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国⺠年⾦の⼀番お得な⽀払い⽅法とは?クレジットカード払いの注意点

国⺠年⾦の⼀番お得な⽀払い⽅法とは?クレジットカード払いの注意点

日本国内に住む20~60歳の人々は国民年金保険料を支払う義務があります。
通常、毎月納付するか、3カ月分か半年分、あるいは1年分や2年分をまとめて払うことができるほか、様々な支払い方法の中には、利用すると割引があることはご存知ですか?
納付手段も1種類ではなく、現金払い・口座振替・クレジットカード払いなどから選ぶことができます。

今回は、国民年金に関する基礎知識、国民年金をお得に支払うことができる「クレジットカード払い」のメリット、そして気を付けるべき注意点について解説していきます!

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国⺠年⾦は誰が⽀払うもの?義務はある?

国⺠年⾦は誰が⽀払うもの?義務はある?

■国民年金とは

国民年金とは、日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の人が加入し、ある一定の年齢に達した際や、障害、死亡などによって定められた年金を受け取ることができる制度です。

20歳から60歳までの40年間を満期とするのが基本ですが、この間に一時的に支払いが停止していた場合や、企業などに就職して厚生年金に加入した、あるいは公務員になって共済組合に加入した期間がある場合などは、年金として受け取る金額が変わります。

特別な事情があれば支払いは免除・減額されますが、それらについてはのちほど詳しく説明しますので、まずは基本的な枠組みから見ていきましょう。

■国民年金加入者の分類

20歳から60歳未満の国民年金加入者は、1号・2号・3号のいずれかに分類されます。

種別 対象者
1号被保険者 自営業者、会社に勤めていない個人事業主、学生など
2号被保険者

厚生年金保険の加入者(会社員など)

共済組合の加入者(公務員など)
3号被保険者 2号被保険者に扶養されている方
 参考:日本年金機構HP

国民年金以外の年金や共済に加入している人は2号、2号被保険者に扶養されている人は3号。それ以外の人は全て第1号被保険者に分類されます。

■国民年金の保険料

なお、国民年金の保険料は月額で決められ、毎年度見直しが行われます。
令和元年度は、月々16,410円となっています

第2号被保険者は、厚生年金保険料(または共済の保険料)として毎月徴収されている中に、「国民年金保険料」が含まれていますので、別途国民年金保険料を負担する必要はありません
第3号被保険者(年収が130万円未満)は、配偶者が加入している厚生年金や共済組合が一括して負担しているため個別に納付する必要がありません。
※日本年金機構HPより

国⺠年⾦の期限は?いつまでに⽀払えばいい?

国⺠年⾦の期限は?いつまでに⽀払えばいい?

国民年金の支払期限は、納付対象月の翌月末が期限となっています。
仮に、令和元年7月対象分の支払いであれば、8月末日までが支払期限になります。

納付期限までに払わず、その後も保険料の支払いがなかった場合、遺族年金や障害年金などが受注できなくなる恐れもあるためご注意ください。
参照:日本年金機構

■国⺠年⾦はいつまで払い続ける?期間は?

国民年金は20~60歳までの40年間払い続けます。
例えば、第1号被保険者として40年間国民年金のみを支払ってきた人であれば、平成31年4月分からの1年間の年金支給額は、満額で780,100円受け取ることが可能です
出典:日本年金機構HP

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国⺠年⾦の免除や減額の申請⽅法

国⺠年⾦の免除や減額の申請⽅法

国民年金の免除や減額を申請する方法は、下記のステップに沿って行います。

失業などで所得が大きく減った場合や、学生のため収入が少ないときなどは、免除や減額、猶予を申請することができます。

1.国民年金保険料 免除・納付猶予申請書に記入
居住地の役所や役場に設置されている「国民年金保険料 免除・納付猶予申請書」に記入します。
日本年金機構内のHPからダウンロードも可能

