのようなレシートではなく、注文受付メールにお支払い方法、利用金額、利用者名などが書かれています。希望する場合は、利用明細をPDF形式でダウンロードできる場合もあります。
またコインパーキングなどの無人精算機でも、クレジットカード決済が可能なところは領収書の発行に対応しています。
「お客様控え」のレシートがなくても、これらのもので利用内容を確認できるので、クレジットカード会社の利用明細と照らし合わせて確認しましょう。
クレジットカード払いで領収書は発行できる?
クレジットカード払いでお買物やサービスの利用をした際には、レシートは発行されますが、原則として領収書は発行されません。
領収書とは、金銭(主に現金)の取引を証明するためのものです。クレジットカード払いは現金の取引ではないため、店舗側はクレジットカード払いに対して領収書を発行する義務がありません。
一部の店舗ではクレジットカード払いでも領収書を発行してくれるケースがありますが、クレジットカード払いである旨が記載されていると、金銭の受領事実が確認できないため、印紙税法上の領収書には該当しないため注意しましょう。
レシートには日付や店舗名、決済方法、レジ担当者名、商品名、金額、消費税などが細かく記載されています。一方、領収書では金額に加えて宛名が追記できますが、商品名をはじめとする詳細は記載されません。
税法上では、レシートと領収書のどちらでも経費にできます。ただし、企業の経費処理や、特定の手続きでは、レシートではなく領収書の提出を求める場合があるため注意しましょう。
利用明細と照合できなかった場合の対処法
カード会社の利用明細と手元のレシートを照らし合わせたときに利用した覚えのない利用履歴が見つかると、不正利用の可能性があります。利用した覚えのない明細を見つけた場合どうするべきなのか、対処法を紹介します。
「利用店名」と実際に利用した店舗名が異なる場合
カード会社の利用明細を確認していると、自分の利用した覚えのない店舗名が「利用店名」として記載されている場合があります。それは、実際に利用したお店が決済代行会社を経由してクレジットカード処理を行っているからかもしれません。
不正利用されたかもと慌てずに、まずは日付と金額を確認しましょう。日付と金額が合っているのであれば、「利用店名」と実際に利用した店舗名が異なっていても問題ありません。
不安な場合はレシートに記載されている電話番号に問い合わせることで、利用した店舗名などを確認できる場合もあります。
海外に行っていないのに海外利用と明細に書かれている場合
海外に行っていないのに利用明細で海外利用となっている場合も、不正利用とは限りません。インターネットの有料サイトや通信販売のご利用代金、セキュリティソフトのダウンロード代金など、WEBサイト運営会社が海外にある加盟店の場合、明細書には海外ご利用分として表示される場合があります。
インターネットでカード番号を入力した覚えがないか、Eメールで決済完了通知がきていないかなどを確認しましょう。
それでも身に覚えがない場合はカード会社に問い合わせる
原因不明の身に覚えのない明細がある場合は、カード裏面にある連絡先電話番号に電話して相談しましょう。
カード情報を不正取得された場合は、カード会社が状況を調べてくれます。そして調査の結果、明らかに他者による不正利用の場合は、利用分をカード会社が補償してくれる場合があります。
セゾンカードの場合は、明らかに他者による不正利用があった場合、連絡した日を含めて61日前までさかのぼった利用分が補償の対象となります。
クレジットカードのレシートを捨てる時の注意点
要らなくなったクレジットカードのレシートを処分する際にもいくつか注意すべき点があります。レシートを捨てる際には、以下のことに注意して捨てるようにしましょう。
「不要レシート入れ」には捨てない
クレジットカードのレシートは、受け取ってすぐにレジ付近に置いてある「不要レシート入れ」などに捨てないようにしましょう。
レシートには、クレジットカードのレシートにはカード番号の下4桁や有効期限、カード会社名、国際ブランドなどのカード情報が記載されています。一部ですが個人情報が載っているため、不要な場合でも自宅まで持ち帰るようにしましょう。
カード情報がわからないようにして捨てる
捨てる際には手でちぎったり、シュレッダーにかけたりするなどして、カード情報がわからないようにして破棄しましょう。
たとえ自宅であっても、そのまま捨てるのは不正利用のリスクがあるため、避けたほうが良いでしょう。
セゾンカードならスマートフォンアプリで利用明細の確認が可能
セゾンカードなら、セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」で利用明細を確認できます。アプリ上では利用明細の確認以外に、各種お手続きも可能です。
レシートを捨ててしまった場合や、手持ちのレシートと照合したい場合でも、お手持ちのスマートフォンですぐに確認できます。
また、アプリ上では利用通知サービスも設定可能です。利用通知サービスをONにしておけば、カードの利用があるたびに通知が届くため、不正利用の早期発見にも役立ちます。
クレジットカードの発行を検討している方は、ぜひセゾンカードをご検討ください。今回は、セゾンカードのなかでも、初年度年会費無料で発行できる「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」を紹介します。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、年会費が初年度無料で、2年目以降は1,100円(税込)で利用できるクレジットカードです。なお、前年に1円以上の利用で翌年度の年会費が無料になります。
お申し込み開始から、最短5分でセゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」にカード番号が発番されるデジタルカードがあり、オンラインショッピングや電子決済がすぐに利用可能です。
後日、カード番号や有効期限、セキュリティコードが記載されていない完全ナンバーレスカードが郵送で届きます。ICチップ付きのため、一般的なクレジットカードと同様にスーパーやコンビニなどで利用できるカードです。
特定の条件を満たすと永久不滅ポイントがアップする優待特典が付帯します。そのほか、毎週木曜日に全国のTOHOシネマズでお好きな映画を1,200円(税込)で鑑賞いただけるお得なサービスの「セゾンの木曜日」もあります。
セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」からクーポンを取得いただき、WEB(インターネットチケット販売“vit®”)または劇場でのチケット購入時にクーポンをご利用いただくことで特別料金で映画鑑賞が可能です。
なお、永久不滅ポイントはJALのマイルやANAのマイルと交換できるため、マイルをためたいと考えている方は詳細をチェックしてみましょう。
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まとめ
クレジットカードのレシートの取り扱いに関するポイントは以下の3つです。
①クレジットカードのレシートは必ず自宅に持ち帰る
②カード会社の利用明細と照らし合わせて、利用金額に間違いがないかを確認する
③不要になったレシートは、カード情報がわからないようにちぎるなどして破棄する
クレジットカードのレシートを正しく扱うことで、安心・安全・便利なキャッシュレスライフを楽しみましょう。
また新たにクレジットカードのお申し込みを検討している方にはクレディセゾンのクレジットカードがおすすめです。
クレディセゾンのアメリカン・エキスプレス(R)・カードなら、お買物のたびに永久不滅ポイントが貯まり、クレジットカードならではのサービスも充実しています。クレジットカードの発行を考えている方は、ぜひご検討ください。
(※)「アメリカン・エキスプレス」は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。(株)クレディセゾンは、アメリカン・エキスプレスのライセンスに基づき使用しています。










