海外キャッシングと外貨両替はどっちが良い?手数料の違いやお得な利用方法を徹底解説
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海外キャッシングはその仕組みを知り、賢く活用することで両替手数料よりもコストを抑えることができ、海外旅行の強い味方になります。
本記事では、そんな海外キャッシングについておすすめしたいポイントや外貨両替との違い、具体的な利用方法まで詳しく解説します。
実際、旅慣れた方やビジネスで頻繁に海外に出かける方のなかには、海外キャッシングを賢く活用しているという方も多くいます。これから海外旅行に行く機会がある方は、ぜひ本記事を参考に、海外キャッシングを検討してください。
また、海外旅行に行く場合に必要な航空券の燃油サーチャージ(2026年2月1日から2026年3月31日分まで)についてもご案内を更新しています。文末に記載しましたので、参考にしていただけると幸いです。
海外キャッシング(クレジットカード)とは

「海外キャッシング」とは、クレジットカードのキャッシング機能を使ってATMやキャッシュディスペンサーから現地通貨を引き出すことができる便利なサービスです(※)。海外で手持ちの現金がない場合や、不慣れな立地で両替所が見つからないという場面では特に重宝します。
キャッシングの利用方法を知っておくと非常に便利です。ただし、注意点もありますので、メリットとデメリットの両方を知って、海外旅行の際に利用するかどうか検討することをおすすめします。
- 利用するためには、事前にキャッシングサービスご利用可能枠を設定し、暗証番号を確認しておく必要があるので注意してください。
海外キャッシングのメリット
海外キャッシングは、海外の現地通貨を必要な分だけ直接引き出すことができるので、両替の手間もかからず便利です。海外キャッシングのメリットとしては、下記の4つの点が挙げられます。
- 現地の空港ATMや街中のATMからお金を引き出せる
- 少額から利用できる
- 両替所を探す必要がない
- 両替よりお得になる場合もある
1.〜3.のメリットにあるとおり、海外キャッシングであれば、キャッシングに対応している(VisaやMastercard(R)などの国際ブランドマークが付いている)ATMで、安心・安全にお金を引き出すことができます。
4.の「両替よりお得になる場合もある」というメリットは、外貨両替との違いで詳しく説明します。
海外キャッシングのデメリット
海外キャッシングには、下記のようなデメリットもあります。
- ATM手数料がかかる場合がある
- ATMによって一度に引き出せるお金に限度がある
- 利息がかかる
1.の手数料は、クレジットカード会社によってかからない場合や料金が異なるため、事前に調べておくのが良いでしょう。
2.については、キャッシングを利用できる上限額に注意が必要です。クレジットカードのキャッシング枠には限度額があります。また、海外のATMで一度に引き出せる金額が制限されている可能性もあるため、事前に行き先のATMの情報を調べておきましょう。
WEBサイトで調べる場合、「国名 キャッシング 限度額」などで検索すると関連する記事が見つかるので、参考にすると良いでしょう。
3.の利息については、後半で詳しく説明します。
海外キャッシングとデビットカードによる引き出しとの違い

国際ブランド付きのデビットカードは、クレジットカードの海外キャッシングと同様に渡航先のATMを利用して現地通貨を引き出すことが可能です。
ただし、海外キャッシングとデビットカードを利用した引き出しでは、下記の点が異なります。
●海外キャッシング:借り入れ
●デビットカード:ご自身の口座から引き出し
海外キャッシングは借り入れとなるため、ご自身の口座に預金残高がなくても利用可能です。
一方、デビットカードを利用してATMで現地通貨を引き出す場合、ご自身の口座に預金残高がなければ現地通貨を引き出すことができません。
なお、デビットカードによる引き出しは利息がかかりませんが、海外キャッシングと同様にATM手数料や海外事務手数料がかかります。また、国際ブランドによって手数料率が変わることもあるため、注意が必要です。そのほか、一部のATMでは所定の利用料がかかる場合もあります。
旅先で外貨両替(両替所)を利用するポイント