記入内容は、基礎年金番号や被保険者・配偶者の氏名、住民票に登録されている住所などです。

2.セルフチェックシートで記入内容の確認
セルフチェックシートをダウンロードし、「国民年金保険料 免除・納付猶予申請書」の記入漏れや記入ミスがないか確認します。

3.最寄りの役所や役場か最寄りの年金事務所に提出
記入が完了したら、最寄りの役所や役場か最寄りの年金事務所に提出します(郵送での提出も認められています)。

なお、本人控の用紙は提出せず、手元に保管しましょう。

免除や減額の申請しなかった場合は、実際に所得が減っていたとしても、「未納」として扱われてしまいます。

未納扱いになると、年金の受給期間に含まれないことによって年金支給額が減ったり、資産を差し押さえられて強制的に国民年金保険料を徴収されたりする場合があるため、ご注意ください。

■免除や減額の制度

免除や減額の制度は、昨年の所得がポイントとなっています。

種類 去年の所得額 年金支給額
全額免除 (扶養親族などの数+1)×35万円+22万円」未満 満額の1/2
3/4免除 78万円+扶養親族など控除額+社会保険料控除額など」 満額の5/8
半額免除 118万円+扶養親族など控除額+社会保険料控除額など」 満額の6/8
納付猶予 (扶養親族などの数+1)×35万円+22万円未満(※50歳未満)

満額

※追納した場合
 参考:日本年金機構HP

国⺠年⾦の支払い方法

国民年金の支払い方法については、主に下記があります。
1:現金払い
日本年金機構から送られてくる「納付書(国民年金保険料納付案内書)

2:口座振替
金融機関もしくは年金事務所に「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書兼国民年金保険料口座振替依頼書」を提出

3:電子納付
ATMやインターネットバンキング、モバイルバンキング、テレフォンバンキングが利用可能
※ご利用になる金融機関で利用可能かは確認が必要です

4:クレジットカード
「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」をお近くの年金事務所に提出します

せっかくなら少しでもお得に支払いたいと考える方も多いでしょう。その中でもおすすめの方法はクレジットカード払いです。そのメリットを解説していきます。

クレジットカード払いのメリットとは

クレジットカード払いのメリットとは

では、国民年金をクレジットカード払いするメリットは、いったいどのようなことがあるのか見ていきましょう。
1:前納で納付金額の割引が受けられる
現金払いでも対応していますが、「2年前納」「1年前納」「6カ月前納」と前払いをしていただくと、割引を受けることが可能です。

2:ポイントが貯まる
こちらが一番大きな点ではないでしょうか。クレジットカード支払いをすることで、ポイントを貯めることが可能です。前納で金額的な割引を受け、かつそのお支払いでポイントが貯まるのは魅力的です。

3:支払い忘れを防げる
近くのコンビニで支払うのを忘れてしまったなど、日常生活の中で忘れてしまうこともあると思いますが、事前にクレジットカードを設定しておけば未払いも防ぐことができます。

支払い義務のある国民年金ですので、金銭的に余裕があるときは、2年前納にてトータルの支払額を節約しつつ、クレジットカードで支払いポイントを貯めていくのがおすすめです!
詳しいメリットについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて確認しましょう。
関連記事:【国民年金の2年前納】クレジットカード決済なら約19,000円削減可能!

なお、クレジットカード払いを利用する際は、必要書類を年金事務所に提出(もしくは郵送)することが必要です。
※クレジットカード払いの申請書は、日本年金機構のHPからダウンロード可能です。

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国⺠年⾦は遡って⽀払い可能?

国⺠年⾦は遡って⽀払い可能?

「未納」扱いになると、支給額が減額されてしまうため、未納になっている期間がある場合は、遡って支払うことをおすすめします。
また、免除した期間の分だけ支給額が減額されるため、一時的に支払いが難しかっただけであれば、「追納」という方法で支払えば、支給額を増やすことができます。

免除や納付猶予で支払っていない年金は、支払対象月から10年以内、未納分は2年以内であれば、追納可能な期間となります。

なお、遡って支払った国民年金保険料は、支払った年の所得控除に加算することもできます。
※「追納」はクレジットカードでの支払いができませんので、ご注意ください。
追納や所得控除の詳細は、日本年金機構のHPにてご確認ください。

まとめ

国民年金保険料の支払いは、20~60歳までの日本国民に対する義務です。
「2年前納」かつ「クレジットカード払い」にすることによって、通常の毎月納付よりお得に支払うことができます。

ぜひこのご機会に、国民年金保険料をクレジットカード払いにして、賢く節税してみませんか。

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