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NFCとは?スマートフォンやICカードをかざすだけで決済できる便利な機能について解説!

NFCとは?スマートフォンやICカードをかざすだけで決済できる便利な機能について解説!

日本政府がキャシュレス決済の普及を推進していることもあり、お買物の際にスマホ決済サービスや電子マネーといったキャッシュレス決済を行う方が増加しています。
キャッシュレス決済サービスでは、スマートフォン端末やICカードに搭載されている「NFC」と呼ばれる技術が使用されており、かざすだけで瞬間的に支払いが完了するので便利で快適です。
本記事では、スマホ決済などで利用されている「NFC」という技術について解説し、AndroidやiPhoneにおける活用方法やクレジットカードを紐付けてお得にショッピングする方法をご紹介いたします。

近距離無線通信技術「NFC」とは?

近距離無線通信技術「NFC」とは?

NFCとは、かざすだけで周辺機器との無線通信を可能にする技術・規格です。「Near field communication」の略称であり、日本語では「近距離無線通信」と訳されています。

現在、数多くのスマートフォン端末やICカードにNFC規格に対応したICチップが組み込まれており、決済や近距離通信に利用可能です。

NFCとFeliCaの違い

日本ではスマートフォン端末やICカードに「FeliCa」が広く搭載されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。FeliCaはNFCの一種であり、「Type-F」とも呼ばれます。
NFC規格は1種類ではありません。FeliCaのほかにもさまざまな種類が存在します。以下に示すものは、現在広く使われているNFC規格の例です。

■Type-A
ISO 14443の規格に沿ったものであり、比較的安価です。taspo(タスポ)やNTTのICテレフォンカードなどに使用されています。

■Type-B
Type-Aと同様にISO 14443の規格に沿っていますが、CPUが内蔵されているため高速処理ができるのが特長です。高セキュリティのため、パスポートや運転免許証、住民基本台帳カード、マイナンバーカードなどに使用されています。

■FeliCa(Type-F)
こちらもISO 14443の規格に沿っています。反応速度やセキュリティの面で優れているという特長があり、交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)や電子マネー(Edyやnanaco、iD、QUICPayなど)で使用されています。

■ISO/IEC 15693
主に物流業界で商品を管理するためにRFID(ICタグやICラベル)として使用されているものです。今後、IoT(Internet of Things)の発展により、利用が広まっていくことが期待されています。

上記のように、NFC規格に対応した技術にはいくつかの種類が存在し、目的に応じて最適なものが選択されています。

スマートフォンに搭載されたNFCを使用する場面

スマートフォン端末に搭載されたNFCは、主にお買物の決済時に利用されています。NFC搭載スマートフォンに電子マネーを紐付けておけば、読み取り端末にかざすだけで決済可能です。

またNFCは決済だけでなく、「Android Beam」などスマートフォン同士の近距離データ通信でも活用されています。NFCを使えば、パスワードを入力せずに周辺機器とペアリングもできるので便利です。

iPhoneのNFC活用方法

iPhoneにおけるNFCの主な活用方法には、以下の2つがあります。

■Apple Pay:非接触決済サービスを利用できる
■モバイルSuica:プラスチックカードを持たずにスマートフォンひとつで通学・通勤できる

それぞれ詳しく解説していきます。

クレジットカードを登録したApple Payを使うと決済が便利になる

iPhoneにはNFC規格に対応したICチップが組み込まれており、NFCを使った非接触型決済サービス「Apple Pay」を利用できます。

Apple Payの利用方法は、事前に「Wallet」アプリからクレジットカードの情報を登録しておき、店頭でApple Pay対応の決済端末にスマートフォンをかざすだけで支払いが可能です。

現金を持ち歩く必要がないだけでなく、利用額に応じてクレジットカードのポイントも貯まるので、日々の支払いがよりスマートでお得になります。

モバイルSuicaを利用すればスマホひとつで通勤・通学が可能

iPhoneでは、WalletアプリによってApple Payと「モバイルSuica」を連携させることも可能です。iPhone 8以降の全モデル(日本で販売されている端末の場合は、iPhone7以降)にはFeliCaモジュールが標準搭載されており、Apple PayにモバイルSuicaを連携させれば、スマートフォン端末をかざすだけで、駅の改札を通過できます。

