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クレジットカードは本人以外の受け取り不可?簡易書留との違いや不在時の対応を解説
クレジットカードを受け取れるのは多くの場合、本人だけですが、仕事や学校で平日の昼間は本人が不在でカードの受け取りが難しいこともあります。
家族と一緒に住んでいるなら、その家族が代わりに受け取ってもらいたいと思うことでしょう。実は、クレジットカードを受け取る際のルールはクレジットカード会社の発送方法によって異なります。
本記事では、クレジットカードの受け取り方法について詳しく解説します。
Contents
記事のもくじ
クレジットカードは「郵送」または「店頭」で受け取り可能
クレジットカード会社によって異なりますが、基本的にクレジットカードを受け取る方法は大きく分けて2つあります。
● 自宅への郵送
● 店頭での手渡し
まずは、クレジットカードの受け取り方法を確認しましょう。
自宅への郵送
自宅への郵送は、一般的なクレジットカードの受け取り方法です。郵送でクレジットカードを受け取る場合は、クレジットカード会社によって3種類の発送方法があります。
● 佐川急便の「受取人確認サポート」
● 日本郵便の「本人限定受取郵便」
● 日本郵便の「簡易書留」
どの発送方法でクレジットカードが届くかによって受け取りできる方が異なるため、事前に把握しておくと良いでしょう。なお、発送方法と受け取りできる方の関係については後述しているので、そちらも参考にしてください。
店頭での手渡し
クレジットカード会社によっては、店頭・カウンターでクレジットカードの手渡しや、最短即日発行をしています。
例えばクレディセゾンの場合、WEB申し込み後にセゾンカウンターでセゾンカードを受け取ることが可能です。
店頭やカウンターでクレジットカードを受け取る際は、クレジットカード会社によって必要書類や手続きが異なるため、事前に確認しておきましょう。
セゾンカウンターでのカードの受け取り方
セゾンカウンターでのカードの受け取りを選択する場合、審査結果メール到着後より7日以内にセゾンカウンターで受け取る必要があります。期日までにセゾンカードの受け取りが難しい場合は、自宅への郵送または状況によって解約となります。
また、一部対象のセゾンカードは、事前にWEB申し込みを済ませておけば最短で即日発行が可能です。
セゾンカウンターでセゾンカードを受け取る際は、以下のものが必要になるので忘れずに持参しましょう。
● 受付番号(メールにて事前に通知)
● 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
● 金融機関の届け印
● キャッシュカード・通帳などの口座番号がわかるもの
なお、即日発行ができるのは「最短即日カード発行対応」のセゾンカウンターのみです(※)。
最短即日カード発行対応のセゾンカウンターの一部は以下となりますのでご参考ください。
セゾンカウンターの場所や営業時間の詳細は下記のリンクを参照ください。
(https://www.saisoncard.co.jp/cdatm/)
ただし、審査の状況によっては即日発行できない場合があります。また、19:30以降のインターネット申し込みは翌日扱いとなりますので、セゾンカードの即日発行を希望する方は、時間に余裕を持って申し込みましょう。
(※)最短即日で発行できるセゾンカードが対象です。
クレジットカードを受け取れるのは原則本人のみ
クレジットカードを新規で発行した場合、カードの受け取りができるのは「原則、本人のみ」です。
郵送で受け取る場合は、日本郵便の「本人限定受取郵便」または、佐川急便の「受取人確認サポート」で届きます。どちらも受け取りは本人のみとなるため、家族や同居人が代わりに受け取ることはできません。
本人が不在でクレジットカードを受け取れない場合は再配達となり、ポストや宅配ボックスに投函されることもないので覚えておきましょう。
なお、クレディセゾンの場合、初めてセゾンカードを発行したときは「本人限定受取郵便」で発送されます。
簡易書留なら本人以外も受け取り可能
郵送で受け取る場合、初めてクレジットカードを発行するとき以外は、簡易書留でカードが届くことがあります。簡易書留に関しては、本人以外の受け取りが可能です。
例えばクレディセゾンの場合、セゾンカードの更新や2枚目の発行は簡易書留で発送されます。本人以外でも受け取りが可能なため、家族や同居人が代理で受け取ることも可能です。
クレジットカード会社によって異なる発送方法と必要書類
郵送でクレジットカードを受け取る場合、どの発送方法になるのかはクレジットカード会社によって異なります。各発送方法でクレジットカードを受け取れる方と受け取り時に必要な書類は、以下のように異なります。
受取人確認サポート | 本人限定受取郵便 | 簡易書留 | |
---|---|---|---|
受け取れる方 | 本人 | 本人 | 本人、もしくは同居している人物 |
必要書類 | 顔写真付きの公的証明書1点 | 顔写真付きの公的証明書1点 | なし |
受取確認サポートや本人限定受取郵便は本人以外の受け取りができないため、必ずご自身が在宅している時間帯に届けてもらえるように時間を調整しましょう。
また、どちらも本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)が1点必要になります。
なお、「顔写真付き公的証明書1点」は、主に以下の書類です。
● 運転免許証(船員手帳、小型船舶操縦免許証なども含む)
● マイナンバーカード
● 在留カード
● 特別永住者証明書
不在でクレジットカードを受け取れなかったときは?