外貨両替で両替所を利用する場合、日本で事前に両替する方法と旅先で両替する方法がありますが、世界的に流通量の多い米ドルやユーロ以外の外貨は、現地の両替所を利用した方がお得になるケースが多いです。
両替所は、空港や大手ホテル、街中にあります。国や通貨によって両替所のレートにかなり差があるので、相場と手数料をしっかり確認しておくようにしましょう。
両替のメリット
両替のメリットは、下記の点が挙げられます。
- キャッシングではないので、利息がかからない(その分手数料がかかる)
- 限度額に制限がないため、一度に多くの金額を両替できる
1.にあるように、両替所は所持しているお金を海外通貨へ換えるサービスのため、利息はかからず返済する必要もありません。
また、2.のように国によっては、キャッシングで1日に引き出せる限度額が決まっている場合があるため、現金が大量に必要な場合は便利です。
両替のデメリット
日本は治安が良い国の上位にランキングされている国です。旅先では常に周囲に気を配りましょう。両替の際には、以下の点にも気をつけましょう。
- 両替する場所によって為替レートが大きく異なる
- 多くの現金を持ち歩くのは危険な場合もある
- 両替手数料がかかる
1.は、空港、大手ホテル、街中のどこで両替するのかによって為替レートが大きく異なります。街中の両替所の方がレートが相場よりも低い場合もありますが、贋金(にせがね)の場合など安全性に欠ける部分が注意点です。
また、「両替した外貨が適切なレートで交換されているか」「人と人のやり取りになるため、間違いがないか」をその場で確認するなど注意が必要です。
2.は国の治安による部分もありますが、日本ほど安全な国は多くはありません。街中での両替は特に周囲に注意を払いましょう。
3.については、いわずもがな両替にも手数料がかかります。両替する金額のなかに手数料が含まれていることを知っておきましょう。
海外キャッシングと外貨両替との違い
海外キャッシングと外貨両替には、費用(手数料や利息)と利用できる場所に大きな違いがあります。海外に行く予定がある方は、両者の違いを把握したうえで、どちらが良いのか検討しましょう。
以下では、それぞれの違いを詳しく解説します。
費用(手数料や利息)の違い
外貨両替(両替所)は、両替する通貨によって1通貨あたりの手数料が異なります。主な通貨の1通貨あたりの手数料は下記のとおりです。
- 2026年2月25日時点の外国為替公示相場と外貨両替相場によるものです。
| 通貨 | 公示相場(日本円から外貨へ) | 両替相場(日本円から外貨へ) | 1通貨あたりの手数料 |
| 米ドル | 156.83円 | 158.63円 | 1.80円 |
| 英ポンド | 214.40円 | 222.40円 | 8.00円 |
| ユーロ | 184.96円 | 187.46円 | 2.50円 |
| カナダドル | 115.34円 | 122.34円 | 7.00円 |
| スイスフラン | 202.36円 | 206.36円 | 4.00円 |
| オーストラリアドル | 112.25円 | 119.95円 | 7.70円 |
| ニュージーランドドル | 95.01円 | 101.71円 | 6.70円 |
| 韓国ウォン(100通貨単位) | 11.02円 | 12.32円 | 2.00円 |
| 香港ドル | 20.35円 | 22.35円 | 2.00円 |
| シンガポールドル | 123.82円 | 128.82円 | 5.00円 |
| タイバーツ | 5.11円 | 5.50円 | 0.39円 |
一方、海外キャッシングは、国内でキャッシングを利用するときと同様に利息が発生します。金利は、一般的に「年率14%〜18%程度」が多く、通貨によって金利が変化することはありません。
また、キャッシングの利息は年率で表示されていますが、実際には借りた日から返済した日までの日割り計算となるため、帰国後すぐに一括返済を行えば、利息を抑えることが可能です。
借入日から返済日までの期間が短ければ短いほど利息額も少なくなるため、早めに返済できるのであれば、海外キャッシングを利用した方がお得になる場合があります。
利用できる場所
海外キャッシングは世界主要都市の空港や駅、銀行のATMまたはキャッシュディスペンサーを利用して現地通貨を引き出すことが可能です。利用できる場所が多いため、現地通貨を調達しやすい傾向があります。
一方、外貨両替は国内外の銀行や空港、両替所で行うことができます※。ただし、渡航先によっては円から現地通貨に両替できない場合があるため、事前に確認が必要です。
- 外貨両替が可能な場所には「EXCHANGE」の表示があります。
海外キャッシングと外貨両替はどちらが良い?