モバイルSuicaを利用すれば、プラスチックカードを持たずにスマートフォンひとつで通勤・通学ができるので便利です。いつでもSuicaの残高確認をしたり、Apple Payに登録しているクレジットカードからSuicaにチャージしたりできるので、iPhoneをお持ちの方はモバイルSuicaを利用してみてはいかがでしょうか。

一部AndroidスマホにもNFCの一種であるFeliCaが搭載

Androidは「FeliCa ICチップ」が搭載されている機種が多いことが特徴です。FeliCaが搭載されたAndroidでは、「おサイフケータイ」を利用できます。

おサイフケータイを使えばスマートフォンひとつでショッピングを楽しめる

おサイフケータイとは、携帯電話・スマートフォンによる非接触型決済サービスです。交通系電子マネー(Suicaなど)やEdy、nanacoといった電子マネーによる決済が可能となり、スマートフォンひとつで快適にショッピングを楽しめます。

またiDやQUICPayにクレジットカードを紐付けておき、おサイフケータイ機能(FeliCaチップ)で決済することも可能です。ポイントカードや会員証にも登録できるので、FeliCaが搭載されたAndroidをお持ちの方はおサイフケータイを利用してみてはどうでしょうか。

スマホ決済にはセゾンのクレジットカードがおすすめ

スマホ決済を利用するなら、セゾンのクレジットカードがおすすめです。スマートフォンひとつでショッピングができるだけでなく、1,000円(税込)のショッピング利用につき1ポイント(最大5円相当)の永久不滅ポイントも貯められます。

セゾンのクレジットカードはさまざまな種類の決済サービスに紐づけることができるので、ご自身に適したものを選択できます。

セゾンが対応しているスマホ決済サービス

セゾンのクレジットカードを登録することが可能なスマホ決済サービスの例は以下です。

■iPhoneの場合:Apple Pay、モバイルSuica、PayPay など
■Androidの場合:セゾンiD、QUICPay、モバイルSuica、モバイルPASMO、PayPay など

PayPayは、現時点ではNFCを使った決済に対応していませんが、「ユーザーの声に応じて検討する」とアナウンスされています。
各種スマートフォン決済サービスアプリにセゾンのクレジットカード情報を紐付けておけば、快適なキャッシュレス生活が実現します。

よくある質問

Q1 「NFC」とは?

NFCとは、かざすだけで周辺機器との無線通信を可能にする技術・規格です。「Near field communication」の略称であり、日本語では「近距離無線通信」と訳されています。

Q2 NFCとFeliCaの違いは?

日本ではスマートフォン端末やICカードに「FeliCa」が広く搭載されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。FeliCaはNFCの一種であり、「Type-F」とも呼ばれます。

Q3 スマートフォンに搭載されたNFCを使用する場面は?

スマートフォン端末に搭載されたNFCは、主にお買物の決済時に利用されています。NFC搭載スマートフォンに電子マネーを紐付けておけば、読み取り端末にかざすだけで決済可能です。

NFCは今後さらに活用されていく

NFC規格にはいくつかの種類が存在します。残念ながら、現在は世界各地で普及している規格が異なるため、海外旅行の際には不便かもしれません。しかし、互換性をもたせるための仕様開発が推進されているので、今後は便利になっていくことが期待されます。

また「モノのインターネット」と呼ばれるIoT(Internet of Things)の発展によって、決済以外でもNFCの利用が広がっていくことが予想されています。すでに物流業界を中心に、商品の管理を行うためのRFID(ICタグやICラベル)としてNFCが利用されていますが、今後はより多くの分野・領域で利用が進んでいくことでしょう。

NFCが搭載されたスマートフォンで各種決済アプリにセゾンのクレジットカード情報を紐付けておけば、スマートフォンひとつで快適にショッピングができて永久不滅ポイントも貯まるのでお得です。簡単に紐付けられるので、セゾンのクレジットカードをお持ちの方は登録してみてはいかがでしょうか。

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