クレジットカードを受け取れなかったときは、「不在連絡票」または「本人限定受取郵便物の到着のお知らせ」が投函されています。指示に従って再配達依頼をするか、郵便窓口まで行ってクレジットカードを受け取りましょう。
なお、保管期限を過ぎてしまったクレジットカードは、クレジットカード会社に返送されます。返送されたクレジットカードは、クレジットカード会社のインフォメーションセンターなどに連絡を取って、再送してもらうしかありません。
再送は一定期間が経過してしまうと受け付けない場合もあるため、早めに連絡をしましょう。
クレジットカードを申し込んでから受け取るまでの期間
クレジットカードを申し込んでから受け取るまでの期間は、クレジットカード会社や申し込んだカードの種類によって異なります。
例えばセゾンカードはインターネットから申し込んだ場合、店頭で申し込んだ場合、郵送で申し込んだ場合で受け取るまでの日数に大きな差があります。
インターネット申し込み | 店頭申し込み | 郵送申し込み |
---|---|---|
・ 郵送で受け取るなら 最短3~7営業日後にカードを発送 ・ 店頭受け取りなら最短即日発行 |
・ 郵送で受け取るなら 最短3~7営業日後にカードを発送 ・ 店頭受け取りなら最短即日発行 |
申込書がセゾンに到着後、3週間~1ヵ月ほどで自宅へ郵送 |
インターネットや店頭での申し込みだと、一部対象のセゾンカードなら最短即日発行も可能ですが、郵送での申し込みだと時間がかかってしまいます。すぐにセゾンカードが必要な方は、即日発行をおすすめします。
クレジットカードを受け取ったらするべきこと
クレジットカードを受け取ったら最初にするべきことは、会員名の確認と、裏面への自筆サインです。サインはご自身の証明となり、裏面のサインがないとクレジットカードは利用できません。
会員名などの必要な情報をチェックする際は、特に名前のローマ字表記が間違っていないかチェックしましょう。ローマ字表記が間違っていると、海外で利用するときにトラブルになる可能性があります。一般的に、正しいローマ字表記はパスポートなどで採用されているヘボン式ローマ字のため、パスポートのローマ字表記と合わせるようにしましょう。
名前などが間違っている場合は再発行依頼となります。クレジットカード会社にもよりますが、インターネットの会員サービスに登録しておけば、再発行依頼などが簡単に行えます。
クレディセゾンの場合は「Netアンサー」というインターネットサービスがありますので、セゾンカードを受け取ったら登録、ログインをしてみましょう。
クレディセゾンのデジタルカードなら最短即日発行に対応
クレディセゾンでは、お申し込み開始から最短5分でクレディセゾン公式スマートフォンアプリ「セゾンPortal」上に発行されるデジタルカードをご用意しています。
クレディセゾンのデジタルカードであれば、プラスチックカードを受け取る前にネットショッピングでのお買物や、スマホ決済を利用してお買物を楽しむことが可能です。
また、後日郵送で「完全ナンバーレスカード」のプラスチックカードが届き、通常のクレジットカードと同様に実店舗でのカード決済もできます。プラスチックカードの受け取り方は、通常のクレジットカードと同様です。
以下では、クレディセゾンのおすすめのデジタルカードを紹介します。
SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)
SAISON CARD Digitalは、年会費無料で保有できるデジタルカードです。国際ブランドはVisa、Mastercard(R)、JCB、American Expressがあるため、ご自身の使いやすい国際ブランドを選択できます。
すぐにオンラインショッピングを楽しみたい方や、クレジットカードの維持費を気にすることなく利用したい方におすすめです。
>>詳細はこちら
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カードDigital
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード Digitalは初年度年会費無料、2年目以降は1,100円(税込)で保有できるデジタルカードです。年1円以上のショッピング利用で翌年度の年会費が無料になる優遇があります。
QUICPay™(クイックペイ)の利用で最大2%相当(※1)(※2)のポイント還元率になるため、特に普段からQUICPayをよく利用する方におすすめです。
(※1)適用には、諸条件があります。詳細はカードお申し込みページをご確認ください。
(※2)1ポイント最大5円相当のアイテムと交換の場合となります。
>>詳細はこちら
よくある質問
ここでは、クレジットカードの受け取りに関するよくある質問を紹介します。
Q1 クレジットカードを受け取れるのは原則本人のみ?
受取方法はクレジットカードを申し込んだときに選択できますが、原則として受け取れるのは本人のみです。
Q2 クレジットカードを不在で受け取れなかったときは?
クレジットカードを受け取れなかったときは、「不在連絡票」または「本人限定受取郵便物の到着のお知らせ」が投函されています。指示に従って再配達依頼をするか、郵便窓口まで行ってクレジットカードを受け取りましょう。
Q3 クレジットカードを受け取ったらするべきことは?
クレジットカードを受け取ったら最初にするべきことは、会員名の確認と、裏面への自筆サインです。サインはご自身の証明となり、裏面のサインがないとクレジットカードは利用できません。
Q4.クレジットカードを受け取れなかった場合、いつまでに受け取れば良い?
郵便局、佐川急便ともに、郵便物の保管期間は原則、7日間です。初回配達日から7日目以降は差出人に返送される可能性があるため、7日以内に受け取ることをおすすめします。
クレジットカードの受け取りのまとめ
クレジットカードは自宅への郵送か店頭での手渡しで受け取れます。自宅で受け取るときは発送方法にもよりますが、写真付き公的証明書が必要な場合もあるため、事前に用意しておきましょう。
なるべく早くクレジットカードを受け取りたい場合は即日発行に対応するクレジットカードがおすすめです。
クレディセゾンではお申し込み開始から最短5分で発行できるデジタルカードをご用意しています。すぐにクレジットカードを利用したい方は、クレディセゾンのデジタルカードをご検討ください。
(※)「QUICPay」「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。