海外キャッシングと外貨両替のどちらが良いかは、状況によって異なります。ただし、海外キャッシングは早期返済することで、外貨両替の手数料よりも利息が少なくなる場合があります。
以下では、具体例として10万円を米ドルに換える場合の比較を紹介します。
日本の空港で米ドルに両替する場合
2026年2月25日時点、日本円から米ドルへの公示相場は156.83円、両替相場は158.63円であり、1通貨あたりの手数料は1.8円です。
日本の空港で10万円を米ドルに両替する場合の換金額と両替手数料は下記のとおりです。
| 換金額 | 両替手数料 |
| 630.39ドル(100,000÷158.63) | 1,135円(100,000÷158.63×1.8) |
海外キャッシングで米ドルを引き出す場合
キャッシングの利息は「キャッシング利用金額×利率(実質年率)÷365日(うるう年は366日)×利用日数」で計算されます。
そのため、海外キャッシングで10万円相当分を米ドルで引き出した場合、利息は完済するまでの日数によって異なります。下記は10日後、20日後、30日後にキャッシング利用分を全額返済した場合の費用です。
| 完済日 | 換金額※1 | 利息+ATM手数料※2 |
| 10日後 | 637.63ドル(100,000÷156.83) | 713円 |
| 20日後 | 637.63ドル(100,000÷156.83) | 1,206円 |
| 30日後 | 637.63ドル(100,000÷156.83) | 1,699円 |
- 1 2026年2月時点の日本円から米ドルへの公示相場(156.83円)を基準としています。実際の円換算レートは国際ブランドによって異なります。
- 2 1年を365日、年率18%で試算した場合の金額です。
- 2 ATMキャッシングの返済(入金)利用時の利用手数料として、10,001円以上の場合の利用手数料220円(税込)を足して試算した場合の金額です。
上記の場合、海外キャッシングを利用しても10日後に全額返済できれば、外貨両替を行うよりも手数料がお得になります。
為替レートは日々変化するため、海外に行く際は為替レートを確認し、手数料を抑えることができる方法を選択すると良いでしょう。
海外キャッシングの利用方法

4つのステップで、海外キャッシングの利用方法をご紹介します。ATMの種類や設置している国によっては操作方法が異なる場合もあるため、ご注意ください。
- 対応している国際ブランドがあるか確認する
- ATMにクレジットカードを挿入する
- 言語を選択する
- 暗証番号を入力して現地通貨を引き出す
【注意!】
ATMから離れる前に操作画面が「初期画面」に戻っていることを必ず確認するようにしてください!
ATMによっては、取引終了の操作をするまでは続けて操作ができるタイプがあり、初期画面に戻っていないと次の人に不正利用されてしまう可能性があるため、注意が必要です。
利用時の注意点
海外キャッシングを利用するときには、日本のキャッシングと異なる点も多くあります。慣れない海外でのキャッシング時にトラブルが発生しても、慌てずに対応できるようにしておきましょう。以下のポイントを事前に踏まえ、そのための準備をしておくのが良いでしょう。
● キャッシングの利用限度額に達していると利用できない。 → 利用前には必ず利用限度額を確認する。(国内キャッシングも同様)
● キャッシング利用時には暗証番号の入力が必要になる。 → 暗証番号を暗記もしくはメモする。(国内キャッシングも同様)
● ATMトラブル時の連絡先を確認する。 → すぐに連絡できるようにメモしておく。
キャッシングご利用分の早期返済方法

海外キャッシングと外貨両替の違いや、両替手数料や利息について述べてきましたが、いかがでしたでしょうか?
キャッシングは早期返済をすることで、利息を抑えることが可能です。
ここからは、セゾンカードやUCカードでキャッシングをした場合の早期返済の方法について紹介します。
支払日の前に、海外キャッシングサービスの早期返済をする場合は、以下の4つの方法があります。
✓ 振込入金(指定充当)
✓ コンビニ入金
✓ 提携金融機関ATM入金
✓ 口座引落(増額払い)
なかでも振込入金(指定充当)は、請求未確定分のご利用残高を支払うことができるため、非常に便利です。
【振込入金(指定充当)ご利用方法】
1)インターネットサービス「Netアンサー」またはセゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」へログイン
・インターネットサービス「Netアンサー」
以下よりログインのうえ、「振込入金(指定充当)」をご選択ください。
振込入金(指定充当)のお手続きはこちらから
・セゾンカードのスマートフォンアプリ「セゾンPortal」
以下の手順でご利用ください。
アプリTOP > 右下のメニュー > お支払金額の変更 > 入金方法の選択 > 振込入金(指定充当)
2)振込金融機関(みずほ銀行または三井住友銀行)を選択
3)返済したい債権・金額を同一名義ご契約カードごとに指定して入金受付を行う
4)指定口座へ入金受付金額をお振り込み
提携金融機関ATM入金をご検討の方は、提携先金融機関ATMでキャッシングご利用分の一部返済が可能です。
ご入金にはATM利用手数料がかかるほか、返済する債権はお選びいただけません。
また、ATMでのご返済は1,000円以上、1,000円単位となります。

おすすめはこのカード!

海外に行く際には、セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードが海外でのサポートやサービスが充実していておすすめです。
年齢や利用状況によってご自身にフィットしたクレジットカードを選ぶ参考にしてください。

クレジットカード選びに迷ったら
もし、どのクレジットカードを選べば良いか迷ったら、旅行保険付きセゾンカード一覧ページを参考にしてください。
カード選びにおけるポイントは以下の2つです。
- よく利用するお店(商業施設や映画館、お気に入りのブランドなど)が優待の対象になっているかどうか。
- 複数のブランド(American Express、Visa、Mastercard(R)、JCB)のカードを持つ場合、それぞれのカードで貯まったポイントを合算できるかどうか。
例えばセゾンカードなら、複数ブランドのカードのポイントを永久不滅ポイントにまとめられます(ただし、海外キャッシングのご利用はポイントが付かない点にはご注意ください)。

まとめ

「キャッシング」という言葉の印象で、つい利用するのをためらいがちな海外キャッシングですが、賢く利用すれば便利でお得なサービスです。旅行後に早めに返済した場合、外貨両替よりも海外キャッシングの方がお得なケースもあります。
両替手数料とキャッシングの利息との違いを確認したうえで、海外キャッシングと外貨両替のどちらを選ぶのか一度考えてみませんか?本記事が楽しい海外旅行の一助となれば幸いです。
貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
★2026年2月以降の燃油サーチャージ

燃油サーチャージは常に変動するため、海外旅行を計画している方はこの費用も知っておくと良いでしょう。
日本航空(JAL)の旅行開始国が日本の場合の燃油特別付加運賃(1旅客1区間片道あたり)
2026年2月1日から3月31日ご購入分までのお一人様1区間あたりの料金は以下のとおりです。
| 対象エリア | 適用額 |
| 韓国・極東ロシア | 3,000円 |
| 東アジア(除く韓国・モンゴル) | 7,400円 |
| グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(※1) | 9,500円 |
| タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(※2) | 15,500円 |
| ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ | 18,500円 |
| 北米・欧州・中東・オセアニア | 29,000円 |
(※1)イルクーツク
(※2)ノヴォシビルスク
なお、2026年4月1日から5月31日までのご購入分に関しては、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカエリアのみ17,800円となり、ほかのエリアは上記と同じ金額が適用されます。
全日空(ANA)の旅行開始国が日本の場合の燃油特別付加運賃(1旅客1区間片道あたり)
2026年2月1日から3月31日ご購入分までのお一人様1区間あたりの料金は以下のとおりです。
| 路線 | 日本円 |
| 韓国・ロシア(ウラジオストク) | 3,300円 |
| 東アジア(韓国を除く) | 9,400円 |
| ベトナム・グアム・フィリピン | 10,500円 |
| タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア | 16,300円 |
| ハワイ・インド・インドネシア | 20,400円 |
| 欧州・北米(ハワイ除く)(※)・中東・オセアニア | 31,900円 |
(※)旅行開始国が日本で、成田-メキシコシティ線利用の場合はご購入地点にかかわらず以下のとおりです。
(2026年2月1日以降発券分)11,600円























